山頭火 2006年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム 弘法坂の旧道を登りきったところに、「山頭火の句碑 風の丘公園」とあって、いつも気になりながら通り過ぎていた。この丘は新緑や紅葉が優しくきれいなのでいつもいいなあと思っている風景だ。思いきって車をとめて句碑を探した。「行き暮れて なんとここらの 水のうまさは」昭和11年5月信州佐久へ向かうと書いてあった。弘法坂旧道の途中に「弘法水」という湧き水があって、山頭火もこの水を飲んで句が浮かんだんだろうと思いをはせた。