ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

11月18日

2008年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

002 少し早めに着いた私たちは、ほんとうにこの会場がいっぱいになるのかと心配した。開演5分前ぐらいにはどんどん人が入ってきて、少し安心。場内の明かりがドンという音がしたように消えて真っ暗になり公演は始まった。雲の上から地上を見ているような席だったが、ときめきと感動があった。広いドーム球場いっぱいにガンガンと鳴り響く音に、いろいろなものが洗い流されたようにすっきりとした。聞きながら私は「今は何年なんだろう」と思った。夢中になって聞いている私は完全に40年タイムスリップした。瞳がきらきらして20代の私がいた。コンサートが終わったときは「ありがとう」という気持ちでいっぱいだった。途中で会場を見たら全席が人で埋まっていた。10日前の「ビリー・ジョエル公演」、俄かフアンの友人と私。今回のことはたまたま友人がラジオで「オネステイ」を聞いたことから始まった。インターネットで「ビリー・ ジョエル」を検索したら「一夜限りのスペシャル・コンサート」があると出ていた。どうせもう席はないだろうと思ってチケット申し込みをしたらとれたのだ。それが10月27日。いまだに友人と感動をかたりながら、「ビリージョエルに呼ばれたんだね」と話している。「59歳のビリー・ジョエル」素敵な人だった。


なるほど!

2008年11月16日 | 日記・エッセイ・コラム

003_2  005 毎年家の裏の隣との境の所にマムシ草が咲く。今年も秋になって赤く実をつけた。いつも丸い形にいくつもの赤い実が付いていたが、今年はびっくりした。実がマムシの鎌首の形になっていてここからマムシ草の名がついたのではと感心した。


美しい涙

2008年11月10日 | 日記・エッセイ・コラム

9年前に亡くなったという御主人の話をされていた白髪の美しいご婦人(ご婦人という言い方がぴったりの方)の頬に涙が2滴。何と美しい涙!と思った。心筋梗塞であっという間だったそうだが、奥様の腕の中でお家で亡くなったという。前からこの家が大好きだからここで死にたいとおっしゃっていたそうだ。前日、ドライブをしていてコーヒーが飲みたいと言われたがどこも開いていないからいいじゃないと反対されたのが心残りと…・。御主人は「コーヒーが飲みたいわけじゃなくて僕は君とお茶を飲みたかったんだ」と言われたそうだ。そして、ご主人に出会えた事とこの私を生んでくれた両親に感謝するといわれた。9年前のことなのに今目の前で美しいドラマを見ているように錯覚した。ミューのカウンターを挟んでお客様からお聞きしたお話。幸せなご夫婦だったんだと羨ましく思った。