彼岸花が咲いた。ちゃんとお彼岸の頃に咲き始めた。福井の「玉井よろず道楽研究所」から４年ぐらい前に球根をもらって植えて少しずつ増え今年は一番たくさん咲いた。自然の中の赤い色には心ひかれる。アカゲラを初めて見た時もあの赤に心が躍った。黄色アゲハが一生懸命蜜を吸っていた。
さりながら 恋には無縁 彼岸花 （村田冨美子）
彼岸花 宿命なれば それでよし （保坂加津夫）
やうやくに 彼岸花咲き 秋となる （小浦榮子）
この夏は暑かったせいなのかもしれないが、初めて緑のカーテンに成功した。今年はスネイルフラワーというインドネシア原産という苗を買ってみた。初めは大丈夫かなと心配したが、ぐんぐん育ちカーテンらしくなった。スネイルフラワーなので花がカタツムリみたいなのかと思っていたら、実がなんとカタツムリそっくりで感心した。
ムムはクルルがいなくなって、のんびり一人老後を楽しんでいるようだ。１月の交通事故以来外に出ようとしなくなって寝ている事が多い。食べる事だけが楽しみのようで違う味のカリカリを混ぜないとうるさい。人間にしたら８０歳。他の猫も何匹かいたがムムだけが生き延びている。
ナナはこの夏とても幸せそうだった。アルバイトの大学生が犬が飼ってみたかったとかで朝晩３０分以上も散歩に連れて行ってくれて、ナナが行きたいほうに、ナナが寝そべればそこで待っていてくれたり、とてもかわいがってくれた。見かけがかわいいという感じからは程遠いナナだが、こんなに「可愛い！かわいい！」と言われたのは初めてだろう。
去年の秋、もらったコスモスの種が沢山あったので庭のあちこちに蒔いておいた。庭の入口に蒔いたのが場所が良かったのか大きく綺麗に咲いている。毎年同じように見える庭も少しずつ違って行く。