植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

テラコッタ鉢が割れた!

2019年11月19日 | 植物
昨日は夕方から強い風が吹いていました。
今朝起きてみると、屋上は台風の後かと見まごうばかり、椅子が倒れ鉢植えも転がっておりました。油断したのですが、テーブルの上に置いた「ストロビランテス "ブルネッティー」の鉢が落下し、テラコッタ鉢が割れておりました。そろそろ根詰まりを心配していたのですが、案の定びっしりと根が回っていましたので、今度は、ダイソーで200円のプラ製の鉢に植え替えいたしました。このテラコッタ鉢が800円、気に入っていたのでちょっと痛いです。


 どこかの大物女優さん、立派な鉢を割ってしまいましたね。ワタシの鉢と違って、割れた鉢の重みや値段はけた違いに大きいのでしょう。覆水盆に返らず、こぼれたミルクは泣いてみても始まらない、みたいなことです。微量の合成麻薬を所持していて、初犯ですから罪は軽く、起訴されても執行猶予がつきます。

 しかし、そんな微罪でも、社会は甘くありません。コマーシャル契約の破棄賠償から、テレビ番組の撮り直しや様々なイベント等の仕事のキャンセルはまず間違いありません。5億円位のペナルティーになりそうという試算もあります。そこまでのリスクを承知で違法な薬に手を出したのか、いやこれまでバレなかったから、これからも平気だろう、という根拠のない希望的観測によるものでしょうね。
 この手の犯罪は三通り、バレてもやるだけの価値(刑罰と犯罪で得る経済的価値のバランス)があるか否か。もう一つは、悪事が露見しないという経験則または熟練・計算による完全性があるか、さもなければ何も考えていない、ということでしょう。この方は明らかに3番目ですね。きちんと計算して損得が計れ、ことの善悪が判断できる人は薬物なんぞに手は出しません。
 この方が、こういう事態に陥ったもう一つの要因は友人・仲間であります。もし、周りにいる親しい人が「いいか、これはバレたら大変なことになるんだぞ。わからないのか」と言って平手打ちして薬物を取り上げるべきなのです。友達は選ばなければいけません。

 テレビもあまり大騒ぎするのは、はしたないことでしょう。やはり、桜を見る会の話の方がはるかに重大であり、「国民の関心事」でなければならないと思います。さる報道関係者の座談会で「国会でとりあげられて審議するような額ではない」との論調でありました。見当外れも甚だしい、不見識な意見ですね。金額の多寡は関係ありません。ことの本質の深さ重大さを推し量ることが重要であります。この問題に、自民党政治の闇、安倍政権の持つ姑息でずるい運営手腕が見え隠れしているのです。

 失って(違法行為が表ざたになって)初めて、その罪の重さ、影響の大きさに気づいて涙することになりましょう。この方が、こののちどうなろうがさほど興味が湧きません。テラコッタ鉢植を割ったことの方がワタシにとって重要であります。

 ということで、うって変わって本日は温かい好天。ついでに「イランイランの木」も鉢増しいたしました。この木は、かのマリリンモンローが愛用した、シャネル5番の香水の原料になることで知られています。育て始めて3年経過しても開花に至りません。万一コガネムシの幼虫などが入っていたら一大事です。
幸い根には異常は無く、自家製ボカシ肥料と腐葉土・赤玉土をブレンドして土を足しました。来年には花が咲いて欲しいと思います。かなりの大株になっているので室内の冬越しに場所を取られるのです。・・・来年咲かなかったら、、いいか、その時は分かってるだろうな。・・・


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