今年は「タマゴタケ」づいているようで、また近所の方からたくさんもらった。なぜ「タマゴタケ」なのかな～と思っていたら、今度貰ったのでよく分かった。根元に卵の殻がついていた。
お客様にお見せしたらやはり驚いて「夕食にお出ししましょうね」と言ったら、首を横に振られてしまった。
１人でオムレツに入れたりお吸い物や天ぷらにもして、食べきれないのは教えてもらったように湯がいて保存した。おじややスープも美味しいそうだ。
驚いたのは、携帯の横のまん丸傘のキノコが翌朝には右の傘が開いたキノコに成長していた。
生まれて初めて食べた。「美味しいよ」と友人が持ってきてくれた。「え！えぇ！」と思ったが、トマトとバター炒めにしたら本当においしかった。真っ赤な傘に白い軸、「タマゴダケ」だそうだ。山で見つけても絶対採らないと思う。
キノコの季節、この辺では「ジゴボウ」と言うのが良く採れるそうだが一度も見つけられずにいる。子供の頃、近所の小母さんに連れて行ってもらって良く採ったのは「タイコノバチ」だった。本当に太鼓のバチの形をしていて、味噌汁に入れても煮つけにしても美味しかった。故郷の山には今頃きっとタイコノバチが採ってくれる人を待っているんだろうな～
８月の終わりに雨が降ってからグンと涼しくなった。もう９月中旬、朝は２０度を切っている。お客様も少なくなり、昨日久しぶりで庭の手入れや草刈りをした。少し手を入れるだけですっきりとさっぱりした庭になった。アップルミントがはびこっていたので刈ったり抜いたりしたら、彼岸花が蕾をつけていて、今朝見たら咲いていた。ラジオを聞いていたら、彼岸花はこの時期にどこの地方でも咲くと言っていた。長い日本列島なのに鹿児島から北海道まで、いま彼岸花が赤く咲いているかと思うと心が浮き立つ。
雀が巣立ってから、小鳥達が全く姿を見せなかったが、一昨日シジュウカラが群れで庭にやってきた。久しぶりのネクタイ姿。今までどこに行っていたんだろう。