2月が終わる~
日の光の中に春が静かにやって来ています。
気が付けば庭の福寿草やスノードロップが咲いていました。
あちこちに残っている雪もどんどん解けて嬉しい春が・・・・
今日、キープ協会のハリスホールで映画会があることを偶然FM八ヶ岳の放送で知りました。
「ある精肉店のはなし」という地味な題名。心惹かれて観に行ってきました。
大阪貝塚市で牛の飼育から屠畜・解体・精肉までを行う家族の物語。
「家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。
家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは
被差別ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。
差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに解放運動に
参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。
いのちを食べて人は生きる。生の本質を見続けてきた家族の記録。」(作品紹介文より)
こんな家族の中で育ったら、引きこもりや非行に走るような事はないだろうと思いました。
長女の人がいつも父が言っていた「洗濯さえしてあれば、ボロを着てても良い。見栄を
張らないで、お金は持っていれば何かの時にすぐに役立つ」という言葉が心に残りました。
この映画もたくさんのエンジェルたちの協力でできたようです。