植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

3月2日は「ミニーの日」、3日は桃の節句

2019年03月03日 | 植物
 花粉が飛んでますね。ワタシは花粉症では無いと思いますが、目がしょぼしょぼしたり位のことにはなります。昨日ゴルフで、杉の木から煙のように花粉が舞っておりました。花粉症の人は、見ただけで卒倒するのでは。たかが1Rプレーした位で疲れていては仕方ないのですが、年のせいか一日でいろんなことをこなすのがだんだん億劫になってきますので、ブログはお休みしました。

 ミッキーマウスの木というものがあります。洋名「オクナ セルラータ」、アフリカ原産でオクナ科、当然耐寒性はありません。黄色い花が咲いた後、黒い実が、ミッキーの耳だか鼻を連想させるために命名されてるようです。ワタシは昨年末、ホームセンターの片隅に見切り品で売られていた落葉後の裸木の鉢を発見。2,500円が2,000円引きの500円でしたから、このまま枯れてもダメ元で買いました、はい、二鉢!廊下に置いていたら、いつの間にか、小さなサクランボのような蕾が沢山ついていました。3,4日前から葉が大きくなる前に咲き始めました。よく見かける花としては「キンシバイ(ヒペリカム)」に、似てますがこちらはオトギリソウ科で、全然別種ですね。キンバイカという山野草にも似てます。花もちが悪く2日ほどで散ってしまいますが、次々に咲くので楽しい花ですよ。室内ですから虫媒花だろうが風媒花だろうが実がならないかも、と綿棒で人工授粉してみます。栽培してる非耐寒性の植物の「イランイラン、ガーデニア、ロンガン」なんかは2年たっても蕾すらつかないというのに。始めて咲いたので、知り合いに何人か写真を送ったら、思いのほか反響がありました。ミニーの日というのは、3.2をもじったものでしょうか。

 肝心のモモは、蕾がうっすらとピンクになっていました。うちでは、「白鳳、白桃、大久保」の3種を植えましたが。まだ1.2年の幼木、よせばいいのに結実した幼苗を買って、そのまま実が熟すのを待つという愚挙に出ました。木の生育を優先して、実なんて期待してはいけないのですが。案の定、小粒で生育不良の桃が数個なりまして、頂きましたが、これが実に美味でした。今年は摘果して来年にちゃんと収穫できるようにするつもりです。桃やさくらんぼ、プラムなどはみな近種で、自家結実性が乏しいのも共通項、相互に授粉樹足りえるはずなので、ごちゃごちゃ植えました。問題は開花時期のずれです。せっかく開花しても、ほかの仲間の果樹が未開花だったり散ってしまえば意味がありませんね。生産農家の方は、ちゃんと同時期に咲く品種を選別して混植したり、花粉のみを採取して保存して使うそうです。
コメント
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