「酒井家のしあわせ」を見て、一階上の会場で「フラガール」を見る前にパンフレットを買い忘れたからと下に降りた友人が、「7時から呉監督のトークショウがあるとかいてあった」と言う。「フラガール」が終わってから間に合いそうだから行こうという事にして、「フラガール」を見た。あの頃はみんな健気で一生懸命生きていたな~と、知らず知らずのうちに涙が出て止まらなかった。涙をふきふき階下にいき、一番前でトークショウの始まるのを待った。いとうせいこうが現れ、次にかわいい少女が現れて「呉監督です」と紹介されたのにはびっくり。29歳の監督とは聞いていたが、小学生と言われても通用しそうな人だった。私のいままでの映画監督像とは全く違い、いいなあ~こんな時代になったんだと思った。途中から主演者の1人友近も現われファンだという友人は大感激していた。そして2人でサインなんかしてもらい幸せな時間が終わった。