植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

鳥たちがやってくる。少しは害虫を退治しなさいよ

2019年11月26日 | 動物
毎日アップダウンが激しい陽気であります。

ヒヨドリがうるさく鳴くようになりました。当ブログは「野鳥」がメインテーマの一つです。にも拘わらず、写真は掲載いたしません。なぜなら、望遠レンズ付きのカメラが無いからですね。

 昔から写真というものが苦手で、写されると魂が持っていかれるとか、3人並んだ写真の真ん中で撮られた人は早死にするとか、下らぬ迷信を気にしていたのもありますし、カメラに向かってピースしながら馬鹿面を残すなどという品のないことは主義に反するわけです。
 また、写真を撮ることも苦手で、学生の頃知人に頼まれてカメラを渡され記念写真撮影をしましたら、どれも真っ黒になっていて、あとで恨まれました。ピント合わせ以外の操作は皆目わからなかったのです。それからというもの、自分が写った写真は少なく、当然旅行にもカメラの携行もあまりありませんでした。バカチョンカメラさえほとんど使ったことがありません。
 子供が生まれ一眼レフのいいカメラを買いました。ほとんど使いこなせず埃をかぶっています。デジカメも何回か買いましたが、最初のカメラに至っては使い始めたその日に手元から落下し、おおきなへこみを作りました。フィルムのカメラは現像に回すのが億劫、デジカメはさらに面倒くさいので、持ち歩かなくなりました。

 そして、スマホという便利なものが出来ましたから、でかいカメラを見かけなくなりました。恐らく若い人はバカチョンといっても知らないでしょうね。フィルムメーカーのコダックは倒産しましたし、カメラのCMを見かけることも少なくなりました。
無精者のワタシは、スマホのお陰でなんとか人並みに写真をとる習慣が身に付いたのですな。
 
 そこで、気になるのは接写と望遠です。年々スマホの性能が向上し、解像度なども飛躍的に増えました。しかしながら、遠方の被写体をズームして撮る機能は制約されます。奥行きがなく、ストロボも弱く、レンズが小さいためですね。ですから、梢にとまった野鳥を鑑賞に堪えるようなアップには写せないのです。流石にブログに載せるために望遠・接写機能が高い本格的なデジカメを買うほどの余裕はありません。というより、過去の苦い経験からみて、ほとんど使用しないまましまい込むのが必至なのですね。

 さて、野鳥です。昨日は、メジロとシジュウカラがつがいでやってきました。メジロは、今年初めて結実した「禅寺丸柿」が熟し始めたものを啄みに来ています。ヒヨドリがつっついたもののおこぼれですが、彼らにとっては十分な量でしょう。
シジュウカラやスズメは、木陰に置いた水盤で水浴びをするのが好きなのです。
 ワタシが、果樹エリアに行ったとき、さっと飛び去った茶色の鳥もいました。ツグミかアカハラではないかと思いますが一瞬でしたのでわかりませんでした。例年沢山見かけるムクドリはまだ姿をみせません。恐らくは春になってからでしょう。

あと人懐こいのは、ハクセキレイです。尾をふりながら手が届くほど人間に近寄り餌を欲しがります。自分が安全に餌を確保し、カラスなどの天敵に襲われない知恵なのでしょうね。

 ヒヨドリは、この春に来ていた奴とは違う個体です。前のは、肩口に白い綿毛がついていて、人懐っこくパンくずを投げると空中キャッチしました。仲間を2羽ほど引き連れてきてました。この秋のは、体が一回り小さく、もしかしたら巣立って間もない若鳥かもしれません。4,5羽見ますが、こちらを警戒しているのか姿を見ると「ピーピー」鳴きながら飛んでいきます。キャベツと白菜、ブロッコリー、どれも彼らの食料になるのです。まだ、あちこちに果実が残り、虫もいますので、作物には見向きもしませんが、冬になると極端に餌となるものが減りますから、急にベジタリアンに宗旨替えするのです。
 この食害を防御するには、防鳥ネットをかぶせます。でも可哀そうなので、心優しいワタシは、少しは食べられるように白菜の一つくらいは残します。あとは、ひたすらパンくずやビスケットの欠片で気をそらし、お腹を満たしてやるのです。
 
コメント
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