報告とお詫びとお願い
1、報告
10月初めから随分長い間、このブログの更新を怠たってきました。申し訳ありません。
制作中の『許萬元のヘーゲル研究』に載せるべき資料をみなさんから教えていただきました。ありがとうございます。それを集めて、調べていたことが一つの理由です。
その間に、著作権の問題を指摘されまして、最後には、書籍出版協会に問い合わせました。結局、問題になるのは、単行本の中に入っている「論文」だけだと分かりました。
実際には学陽書房から出ていて、今でも発売している『自然概念の哲学的変遷』に収録されている「止揚される自然──ヘーゲル自然観の要諦──」だけが問題で、結局これの「全文引用」は断られました。
今回の夲では、単行本として出たものは、既に発表してある書評を使い、雑誌論文などは「全文引用」して評注を加える、という原則で行きました。
特に重要であるにも拘わらず入手の困難なものとして、「ヘーゲルにおける概念的把握の論理」(都立大学の哲学研究室の雑誌に載ったもの)と「ヘーゲル哲学研究における問題点」(雑誌『構造』に載った物)がその双璧でしょう。
その後みなさんから教えられたものも価値ある物でした。
幸い、前述の「ヘーゲルの自然観」についての論文以外は皆、全文引用をしました。出来ました。この最後に残った論文も、加藤尚武が岩波から出している翻訳『自然哲学』の下巻の最後に書いています長い「解説」と比較するという「名案」に気付いて、「論評」を書くことにしました。かえって好い物に成ったと言うのは負け惜しみでしょうか。
最後に遅延の最大の理由を述べておきます。それは、この10月6日に手術を受けたということです。健康について偉そうな事を書いてきた者には辛い事実ですが、ガンでもコロナでもありません。日帰りでやってくれる所を探し、名古屋の個人医院で手術を受けました。翌日から普通に生活しています。
本当の問題はその「普通の生活」でして、正常な睡眠のとれる日が少なく、午睡や夕睡(夕食の後に少し眠ること)も必ずしもとれず、勉強の出来る時間が少なく成っていることです。まあ、自分の責任ですから、反省して、対策を考えます。
2、お詫びとお願い
ブログのコメント欄にいただいた助言のうちの二つを十分に理解せず、放置していたことに、今日の朝、きづき、公開しました。すみません。「忙しかった」などという言い訳はしません。できません。完全に私の怠慢です。
その中にナマステさんからの「区別の弁証法」についての好意ある申し出がありました。もし、その後、これを取り寄せることが出来たのでしたら、そのコピーを一部送っていただけませんでしょうか。宛先は鶏鳴出版で結構です。
我々の方でも努力しているのですが、まだ入手の見込みがたちません。よろしくお願いします。
1、報告
10月初めから随分長い間、このブログの更新を怠たってきました。申し訳ありません。
制作中の『許萬元のヘーゲル研究』に載せるべき資料をみなさんから教えていただきました。ありがとうございます。それを集めて、調べていたことが一つの理由です。
その間に、著作権の問題を指摘されまして、最後には、書籍出版協会に問い合わせました。結局、問題になるのは、単行本の中に入っている「論文」だけだと分かりました。
実際には学陽書房から出ていて、今でも発売している『自然概念の哲学的変遷』に収録されている「止揚される自然──ヘーゲル自然観の要諦──」だけが問題で、結局これの「全文引用」は断られました。
今回の夲では、単行本として出たものは、既に発表してある書評を使い、雑誌論文などは「全文引用」して評注を加える、という原則で行きました。
特に重要であるにも拘わらず入手の困難なものとして、「ヘーゲルにおける概念的把握の論理」(都立大学の哲学研究室の雑誌に載ったもの)と「ヘーゲル哲学研究における問題点」(雑誌『構造』に載った物)がその双璧でしょう。
その後みなさんから教えられたものも価値ある物でした。
幸い、前述の「ヘーゲルの自然観」についての論文以外は皆、全文引用をしました。出来ました。この最後に残った論文も、加藤尚武が岩波から出している翻訳『自然哲学』の下巻の最後に書いています長い「解説」と比較するという「名案」に気付いて、「論評」を書くことにしました。かえって好い物に成ったと言うのは負け惜しみでしょうか。
最後に遅延の最大の理由を述べておきます。それは、この10月6日に手術を受けたということです。健康について偉そうな事を書いてきた者には辛い事実ですが、ガンでもコロナでもありません。日帰りでやってくれる所を探し、名古屋の個人医院で手術を受けました。翌日から普通に生活しています。
本当の問題はその「普通の生活」でして、正常な睡眠のとれる日が少なく、午睡や夕睡(夕食の後に少し眠ること)も必ずしもとれず、勉強の出来る時間が少なく成っていることです。まあ、自分の責任ですから、反省して、対策を考えます。
2、お詫びとお願い
ブログのコメント欄にいただいた助言のうちの二つを十分に理解せず、放置していたことに、今日の朝、きづき、公開しました。すみません。「忙しかった」などという言い訳はしません。できません。完全に私の怠慢です。
その中にナマステさんからの「区別の弁証法」についての好意ある申し出がありました。もし、その後、これを取り寄せることが出来たのでしたら、そのコピーを一部送っていただけませんでしょうか。宛先は鶏鳴出版で結構です。
我々の方でも努力しているのですが、まだ入手の見込みがたちません。よろしくお願いします。