工場長の製作日誌

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台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その4

2019-09-27 19:57:57 | 旅行


誰も待ってないかもしれない車両紹介



早朝の北門車庫。
先に書いたように一部が「阿里山森林鉄路車庫園区」として開放されており、古い車両が展示されています。
でも公園の部分と現役の車庫、本線の区分けは極めてテキトー・・・
一昔前の日本の地方私鉄の車庫のような感じですね。



こんな感じで現役の車両も間近に見ることが出来ます。
※車庫前などには立入禁止の看板があるので立入りはやめましょう。



唯一走りそうな状態で置かれているシェイ式のSL
シェイはこれの他に展示スペースに2両、見える所に1両、庫内に1両以上は確認できました。
他にも奮起湖に2両、沼山駅に1両、姿は見えなかったのですが走れる状態?の31号があるはず。
・・・意外とたくさんあってびっくりです。



こちらは展示なのか放置なのかよくわからないwロッド式DLと新しめの客車。
DLは違いがよく分からないのですが、ロッド式とそうでないものがあり、阿里山周辺ではロッド式がメインに使われていました。
阿里山線は普通のタイプが主力のようです。



客車は現行のも含めすべてこんな古めかしい台車です。
・・・廃車流用でしょうか?ちなみに貨車はアーチバー台車がほとんどで、イコライザ式は1両だけ見かけました。



こちらは貴賓車につながって保存されているシェイ
どの車両も手入れはまぁ良さそうでなにより。



この檜木客車は貴賓車をモデルに作られたようで、内装は不明ですが外観は昔の木造車そのものでよく出来ていると思います。





三菱製のC型DL
何故か「地球の歩き方」にはシェイじゃなくてこちらの写真が載っていますw



これはドイツ製のDL
確かにどことなく欧州風です。下回りにカバーが付いているので、模型化するには丁度よさそう・・・



阿里山版トイレ客車は本物の客車をトイレに改造
台車もついたままです。よく見ると右の入り口はわざわざ新設していたり、結構凝った作りです。
同型?のバス窓の客車は竹崎駅構内にも何両か放置されていましたが、もう使う事は無いようです。





みんな大好き?中興号のディーゼルカー
フロントグリルとロッド式の台車が大特徴ですね。
・・・自分はこれが一番見たかったので満足。



ちなみに2両は展示スペースに綺麗な状態で展示されていますが、フェンス内のヤードにもう2両確認できました。
こちらは相当ボロボロの状態で、1両は錆止めが塗られたりしていますがもう1両は完全放置状態です。



怪しげなクレーンもフェンスの中に確認できました。



展示車両の中で一番小さいのがKATOの7トン機
ボンネットの巾が広く改造されており、大きくイメージが異なります。
これはこれでカワイイ感じです。






奮起湖車庫には2両のシェイと巡道車と書かれたモーターカーが置いてあります。
ここは降りる人が殆ど立ち寄るようで、列車が着くとめっちゃ混みますw

最後に貨車



かなり見かけたのがこのフラットカー
アオリ戸の付いたのとそうでないのが有ります。









前から気になっていたトフのような何か
ナンバーは「平守6***」となっています(他は側戸のあるなし関係なく「平甲6***」)
手作りのようで窓のタイプがまちまちです。
作るのは簡単そうw

オマケ



何台も見かけたモーターカー
チェーン駆動のようです。


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