『グレートウォール』 3D映像評価
始めに、視聴環境による評価の違いを述べておこう。
↑映像の違いで、ココまで評価が大きく変わってくる作品なのですよ~。
(悪意のある言いようだが、一概に間違ってはいないだろう~?(^_^;))
ぱっと見い、『レッドクリフ』 のような中国の歴史戦争アクション映画と思いきや?
いざ、蓋を開けてみると、
万里の長城を舞台に饕餮(とうてつ)というトカゲ型怪物の大軍との壮絶な戦いを描いた、モンスター戦争アクション映画なのには驚かされる。
中国人俳優に混ざって、マット・デイモン が主人公として主演しているのだが、彼は中国の黒火薬目当てに訪れた傭兵...外人扱いなので設定的に無理はない。
「饕餮は60年ごとに現れる怪物」 なので、長城は禁軍(精鋭部隊)に守られており、対饕餮のさまざまな兵器(対応策)が仕掛けられている。
その様子はまるで...中国版の 『進撃の巨人』 !
この饕餮(とうてつ)という怪物は、実際に中国の伝承にあるらしく、
舞台は中国の宋王朝という時代設定なのだが、この戦国時代の中国という世界観を上手くVFXアクション映画としてつくられております。
ぶっちゃけ~、異色のチャイナ・モンスターバトル映画。
↑ 登場する個性豊かなその装備や武器の数々。
長城に仕掛けられた巨大兵器の仕掛け、兵士の数も含む物量の多さに圧倒される。
この細部にまで拘ってつくられた設定 & 世界観、好みにもよるのだろうが凄いぞっ...!
...とは言うものの、その世界観 & ストーリーを含めてツッコミどころは満載で、中国映画特有のバッタもん臭さは隠せない? ←怒られるぞっ!
CGが若干チープなのもその理由の1つなのだが、何処となくB級臭も漂い、ハリウッドの大作映画と呼ぶには何か抜けてるんだよネ~。
(一応、ハリウッドと中国の合作映画となっております...はい。)
そんな物足りなさをも、3D映像になると別の作品!
画質はクリアってほどではありませんが鮮明で十分に高画質。画面のサイズはシネスコ。
視差はまあ強めで、見せ場のシーンになると視差はより一層強くなり、今とぎ珍しい飛び出しタイプの3D映像。
弓矢や砲台の大玉、怪物や怪物の体液もバンバンに飛び出してきます!
↑奥行重視で全然飛び出さない作品が多い中、この飛び出し具合は貴重だよ~!!
(画像はあくまでもイメージです。)
本編時間103分の中、大きな見せ場の戦闘シーンは3つ。
1つの戦闘がかなり長いため、イメージ的には本編時間の60%は戦闘シーンに費やされているのではないだろうか。
それぞれに飽きさせないシチュエーションの3D演出が多数用意されているのです。
そのメインの舞台となる長城の上での攻防戦は圧巻!
長城の高さの表現や、その上で待ち構える大勢の兵士の圧、迫りくる饕餮(とうてつ)の大軍の波、
これ等の要素が激しく入り混じり、迫力満点の臨場感ある3D映像が堪能できるのである。
その中でも、私がお勧めする3D映像の見せ場の1つがコレ↓
禁軍の中の青い鎧を着ている女性だけの部隊 “鶴の軍” の戦法が面白いのですよ~。
身体にワイヤーを装着させ高台から飛び降り、ヨーヨーの原理で迫りくる饕餮(とうてつ)を頭上から槍でブチ刺すというトンでもない攻撃方法。
中国映画といえばワイヤーアクションが得意なのだが、まさしくワイヤーアクションそのまんまの攻撃方法なのである...(笑)
(もちろん、こんな有り得ない攻撃方法では釣竿の餌食い状態で死者が続出。 そりゃ~そうなるだろう?(^_^;))
こんな、有り得ない間抜けな攻撃も3D映像だと耳の三半規管を錯覚させ、高さの観念や落下速度のGも体感でき迫力満点!
中国雑技団のようにクルクルと華麗に舞い、敵に攻撃するその姿は美しくもあり、じつに3D映えする映像となっております。
大型スクリーンだと、
ハリウッド超大作VFXアクション映画に化ける!
視聴環境はできるだけ大画面での視聴をお勧めする。
100インチクラスの大スクリーンで観ると、スケールの感じ方がケタ違いに変わってくる。
まるで自分が本当に万里の長城の上に立っているかのような、戦場に巻き込まれたかのような錯覚に陥るのです。
長城から見下ろすその高さの感覚は絶対に2Dでは味わえない臨場感。 生死を掛けた戦場の圧もヒシヒシと感じられる。
この迫力の疑似体感を、是非大型スクリーンで体感して頂きたい。
(100インチのスクリーン ≧ PSVR >55インチのモニター。私的には100インチのスクリーンが最も迫力のある3D映像が味わえました。)
←2DのSAMPL画像クリック!
さすが、3D映画大好きの中国がらみの作品!
これらの戦闘以外にも、実に多くの3D演出されたシーンが用意されております。
( 『ラプンツェル』 の灯篭流しがあるのに驚かされましたよ~。さすが中国、パクるのが上手い♪)
何処かで観たことあるような演出ながらチャイナ色に脚色され、かなり個性的でクオリティの高い3D映像となっておりました。
現在、私はAmaにて¥4,530の価格で購入しましたが、¥3,000ぐらいのセール価格になったら買いでありましょう。
この作品を観るなら、誰が何と言おうが絶対に3D版がお勧めします。 3D映画ファンなら買わなければいけない作品なのだよ~。
このソフトが発売されたのが2017年8月2日。
私が購入したのが2017年11月4日、Amaにて¥2,791 のセール価格になるまで待っておりました。
(現在、2018年4月1日 ¥4,406。若干、価格が高くなっております。 )
んで...視聴に至ったのが2018年3月30日。
今の今まで、この作品の3D映像のクオリティが凄いことを知りませんでした。
なんと、まぁ~勿体ない!(^_^;) ←早く観れよ!

■『パッセンジャー』 ストーリーのレビュー ←クリック!
5000人の人間を乗せた超大型宇宙船の航行中に、人工冬眠ポッドの故障により男女2人だけの生活が始まったSFラブストーリー映画。
登場人物が大体2人だけということで、『オデッセイ』 のような地味な展開を想像しがちですが、
意外と多くのイベント & アクシデント が用意されておりますので、退屈することはまずありません。
その作品に3D演出を施すことにより、より迫力を...より臨場感を増す仕様となっております。
その3D映像のクオリティは高く、2Dで観るのと3Dとで別物と考えて頂きたい。

画面のサイズはシネスコ。基本となる画質は鮮明な高画質でストレスは一切感じさせない。
視差は強め、奥行重視ではあるが物足りなさは感じられず、3D映えする見せ場のオンパレード。
この見せ場は決して派手な演出だけであらず、宇宙船でたった2人のロマンチックな雰囲気を盛り上げるのにも効果的に使われております。
宇宙を旅する宇宙船の巨大さを表すのはもちろん、
誰もいない広いホールの物静けさや、窓の外に見える広大な宇宙の広がりなど数多くの3D演出が施されているのです。




その中でも素晴らしい見せ場の1つ。 太陽に似た恒星の近くを通過するシーン。
宇宙船の展望エリアから見えるその光景は、まさに圧巻!熱く輝くその炎の光は、2人の恋愛のムードを盛り上げる。
そのあまりにも力強く美しい光景は、恋愛要素も相まって最高にロマンチックな気分が味わえるのですよ。

恋愛を盛り上げる3D映像はこれだけであらず、
『ゼロ・グラビティ』 を思い浮かばせる、無重力の浮遊感を味わえるシーンや、
2人がヴァーチャリアルティなダンス & スポーツゲームななど等。
恋愛を効果的に盛り上げる3D映像...こんなステキな3D疑似体感もあるんですよネ~...う~~ん、ウットリ~♪

視聴環境はどれも良好。
高画質な55インチモニター・迫力ある100インチのスクリーン・圧倒的な没入力とグリグリ~疑似体感が味わえるPSVR。
この高画質な映像のクオリティだと、PSVRでも十分な鮮明度が確保できるのも嬉しいポイントです。
フフフ...皆さん、ココからが本題ですよ。
この作品の3D映像の最大のウリは、何と言ってもジェニファー・ローレンスの魅力的な美しさ。
このレベルのクオリティ高めの3D映像にて、これだけ女優の姿をメインに映し出す3D映画があったでしょうか?
(登場人物が、大方2人しか登場しないからネ~(^_^;))
ストーリーのレビューでも言いましたが、今迄あまり気にならない女優さんではあったのですが、
この3D映像の臨場感も相まって好きになっちゃいましたよ~...もう言わずには居られない 「メロリンキュ~♪」。

↓ううっ...ハリウッド美女の水着の3D映像ってのも、かなりレアな存在ではないでしょうか~?
3D映像ならマジに臨場感も倍増!こりゃ~もう3D版を買うっきゃないでしょう~?鼻血ブゥーーー!!
(ジェニファー・ローレンス ファンの皆さん、彼女のこの3D映像を観たくないですかぁ~?(笑))

【注意】 意外と水着のシーンは多いのだが、3D映えしているシーンはあんまりないんだよネ~、水の中でもがいたりしてて。
(このシーンも実は画面いっぱいではありません、画面端っこで意外と小さ目。しかしながら視差は強めなのだよ~♪)
恋愛ドラマが苦手な私なのですが、大変楽しく観ることができました。
それはもちろん、SF要素があるからなのですが、質の高い3D映像による恩恵も大きかったのだと思います。
恋愛ドラマに3D映像...
大昔、女性を口説くのに六甲山の夜景を見に行ったことを思い出します。
あの神戸の美しい夜景を観せてウットリ~させようと言う魂胆なんですよネ~。 ←なんか言いようが悪い?
これと同じことが言えよう、3D映像の刺激的な視覚情報により、より感情深くストーリーを味わうことができたのですよ。
まあ話の後半、ストーリーはSFパニック化しますので、恋愛要素抜きにしても十分に楽しむことができるんだけどネ~。
そういうのも含めて、かなりお勧めな1本だと思います...この作品を観るなら絶対に3D版がお勧めですよ~。

『バットマン vs スーパーマン』 の3D映像のクオリティが高かったのですが、
作品の回を増すごとに、そのクオリティが下がっていく 『DCエクステンデッド・ユニバース』 シリーズ。
■『バットマン vs スーパーマン』 購入記録&3D映像評価 ←クリック!
■『ワンダーウーマン』 3D映像評価 ←クリック!
+ ここ最近のワーナーの3D映像のクオリティの低さに心配をしていたのですが、その予想は大方的中。
まあ、悪くはありませんが、決して好評価とは付け難いクオリティの3D映像になっております。

↑ 今回から評価の項目を増やしております。3D映像の視差の強さを詳細に、それと3D映像に対してのストレス度の項目を追加致しました。
今迄のシリーズにあったグレイン強め&コントラスト高めの癖のある映像は何処に行ったのでありましょう?
私的には意外と好みな映像だったのですが、良いのか?悪いのか?無難でナチュナルな映像に仕上がっております。
映像は色彩的に暗め、粒子の粗いノイズが見られるシーンが何か所かあるのでパッと見いの印象は悪い。
しかしながら、VFX映像と合成されている映像は思ったよりも精細で粗さは感じられず、そう悪くはありません。
画面の大きさは、3Dには打って付けのビスタサイズ。
視聴画面の大きさが55インチから100インチに拡大されても画質の粗さは感じられず、その点は好評価。
視差はまあ強めではあるのですが、人物や対象物の輪部が緩くハッキリしていないのは致命的。
奥行きはあるのに3D映像のつくり込みが甘く、全体を通して視差が緩めに感じられてしまうのです。
時間がなかったのか?予算がなかったのか?明らかに手抜きな印象を感じずにはいられない。




作品的には派手なVFXアクション映像が目白押しの作品です。
だからこそ、この3D映像の張りのなさは実に勿体ない。
ワンダーウーマンの剣劇はもちろん、フラッシュの高速移動の描写もVFX映像交じりのスローモーション効果が多用され、
実に3D映えする派手なアクションが連発なのに、脳内の視覚領域に刺激を感じられないのは視差の甘さが原因なのでしょう。

クラマックスの最大の見せ場、ロシアのポザノーフ(原発の廃炉あと地)でのバトルは、
さすがにつくり込みも幾分か丁寧になってはいますが、派手な演出の割には疑似体感(ぐりぐり)度が緩い。
2Dの映像と比べると3D映像は明らかに色彩表現が乏しくなる為、私的には3Dより2Dでの視聴をお勧めする。
(ダイアナ嬢の美しさは3Dよりも2Dの方がエロいと感じた。 ただし、『バットマン vs スーパーマン』 は3Dの方がエロいぞっ!)
↑このネタは別記事にて語るべきか~?

↑ 個性豊かなヒーローたちが相まって戦うバトルはまさに圧巻!3D映像があくまでもフツーなのが勿体ない。
ちなみにPSVRでの視聴ならば画面の大きさ・没入力・視差を強めに感じることもあって、疑似体感度はUPされます。
2Dと3Dとの画質の違いも少なく、3D映像の視聴も悪くはありません。
纏めますと...
PSVRならば3D映像がお勧め。
55インチ・100インチならば2Dがお勧め...どうしても3Dと言うならば、100インチの大型スクリーンで視聴致しましょう。
なんだろうネ~。
今回の作品は確かに凄いのだが、ザック・スナイダー監督特有の絵(映像)の拘りがあまり感じられず。
この辺りが、監督降板による詰めの甘さになっているのかも知れません。
それが3D映像にまで影響したと言うところでしょうか?
作品自体(人間ドラマ&VFXアクション映像)がかなり面白いだけに、実に勿体ない3D映像となっておりました...う~~ん残念!

映画「キング・アーサー」の3D映像をガイ・リッチー監督らが語る という動画を見て、
3D映像が良さげ & Amaでセール価格だったので、購入に至りました。
それまでは、全く興味が沸かずスルーしてたんだけどネ~。
■『キング・アーサー 3D&2Dブルーレイセット』 購入 ←クリック!

↑(今回の視聴は55インチモニターのみです。
★の評価の水準は前よりも厳しくなっております。変動すると言うことです。)
ストーリーはアーサー王の話をファンタジー色強くしたお話で、VFX映像を駆使したアクション重視の作品です。
話の内容は至ってフツー、決して面白くない訳では御座いません。
悪い内容ではないのですが、もうこの手のファンタジーVFXアクション映画は観飽きてしまいました。
3D映像には期待をしていたのですが、一昔前ならばクオリティの高い3D映像だと評価していたでしょう。
しかし、コチラも目が肥えてしまった今では、もはや目新しいものは感じられません。
映像は高画質ではありますが、鮮明と言うほどではありません。
暗めのシーンが多いと言うこともあるのでしょう。
視差は全体的に まあ強め、飛び出し効果は多く、これぞと言う見せ場のシーンは強めの視差で効果的な演出。
剣のバトルや魔物・魔術など、数々の見せ場が用意はされているのですが、今一歩3D演出に派手さが足りません。
マトリックスのようなスローモーションなども、見飽きてしまったアクション効果です。
主人公のアーサーの聖剣が発動しているシーンは派手な演出になっており、この効果の強弱が聖剣の凄さを表しているようです。
後半に向けて、かなり期待度が上がっていたのですが、
あれ?今のがラストバトルだったの?...と拍子抜けしてしまいました。
もっと、クライマックスの派手な見せ場を期待していたのですがネ~。




いや、先日 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 の3D映像を観てしまったでしょう?
あのヤバイ3D映像をを観てしまった後だと、評価が厳しくなってしまいますよ~。
あの脳天をカチ割られた衝撃の余韻が忘れられません~(^_^;)
■『マイティ・ソー バトルロイヤル』 3D映像評価 ←クリック
纏めますと...
初めて3D映像を観る人ならば、その3D映像の迫力に感動するかも知れませんが、
目の肥えた3Dファンの方ならば、その見慣れた映像に心は揺すぶられることはないでしょう。
聖剣の発動するシーンは凄かったので、このレベルの派手な見せ場があと2~3つあれば評価はかなり変わったと思います。
良い言い方をすると、この作品の3D映像をフツー扱いする現状に、3D映像のクオリティの向上を感じられるのではないでしょうか?

視差のあまりにもの奥深さに、目がクラクラする!
3D映画には、 「人に優しい3D普及のための3D安全ガイドライン」 という決め事があり、
この規制により、3D映画の視差(立体感)が緩めにつくられる傾向になってしまいました。
この規制は 『アバター』 以後に決められ、これ以降3D映画は 「飛び出さない」 ものが多くなり、3Dをダメにして来ました。
その今迄あった、視差の規制はなんだったのであろう?
この 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 の3D映像は、もう有り得ないぐらい深いのである。
全体を通して視差はかなり強め、上記で述べたように奥行は有り得ないほど深く目がくらむほど。
飛び出しの演出も多数用意されている。奥深さほど過剰には出てはこないが、奥行きが異常に深いため印象的にはかなり飛び出てるように感じる。
映像は美しく鮮明、見比べれば違いはあるだろうが2Dでの映像と遜色は感じられず、全くストレスを感じさせない高画質な映像。
派手なVFX映像が目白押しの作品なので、= 派手な3D映像の見せ場のオンパレード。
2D版とは違い、画面のサイズはシネスコタイプとビスタサイズの混合。 3D版の方が迫力の映像が堪能できます。

これだけ3D映像のクオリティが高いと、
テレビモニター・プロジェクターの大型スクリーン・PSVRのどれで視聴しても、質の高い3D映像が堪能できます。
最近良く考えるのですが、「3D映像はスクリーンが大きいほど良い」 の定義が如何なものかと思えます。
55インチのモニターでの視聴はあまりにも映像が美しく、PSVRの圧倒的な没入力 & 迫力は100インチスクリーンの迫力を超える。
今回、PSVRの視聴にて元が高画質な映像の作品なので、解像度は低いものの見比べない限りその映像は美しく、
全編を通して圧倒的迫力と高画質な3D映像で楽しむことができます。
PSVRの視聴が意外とお勧めなのよ~。
この 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 の3D映像の凄さは、基本たる3D映像のクオリティの高さもあるのだが、
その計算された3D映像の演出によるところにもあるのでしょう。

↑あくまでも画像はイメージです。実際には、このシーンはビスタサイズです。
(画像をつくった後から気が付いて焦っちゃいましたよ~。つくり直すの面倒だからこれでスマヌ~(^_^;))
これでもか!と言うぐらいのド派手な3D演出されたシーンの数々...
↓(これ等はまだ、ほんの一部にすぎない。)




中間の見せ場となる、コロシアムでのソーとハルクとのバトルがやっぱり~凄い!
その見せ場の数々は、明らかに3D映像を熟知し、構図・絵図ら等、考え抜かれた演出が施されており、3D映像もココまで来たかと感心させられるでしょう。
↓ その中でも私が最もお勧めしたい、派手な3D演出をされたシーンがこれ。

死の神ヘラがその姿を現し、ロキの計らいでひとまずアスガルドに撤退!
しかし、追ってきたヘラとワームホール内でのバトルするシーンが実に凄まじい。
視差の規制などお構いなしの過激な3D映像に、脳内の視覚領域が刺激を受けアドレナリンが大量に分泌される。
この脳内の過剰なほどの興奮がスイッチとなり、有り得ないほどのドラマへの没入力が得られるのであります。
もちろん、これは人によって個人差があるのでしょうが、
この作品の3D映像はヤバイ!!!!
3D映画ファンなら、一見の価値ありのシーンです。
基本的にしっかりつくり込まれた3D映像になっており、
見せ場のシーンだけでなく、全体を通してソーやハルクたちが本当にそこにいるかのように感じられる。
1度この3Dを観てしまうと2Dでは物足りなさを感じてしまい、もう2Dには戻れません。
ストーリー・派手なVFX映像アクション・場を盛り上げる印象的な音楽・クオリティの高い3D映像、
これらの要素が相まって、実に素晴らしい3D作品に仕上がっております。

↑ 奥行深い空間の中で走る稲妻の立体感は、2Dでは絶対に味わえない3D演出である。
う~~ん...それにしても、この 『バトルロイヤル』 の3D映像の好評価の噂が全く流れて来ないってのはどういうことだい?
もう、どんだけ~3D映画が衰退したのでありましょう?まだ、IMAXでは3D映画を公開しているのでありましょう?
これだけ質の高い3D作品が、多くの人の目に触れないで過ぎ去ってしまうのが実に勿体ないたらありゃ~しない!
...という訳で、幾分か大袈裟な物言いになってはいますが、 ←おい!
MUC(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中で間違いなくトップレベルの3D映像となっております。
この作品を観て、 「3D映画って大したことない」 という人はまずいないでしょう。
また1つ、3D映画史に残る作品が誕生致しました。
3D映画ファンなら絶対に買わなくてはいけない作品だよ~・・・えっ、値段が高いって~? 確かに...(^_^;)
『スパイダーマン:ホームカミング』 3D映像評価
3D映画の歴史に残る、恐るべきハイクオリティな3D映像の 『アメイジング・スパイダーマン2』 。
もう自分がスパイディーになったかの如く、グリングリン~高層ビルの摩天楼の谷間を飛び交う疑似体感を味わえる仕様になっているのだが...
(PSVRで観ると凄まじいぞっ~~!!)
■BD『アメイジング・スパイダーマン2』の3D映像 ←クリック!
...今回の 『スパイダーマン:ホームカミング』 にも、そのレベルを期待していたのですが、
そこまでは及ばず...良い意味でフツーの3D映像となっております。
視差は若干強め、映像はデジタル撮影されたクリアで鮮明な画質となっているのだが、色合いがナチュナルと言いましょうか、
若干色彩淡めのポップ調の色になっているので、100インチの大きいスクリーンになると色が薄くなり、伴って僅かではあるが視差が薄く感じるところがあります。
( 暗い夜のシーンもしっかり映し出される鮮明な映像なのですが、100インチのスクリーンだと それも分かり辛い。)
なので、55インチのテレビモニターの方が視差が強く見えるという逆転現象が起こるんだよネ~。
私自身、「プロジェクターによる大スクリーンの方が視差が強い」 という思い込みがあったので、
これは3Dテレビモニターも必要だなぁ~と、ここ最近考え直させられるところとなっております。
←2DのSAMPL画像クリック!
動きが派手なVFX映像が多い作品なので = 3D映像の見せ場も多く用意されているのですが、
しかしながら、 『アメイジング・スパイダーマン2』 のように、平衡感覚をつかさどるを耳の三半規管を刺激しないのはどうしてなんだろうか?
良い意味で 「酔う」 という疑似体感の感覚に乏しい。
これは視差は十分に強いのだが、画面から一切何も飛び出してこない、あくまでも奥行きのみの3D演出になっているからでありましょう。
更に今回の 『ホームカミング』 には高層ビルの摩天楼が一切登場致しません。
なので、スパイディーの得意なスパイダーウェブを使って、ビルの谷間を飛び交う演出がないんだよネ~。
奥行き深くとられた、高所からの恐怖の疑似体感はしっかりと演出されているのに、どうしても疑似体感面で物足りなさを感じてしまう。
この辺はPSVSでの視聴ならば全く問題あらず、
目の前の視界内では収まりきれない大画面のスクリーンならば、嫌でも迫力の疑似体感が味わえられるのです。
ただし映像の解像度は、いつもの如く低い。
『トランスフォーマー/最後の騎士王』 のときみたいな、色彩豊かな高画質な映像は映し出されず、
2D映像でも、デジタル撮影で高画質ではあるが色彩淡くのっぺりした映像なので、どうやらPSVRにはコントラストが高く発色が強い映像が向いているようだ。
それでいても、このPSVRの疑似体感を強く感じる仕様は捨てがたいです。
色々と文句をいっている形となりましたが、それはあくまでも私がジェットコースターに乗ったかのような疑似体感を伴う3D映像が好きだからです。
3D映画史上に残る絶対的名作、 『アメイジング・スパイダーマン2』 の存在も大きかったですネ~。
派手な3D映像を期待して購入されると物足りなさを感じるでしょう。チョット残念ですネ~。

●『トランスフォーマー/最後の騎士王 スチール・ブック仕様 3D』 購入 ←クリック!
このシリーズに、ストーリーを求めてはいけない! ←おいおい~(^_^;)
はい、派手なVFX映像を楽しむための映画です。 観る環境次第で評価が大きく変わる作品であります。

(IMAX 3Dの劇場で観た方は最強だろうネ~?)








この映画が公開されるときにテレビでやってた、キャッチフレーズ 「超3D」 は本当なのか?
先にお答え致しましょう。
画質よし!視差の強さよし!3D映えする派手な演出よし!
本当に 「超3D」 でした!
マイケル・ベイ監督の作品って、グレイン(粒子)が強めの粗い映像の印象が強かったのですが、
根本的に2Dの映像もそうなのですが、グレインなど一切ない鮮明でクリアな澄み切った高画質な3D映像になっております。
コントラストは高くメリハリがあり、色彩は豊かで色濃く、誰が見ても美しいと思えるトップレベルの画質です。
よくVFXのCG映像はクリアなのだが、実写部分は粗さを感じたりすることが多いのだが、
本作は実写も変わらず美しく、視聴していても映像からくるストレスは一切感じることはありません。
視差はかなり強く、奥行きは深く取られており、画面から飛び出しも多く驚かされます。
特に派手なVFX映像の見せ場では視差は強烈になり、そのあまりにもの視差の強さに脳内の視覚領域が刺激される。
これほど視差が強いのは、 『アバター』 以来ではなかろうか?

演出面でも3D映像を意識してつくられており、特にラストに向けての8分+26分のクライマックスの映像は圧巻!
8分部分のビーとオプティマスプライムの戦闘は凄まじく、
100インチのスクリーンで観れば弩級の迫力に驚愕し、55インチのモニターで観るならば あまりにもの美しい映像に身震いをする。
26分のクライマックスシーンは風景がグリグリと回り込む疑似体感も凄まじく、浮遊感が堪らない。
PSVRで視聴すると良い意味で軽く酔います~(^_^;) 驚いたのがそのPSVRの映像の画質。
本来、画質の悪さが欠点のPSVRであるのだが、顔のアップなどの対象物が大きい映像では思いのほか美しい映像になっております。
(全編この画質ならば...。疑似体感の浮遊感を体験したければPSVR最強!)
しかしながら、演出面で残念なのは、本作では今までのシリーズと比べて大がかりな市街戦がありません。
逃げ惑う人々をよそに、高層ビルの立ち並ぶ都心部での大戦闘が魅力だったので、何処か物足りなさを感じるのは私だけではあるまい。
3D映像抜きでは、この作品ならではの個性的な派手なVFX映像シーンのインパクトが弱いのである。








↑(スクリーンサイズも2.35:1+1.85:1の混成画面。 画面の高さも3D映像には大事な要素の1つです。)
また1つ、ハイクオリティな3D映像作品の誕生!
ぶっちゃけ~、さすがに5作品と続くと何度も見たことがあるVFX映像で目新しさが感じられないのですが、
極上の3D映像が加わっただけで、これだけ楽しめる作品に生まれ変われるというのは凄いことではないでしょうか?
「超3D」と謳われたその3D映像は、今までのシリーズのモノとは明らかに別物!
現段階で最高クオリティの3D映像だと言えましょう。
また1つハイレベルなクオリティの3D映像の作品が誕生致しました...(祝) 3D映像ファンならば絶対にお勧めの1本なのよ~。

●『ワンダーウーマン<4K UHD&3D&2Dブルーレイセット>』 購入 ←クリック!
●『ワンダーウーマン』 ストーリーのレビュー ←クリック!
思い込みとは怖いもので、
『ワンダーウーマン』 の3D映像は良質だと噂を聞いており、すっかり良質な3D映像だと思い込んでいたのですが、
実際に視聴してみれば、普通レベルの3D映像で御座いました。
(2D的に派手なVFX映像は凄いんだけどネ~。)
もちろん、映画の3D映像と言うものは視聴環境など様々な要因により、個人差があるのですが...
一応、私の記事は1つの参考程度に観て頂きたら有り難いです。












基本的に2D映像は綺麗です。
『アベンジャーズ』 シリーズで見られるクリアで鮮明なデジタルな画質と違い、
DC系の作品はグレインの粒子が見られるフィルム撮影的な映像が多く、好みが別れるところなんだよネ~。
2Dで見る限り、プロジェクターの100インチのスクリーンで観ても十分に綺麗です。
大画面でも美しい映像で、迫力の映像を堪能することができるのですが、これが3D映像になるとグレインの粒子がざわざわと騒ぎ出すのです。
視聴環境により大きく評価が変わる3D映像。
この画質の粗さは55インチのテレビモニターでは感じられない。
テレビモニターで3D映画を観られている方は高画質な映像だなぁ~と思われるでしょう。
PSVRで視聴の方は、グレインの粗さは一切感じられない。
これはPSVRの画質の低さで映像が緩くなっているのだが、ドチラかというとプロジェクターよりもPSVRの方がストレスなく視聴できる。
視差の強さは若干強い程度、良い言い方をすれば自然な目に優しい視差。
飛び出し度は火花&破片、矢じり等が飛び出るぐらいで、ほぼ奥行き重視。
しっかりした奥行き深さはあるのだが、人物・対象物の輪部が今一歩ハッキリしておらず、視差が緩く感じてしまう。
基本となる2D映像が、前半部分のセミッシラ島の映像は明るく鮮明で見やすいのだが、
人間社会のヨーロッパに舞台が移ると、差別化してあるのだろうが色彩的に暗めの映像で見難くなる。
更に特典映像を見ると監督の趣旨で、ヨーロッパの芸術絵画の絵的に表現されているそうで、
背景の暗部に溶け込むような表現を取り入れているらしく、輪部がハッキリしない原因の1つになっているのであろう。
クロストークも暗いシーンでは目立ちます。
画質の粗さと相まって、暗い夜の映像は見難くてあんまり芳しくありません。
その点PSVRの視聴ではクローストークは皆無、暗いシーンも見やすくストレスを感じず良好。
視聴は50インチクラスの3Dテレビモニターがお勧め。

↑(正直、私的には100インチの大画面にて2D映像の方が綺麗で楽しめたかな~?)
同じような映像でありながら、『バットマン vs スーパーマン』 の3D映像は極めて良好。
残銀処理風の粗さが見られる画質ながらコントラストが強くメリハリがある。
その分人物・対象物の視差の輪部が際立っており、視差が強いのも相まってカリカリの私好みの3D映像となっておりました。
今回の『ワンダーウーマン』 にも、それを期待していたのですが違っていましたネ~。

↑長編の本編時間からすると、派手な3D演出のシーンが少ないので3D映像の評価は低いが、私的には好評価の3D作品です。
●『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション』 購入 ←クリック!
色々とマイナス面のことを言いましたが、
これはあくまでも最近の3D映画の質が良くなった表れで、評価の基準が厳しくなってしまったのでありましょう。
一昔前ならば文句がなかったのでしょうが、手持ちの良質の3Dソフトと比べるとどうしても見劣りしてしまう。
決して本作品の3D映像が悪いという訳では御座いません。 より素晴らしい3Dソフトが多く存在すると言うことです。
ちなみに、現在公開中の 『ジャスティス・リーグ』 は、『バットマン vs スーパーマン』 のザックスナイダー監督です。
前作とは違い地味な話は少なく、全編派手なVFX映像がオンパレードの作品です。
これは3D映像も期待できるぞ~~~~っ!! 発売を楽しみにしています♪
タイミング的に、去年の年末から今年にかけて大作BDソフトがちょうど出揃ったので、記事に致します。

私が現在、所持している3DBDソフトは90本。
そして、売却したのは23本です。

↑この中から、私が好き勝手に選んだ、お勧めの3DBDソフト・ベスト10を選ぼうではありませんかぁ~。
【注意】3D評価の★の数は過去記事より変動しています。★の数が少なくても順位が上位の場合があります。
【第1位】
『ゼロ・グラビティ』

3D映像の濃さ :★★★☆☆ (調整が必要:奥行-1~2) →★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★+
疑似体感度 :★★★★★+
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
【前回と同文】
「3Dで観る為につくられた映画」と宣言すれば、2Dでしか観たことのない人は「2Dでも十分楽しめる作品」と反発されますが、
この映画の監督さん自身が「この作品の良さの30%も理解できない」と説明されておられる3D映像必須の作品となっております。
その素晴らしき3D映像は観る者に疑似体感を与え、耳の三半規管を錯覚させる天地無用の無重力感覚を体感させるのです。
更にこのドラマの演出は一見単純ながら実に心熱くさせる深いイ~人間ドラマになっており、
そのストーリー演出も相まって、視聴者が本当に体験してるかのような、デブリ事故からの脱出の恐怖を体感する3D映画になっているのです。
この全編が『アバター』と同じく全てが3Dの見せ場と言う、3D映像を味わうには最高の1本のソフトとなっています。
なお、この作品はできるだけ大画面で見ることをお勧めする。
(このソフトは無重力の疑似体感による“酔い”を防ぐため、3Dの飛び出し度が浅く調整されています。ハード側による奥行調整:深めの再調整が必須です。 )




●画質は酷いとの噂も流れましたが、私のパナのモニター・EPSONのプロジェクターでは素晴らしい高画質な映像でありました。
【第2位】
『アバター』

3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆★★★★
3D映像の見せ場:★★★★★+
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
【前回と同文】
飛び出し度・奥行き感・疑似体感度・3D映像の見せ場の多さなど、全ての3D要素の映像を見せてくれる、
言わずと知れた3D映画の黄金塔。新たな映画のページを開いた歴史的な作品。
私は今回2位に持ってきましたが、全ての3Dユーザーが認める素晴らしい3D映画で御座います。
稀にこの作品を嫌う人の話も耳にしますが、それはこの作品の3D版ではなく2D版を観た人が殆ど。
この作品は3D映像で観ることにより、観客は衛星パンドラの熱帯雨林を思わせる密林の世界に入り込み、
この星のナヴィという先住民族の生活を疑似体感する。
この疑似体感により入り込めるか、否かで、この作品の評価が大きく変わってくるのではないでしょうか。




■遅れながら、今はTSUTAYAでもレンタルしているので、是非借りて観てくださいなぁ~。
(何故、この作品が3Dテレビ立ち上げ時期から永らく、販売・レンタルされなかったのか?(パナの独占)メーカーはアホでしょう?)
【第3位】
『塔の上のラプンツェル』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★+
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆+
ストーリー :★★★★★
お勧め度 :★★★★★
【前回と同文】
ディズニーアニメの中で最も3D演出された作品であり、今では見られない基本的にキツめで攻めの3D映像になっております。
塔内での歌と踊り・遠くにそびえ立つ塔・酒場での乱闘・ダムの決壊・城の街並みなど等、3D演出された見どころ満載の映像のオンパレード♪
最大の見せ場はクライマックスたる“灯篭流し(飛ばし)のシーン”である。
その幻想的たる美しい映像はストーリーの演出も相まって、単なる映画の1シーンではなく美しい想いでの記憶(映像)として心に残るでありましょう。
間違いなく、3D映画史の中で1,2を競う名シーンになっております。




●BD『塔の上のラプンツェル』3D映像レビュー ←クリック!
■この作品もTSUTAYAに置いています。絶対に観るべし!
【第4位】
『パシフィック・リム』

3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★☆+
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
【前回と同文】
体重550トンもあるような巨大なロボットが怪獣を叩き潰すこの巨大感・重量感。ドゴーン!ドカーン!
スケールのデカい、チョー弩級の迫力の3D映像が体感できるのは今のところ、この作品だけでありましょう。
3D映像として注目したいのが、戦いの場となるフィールドの表現。
立ち並ぶビルの谷間の奥行きの空間描写が素晴らしく、暗い夜の街の映像も空間表現されていることで見やすくなっており、
2Dでは観づらかった土砂降りの雨も上手く空間つくりの演出の1つになっているのに驚かされます。
この3D表現されたフィールド(街並み)をぶっ壊し、巨大怪獣と戦う巨ロボット“ディーガ”の映像は、決して2Dでは味わえない映像となっております。
全体的に3D映像の濃さも強く、3D演出された見せ場も多いので、3D好きならば絶対に揃えておきたい1本でありましょう。




●3D映像が凄い!『パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット 』 を購入 ←クリック!
【第5位】
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
冒頭の“森での進撃”に関しては、もう少し強めの3D映像でも良かったのでは?全体的には概ね良好な濃さ(視差の強さ)だと思います。
1作目と違い今作は派手なVFX映像がシーン多く、観ている者を飽きさせない派手な3D映像の見せ場を豊富に用意されています。
アングル的観せ方も上手くスローモーションも多用し、本当に自分が空を飛んでるかのような“疑似体感”的な3D演出が随所に見られ、
3D映像の演出の上手さ、より良い3D映像のクオリティの向上が強く感じられるます。
ラストバトルの見せ場の奥行表現された空間表現の中、数多くの敵が画面狭しと戦うシーンは3D映像映えする名シーンになっているのではないのかな?
『アベンジャーズ』関連の作品の中でも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ともども、1,2を争うクオリティの3D映像作品です。




【同第5位】
『アントマン』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
コレまで地上・空中・宇宙・巨大物体・大震災と色んな目新しい3D疑似感覚を体感してきましたが、縮みゆく目線から見る映像は目新しく驚きの世界です。
本作品は2Dとも高さのあるビスタサイズの画面となっており、
蟻んこサイズから見える世界を表現するには画面の縦の“高さ”が不可欠、コレが3D映像にも生かされております。
100インチのスクリーンで見ると酔いそうになるところがあるぐらい視差が強く、奥行も深く取られ、かなり強烈な3D映えする映像になっております。
見せ場も数多く用意され、子供部屋で繰り広げられるラストバトルはユニークであり斬新。
特にクライマックスの“最大の見せ場”は圧巻です!現実には絶対に観られない世界を体感するでありましょう。




【同第5位】
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆+
お勧め度 :★★★★★
【前回とほぼ同文】
『アベンジャーズ』作品関連で1,2を争うの3D映像作品。
予想を大きく裏切りストーリーの良さ、個性の強いはぐれ者たちが次第に仲間意識を強めていく展開に、お笑い要素もありながらの何度も心を熱くさせられました。
そんな熱いドラマ展開に劣らず、基本的にVFX映像も派手でなことも相まって「これでもか!」と魅せ付ける秀作の3D映画となっております。
背景の描写として・シーンの情緒を盛り上げる効果の為・飛び交う戦闘機のアクションの効果としてなど、様々な形で演出される3D効果の数々。
おそらく、初めから3D映像のことを念頭に置いてつくられたのでありましょう、絵図ら・構図・アクションと練られた3D映えする映像を観ることができるのです。
最大の見せ場・クライマックスの首都上空での空中決戦は『スター・ウォーズ』を思い浮かべるほどのスケール感。疑似体感をも存分に味わえる怒涛の迫力満点3D映像を堪能することができるのです。




●『ガーディアンズ~』の3D版は、シネスコ・パートとIMAXパート(1.78:1)が混在するハイブリット仕様。迫力の3D映像が堪能できます。
【同第5位】
『ジュラシック・ワールド』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★




基本的に強めの視差が取られており、画質的にも高画質。全てに置いて、すこぶる素晴らしい3D映像となっております。
特に100インチの大スクリーンで見るこの3D映像はもう圧巻の圧巻!
見せ場的に言っても実に豊富。遠くからパークへと近づいていく奥行深い映像から始まり、海棲爬虫類(モササウルス)の水上ジャンプ、
草原を疾走するガリミムス竜の群れなど等、もうクチをポカーン状態の見せ場のオンパレード。
園内の観客を襲う大パニックシーンは、本当に自分が園内で逃げ惑っているような疑似体感。数多くの演出多彩な3D映像を堪能できるのです。
私は思うのですが、この空間表現できる3D映像ってのは、この作品のような土地や巨大施設など舞台を見せるには打って付けの表現方法なんだよネ~。
もうまさに、自分がこの巨大な恐竜アトラクション・パークに入場しているかのような疑似体感を味わえる...この3D映像からの恩恵は計り知れません。
3D映像好きなら、絶対に押さえて置かないといけない1本となっております...買いです!
【第6位】
『マダガスカル3』

3D映像の濃さ :★★★★★+
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★★+
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★☆☆+
お勧め度 :★★★★☆
【前回とほぼ同文】
新作が色々と登場しても、まだまだその順位をベスト10から外すことはできない、3D映像の疑似体感を紹介するには絶対に欠かせないタイトルで御座います。
動物の擬人化CGアニメだからといって軽く見てはいけない、強烈で派手な3D演出された作品となっています。
サーカスのアクションシーンは3D映像好きなら絶対目にしなければいけない、3D映画史に残る名シーンであります。
目の錯覚を利用したその映像は、疑似体感と言うよりも脳内トリップに近い映像にといっても良いでしょう。
3D映像を知るには、絶対に通らなく(観なく)てはいけない作品の1つです。
このシーンを見た者は、3D映像に秘められた魅力の素晴らしさを間違いなく魅了されるでありましょう...もう貴方は3D映像なしでは生きていけない。
■3D映像的に言えば、もっと上位の作品なのだが...そこはやっぱり~子供向けのアニマル・アニメ?(^_^;)




●『マダガスカル3 3D』 の3D映像は凄い! ←クリック!
【第7位】
『アメイジング・スパイダーマン2』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★☆☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆+
お勧め度 :★★★★☆
【前回と同文】
3D映像が今一つ地味だった1作目と違い、そこぶる見栄えの良い3Dアクションになった今2作目。
まるで遊園地のアトラクションかのように、ニューヨークの摩天楼を飛び回っているスパイダーマンを疑似体感できます。
上空から見下ろすその街並みは3D的に目いっぱい奥行きが取られ、高所からの“高さ”がリアルに表現されているのです。
この高所からの落下の感覚は、まさに“バンジー・ダイビング”。
見どころ的に 数多い3D映像が用意されており、【冒頭のプロトニウム強奪戦】【街中のエレクトロ戦】【エレクトロ最終戦】【ゴブリン戦】【ライノ戦】と飽きさせない展開になっています。
驚愕のラストの展開は、まさに“高さ”の演出があっての見せ場だと思います。
私的にはドラマとも、かなり評価の高かった作品なので、シリーズ打ち切りはかなり残念なことでありましたネ~(汗)。




●BD『アメイジング・スパイダーマン2』の3D映像 ←クリック!
【第8位】
『インサイド・ヘッド』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★☆☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆+
お勧め度 :★★★★☆
なぜ?この映画が大ヒットしなかったのでありましょう?ドラマ・映像・設定ともども、私的にはかなり評価の高い作品です。
子供の頭の中の感情を、ピクサーらしい絵図らにした話でありまして、
ごくフツーの女の子の地味な現実世界とは反対に、頭の中は派手な冒険アドベンチャーになっております。
この頭の中の世界は、ファンタジー&近未来的な設定で映像化された世界。
見渡す限り地平線まで続く記憶の迷路・夢工場や深層心理の場所・記憶の谷底(墓場)など等、その登場する様々な場所はまさに遊園地。
これに3D映像が加わることにより、自分が実際にそこにいるようなアトラクション感覚を味わうことができるのです。
2Dで観るのと3Dで体感するのでは話の面白さが全然変わってくる、実はかなり3D向けの話の内容なのですよ。
魚を鑑賞する水族館と、ジェットコースターなどの乗り物がある遊園地の違いと言えば分かりやすいでしょうか?
「まさに気分はUSJ♪」、そんな感覚が味わえる3D映像なっております。




【第9位】
『How to Train Your Dragon(ヒックとドラゴン US版) 3D』

3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
【前回と同文】
なぜこのソフトの国内版が発売されない?本来ならば、もう少し順位は上なのだが、日本語字幕もない海外版なのでこの順位となりました。
(もちろん、吹き替え&日本語ありの国内版は何度も視聴済み。)
野蛮なことが苦手な主人公がモンスターであるドラゴンと仲良くなる心温かくなるファンタジー映画なのだが、
後半のボスドラゴンとのバトルが、ハリウッドの実写VFX映像並みに見応えのあるバトルを見せてくれる。演出も日本のアニメチックで派手。
この戦闘が3D映像で視聴すると、これがまた すこぶる素晴らしいのである。
疾風の如く大空を駆け巡るドラゴンは3D映えし、まるで自分が飛んでるかのような疑似体感を存分に味わえるのです。
トゥースに乗って、誰も敵わない巨大ドラゴンと戦うドラゴンライダーのヒックが、メチャメチャにカッコ良い♪
ケビンさんのコメントの「空中シーンでは完全にアバターを超えております。」は伊達ではありません。




【同第9位】
『アナと雪の女王』

3D映像の濃さ :★★★☆☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
3D映像の見せ場:★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
疑似体感度 :★★☆☆☆
2D・3Dの違い:★★★☆☆+
ストーリー :★★★★★+
お勧め度 :★★★★☆
【前回と同文】
ランキング入りされた他のタイトルと比べて、3D映像的には見どころの弱い作品ではありますが、
この作品で表現されている3D映像は、あまりにも美しく・素晴らしく綺麗であります。
エルサの手から発する氷の魔法はキラキラと雪の結晶化とし輝き、空高く舞い上がる。
エルサの周りに降り注ぐ雪の結晶1つ1つが、エルサの感情に比例してグルグルと激しく渦を巻く。
ああ~なんて美しいのでありましょう♪
全体的に強めの3D映像ではありませんが、あくまでもナチュラルな3D映像で目に優しいです。
(このタイトル以降、ディズニアニメの3D映像は、ナチュラル系になってしまいましたネ~。)
全てを凍らせた山や木々の風景表現も美しく、2Dでは味わえない別次元の映像があなたの心を魅了します。
この美しい3D映像はドラマチックなストーリーを、より深く感情移入させられるでありましょう。




●BD『アナと雪の女王 UK盤 / Frozen 』 3D映像レビュー ←クリック!
●BD『アナ雪』3D映像 「生まれてはじめて(リプライズ)」 ←クリック!
【第10位】
『カリフォルニア・ダウン』

3D映像の濃さ :★★★★☆-
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
3D映像の見せ場:★★★★☆+
クロストーク :☆☆★★★-
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆+
お勧め度 :★★★★☆
基本的に視差(立体感)は割と濃いめ。すこぶる3D映えするその3D的効果の演出の良さに目を惹きます。
プロジェクターによる100インチで視聴する3D映像は、衝撃的で圧巻。
(55インチクラスのモニターでも、その3D映像の凄さは十分体感できます。)
ディザスター映画と3D映像の相性は抜群なんだと実感させられます。
崩壊する高層ビル&その高さの高低差、その崩れ落ちるビルの合間を飛ぶヘリ、地震で波打つ街並み、襲い来る大津波、崩れ去る大橋など等、
その弩級の迫力の3D映像に、まさに声を出して叫ぶほどの臨場感を体感できます。
見せ場たる3D映像のシーンが多い、高い満足度を味わえる1本となっています。





皆さん、今回の “2016(上半期) お勧めの3DBDソフト・ベスト10” は、如何でしたでしょうか?
あくまでも、私の好みの順位です。
『アナ雪』などは、私の強い思い入れが表れていると思います。
しかしながらランキングに入っている作品は、3D映像を期待して視聴したのならば、まず裏切られることはないと思います。 ←ほんま?
今回、驚かされたのが、このランキングに入った作品の半数が、年末から年始にかけて発売された新作のタイトルだと言うことなのです。
ココにきて3D映像のクオリティがグンと向上し、そのクオリティがもはや標準になって来ているのではないでしょうか?
思い返せば、『アバター3D』が公開されてからの3D映画の立ち上げ時期、
この時期に公開された作品は 「思いのほか飛び出さない(奥行もない)残念な3D映画ばかり」 でありました。
この時期に、今回ランキング入りされた作品の数々が公開されていたのならば?3D映画はもっと認知されていたでありましょう。
(そう言う意味では、未だにランキング上位に君臨する『アバター』の3D映像は偉大です。)

↑今回、惜しくもランキングから外れた作品、及び、今までランキングに入らなかった作品にも、素晴らしい3D映像の作品はたくさんあります。
どうでしょう?ココまで育った3D映画の数々&3D映像のクオリティ...(4DXの映画館も数多く増えました)。
もはや一時的なブーム(流行)ではあらず、映画の一つのジャンルとして確立したと言えましょう。
今年も数多くの3D映画の公開が予定されています...
コレからは、クオリティの高い3D映画の目白押し!
コレからも一段と3D映画の公開が...3DBDソフトの発売が楽しみですよネ~...うまうま♪
●お勧めの3DBDソフトを紹介します! ←クリック!
●『お勧めの3DBDソフト』 2014下期 ←クリック!
●2015 お勧めの3DBDソフト・ベスト10←クリック!
(私は既に、2D字幕版を鑑賞済です。)

前々から、私のブログの常連さんこと、3D映画の伝道師:ケビンさんが、4DXをお勧めされてたのだけど、
近場にやってる映画館がなかったんですよネ~。
そんなこんなんで、たまたまネットで「4DX」を調べてみたところ?
うわっ!私の住んでいる明石の隣の隣の姫路市に、4DXの映画館が去年の7月に出来ているではありませんかぁ~!

↑...と言う訳で、ダチの“チャイニーズ・いっつあん”と、、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』4DXを観て参りました。
「男とは映画は観に行かない」と言いながら、彼と映画館にくのは『アナ雪3D』と『ゼロ・グラビティ3D』と合わせて3回目~(^_^;)
私の知人で映画の話が通じるのは彼ぐらいなものである。
(ちなみに、“チャイニーズ・いっつあん”は、生粋の日本人(関西人)であることは言うまでもあるまい。)
■アニメ好きの友人は何人か居るのだが...実は“映画ファン”と“アニメファン”の仲は悪い。
私の住んでいる明石(たこ焼きが美味しい街)から姫路まで、高速を車で走らせて40分ぐらい。
明石から姫路方面は、高速代が無料と言うのが有り難いんだよネ~。

劇場に1時間半前に到着。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』4DXのチケットを購入、既に6割近い席が購入済みであったが、
私らは前から3列目の大方、真ん中辺りを選ぶことができました。
しかしながら、4DX3D...大人1名の入場料が〈通常料金1,800〉+〈3D鑑賞料金400円〉+〈4DX®鑑賞料金1,000円〉=3,200円。
メチャメチャ高いよ~~(^_^;)
(ショックのあまり、ダチの“いっつあん”の腰が抜ける...以後、しばらく口数が減る。)
■1時間半前に入ったから、駐車場代がチケット代無料オーバーで、600円払うことになったのよ~。

↑昼飯食べてから会場に向かうと、かなり大人数の人だかり。100人は居ました。
(おおっ...映画人口、多いじゃん!と何故か嬉しくなるのは、映画好き人間の性なのか~?)
前フリが長くなったが、やっと映画館への入場となったのである...
いざ、劇場内へ...
劇場の中は↓この画像のまんまで、全部で8割ぐらいの席が売れていたと思います。
この高い料金で、ココまで多い人が入るとは、4DXもバカにはできません。
料金×人数で幾ら儲かるのかを計算するところが、コレまた~関西人の哀しい性なのか?

周りを見ると、ジュースやポップコーンを持ち込んでいる人を見かけたのだが、激しい揺れでひっくり返すんじゃ~ないの?と心配せずには居られない。
映画が始まると、その想いは無用なことだと気づかされました...

いざ映画が始まると、座席のシートはゆっくりと画面に合わせて動き出す。
ぐぃーん...何だろう、この感覚は?
電車に乗って停まっているときに、隣に停まっていた電車が走りだして、コチラ側が動き出したような錯覚と言えば分かりやすいだろうか? ←いや、全然違う!
まるで、自分がカメラのアングル(動き)に合わせて動いているような、疑似体感である。
私的にはUSJの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいな、座席から振り落とされそうな激しい動きをイメージしていたのだが、
ぐいんぐいん~席が動いて強烈な疑似体感をしている割には、お子ちゃまでも安心して乗っていられる動きなのである。
これなら、激しい動きでポップコーンを撒き散らしたり、ジュースをこぼしたり...ましてや、腰を痛めることなど皆無であろう。
(あくまでも、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』4DXでの話です。他の映画は違ってたら申し訳ありません。)

↑受付のお姉さんが、「ジュースはこぼれません、大丈夫ですよ。」の言葉に納得♪ ←ちゃんと先に聞いてるじゃん。
見せ場のミレニアム・ファルコン号のバトルシーンになると座席の動きもさすがに激しいが、ポップコーンはこぼれませ~ん♪ ←ポップコーン買ってないけど。
3D映像とこの動く座席の相乗効果は、3D映像だけとは比べ物にならない強烈な疑似体感!
実は映画を観る前に昼飯(とんかつ+キャベツ・ご飯・味噌汁(食べ放題))を食べすぎたので、私ではなく“いっつあん”が吐くのではないか?と心配してたのだが、 ←おい!
この疑似体感なら大丈夫♪心地よく動く座席のシートが、もう癖になりそうな心地の良い疑似体感を味わせてくれました。 ←あくまでも私が♪

↑3D映像も、近所のイオンシネマで観る3D映像とは違って良かったです。
(最近、うちのイオンシネマで観た3D映像、あんまり質が良くありません...『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 』が全然飛び出して見えなかった...何故?

ぶっちゃけ~、風の効果は寒いし、シートの背中にドン!とされるのは、なんか漫才のツッコミで「おい!」とされてるみたいで要らないなぁ~。
ミストはちょうどモンスターがぶちゅっ!っと潰されるところで、「わっ汚い!」と思っちゃったけど~(笑)
3Dメガネに付いた水滴を拭くのが面倒臭いし、ストロボ効果も匂いも要らないと思うのが正直な感想です。
しかしながら、3D映像の疑似体感が大好物な私にとっては、この座席が動くことによっての疑似体感・相乗効果はメチャメチャに面白い♪
コレってアレなんだろうなぁ~
私的理論で言わせて頂くと、3D映像が好きな人が疑似体感すると脳内から快楽ホルモンが分泌されて、気持ちがイイ~んだよネ~。 ←恐らく、私はコレで3D映画にハマっている。
(ジェットコースターに乗った時の興奮みたいな、アレね~♪)
この4DXは、ハマる人にはハマるでしょう?
私は既に、この1週間後に『ザ・ウォーク』の4DXを観に行こうとしとりました...(公開、終わってたけど~(^_^;))
しかしながら、問題はその料金の高さにあります。
え~と、レイトショーでも2,700円いるんだよネ~? 高過ぎるわぁ~(^_^;)
まあ、まとめますケド...
はい、私的には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』4DXは、2Dで観るよりも遥かに楽しく鑑賞することができました。
コメント欄にて、常連さんの“itou-takeさん”が、「多分最後までホームシアター化されないコンテンツだと思いますので。」と仰られておられましたが、
あの動く4DXのシート...10万円ぐらいで1席売り出されたら、私買うかも知れないよ~(笑)
また、機会があれば4DXを観に行こうと思います。
(今年の4月には東側のお隣の神戸でも4DXのシステムが登場します。4DX、メチャメチャ人気じゃん♪)
↑あの4DXのシステムの投資で、元取れるのかなぁ~と本気で心配するのは、やっぱり~私が関西人だからなのでしょうか~?(^_^;)
PS.
ちなみに“いっつあん”は、「料金高過ぎるわぁ~」の感想しか言わなんだぁ~(^_^;)