ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

15歳

2024年02月14日 | 日記・エッセイ・コラム
今月初めに15歳のお客様が1人で来てくれました。
お客様のお孫さんで家族で何度か来てくれていた小学生でした。
駅から歩いて来た彼は170センチを優に超えた
ほっそりとしたお洒落な少年になって、5年ぶりにミューの玄関に現れました。
彼の印象は「普通・フラット」です。久しぶりに来たという感じではなく
当然のようにそこにいるのです。用事があって部屋に行くと可愛いスプレーボトルがあり「何なの?」と聞くと「香水」と。「えっ!香水つけるの」と私。中学生が香水つける時代になったんだ~
夜9時半ごろ彼から電話があり「今お風呂に入っているんだけど」と、何かあったのかと不安になりました。「バスタオル持ってくるの忘れたから」だって。前髪がカールしているので「テンパー?」違うと言う、かけたのだそうだ。お風呂セットの中に大きなチューブがあるのでこれはと聞くと洗顔フォーム、肌が汚いからと。
彼のおかげで今時の15歳の一面を知ることができ、ばあちゃんは楽しく面白い時間を過ごすことが出来ました。そして甘いことを言ってしまいました。良かったらもう一泊したら料金はいらないからと。そしたらまた面白い言葉が返ってきました。お客様無しだったので和室に泊まってもらっていましたが、和室にお客様が入ったので移ってもらうことを言うと、そのお客様が他の部屋に行けばいいのにと言う。そして大きい部屋が良いと、スリーベッドの部屋を選びました。悪びれる事もなく普通に言うのです。全く嫌な感じはなくどうしたらこんな子供に育つのだろうと羨ましく思いました。

彼が帰った翌日、久しぶりの大雪となり清里は雪国となりました。