メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

丸でも四角でも美味しいスパナコピタ

2016-02-20 12:45:40 | ギリシャ料理
一昨日の、だいぶ薹が立った「ギリシャ料理女子会」で
3番目に登場したのが「スパナコピタ」
英語にすれば「Spinach Pie」
日本語にすれば「ほうれん草パイ」。


シンプルなんですけれど、美味しくて
気のせいかポパイのように力瘤(ちからこぶ)ができそうで
いつもみんなの人気者。

今日同じメンバーに会ったら

「ほら、あの何とかっていうほうれん草のパイ、わたし今晩作るつもり。」
「半分家に持って帰ったでしょう?息子が『もっと食べたいから同じ物作ってくれ!』ですって」
「私も明日作るつもりで、ほうれん草とフェタチーズ買ってあるわよ。」

というノリの良さ(笑)!!

皆さんには今日こんなレシピをお渡ししましたからね。

この通りにやってくだされば、同じ物ができますよ!


用意するものはこれだけです。

□ほうれん草 1束
□冷凍パイシート 2枚
□フェタチーズ(山羊のチーズ) 1個(200g)
□小口ねぎ 5~6本
□卵 3個
□パセリ 半房
□ディル 少々
□胡椒 少々
□オリーブオイル

メイおばさんはどこにいても年がら年中作っていますが
日本ではこんなフェタを使います。

たしか800円ぐらいだったかしら。

アメリカでは透明プラスチックのケースに入って
目方あたりで値札が付けられています。
お豆腐のような形をしたものだけでなく
崩したタイプのものもあります。
お値段は日本の半分ぐらいですから、気楽に使えます。

1. ほうれん草を洗って細かく切り、塩をふりかけて手でもんで1時間ほどおきます。

2. ほうれん草の水気をよく絞り、オリーブオイル1カップ、くだいたフェタチーズ、小口ねぎの輪切り、溶き卵、パセリのみじん切り、ディル少々、胡椒を加えます。

3. 耐熱皿にオリーブオイルを塗って、伸ばした冷凍のパイシートを底から側面へと敷きつめます。

4. 底にフォークで何箇所か穴をあけます。


5. 2を流し込んだら、表面をもう一枚の延ばしたパイシートで蓋をします。

卵黄を塗るときれいに仕上がりますよ。


6. 十字に切り込みを入れ、170度のオーブンで45分焼きます。


大丈夫、まず失敗なくできますから。
メイおばさんなんて、これまでどれだけ焼いてきたかしれませんけれど
まずうまくいくもんですよ。

などと言いながら一昨日はこんな失敗、いえ想定外のできごとが!!

パイシートを敷こうとしたら、いつもの丸いパイ皿が見つかりません。
どこをどう探しても見つかりません。
絶対どこかにあるはずなのに。

仕方がない、あきらめて生まれて初めて四角い「スパナコピタ」を焼きました(笑)。


けれども、丸かろうが、四角だろうが、たとえ三角だろうが
お味には変わりありませんものね。



でも私の丸いパイ皿さん、いったいどこへ行っちゃったのかしら。
と、ここまで書いて、はたと思い当たる節があって
冷凍庫の中を見に行ったら
やっぱりそうでした。ありました。
半分残ったキーライムパイがしっかり貼りついていましたよ(笑)。

読んでくださってありがとうございました。
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