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メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

移動前夜のギリシャパーティー

2017-06-19 10:49:33 | パーティー

昨日、太平洋を越えて

シアトル生活が始まりました。

こちらはまだ18日、日曜日の18時をまわったところです。

日本とは16時間の時差があります。

今日は曇り日でしたけれど

メイおばさんがこれを書いている右手の窓の向こうは

まだまだこんなに明るいのです。

 

お夕食を始めた8時だってまだこんな。

 

それにしても移動は疲れます。

ついこの間までは、ワクワクと楽しめたことでも

最近ではとっぷり疲れるようになりました。

まさにこれって加齢のなすわざ?(涙)

 

荷造りをし

後にする家の掃除をし

郵便やら、宅急便やら、ご近所への挨拶やら

もろもろの手配をし、、、、、

 

そんなバタバタの中で

出発前夜の金曜日、都心の夜景が広がる高層ビルで

とあるパーティーがありました。

行くべきか、行かざるべきか、だいぶ迷いましたが

 

「え~い、行っちゃえ!

 シアトル便は次の日の夕方だし。

 何とかなるわ~い!」

 

とばかりに、ちょっとだけ顔を出すことにしたのです。

 

この二つの国の友好パーティーです。

シェフによって用意されたたくさんのお料理の中には

お馴染みのこんな物も含まれています。

 

スパナコピタ

ほうれん草とフェタチーズのパイです。

我が家ではしょっちゅう登場する簡単料理です。

 

ムサカです。

茄子とひき肉の段々重ねのグラタンです。

これもまた、我が家のお馴染み。

メイ家の定番おもてなし料理のひとつです。

 

そしてこちらはスティファド、ビーフと小玉ねぎのシチューです。

これもまた子供たちに言わせると「おふくろの味」。

 

 

デザートはカリドピタ。

胡桃のケーキです。

パーティーでなくたって、ちょこっと焼きたくなる簡単なお菓子。

南仏の胡桃ケーキととてもよく似ています。

 

ここまで書いてきてあることに気づきましたよ。

ギリシャ料理って

パーティー料理=家庭料理、あるいは家庭料理=パーティー料理!かも(笑)。

 

さあて、今日は時差ボケ頭で友人と一緒に

近隣農家の人たちの週末青空市場に行ってきましたよ。

カートをガラガラ引きずって。

たくさんの収穫がありました。

驚いたこともたくさんありました。

 

これについてもまたご報告しますね。

とにかく時差ボケ解消には、有無を言わせず日常生活を始めてしまうこと。

メイおばさん、カートがらがらの市場効果で少しばかり頭がシャンとしてきたような、、、、、(笑)。

 

読んでくださってありがとうございました。
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引き出物にわくわく~どれを届けてもらう?

2017-06-04 15:00:12 | パーティー

結婚式というのは

自分もそう、友人たちのもそうでしたが

20代にやたらたてこんで

 

それからだんだん少なくなって

いっときパタッと静かになって

 

次にまたお声がかかり始まるのが

次世代にバトンが渡される頃

娘だったり、息子だったり、その友だちだったり

友人たちの娘さん、息子さんだったり。

 

しかもメイおばさん、近年は

タイミング悪く日本に居合わせないことなどもあって

昨日の結婚披露宴はずいぶん久方ぶり。

 

海の見える明るい美しい部屋には

生ピアノの演奏がいい具合に静かに流れて

それにかぶさるように

あちこちから楽しそうな笑い声が聞こえます。

 

披露宴にはつきものの、いえつきものだった

来客の祝辞の連続もなく

新郎側から一人、新婦側から一人が代表で祝辞を述べただけ。

 

あとは友人たちのダンスがあったり歌があったり

新郎新婦の物語が音楽付きの映像で流れたり

メイおばさんの時代の緊張した雰囲気とは正反対で

自然体で実に楽しいのです。

 

今の若い人たちって

いつからこんな風にパーティー上手になったのでしょう。

 

驚いたのはそれだけではありません。

お開きでいただいた「引き出物」にもびっくりしました。

なんだか袋の中にたくさん入っていて

家に帰ってからひとつずつ取り出してみたら、、、、、

 

*ケーキボックス

 

*手ごろなサイズのお魚模様のお皿

 

*こんな縮緬の巾着袋

*中には、「わかめスープ」「のり玉子ふりかけ」「鰹そぼろ」と「削り節」

*「お好きな海の珍味を召し上がりください」という小さなカタログ本

 

このカタログ、見てるだけで楽しくて

「お好きな海の珍味を1点お選びいただき、同封のハガキでご投函ください。

後日海の珍味をお届けします。」

 

どれにしようかまだ心が決まりません(笑)。

たとえば、、、、、

ぶり西京焼き、さんま一本焼き、牡蠣の炙り、とろ煮まぐろ、子持ち鮎、いか塩辛、さわら味噌焼き、ししゃも佃煮、さば味噌漬け焼き、さけ昆布巻き、にしん甘露煮、いいだこ味付、、、、、、、等々32種類

 

さてどれを届けてもらってアメリカに持って行こうかしら。

楽しい迷いはもうしばらく続きそう(笑)。

 

あ、もちろん

上の赤い巾着も、長四角のお魚のお皿もスーツケースに入れるつもり。

こういうの、あちらでは結構貴重です(笑)。

 

そうそうついでにこの春のお花見パーティーで

銀座松屋から届けてもらったお弁当が入っていた

こんな籠ももってっちゃお!!

 

どちらもお客様が喜びそうです。

 

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寿司パ再び!

2017-05-30 12:18:09 | パーティー

朝からよく晴れた先週末の土曜日は

何て素敵な一日だったでしょう。

 

お客様を迎える前に

まずは小さなテーブルを窓辺に運び

立ち飲み用のドリンクコーナーを作りました。

 

メイ家ではもう何年も前から

人が集まる時によくやるパーティー。

いつものテーブルが

こうなります。

 

何にも準備しなくてよいので楽々です。

皆さんの満足度も超ハイレベルですから

しょっちゅうお声がかかります(笑)。

 

「メイ、また例のパーティーやろうよ!!」

「メイ、あれ、またやらない?」

 

それが「寿司パーティー」、略して「スシパ」

 

本当は10人からなのですけれど

10人分さえお支払いすれば

10人そろわなくたって大丈夫。

 

この日はたまたまお仕事が重なった仲間たちがいて

結局8人になりましたが

8人で目いっぱい腹いっぱい

延々3時間、10人分をいただきましたよ(笑)。

 

「このくらいの人数がいいね。

 この間は10人だったから交替で入れ代わりしながら食べたけれど

 今回は動かずに延々食べ続けられるもんね。」

 

などと贅沢を言いながら(笑)。

 

おしゃべりを楽しみ

目の前で注文通りに作ってもらうお寿司を楽しみ

若大将とのいつもの掛け合いを楽しみ

気づけば飲み過ぎ、気づけば食べ過ぎ

という至福時間。

 

それにしてもまあ、こんなにみんなで飲んじゃっていいんでしょうか。

Oh my God、この空き瓶!!

 いいんです、いいんです、それだけ楽しかったんですからね(笑)。

 翌日早速みんなからメールが入りました。

 

「メイ、昨日はありがとう。

 おいしかったねえ、楽しかったねえ。 

 次はいつにする?」

 

ふと気づけば

私たち大学生時代に知り合って

酸いも甘いも分け合いながら一緒に大人になった仲間たち。

ああ、早、ン十年!!

 

その数字にびっくりしますけれど

実にいいもんです、旧友というのは。

今が「何様」であろうとそんなこと

ぜんぜ~ん関係ありませんからね(笑)。

 

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うっとり幸せお花見弁当(いいなあ日本)

2017-04-05 23:48:59 | パーティー

さてさてこれは何でしょう。

答は一番最後にね(笑)。

 

我が家でのお花見パーティーの1週間前に

友からこんなメールが全員に届きました。

 

「さて、お花見の会ですが、お弁当の件で提案です。

もし、お弁当を手配なさるようでしたら候補に入れてください。

お友達と文楽を見る時にいつも用意しているものですが、銀座松屋に三友居というお店があります。京都が本店の料理屋さんです。

その竹籠弁当(3780円)がお薦めです。

都内で二万円以上ですと配達もしてくれます。」

 

メイおばさんたら一瞬ギョッ。

え?お弁当に3780円ですか~!!

 

とはいえ

みんなが「いいね」「いいね」「いいんじゃない?」などと言っている時に

ひとりで「あの~、ちょっとたかがお弁当に高すぎるんじゃありません?」

なんて言えやしませんよ(笑)。

 

かくして昨日、正午ちょっと前に

家の前にバンが止まって、チャイムがなって

銀座からこの「お花見竹籠弁当」6個が届きました。

 

メイおばさん、反省しましたよ。

「え?お弁当に3780円ですか~!!」なんて思ったことに。

 

これ、たぶんお値段だけの価値はあります。

何がって、とにかく手が込んでいます。

丁寧に作られています。

とても上品なお味です。

さすがの京風お弁当。

蓋を開けるとふわ~と山椒と梅の香が漂います。

 

一口味わうたびに手元の小さなノートに書いていきましたよ。

はい、だいぶ大雑把ですが(笑)。

 

筍ご飯

かぼちゃ

さやえんどう

里芋

卵焼き

牛蒡の牛肉巻き

海老

湯葉

蕗の天ぷら

かまぼこ

蓬麩

桜の葉で包んだ小鯛寿司

鮭の山椒焼き

紅白なます

鯖と鰤の燻製

おたふく豆

かんぱちと鯵のお造り

 

いいですねえ、日本のお花見文化。

うっとりですねえ、日本のお花見弁当。

幸せですね、日本の良き友との時間。

来ましたねえ、日本の桜の季節。

 

結局、私たち、話も弾み、お酒も弾み

楽しさもどんどん弾んでしまってなんと9時間、大人のお花見!

さてさてこれですが

お花見弁当の器、つまりお花見弁当の抜け殻です(笑)。

しっかり作られていますのでとてもではありませんが

もったいなくて捨てられません。

 

いつか頑張って「メイおばさん風お花見弁当」をここに入れて作ります!

七夕弁当、お月見弁当、お誕生日弁当、、、、なんかもありかしら。

あ、そうだ、アメリカに持って行くのもいいかもしれません。

うん、それがいい、お客様ディナーをこれに入れてお出ししたら

みんな喜ぶだろうなあ、、、、、

 

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奇数文化と偶数文化

2017-04-03 21:51:02 | パーティー

庭の桜もこのくらいには咲きました。

家主同様、この子も決して若くはありません。

それでも毎年春になると頑張って咲いてくれます。

 

といっても移動暮らしのメイおばさんは

「よく頑張って咲いてくれたね。ありがとう。」と

毎年ねぎらうことができません。

 

そんな時には、はるか太平洋あるいは大西洋の向こうから

「頑張って咲いてくれたかなあ。」と心配し

 お隣りから「今年もきれいに咲いてくれてますよ。」と

メールでも入ろうものなら

 

「ありがとうね。」

「見てあげられなくてごめんね。」

と呟きます。

 

こんな老木に、今日、ピチピチしたお客様がやってきました。

けれどもこの客人、なかなかどうしていたずら者で

せっかく結んだ蕾を片っ端から落として行くのです。

 

そんな中、宅急便で段ボールがひと箱届きました。

開いてみれば

 

プレミアムモルツ   6缶

キリン一番搾り    6缶

日本酒        2本(久保田、北秋田)

CANTI ロゼスパークリング 1本

ARTHUR METZ 白スパークリング 1本

 

実は明日はお花見パーティー。

お仲間の一人が届けてくれたのです。

 

お花見弁当は

銀座で仕事をしている友のアレンジで

明日の12時に6人分が届きます。

 

メイおばさんは簡単なオードブルとデザートをいくつか作ります。

おつまみはみんなが色々持ってきてくれます。

 

本当はメイおじさんも参加の予定だったのですけれど

急な仕事で「日本でお花見」は無理になりました。

仕方がない、LINE参加です。

 

ところで明日の準備をしていて

またもや文化の違いに向き合うことになりました。

 

どうして日本の器って5個組なんでしょう。

どうして2の倍数じゃないんでしょう。

 

このお皿、お花見にはぴったりだと思って引っ張り出したのですが

5枚しかありません。

 

シアトルに運んだ漆器の器や、藍染めのお皿もみんな5枚組みでした。

 

パートナー文化、つまり偶数文化のアメリカでは

5なんていう数字、考えもつかないでしょうに(笑)。

しかたがない、明日はメイおばさんだけ別のお皿を使いましょう。

 

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インスタントのソムタムが大人気!

2017-02-22 16:36:29 | パーティー

左腕の骨折はまだまだ発展途上、いえちがった回復途上ですが

もうそろそろいい頃かしらと

お客様ディナーを始めてみることにしました。

 

最初は予行演習も兼ねて(笑)

メイおじさんのアシスタントをしてくれている大学院の学生さんです。

メイおばさんとも仲の良い若い友です。

 

ゲストテーブルを作ったのはいったいいつ以来かしら。

クロスは深紅にしてみました。

フォークとナイフとスプーンは、いつものアルミからシルバーにしました。

 

いろいろ考えてメニューはこうなりました。

 

冷たいブルーチーズのスープ

紫キャベツと紫玉ねぎとリンゴのサラダ

ソムタム

スティファド

プラムケーキ

 

「ソムタム」とはタイのサラダですし

「スティファド」とはギリシャのシチューです。

 

スープにはイギリスのブルーチーズを使いましたし

サラダとケーキは、はてどこかしら(笑)。

 

そんな統一性のないメニューでしたけれど

なかなか美味しいディナーとなりました。

 

実はひとつだけ、超手抜きなインスタントものがあります。

どれだと思います?

 

そうなんです、「ソムタム」です。

たいして期待もしてなかったのですが

これがけっこう行けたのです。

あれよあれよという間にお皿が空になってしまうぐらいに。

 

日本から持ってきた「ソムタムペースト」の袋の裏にはこんなことが

日本語で書かれています。

「ソムタムはタイの東北地方の郷土料理で、いまやタイ全土で食べられている国民食です。『ソム』は酸っぱい、『タム』は突くという意味で、千切りにした青パパイヤやトマトなどを木の臼に入れ、棒でつきながら味付けします。爽やか酸味と辛さが特徴のサラダです。」

 

作り方はいとも簡単。

千切りにした青パパイヤと、3~4センチに切ったさやいんげんを

袋の中に入っているペーストと混ぜるだけ。

辛味は別袋になっていますから、好みで調整できます。

 

とはいえ、こちらのスーパーにあると思っていた「青パパイヤ」がありませんでしたので、代わりに大根と人参の千切りを使いました。

いんげんは軽く茹でました。

 

まるで膾(なます)みたいですけれど(笑)

これがまた大当たり!

 

何品かのお料理を作る時に

指示通りにやるだけの「あっという間の一品」がひとつでもあると

とても気楽ですよね。

 

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メイおばさんのサラダ道

2017-02-20 18:15:10 | パーティー

このところ

いろいろ面白いサラダを作っています。

 

単なる思い付きだったり

苦肉の策だったり

他のブロガーさんのレシピからだったり。

 

これはとてもシンプルな

じゃがいもとレモンと紫玉ねぎのポテトサラダ。

 

 

こんな料理本からとりました。

 

珍しく夫がコメントをつけました。

 「メイ、このサラダ、もっとレモンを利かせて、ついでにガーリックも入れるといいんじゃないかな。」

 

謙虚にアドバイスを受け止めて

翌日また作り直しました。

いえ正直に言えば、前日の残りを改良しました。

たっぷりのレモンの搾り汁と、ガーリックをすりおろして。

 味だけでなく、ついでに見た目の方も少しは変えてみようかと

トマトと胡瓜とレモンで飾ってみました。

 

こちらはレタスとハムだけのシンプルなサラダの上に

クリスピーオニオンのトッピング。

 

こんな「クリスピーオニオン」

シャキシャキした食感も良いアクセントになって

なかなかの優れもの。

 このままポテトチップス、いえオニオンチップスとしても食べたいぐらい(笑)。

 

こちらの美しいサラダは

「あ、これ作りたい!」と一目惚れした

「ギリシャのごはん」さんのブログのサラダを

メイおばさん風に手抜きしてみました。

 オレンジとひよこ豆とアボカドと紫玉ねぎのサラダです。

 

そして昨日

ワシントン大学のブックストアで

こんな本を買ってしまいました。

けっこうな厚さのサラダだけのレシピ本です。

その名も「Salad for Dinner」です。

 

また道楽が増えました(笑)。

どうなるのでしょう、メイおばさんのサラダ道、、、、

 

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アメリカのパーティー文化

2016-12-20 08:10:32 | パーティー

これから日ごとに上り坂で頂点に向かって行き
大晦日とお正月にファンファーレがなる日本とちがって
ここアメリカでは、これからクリスマスまでの日々が
日々テンションが上がっていく特別な時期です。

メイおばさんも、この上り坂に間に合うように帰ってきたのですが
たしかに、帰り着いた翌日から何だかんだと「寄り合い」いえ「お祭り」
いえ「パーティー」が続いています。

家に招いたり、招かれたり
お気に入りのレストランで集合だったり、、、、

自宅でパーティー?
うわ、大変!

などとつい思ってしまう私たちですが
こちらではとても気楽です。

着席ディナーは別ですが
大勢の友人たちに声をかけてのブッフェスタイルでは
私たちのホスピタリティーからはおよそ考えられないような
キャジュアルなお皿が並びます。

あまりカメラを取り出すのも場が白けますから
メイおばさん、失礼のないように少しだけ撮ってみました。


ほうらね、メインテーブルの上には

マッシュルームのマリネー
三色パプリカとマヨネーズっぽいディップ(笑)
ただのハム
スモークサーモン
あまり手作りっぽくないケーキ


絶対手作りではないチョコレート


ただのパン


別室のサードテーブルの上だって
ポテトチップスやらクラッカーやらの
もっぱら乾き物ばかり。

でもね、それでいいんです。
その代わり、飲み物は底なしですから(笑)。

招かれた皆さんはたいていワインを
あるいはチョコレートボックスやお花を手にやってきます。
ですからワインばかりは飲み放題!
開けても開けても次があります(笑)。

メイおばさんは何をお持ちしたかですって?
はい、日本で調達したブランディーケーキと
ホステスのサンディー用に和紙のレターセットです。

ね、簡単でしょう?
招く側も招かれる側もこれなら楽でしょう?

とは言え、大切なことを忘れてはいけません。
翌日にはこんなメールを出しましょう。
かつては「Thank You Card」を郵便で送っていたものですが
今や、「Thank You Mail」が普通になりました。

こちらがメイおじさんがすぐに出したお礼のメールです。
xxxxの部分は恥ずかしながらメイおばさんの名前です。
□□と▽▽はメイおじさんとメイおばさんの名前です。
どちらもファーストネームです。

Dear Dick and Sandy:

Thank you for the lovely Holiday party! It was nice to talk to you and your guests were most interesting too. xxxx and I enjoyed it very much. We admired your lovely taste in decorating and your paintings.

We must leave for Seattle on Monday. But we will look for an opportunity in the future to invite you for dinner.

Happy Holidays/Merry Christmas!
□□ and▽▽

付け加えれば、私たちの礼状の返事はすぐに届きました。

Dear □□ and ▽▽: It was a pleasure to meet you and have an opportunity to talk a bit. Thank you so much for the cake (which will be a special treat on Christmas) and the beautiful notes.

Thank you, too, for spending the evening with us even while feeling under the weather. We hope you recover fully in time to celebrate the rest of the holiday season.

Best wishes, the Txxxx

これがアメリカのパーティー文化です。
慣れてしまえば実にアメリカらしくて気楽です。
なんて言いながらもメイおばさん、なかなかアメリカンにはなりきれなくて
ついつい手作りでがんばっては息せき切っては
夫さんに笑われているんですけれどね(笑)。


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気を張らない立食パーティーのコツ

2016-12-18 08:07:10 | パーティー

日本を発つ直前に、友人たちが集まりました。

名目はいろいろ、何でもあり(笑)

 

お勉強会、懇親会、忘年会、女子会、メイおばさんのキックオフ会、、、、

どんな名前でも

気心知れた友人たちが集まれば

にぎやかな花が咲きます。

 

スペシャルゲストのお話の後に続くのは

立食のパーティーです。

 

と言っても、昼食をそれぞれに済ませてからの集まりですし

夕方からはしっかり二次会のお店を予約していますから

あまりお腹がいっぱいになってもいけません。

 

メイおばさんが今回用意したのはこんなもの。

ホント手抜き、ホント簡単。

手抜きパーティーのご参考にしていただければ幸いです。

 

クリームチーズとマヨネーズを合わせたものを

生ハムでくるくると巻きました。

てっぺんには貝割れ菜をぱらぱらと置いて

食べやすいようにポッキーを刺しました。

お皿の上にポツンポツンと載っている赤い滴のようなものは

石榴酢です。 バルサミコでもいいと思います。

この小さな赤があるだけでなんとなく華やかになります。

 

塩気の少ない浅漬けグリーンオリーブ

 

ピーナッツとクリスマス模様のチョコレート

 

クラッカーを取り巻くのは4種類のディップです。

タラコとクリームチーズのタラモサラタ風

アボカドとヨーグルトとレモン果汁

ピーナッツバターをフレッシュなオレンジジュースで和えたもの

ツナサラダ

 

セロリ、人参、大根、キュウリの4色野菜スティックには

二種類のディップを添えます。

 

ひとつはメイおばさん定番の味噌ディップ

西京味噌+オリーブオイル  または

味噌+味醂+オリーブオイル

です。

 

もうひとつは香りのよい

上質のエキストラバージンオリーブオイルと

フランスの海塩だけのディップです。

 

あとはいただき物のリンゴをたくさん剥きました。

 

もちろん先回登場した真っ白い冬のクッキー「クラビエデス」もたっぷりと!

 

気を張らない立食パーティーのコツのひとつは

たぶん、、、、、

 

ホステスが事前の準備でくたびれ果てないこと

とはいえ既成の物の中にもいくつか簡単な手作りプレートを混ぜること。

あるいは初めからポットラックパーティー(持ち寄りパーティー)にしてしまうこと、、、、、

 

そんなところでしょうか。

 

Have a good party!

 

 

読んでくださってありがとうございました。

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造花をさしてクリスマス!

2016-12-08 23:44:58 | パーティー

メイおばさんのアメリカ帰りを前に

たくさんの友人たちが集まってくれました。

総勢15名ですから、もちろんビュッフェスタイルです。

 

パーティーにお花は欠かせません。

けれども、生花を飾りたいのはやまやまなれど

「じゃあね」とそのままにして行ってしまうわけにもいきません。

 

とはいえ、まだ咲き終わってもいない花たちを

捨ててしまうわけにもいきません。

 つらいところです。

 こんな時は仕方がない、造花さんに働いてもらいます。

しかも時節はクリスマス。

ちょうどよいではないですか。

 

というわけで、水の入っていない花瓶に

適当にさしていきました。

ひとつさすごとにクリスマスが近づいてきます。

 

緑の葉がついた枝と、頭を垂れたブルーベリーは

四谷の造花専門店「東京堂」で買いました。

 

お値段は張りますけれど、それだけのことはあります。

ね、きれいでしょう?

まるで本物みたいでしょう?

 

これに加えて後から適当にさしていったのは

なんと「ダイソー」の百円ものです。

 

とはいえ、それなりに華やかになります。

しかもまた来年のクリスマスにも使えます(笑)。

 

テーブルの上には粉雪をかぶったようなクッキーが運ばれました。

これもまたこの季節にぴったりのクッキー

 ギリシャの「クラビエデス」です。

思いたったらすぐにできるぐらいに

特別な材料もいらない簡単なクッキーです。

作り方はまたあらためて書きますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

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