夏こもごも

この夏は、３５度・３６度という数字を毎日のように聞く。清里もいつもの年より暑く、午後２時、出窓においた温度計が３０度をさすが、風が心地よくあまり暑さを感じない。長袖のパジャマで窓を閉めて眠れる有り難さを思う。お客様達は「帰りたくない」と言いながら帰って行かれる。

友人が鳥に詳しい夫君と来てくれた。朝、１２種類の鳥の声を聞いたという。キジ・サンショウクイ・イカル・ホオジロ・カワラヒワ・ヒガラ・キジバト・アカゲラ・コゲラ・ヒヨドリ・シジュウカラ・ハシブトカラスだそうな。良い声で鳴くのは、サンショウクイとイカル。サンショウクイ以外はお馴染の鳥たちなのだが、カラスとヒヨドリ以外は声まではわからない。夏は葉が茂って小鳥達の姿はほとんど見えない。

明日の朝、掃除がすめば１ヶ月ぶりのお休み！うれしい～。

夏の夜

今年は蝉が多い気がする。庭のあちこちに抜けがらも見るし、よく鳴いている。朝の４時頃に一斉に鳴きだして目が覚める事がある。お客さまは「日暮しの声なんて懐かしいわね～」と言われるが、早朝の大合唱は止めてほしい。去年１輪しか咲かなかったユウスゲが２輪咲いた。 ニッコウキスゲやヤブカンゾウと似ているが、色も薄くはかなげに咲く。バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ」を聞いている。心が落ち着き穏やかな気持ちになる。荒井栄治さんのヴァイオリン演奏。外は雨・こんな夜いいな～。