この夏、お客様がオカリナの演奏をしてくださることになり、アルバイトのスタッフがかわいい案内を作ってくれた。夕食後、ダイニングルームに美しいオカリナの音が響いた。この部屋は音の響きがよく、とても素敵な夕べになった。オカリナの生演奏を聞くのは初めてで、このおかしな形をした楽器の音に魅せられた。大きさもいろいろあり音の高さが違うそうだ。晩年、オカリナを始めたといっていた兄の顔がふと浮かんだ。
ハンモックが大人気。年配の女性のお客様も乗って、降りたくない気持ちといわれた。子供たちはゆらゆら揺らして、ブランコかゆりかごのようにして乗っている。おかあさん同士がお友達の２人の女の子も楽しそうでかわいくて思わずカメラを向けました。この夏お出でのお客様が何人もハンモック体験。仕事が終わった夜、少しだけと思って乗って夜空を見ていたら、涼しくて宙に浮いている気分がなんともいえず眠ってしまった。
子供のころ、夏の夕方になると御前橋の上に箒や竹箒を持って、「シャジャミこ～い、味噌くれる」と歌いながら飛んでくるシャジャミを捕って遊んだ。茶色の虫だったことしか覚えていないが、シャジャミの正式名称はなんだろうと、このところ思っていた。ひょんなご縁で、故郷で一緒にシャジャミを捕った幼馴染の家族が泊まりに来てくれた。聞いてみると彼も覚えていて、今でもいるが昔ほどはいないといっていた。一緒に来てくれた虫大好きの小学生のお孫さんに、シャジャミはいったい何者か調べて貰うことにした。（写真は夕べの満月）
となりの畑のトウモロコシたちも梅雨が開けて、夏の太陽を浴びてぐんぐん大きくなってきた。昨年もらったパラグアイで使ってたというハンモックを吊った。いたや楓の木にちょうど良く吊ることができた。今日から来てくれたアルバイトの大学生が、すっかり気に入って昼寝をしていた。去年、私もハンモックに乗ってみて、繭の中にいるような心地良さを感じた。