すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【プレミアリーグ 18/19 第6節】弱者と強者の対比がくっきり 〜リバプール 3-0 サウサンプトン

2018-09-26 06:06:09 | イングランド・プレミアリーグ
シャキリ先発、リバプールのワンサイドゲームに

 試合開始早々、サウサンプトンは自陣に引き込み、以後リバプールは2バックで押し込み攻め立てるワンマンショーになった。

 たまにサウサンプトンが前がかりになって攻めると、彼らのライン裏にはたっぷりスペースがある。そのスペースに攻め残ったサラーが走り込み、ボールを奪ったリバプールが彼に縦パスを入れるとおもしろいように速攻が決まった。

 この日は新加入のシャキリが先発し、中盤を自由に泳いでゲームを作る。まだ未整理な部分はあるが、リバプールの新しい攻撃の形を披露する形になった。

守備者2人に当たって入る珍しいオウンゴール

 リバプールのフォーメーションは4-2-3-1。スタメンはGKがアリソン。最終ラインは右からアレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤は右からマネ、シャキリ、フィルミーノ。サラーの1トップだが、前の4枚は自由に動く形だ。

 サウサンプトンがほぼ自陣に引きっ放しなため、リバプールのビルドアップは2-2-6のような形になる。試合が動いたのは開始間もない前半10分だ。

 マネが前のスペースに入り込んだシャキリに縦パスを出し、シャキリがシュートを打ったが、そのボールが敵の守備者2人に当たって入る、という珍しいオウンゴールになった。

 リバプールの2点目は前半21分だ。右CKからマティプがヘディングであっさり決めた。続く3点目は前半48分、リバプールのFKをシャキリが蹴り、サラーが詰めた。

 サウサンプトンが引いていることもあり、これですっかり楽勝ムードになり、リバプールはフィニッシュをミスしても笑顔がこぼれる親善試合モードに。まったりユルい雰囲気だ。

 サウサンプトンは選手交代で3バックに変え、両ワイドを高く上げる作戦に出たがゴールは生まれない。そうこうするうちリバプールは後半1分にシャキリを引っ込めミルナーを投入、いつもの4-1-2-3に戻して実験モードは終了した。

 同じリーグでも上位と下位ではこれだけ差があるのか、というゲーム。前回も書いたが、ますますマンCとリバプール、チェルシーの3強がトップ争いをする展開になってきた。

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