岩波ホールに行くつもりで、神保町ホールは何やってるかな~と思って寄ってみると行列が出来ている。並んでる人に「何ですか?」と聞くと「11時から入場券の発売なんですよ」とのこと。私も並ばなくちゃと岩波ホールは後回しにして並ぶことにした。12時から上映の「挽歌」に皆さん並んでいた。年代は60~70代の人がほとんど。
原田康子原作の「挽歌」には思い出がある。中学3年生の頃だったと思うが、高山の本屋で初めて買った本が石川啄木の歌集とこの挽歌だった。なんで挽歌を選んだのかは覚えていないが、表紙の絵と挽歌という言葉にひかれてだったような気がする。内容はほとんど忘れたが、「コキュ」という言葉をいつか私も使ってみたいと思った事だけは覚えている。いまだに使う機会はなかったが・・・・・・