ミューのガーデン日記

八ヶ岳南麓清里高原のペンション「ゲストハウスミュー」のブログです♪
庭の薔薇たちや猫のこと、清里暮らしの日々を・・・・

ム・ム~

2015年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム

ムムが天に帰って行って10日経ちました。
出かけて帰って来てもシーンと静かな家の中。
いるのが当たり前のムムでした。
18年も一緒に暮らしたムム。
車に跳ねられても奇跡的に復活したムム。
まだ家のどこかにいるような気がします。
いるのだと思います。
小さなムムでしたがいなくなってその存在の大きさに
愕然としています。
急性腎不全でした。
ビッケの隣に埋めてあげました。


故郷へ

2015年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

今年は故郷飛騨に一度も帰れませんでした。 
お墓参りが気になっていましたが、あと数日で今年も終わってしまう~

そうだ!頑張って行って来ようと思い立ち、
あいにくの雨ではありましたが、車も四駆に代えたので
大丈夫だろうと出発。
伊那インターで降りて、権兵衛トンネルを抜けて
開田高原を通っていくことにしました。
開田高原に入ると雨が雪に変わり、前の車も慎重に走っていました。

12月に走ったことはありましたが、こんなに押し迫っては初めてで、
甘かったと反省しつつ地蔵トンネルを抜けると道路にも雪が積もっていました。
いつもは御岳山がド~ンと見えてお気に入りのコースなのです。
クネクネの長峰峠を越えて、ナビの「岐阜県に入りました」の声にほっとしました。

お墓の隣の柿の木は、私が子供の頃からあるのですが今年も実を付けたようで、
熟した実が地面に落ちていました。
故郷もどんどん変わって懐かしい風景が無くなっていますが、柿の木は幹も太くなって
昔からの場に存在していることが嬉しい。

ご無沙汰の友人たちにも会い、良い年が迎えられそうです。
帰りは平湯経由で、路肩に雪は多少あるものの道路に雪はなく
安心して帰れました。


誕生日

2015年12月11日 | 日記・エッセイ・コラム

私の生まれた日は大雪だったそうです。
雪の中を父がお産婆さんを呼びに行ったのですが、
雪でお産婆さんが間に合わなかったと母からよく聞かされました。
昭和21年の飛騨の山村の話です。

地球温暖化のせいなのか、今日が大雪なんて信じられないこの頃です。
特に今朝は暖かく家中の窓ガラスが曇っていました。
そのうち霧も出てきて12月とは思えない暖かさでした。
そういえば、何年か前も暖かい12月で冬には行ったことがなかった
お遍路の続きに「そうだ!こんなに暖かい12月と言うことは、お大師様の
御呼び」と出かけました。しかし日の出は遅く日暮れは早く、あまりお寺を回ることができませんでした。

年をとってみてわかったことですが、気持ちはあまり変わらないものだということです。
子供の頃、近所の「ばあちゃん・じいちゃん」と呼んでいた人たちは今の私より
ずっとずっと若かったように思います。
60代最後の年、大切に次の大台へのステップの年にしたいです。

ケーキも薔薇の花もメールも電話も届き、一人ぼっちの幸せな誕生日でした。