植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ロシアの美少女たちがサイボーグに見えてしまう

2019年11月23日 | スポーツ
昨日は、フィギュアスケートNHK杯SPでした。
世界的にトップレベルの日本選手は女子は紀平さん、男子は羽生君、それ以外はなかなか表彰台に上がるのは難しいですね。

 女子の4回転ジャンプが、優勝の必須条件となりつつある中で、今日のフリーで紀平梨花ちゃんが、シニアで史上初のトリプルアクセルと4回転を両方入れて成功されるかが見どころとなりましょう。

 それにしても、ロシアの選手たちには驚かされます。メドベーゼアあたりから、急激に低年齢化・美少女化、ジャンプ能力の飛躍的向上が進みました。次があの、ザギトワで、そのジャンプは衝撃的でした。この子の天下が当分続くと思いきや、シェルバコア、トゥクタミシェワ、トゥルソワ、コストルナヤとトリプルAから4回転を跳ぶ選手が次々に現れました。世界的・歴史的に見てもこれは異常であります。コーチの指導力・育成方法の進歩では説明がつきません。
 これらの天才少女に共通するのは、小柄で骨ばかり目立つ「子供体型」であります。16歳前後といえば、早熟な欧州ロシア人種は通常大人並みの体躯となります。痩せて長身美人のモデル体型が多いのですが、それが小中学生くらいにしか見えません。
 それというのも、ロシアで、密かに成長を抑制するホルモンや薬品を使って、体が大きくなるのを抑え、筋肉のみを過剰なまでに鍛え発達させる処置がとられているのではという疑いが晴れません。体が小柄で軽量な子供が、大人の筋力を持てば、今までに無かったジャンプ能力が発揮できるのです。
 そもそも、ウインタースポーツの選手層が薄い日本が長年女子フィギュアスケートのトップを走ってこれた大きな理由はここにあります。大人になっても小柄・軽量の体を維持できたのです。

 それが証拠に、17歳になったザギトワさんは、いっぺんに大人の体型となり(ますます美人に磨きはかかりました)身長も伸びました。途端に、軽々と飛んでいた華麗なジャンプに失敗が目立つようになり、国際大会でも勝てなくなっております。

 ロシア少女たちを見ると、子供の「軽業」を思い出します、そして人間らしさや女の子らしさが薄れ、精密な機械、サイボーグを連想いたします。恐らく、今後も同様なジュニアからの新星が量産されるでしょう。また、その選手寿命も、ザギトワさんのようん短いのではないかと想像できます。

 かつて、東ドイツで国家的ドーピングを繰り返した時代がありました。一時的には
国際大会で驚異的な成績を上げましたが、選手の多くはその後、酷い健康被害が生じて、命を縮めたといいます。

 ロシアの美少女たちが、氷上で輝くのを見るにつけ、彼女たちの、今後の体や心、そして行く末を独り危惧するものであります。
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