すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【第2次森保ジャパン】絶好調の大迫勇也を呼ばないのはサッカーに対する冒涜だ

2023-05-28 05:20:53 | サッカー日本代表
超絶的な大迫に敬意を示せ

 いまヴィッセル神戸の大迫勇也は、人生第二の絶頂期にある。

 それほど圧巻のプレイを繰り返している。

 一例をあげれば、第13節の広島戦だ。大迫は敵を背負って前線でロングボールを受け、カラダを回転させながら味方のシュートに繋がる縦への絶妙なスルーパスをワンタッチで出していた。あんな超絶的なポストプレイは大迫にしかできない。

 だから私はこの記事で、大迫を代表候補として推した。

 もちろん大迫の年齢的な問題も考えた。世代交代を進めたほうが代表は活性化するのではないか? という思考も頭のスミをよぎった。

 だが、そういう問題じゃないのだ。

 第一に、「いま一番キレてる選手」を呼ぶのが日本代表である。

 これについては加茂ジャパンのときにも議論になったが、当時の代表監督だった加茂さんは「そのとき好調な選手を選び、現在最強の代表を作るべきだ」と言っていた。

 同感である。

代表選出はリスペクトの裏返しでもある

 大迫の選出を考える場合の第二に、名誉の問題がある。

 私が大迫を推したのは、圧倒的なプレイをする大迫を称え、リスペクトする意味もある。いわば勲章だ。あのスーパーないまの大迫を代表に呼ばないなんて彼に失礼だと思った。そんな気持ちも大きい。

 森保監督は以上、2つの問題をいったいどう考えるのだろうか?

 そういえばもうひとつ、代表メンバー発表の記者会見で森保監督は失礼な発言をしていた。

「記者やファンが自分の推しを挙げるなら、そのかわりに誰を外すのかまで考えた上でやってくれ」みたいな意味の暴言だ。

 え? 大迫を代表に入れる代わりに誰を外すのか、って?

 そんなもの、広島つながりで選ばれている浅野を外せばいいだけじゃないか。

 だいたい、いまの超絶的な大迫を外して速いだけの浅野を呼ぶなんて、森保サン、あなたの目はいったいどこについてるんですか? と言いたい。

 いや、それどころか5月27日現在、わがJ1リーグの得点ランキング上位に入っている選手は1位の大迫(11点)だけじゃなく、2位の鈴木優磨(8点)も浅野雄也(同)も、5位の伊藤涼太郎(7点)も町野修斗(同)も、だれひとり代表に選ばれてない異常事態だ。

 森保監督に言わせれば、これも例の「リーグのレベル」ってヤツなのだろうか?

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