メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

定番簡単おつまみって?

2017-09-03 03:48:36 | レシピ

「定番簡単おつまみについてはまたあらためて、ね。」

前回の最後の一行がこれでした。

 

ということで、律儀なメイおばさん(笑)

さっそくこの「定番簡単おつまみ」についてちょっとだけ。

 

何と言ってもまずはこれ。

どこにいてもその昔からまずは登場するまさに定番。

最近はお味噌つまり「MISO」がアメリカのスーパーでも

簡単に手に入るようになりましたので

ますますの定番となりました。

 

胡瓜や大根、ニンジンなどのお野菜を

スティック状に切ってお出しすれば

皆さん、味噌ディップをつけながら

気楽に手づかみで楽しそうに召し上がります。 

 

もちろんその前に

この時期ならば冷蔵庫で冷やしたおしぼり

寒くなればお湯で温めたおしぼりをお出ししますから

手づかみまったく抵抗なし(笑)。

 

みんなでポリポリ食べているうちに

けっこう打ち解けてまいります。

 

基本は、「味噌+味醂」ですが

どんな味噌を使うかによって多少加えるものの分量が違ってきます。

砂糖を足すこともあれば、オリーブオイルを足すこともあります。

そこらへんは、ほら匙加減で(笑)。

 

今回のお客様にはちょっと遊んでいただくことにして

全部5種類のディップを並べてみました。

どれもみんなその場しのぎの思い付き。

とはいえ、5つの個性がなかなか楽しいディップです。

 

その1: 手前の左は、先ほどご紹介した定番の味噌と味醂のディップ

 

その2: 黒オリーブを刻んでオリーブオイルを加えたディップは向こう側の真ん中です。

 

その3: その左はメイ家定番、ギリシャのジャジキ

ヨーグルトと胡瓜とガーリックです。オリーブオイルとディルも加えます。

もちろん塩も。

 

その4: そして、こんな料理本に出会って初めて作ってみたタペナードが手前の右側。

これがなかなか行けました。

ガーリック、アンチョビ、ケイパー、黒オリーブ、オレンジの皮、レモンの皮、オリーブオイル、レモンの絞り汁、胡椒、ディジョンマスタード、マヨネーズ、バジル

をブレンダーで混ぜるだけ。

メイおばさん、黒オリーブをたくさん入れすぎた上に、マヨネーズを少な目にしましたので

だいぶ色黒になってしまいました(笑)。

 

 

その5: 残ったひとつ、向こう側の一番右はメイおばさん風タラモサラタ

このギリシャのメゼ(前菜)は

タラコの相棒にジャガイモを使う伝統的バージョン

水気を含ませたパンを使う現代バージョン等々あるのですけれど

最近のメイおばさんはてっとり早くヨーグルトまたはサワークリームを併せます。

今回はタラコが手に入りませんでしたので、こんな「TOBIKO」で代用しちゃいました。

 

以上がこの日のメイおばさんの五人組、いえクインテット。

火を使うのは1だけです。

 

簡単でしょう? 楽しそうでしょう?

そして、なかなか美味しそうでしょう?

冷えた白ワインとの相性もばっちりです!

 

楽しくおしゃべりして、楽しく食べている間に

ようやく外が少しばかり暗くなり始めました。

そろそろメインテーブルに移りましょうか。

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夕日色のさつま芋X紫キャベツ→外は夕焼け

2017-08-25 10:06:35 | レシピ

これ何だと思う?

実はスイートポテト、つまりサツマイモの皮をむいたところです。

元々はこんなです。とても大きくて、メイおばさんの手からずずずい~っとはみ出します。

これでも小さいのを選んでみたのだけれど。

皮を剥けばきれいな夕日色。

こうしてみればまるで人参(笑)。

 

こちらは何?

はい、松の実(pine nuts)です。

ナッツ類の中でも、これがダントツに高値の

まさに高嶺の花(笑)。

 

こんなパックで9ドル49セント。

つまり千円ちょっとです。

 

とはいえ、そうそう大量に使うわけでもありませんから

1パック買えばけっこう長持ちいたします。

 

さあて、そんな人参みたいな夕焼け色のさつま芋と

高嶺の花の松の実でいったい何ができたでしょう。

 

これですよ、これ。

 

もとはと言えば新聞で見つけたこんなレシピ。

やってみたくもなるというもの。

 

題して「Warm Red Cabbage Salad with Sweet Potatoes」

まあ、なんて長ったらしい。

つまりは「紫キャベツとさつま芋の温かいサラダ」

 

さあ、まいりましょうか。

6人前の材料ですが

 

*大き目のさつま芋  1個

*バター  大匙1杯

*黒砂糖  一振り

*塩・胡椒

*干しブドウ  片手に乗るぐらい

*松の実  大匙2杯

*オリーブオイル  大匙4杯

*赤ワインビネガー  小匙1杯

*パセリ  片手に乗るぐらい  

*レモン 1個

*紫キャベツ 半分

*ガーリック  2片

 

作り方はこんな感じ。

 

1.皮を剥いてさつま芋を賽の目に切って、バターと黒砂糖と水を1カップ半、塩と胡椒を少々加えて、柔らかくなるまで茹でます。

目安は12分ぐらい、と言ったってお芋の大きさによって違いますものねえ。そこらへんは適当に。

 

2.ここに干しブドウと松の実とオリーブオイル大匙2杯、パセリを加え、レモンを絞ってまわしかけ、水気がなくなるまで火にかけます。

 

3.別のフライパンにまたしてもオリーブオイルを大匙2杯。

弱火で紫キャベツの千切り(削ぎ切りでもいいね)を弱火で炒めたらお皿に移します。

 

4.この上に2をかけるのですが、メイおばさん、ちょっと盛り付けを変えました。

ねえ、新聞の写真よりも

こっちの方がきれいだと思わない?

 

いい具合に窓の外は日が落ちて

夕食の時間に外がこんなになるなんて

夏至を過ぎてからの日々、日一日と昼が短くなっていくのがわかります。

ついこの間までは9時を過ぎたって明るかったのに、、、、

 

暗くなってからいただくお夕飯なんて

メイおばさん、なぜだかちょっと焦ります(笑)。

 

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人参のゆくえ~キャロットタルタル

2017-08-14 00:47:17 | レシピ

メイおじさん&メイおばさんと同じように

移動生活のデルとジーン。

 

夏になると灼熱のアラバマからシアトルに逃げてきます。

つまりここが彼らの避暑地。

 

とはいえ、二人ともれっきとした大学の先生ですから

今週から授業が始まるとあらばアラバマ(笑)

へと戻って行かねばなりません。

 

前日にいらした我が家のティータイムに

 「ねえ、メイ、これ良かったら使ってくれない?」

 と、どさっと人参と玉ねぎとガーリックを持ってきました。

 

わかる、わかる、わかります。

移動生活には気分転換も醍醐味もあれば

冷蔵庫の中の生ものを全部処分しなければならないという

なかなか大変な仕事もあるのです(笑)。

 

さてさて、紫玉ねぎとガーリックはともかく

袋にいっぱい入ったこの人参

いったいどう使いましょう。

 

頭を一生懸命めぐらせて

まずはてっとり早く「シリシリ」を。

 

次に、ちょっと手をかけて作ってみたのが昨日のこれでした。

メイおばさん、初めてのチャレンジでしたけれど、うん、合格!

見た目がかわいい、味もなかなか

しかもけっこう簡単という三拍子。

 

見つけたのはこの本のこのページ。

いつものメイおばさん流に手抜きできるところは手を抜きましたよ(笑)。

 

出来上がりは本の写真よりもだいぶ「しどけない」のですが

まあ、楽しく作れましたし

メイおじさんにも喜んで食べてもらえましたから

良しとしましょうか(笑)。

 

この「Carrot Tartare」(人参のタルタル)なるもののレシピを載せておきますね。

気が向いたら楽しく作ってみてください。

昨晩のメイおばさんのようにね。

 

1) ボールに卵黄1個、ディジョンマスタード大匙2杯、刻んだアンチョビ4枚(数え方って4でいいの?要するに平べったい缶の中に平べったく入っている例のアンチョビを細かく刻むわけ)、シャロット1個(玉ねぎの小さいようなもの、けれどもペコロスよりは大きいの。玉ねぎで代用してもいいと思います。その場合は8分の1個ぐらいかしら、)、ケイパーをざくざく小さく切って大匙1杯、ピクルスもざくざく切って大匙1杯。

2) 全部混ぜたところに、レモンの絞り汁大匙1杯とオリーブオイル大匙2杯、ウスターソース大匙半杯を加えてまた混ぜます。

3) ここにザクザク小さく切った人参2~3本分を加えて、あとは塩と胡椒とオリーブオイルでお好きな感じに味付けするだけ。

4) さてさて人参の部分が仕上がったら、次はアボカドの部分です。

アボカド2個を四角く切って(大きすぎず、小さすぎず)、塩&胡椒で味をつけ、色が変わるのを防ぐためにレモンの絞り汁をまわしかけておきます。

5) さてフィニッシュは、、、、、、

お皿に4のアボカドを丸く敷いて(型があればサイコ―!)、フォークで軽く押しながら形を整え、3の人参を載せます。

トップを緑の葉っぱで飾ればもっと素敵!

 

「人参タルタル」気が向いたら楽しく作ってみてくださいな。

昨日のメイおばさんのように適当に手抜きをしながらね(笑)。

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緑、緑、緑!とチキンのサラダ

2017-08-04 07:02:36 | レシピ

銀行で待っている間、たまたま目の前にあった雑誌をぱらぱらとめくっていたら

ちょっと気になる料理に出会いました。

 

メイおばさん、一生懸命小さなノートに書き写していたら

受付の方が親切にこう声をかけてくれるではありませんか!

 

「どうぞお持ちになってください。」

 

と言われても、興味があるのはここのページだけですし

持っていってしまったら他の方々に悪いじゃないですか、ねえ。

 

「いえ、大丈夫です。ささっと写しちゃいますから。」と

なおもほぼ自分でも解読不能な文字で書いていたら

お姉さんがカウンターの向こうからやってきて

 

「それじゃ、このページをお持ちになったら?」

 

と、ぴりっと切り取ってくれましたよ。

そこまで親切にしていただいたら、きちんとお礼をしなければ

と、早速お夕食のメニューにしたのですが

 

買い物リストを書き出していたらなんか面倒くさいの。

そこでメイおばさんこう考えることにしました。

 

その1:この通りでなくていい。

その2:これはあくまで参考、これはあくまでイメージ

 

そしてスーパーに行き、一通りの材料を買ってきて

これを参考にしながら、メイおばさん流手抜きサラダにしましたよ。

 

アーモンドとひまわりの種は、はしょりましたけれど

家に胡桃が少しばかり残っていたので使ってみました。

チキンは丸一羽を1時間もローストするのではなくて

塩胡椒で味付けしたもも肉をフライパンで両面よく焼いて

スライスしました。

 

ドレッシングも自分流に

 レモンの絞り汁+オリーブオイル+寿司酢+塩+胡椒+ディジョンマスタード+グラニュー糖を少し

 

要するに目の前にあるものを適当に使っただけ(笑)。

でもなかなか美味しい「緑、緑、緑のサラダ」になりました。

しかもチキンがたくさん入りますので主食になるぐらい。

 

パルメザンは小さな塊を買って

この際!と気合を入れて、お財布のひもを緩めて

チーズのそばに誘惑的に置いてあったこんなスライサーを買ってみましたら

まあ、これが面白いの何のって、、、、、

 

スパスパと薄いチーズが切れるものですから

つい入れすぎちゃいましたよ。

 

用意したもの:

ロメインレタス、グリーンアスパラガス、レモン、シュガースノーピー(お豆)、シュガースナップピー(お豆)、パルメザンチーズ(塊)、チキンのもも1枚、オリーブオイル、塩、胡椒

 

シュガースノーピーだのシュガースナップピーだのは

要するに「さやえんどう」でいいと思います。

 

作り方(なんてほどのものではありませんが):

1.チキンの両面に塩・胡椒をしてオリーブオイルを敷いたフライパンでじっくりと焼きました。

 

2.レモンの絞り汁1個分、マスタード大匙1杯、グラニュー糖大匙1杯、オリーブオイル2分の1カップをボールでゆっくりかき回して馴染ませました。

 もちろん、オリーブオイル=エクストラバージン。

 

3.アスパラガスとえんどう豆は鍋に湯をわかして塩をひとふりした中でささっとゆでて、すぐに氷水につけました。

 

4.ロメインレタス、3のアスパラガスとお豆を器に入れて、2のドレッシングでざっくりとあえました。

 

5.少しばかりマイルドにしたかったので寿司酢をちょっと加えました。

 

6.あとはただ器に盛った緑野菜の上にパルメザンチーズの薄切りを大盤振る舞いしただけ(笑)。

そうそう胡桃が残っていたのでこれもパラパラ。

 

なんて名付けましょうかねえ。

もともとは「Roast Chicken & Asparagus Salad」なんですが

メイおばさん、チキンをローストしたわけじゃありませんから

まあ単純に、まあ感覚的に

「緑、緑、緑!とチキンのサラダ」にしましょうか(笑)。

なかなかいいサラダでしたよ。

 

(深夜に目が覚めてしまって読み直していたら、寝ぼけ頭でも気づくような失敗がありました。

同じことを二度も繰り返していましたので、統合させてすっきりさせました。ごめんなさい。)

 

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スモークサーモンの変身

2017-07-29 06:28:56 | レシピ

日本でなら、適量、いえ正直に言えば

「もっと食べたいのにどうしてこれしか入ってないんだろう」

的なのがスモークサーモン。

 

ここアメリカでは、ほとんどが適量以上(笑)。

大家族だったり、育ち盛りの子供たちがいるならともかく

なんたってふだんはメイおじさんとメイおばさんだけですからね。

余ってしまうものがたくさん出ます。

 

餃子の皮にしても

春巻きの皮にしても

もちろんスモークサーモンにしても。

 

ならば余った物どうしで何かを作りましょうかと

まずは春巻きの皮に薄くタルタルソースを塗って

持て余していたサーモンを置いて

ケイパーをぱらぱら。

 

は~い、あっという間にミニ春巻きの出来上がり!!

あとは油で揚げるだけ。

 

ソースはこれまた手抜きの二種類です。

左は出来合いのタイのスイートチリソースですし

右は醤油と寿司酢とオリーブオイル。

 

外はまだこんなに明るくて

なかなか夕食気分にはなれませんけれど

これでも時計は8時半をまわったところ。

そろそろディナータイムにしましょうか。

 

テーブルの向こうの方に、なんだか春巻きもどきのようなものが見えますが

これ、ただの玉子焼き。

 

玉子を6個溶いて、貴重品の味醂と、最近はどこでも手に入る醤油と

日本から持ってきた貴重品の鰹のお出しと、ちょっぴりのお砂糖で

厚焼き玉子にしてみました。

 

長方形の玉子焼き器なんていう便利な物はありませんから

何のことはない、ただ単に

まあるいフライパンに薄く油を塗ってから

卵液を薄~く敷いて

火が通ってきたところでくるりくるりと

こっちの端から向こうの端へと巻いて行き

またフライパンに卵液を、、、、の繰り返し。

 

ついでに人参を千切りにしてサラダを作りました。

ボケボケ写真ですが(笑)。

 

ところでまったく

この天気いったいどうなっているのかしら。

 

本当は今頃はシアトルへと移る飛行機の中のはずなのに

昨夜の暴風雨予想でほとんどの便が欠航になってしまいました。

ええ、たしかに午後のいっときはかなりの風雨になりましたけれど

その後は穏やかなもんだったんですがねえ。

 

メイおじさんに言わせると「きっとこれから来るんだよ!」だそうですが

嘘でしょう、こんなに明るくお日様が輝き始めたというのに、、、、、

 

というわけで

予約の変更ができた火曜日の朝までは

ワシントン暮らしが続きます。

 

昨日せっかく空にした冷蔵庫

昨日一生懸命詰め込んだスーツケース

昨日がんばって掃除したお部屋

昨日えんやこらときれいなリネンに取り換えたベッド、、、、、

ふ~っと溜息のメイおばさん。

 

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紫に心惹かれて@トレビスとチェリーのサラダ

2017-07-07 23:41:39 | レシピ

いくら10本1ドルだったからって

やっぱり買い過ぎてしまったトウモロコシさんたちを

さて今日はどうしようかと考えるメイおばさん。

 

そのまま茹でて食べたり

実を削いでフリッターにしてみたり

お米と一緒に炊飯器に入れて炊き上げてみたりしましたが

 

いいかげん黄色いものにも飽きてきて

突然、反対色に心惹かれ始めたのでした(笑)。

 

そしてこれ、昨晩の夕食のサラダです。

みごとに反対色じゃありません(笑)?

 

使ってみたのは

紫キャベツ(トレビス)と

紫チェリーと

脂身のないベーコン

 

ベーコンをカリカリになる直前まで炒めたら

うまい具合に紫になりました(笑)。

 

まずはお皿にレタスとトレビス

その上に二つ切りにした旬のサクランボ

 

またその上にフライパンでかりかりにしたベーコン

ほうら、みごとに同じ色になったでしょ?

 

トッピングまで紫にしたら

まるでアクセントのないお皿になってしまいますから

メイおばさん、チーズをパラパラすることにして

冷蔵庫に常備している

パルミジャーノをシュレッダーで削ぎました。

こんな場合のドレッシングはシンプルに越したことはありませんから

エキストラバージンのオリーブオイルと、白ワインビネガー、そして塩&胡椒。

 

さてさてそんな「紫サラダ」のテーブルの奥の方に見えるのは

コールスローの上に載せられたタラさんです。

 

竜田揚げ風にしてみました。

 

日本と違って、ここワシントンDCでは

お魚の種類も少ないし、お値段も高いし

結局一番安くて、調理もしやすいタラになってしまうことが多いのです(涙)。

 

「またタラか~っ」に少しは変化をつけようと

二色のディップを添えました。

 

左はケチャップ&マヨネーズがベース

右はタルタル&マスタードがベースです。

 

ところでこの紫サラダですが

この料理本がヒントになりました。

「Salad for Dinner」(お夕飯用のサラダ)という

なかなか面白い本です。

もちろん初めから最後まで、ぜ~んぶサ・ラ・ダ!!

 

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行き詰まり料理の定番~白身魚のカラフルトッピング

2017-06-02 19:55:09 | レシピ

なんか一日中眠くて

ただでさえボーっとした頭がますますボーッとして

鼻水は出ないのだけれど時々咳が出て

時々痰がからみ

もしかしたら風邪?

 

こんな時には料理のアイディアもなかなか出てきません。

あるいは全く支離滅裂で相関性もない小さな足し算。

 

つまり、出たとこ勝負、思い付きばかりの

トータルデザインなんてまるで関係ない一発屋さん(笑)。

自信がないものだから

ついつい品数ばかりを増やしてしまって

どれもがなんだか中途半端。

 

そんな「行き詰まり」にぶち当たると

よくこんなお魚料理を作って急場をしのぎます。

 

見た目もきれいだし

簡単だし

安上がりだし

そこそこに美味しいし。

 

お魚はなんだっていいんです。

でもどちらかと言えば白身の方がいいかしら。

 

まずはお皿にカボチャのピューレを敷きます。

もちろん自分でカボチャを茹でてピューレにすれば最高ですが

そもそもこの料理を作ろうと思う時は「行き詰まり」ですからね

そこまでする気もありません(笑)。

 

結局、メイおばさん、日本でもアメリカでも

カボチャスープの缶詰を水で割らずにそのまま使います。

 

お魚は何でもいいのです。

 

節約しようと思えばタラで充分。

でもちょっとタラは癖があるかなあ、と思えば別のお魚。

要するに何でもいいのですが

一度サーモンでやってみた時には後悔しました。

これ、やっぱりあまり個性のない白身魚がいいようです。

 

そんな切り身魚の両面に軽く塩胡椒して

オリーブオイルまたはバターで両面を焼いて

カボチャのピューレの上に載せて

ぱらりぱらぱらぱら、トマトをトッピング。

 

あとは何でも手元にある物の中から

トッピングになりそうなものを使います。

 

一昨日のメイおばさんは

赤パプリカ(実は前の晩の残り物のパプリカのきんぴら風)

緑ピーマン

ベビーコーン

を軽くオリーブオイルで炒めました。

 

味付けは塩と胡椒でもいいし、ブイヨンパウダーでもいいし。

この日のメイおばさんはたまたま目の前にあった

玉ねぎドレッシングなんかを使ってしまいましたが

それはそれでなかなかグー!

 

けれども、これだけでは面白くないもんですから

もうひとつトッピング。

冷蔵庫に眠っていた胡桃を

とんとん叩いて上から振り掛けました。

 

ええ、もちろんアーモンドでもいいでしょうし

ピーナッツだって行けるかもしれません。

 

とにかく簡単。

手抜きの割には見た目もなかなか。

メイ家の「行き詰まりメニューその1」です(笑)。

この日の相方は

ズッキーニをオリーブオイルで揚げたもの

ペンネとブロッコリーのシンプルプレート

そしてほうれん草のクリームスープ

 

はい、その2もその3も、、、、、、、、

簡単手抜き料理、たくさんあります(笑)。

 

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あっという間の手抜きガスパチョ

2017-05-26 21:30:23 | レシピ

日本にいれば日本でしかできないことも

日本の方がずっと良いことも

たくさんあります。

 

もっともアメリカにいればアメリカでしかできないことと

アメリカの方がずっと良いことも

同じようにあるのですが(笑)。

 

そんな狭間で生きている(大げさ?)メイおばさん

日本に戻ればすぐに医者通いが始まります。

診察、処置、医療費、その全てにおいて

日本>アメリカ と密かに思うメイおばさんです。

 

今回も短い間に医者通い。

もっぱら整形外科と歯医者さん、時に内科。

 

待合室での長い時間の楽しみ&暇つぶしは

ふだんは読まない週刊誌を読めること。

 

メイおばさんがこの女性週刊誌を開いた日は

メイおじさんが一足遅れて日本に戻って来る日でした。

 

思いのほかに待たされて

「ああ、どうしよう、どうしよう、まだ掃除も終わってないのに、、、、」

「ああ、どうしよう、どうしよう、お夕飯をどうしよう、、、、、」

 

などと焦っていたら

たまたまページを開いた週刊誌にお料理レシピが載っていました。

 

まさに救いの神、出会ったが運(笑)

とばかりにメイおばさん、せっせと手持ちの小さなメモ帳に書き写しましたよ。

 

簡単で美味しそうで

飛行機での移動日には軽い夕食しか食べない

お野菜好きのメイおじさんが喜びそうな「ガスパチョ」です。

しかもこれまでメイおばさんが作ってきた「ガスパチョ」よりずっとイージー。

これならすぐにできちゃいます。

 

あとはちゃちゃっと作れる手抜き人参サラダでも作って

(これはまた次回にご紹介しますね)

美味しいパンとチーズとワインでもあれば万々歳。

 

短い時間で簡単にできて

この季節にはなかなかお洒落で美味しいお手軽ディナーになりました。

これだけあればできます。火は使いません。

○トマトジュース   2.5カップ

○胡瓜        1本

○赤パプリカ     2分の1個

○玉ねぎ       4分の1個

○ニンニク      2分の1片

○オリーブオイル   大匙3杯

○レモン汁      大匙1杯

○蜂蜜        大匙1杯

○コンソメ、塩、胡椒 適宜

 

1.胡瓜と玉ねぎはトッピング用に少量残して後はざく切り。

2.赤パプリカもざく切り。

3.上の2つとトマトジュース、レモン汁、オリーブオイル、コンソメ、蜂蜜、ニンニク、塩、胡椒(つまり全部!)をミキサーに入れてスイッチオン。

    ああ、そうそう、コンソメパウダーは少量の湯に良く溶かしてから使いました。

 

あとはしばらく冷蔵庫に入れて冷やすだけ。

器に入れてから胡瓜と玉ねぎのみじん切りでもパラパラと振り掛ければ

赤と緑と白のコントラストでなおさら美味しそう。

(メイおばさんはさぼっちゃいましたけれど)

オリーブオイルをまわしかければ香りが増してなおさらgood!

(これはさぼらずにたっぷりやりました)

 

冷やす時間が十分ではありませんでしたので

メイおばさん、食卓に運ぶ前に氷を浮かべちゃいました。

インスタントと呼ぶほどに簡単なのに

なかなかおいしい初夏のスープになりましたよ。

 

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緑、緑のフリッタータ

2017-04-17 17:17:41 | レシピ

最近けっこうはまっていて

「う~ん、緑野菜をたっぷり食べたい!!」

という気になると作っているのがこれです。

いえいえ、サラダじゃありません。

何かといえば大きな大きな玉子焼き。

火加減によってこんなに見た目が違いますが(笑)。

 

実は、ただの玉子焼きじゃありません(笑)。

なんと中に入っているのは緑、緑、また緑。

山のようなネギとほうれん草とパセリとディルと香菜(パクチー)です。

 

初めはこれだけで作っていたのですが

茹でたジャガイモをつぶして加えると

まとまりやすい上に腹持ちもいいことがわかって

今ではジャガイモが必須アイテムになりました。

 

もともとはペルシャの料理です。

ペルシャの伝統的な作り方では包丁を一切使わずに

手で緑野菜をちぎるんですって。

と、祖先はペルシャの若い友から聞きました。

 

加えて言えばこの緑のオムレツ、いえ緑のフリッタータは

ペルシャの新年に必ず作られるお料理なんですって。

丸い鍋や丸いフライパンで作って食卓の上に春を迎えて

新しい年の始まりを祝うのでしょうね。

 

材料さえそろえば簡単です。

とはいえ難関も待っています。

この6個もの卵を使った分厚いオムレツ

いったいどうやって裏返しにいたしましょう。

 

その答はレシピに書いておきますから見つけてくださいね(笑)。

 

熱々で食べても、冷めた残りを食べてもそれなりに美味しいですし

何よりも緑たっぷりのヘルシープレート。

「Popeye the Sailor Man」と力こぶの一つも作って歌いたいぐらいに(笑)。

 

用意するのはざくっとこんな感じ。

けっこう大きいです、けっこう迫力あります。

8人ぐらいのパーティーだって十分行けます。

 

□ジャガイモ  大1個

□ネギ     2~3本を薄い輪切りに

□ほうれん草  ざく切りして約2カップ

□パセリ       々

□ディル    ざく切りして約1カップ

□香菜     ざく切りして約1カップ

□玉子     6個

□ターメリック 小匙1杯

□塩        々

□黒胡椒    小匙半杯

□小麦粉    大匙1杯

□オリーブオイル 大匙5杯

 

①  ジャガイモを茹でて荒くつぶしておきます。

②  大き目のボールに卵を溶いたところに、ジャガイモ、ネギ、ほうれん草、パセリ、ディル、香菜、ターメリック、塩、黒胡椒、粉を混ぜ合わせます。要するにオイル以外の全部です(笑)。

③  フライパンにオリーブオイルを引いて中火で温めたところに②を流しいれます。

蓋をして焦げ付かないように注意しながら上下をひっくり返すことができるぐらいになるまで焼きます。

④  そろそろ大丈夫かな?という段階で上下をひっくり返します。とはいってもこの大きさ、この重さ、かなりむずかしいです。メイおばさんはもうひとつ油を引いたフライパンをとなりに用意して、こちらからあちらへと滑らせるようにやりますけれど、最近ではもっと安全な方法を見つけました。スパチュラで四等分して、ひとつずつそっとひっくり返すのです。

⑤  うまく返ればしめたもの。今度は下にあった面が固まるまで十分に火を通します。

⑥  火を止めたらそのまま2~3分置いて粗熱がとれてから人数分に切り分けましょう。

 

これ、暖かいうちに食べても、冷めてから食べても美味しくいただけますから、お弁当にも使えます。

ちょっと味が単調なところは、ケチャップ、マヨネーズ、ソース、ドレッシングなど、お好みのもので補ってみてくださいね。

 

まあ、たまには目先の変わったオムレツ

いえいえ正確に言えばフリッタータもいいもんです。

 

みんなの目の前で切り分けるのもなかなか楽しい作業です。

時に失敗してくずれたりしても

それはそれでまたまた楽しいイベントです(笑)。

 

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こんなプラムがあればすぐに

2017-04-14 22:13:51 | レシピ

アメリカでも日本でも

最近よく作っている「超」が付くほど簡単ケーキ。

とはいえ、なかなか美味しい簡単ケーキ。

その名を「Spicy Plum Cake」と言います。

「Spicy」というからには、何種類かのスパイスを使います。

何かと言えば、シナモンとオールスパイスとクローブです。

 

そして

「Plum」というからには、プラムを使います(笑)。

 

シナモンとオールスパイスとクローブぐらいなら

いつだってメイおばさんのキッチンにありますし

バターだって玉子だって小麦粉だって重層だって

黒砂糖だってあります。

 

ですから

もしプラムとアプリコットジャムと

オレンジもしくはオレンジジュースでもあれば

すぐにできちゃうのです。

 

まさに、思い立ったが「プラムケーキ」!(笑)。

 

□黒砂糖 2分の1カップ(60g)

□バター 2分の1カップ(125g)

□玉子  3個

□小麦粉 1.5カップ(210g)

□シナモン 小匙1杯

□重層  小匙4分の3杯

□オールスパイス 小匙2分の1杯

□クローブ 小匙4分の1杯

□塩   小匙4分の1杯

□プラム 半分から一袋

□アプリコットジャム 大匙2杯

□オレンジの搾り汁 大匙4杯

 

黒砂糖がなければふつうのお砂糖だって大丈夫。

プラムは、もともとのレシピは生のプラムでしたけれど

生のプラムなんて年がら年中手に入るわけでもないし

店先で見つけたって熟しているとも限りません。

 

ですからメイおばさん

いつでもちょこっと作れるように

こんなプラムを常備しておきます。

アメリカでなら、スーパーで買えるオレゴン州のプラムのこんな缶詰。

日本でなら、こんな袋詰めプラム。

 

「えっ、それってプラムじゃなくてプルーンでしょ?」

 というなかれ(笑)。

プラムもプルーンも同じです。

生の「すもも」が「プラム」で

乾燥させれば「プルーン」です。

 

あらあら薀蓄が長くなっちゃいましたねえ(笑)。

作り方をささっと書いておきますからね。

 

①  オーブンを190度に予熱して、直径24cmぐらいの焼き型にバターまたは油を薄く塗っておきます。

② 大き目のボールに砂糖とバターをブレンダーでふんわりと軽くなるまで混ぜます。

③  そこへ溶き玉子を流しいれます。

④  小麦粉、シナモン、重層、オールスパイス、クローブ、塩を別のボールに入れて泡だて器でよくかき混ぜたら②に加え、よく混ぜ合わせます。

⑤  これを焼き型に流し込み表面にプラムを置きます。

⑥  アプリコットジャムとオレンジの搾り汁を混ぜて馴染ませたら、⑤のプラムケーキの上からまわしかけます。

⑦  予熱が完了したオーブンで35分、または楊枝を刺してきれいに抜けるようになるまで焼きましょう。オーブンから出して30分ほど置いてから召し上がってください。

 

ちなみにこちらはオーブンに入れる前で

こちらは焼きあがった後です。

 

ね、簡単でしょう?

容器によってちょっと雰囲気が変わるのもまた面白く

調子づいて最近けっこう頻繁に焼いてます。

 

このプラムケーキ、たしかにスパイシー。

切り分けてそれぞれのお皿に盛ってから

オレンジとアプリコットジャムを合わせたものをかけて食べるのがまたGOODなのです。

ミルクティーを添えたりすれば

もうサイコー!

 

読んでくださってありがとうございました。
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