ここ2週間で庭全体が緑になり、木達も葉影を作るようになった。近くのやまなしの木も暖かい日が続いたらあっという間に咲いて散ってしまった。5月ももう下旬、お遍路に行ったことも遠い過去のような気がする。
道中記と思って書き始めたが、八十八ヶ所を回り終えたせいなのか私の中では完結してしまいもう振り返る気持ちになれなくなった。気持ちというのは不思議なものだ。心に残っていることだけを書きだすことにした。
○ 雲辺寺に一番近い「民宿岡田」のご主人、84歳と聞いてびっくり、若々しくとても笑顔の良い人、お客様に対して私もこうありたいと思った。
○ 車を止めて、飴玉2個を「喉が渇くかもしれないけど」と言って渡してくれた中年女性。
○ 無人の寒川駅で休憩してた時に会った今日で30日目と言う若いお遍路さん。野宿してみて普通のことが有難いことと思ったと言う。
○ 弥谷寺の500段の階段、きつかった~。昔、こんなところにどうやってお寺を立てたのかと思う。
○ 自分から挨拶してくれる中・高校生は男の子が多く不思議。今回だけではない。
続く