植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ボ~ッと生きてんじゃねぇ~よ~ NHK

2023年01月22日 | 時事
なんでしょうか?
最近公的責務を負ったプロフェッショナルであるべき組織やその人たちが、ぼーーッとしているような気がして仕方ないのです。

まず、10日に海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が浅瀬で座礁し、自力航行できなくなった事故です。海の安全を守り航行に関する専門の方たちのはずですが、ただ広い海を航行しているだけで座礁する、というのはどうなんだろう、と思いますが。

海上保安庁の巡視船が新潟沖で座礁、というのもありましたよ。こちらは海の警察です。陸の上ならパトカーであります。これがどうして浅瀬に乗り上げるのかわかりません。信号も標識も無いだだっ広い海で、どこに浅瀬があるくらいの事も分からないでどうするんだ、緊張感足りなくないか?と。

また、先月29日、国道で東京消防庁の救急車が戻る帰路で、居眠り運転で横転し、救急隊員が怪我したそうです。なんでも、事故を起こす前の17時間休みなしで患者の搬送を行っていたそうです。これって、救急隊員のせいにするのは可哀そうではあります。消防署というところは、救急車を運転したり救命救急に当たる人が専門にいるのでしょうが、そんな危ないことになっているのは内勤の人や偉い人が知らないかったのでしょうか。コロナで救急搬送が増えたり、たらいまわしで引き受ける病院が見当たらないという事象は今に始まったことではありません。厚労省も病院関係者も過労でぼーーっとしているのかもしれませんね。

更に、関東一円で連続強盗事件が起きているさ中、犯行グループの一人「自衛官」が自首して、犯罪グループの存在が判明し、その携帯での情報から襲撃する予定の家の特定まで出来ていたのに、事件発生までその家にパトカーも駐在のお巡りさんも行っていなかったようです。結果として白昼に押し入られ、一人暮らしの90歳のお年寄りが撲殺されています。

電話一本、警視庁がちょっと現場に行って来い、と指示するだけで亡くならずに済んだような顛末にやりきれない思いがします。

クイズに答えられない場合「ボーーーッと生きてんじゃねぇよ」とNHKのチコちゃんが叱るそうです。70歳近いワタシですら、毎日やることが沢山あって一時もぼーっとする時間がありません。

かの公務員さん等も、決して皆さんがぼーっとしているはずもない、ごく一部の人がボケッとしてたのだろう、と思いますよ。
でもね、社会の最終的なガードをして国民を守るべき立場の方たちなのですよ。組織的にどこかが弛緩して、規律が乱れ油断しているようにも見えますね。

ところでそのNHKは、年間の受信料収入が7000億円くらいだそうです。その約半分を製作費(おそらく大きな大会の放映権料が大きい)にかけているそうです。また約1万人の従業員がいて平均給与は1700万円ともいわれています。平均ですよ!つまり、大学出たばかりの新入社員は初任給が21万円位らしいので、べらぼうな勢いで昇給するのでしょうね。(得てして、公務員や各種団体は手当と言う本給以外の給与が支払われるのですが)これ以外に社宅やら福利厚生費も掛かっているはずです。単純計算で1700億円です。アバウトでワタシ達が払っている受信料の1/4のおかげで、彼らは奇麗なおべべを着て、地方でも東京都心でも最も上流階級でいられるのであります。

NHKは1950年に放送法が定められて特殊法人として設立されました。これが曲者、本来公共放送なのだから公務員扱いで済むのですが、中立性とかなんとか屁理屈を付けて独立の組織にしました。一方テレビを持っている家庭は「無条件」に受信料を払うことが定められました。当時日本で何台のテレビが出回ったのでしょうか?

ラジオにも受信料がかかったと言います。諸物価とテレビの普及で料金は改定されましたが、この際その比較はやめておきましょう。しかし、高価な受信機・受像機を持った少数の家庭を対象に(奢侈品として)定められた時代から、国民年金生活やパートアルバイト暮らしの貧乏な底辺の貧民まで、同じ料金を取り立てていることには間違いありません。

この4月から、料金未納の人間からは倍の割増金を支払わせる法改正がなされたようです。テレビが置いて有る家庭や事業所には観ようが見まいが関係なく支払わせる制度に問題があります。「スクランブル」をかけて観たい人間だけに払ってもらうのになんで改めないのか?そうすればNHKを見る=受信料を払うとなり未納問題は無くなります。NHKとて政府寄りの偏向放送をしているのは誰でも承知しています。むしろプロパガンダの片棒を担いでいると言ってもいいと思います。ワタシは、勿論契約し受信料を払っていますよ。でも見ません。大相撲何か利権と不健康な興行文化の権化でしょうよ。誰があんなものみますか。

そもそも地上波2つ、衛星放送4つのチャンネルにどれだけの魅力的な番組がありますか?。ろくな番組をやっていませんよ。昔の古ブルしい映像や、再放送ばかり。はっきり言えばニュースと天気予報以外にほとんど見る価値もありません。
わたしたちが産まれる前に作った法律を金科玉条のごとく振りかざし、貧乏人まで訴えるぞと脅かしの手紙を投函しています。NHKは自分たちが公務員並みの安定と身分保障・民間放送局なみの報酬、という利権を手放したくないだけなのです。

NHK関係者にこそ高い給料もらっているくせに「ボーーーッと生きてんじゃねぇよ」と言いたくなりますな。
コメント (4)
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