工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

赤沢に行く

2021-05-03 16:58:19 | 日記


いよいよ春になり、赤沢自然休養林がオープンしたので行ってきました。
・・・多くの区間が仕事の通勤路となり、なんかお出かけ気分にならないのですが・・・
まぁそれはそれw

例年通りGWからのオープンで、昨年は色々あって行けなかったので楽しみにしておりました。



早速記念館へ
珍しく?モーターカーが屋外に出されていました。
改めて後ろ姿を見るとなかなか愛嬌があります。



天気の良い日は外に出すようにしたのでしょうか?



記念館は現役車両のメンテナンスも行われており、現役のパーツや工具が並んでいるのも特徴。
機械油の臭いもgoodです。



館外のカブースも
・・・Oサイズで欲しいカモw
軸受けなどがあれば木材で組むが楽しそうです。

しかしそろそろ朽ちてきているので、何とかならないんでしょうか・・・
このほか、屋外には運材台車2組とNo86機関車がレールに載って保管?されています。
(木製運材1、タンク車のタンク部分、ロータリーヘッドが他に放置されています。)



待合室として使われているB客
現在走行中の客車に台車を譲り?ダルマになっています。
晴れた日は暖かい日差しが差し込み居心地の良い空間・・・

ひととおり楽しんだらいよいよ乗車
・・・朝イチで到着し、始発は見送って10時の列車に乗るのが私のルーチン?ですw







往復後に撮影をしつつ丸山渡へ歩いて向かうのも定番
時折雲の影になったりしましたが、快適な散歩です。



遊覧列車折り返し地点の丸山渡停車場。
機回し線がありますが、その間の木が生えている植込みが特徴



考えてみるとちょっと模型チックですね。



丸山渡には引き込み線?があり、トイレ客車の奥にいくつか車両が置かれています。
・・・C客は貴重なものだと思うのですが、土に還りつつあります・・・

今年は何回行けるかなぁ?

引っ越しました

2021-04-13 05:43:56 | 日記

更新が開いてしまいましたが、生きてます...(^^;)
中信平から再び伊那谷に戻って参りました。この山の感じ、人の雰囲気、やはり好きです。

それはともかく、部屋の片づけがかなり難航...



とりあえずレイアウトを眺める余裕は出来てきました。
机も使えるようになりとりあえず何か作ろうかなと、箱のデカい京成キットに着手。



箱にしてみました。意外とすんなり組めます。
...クハ2008いいなと思ったけど、屋根肩のスリットがめんどそう(パーツは買ってある)

あれこれ調べるのが楽しいキットですが、こだわりだすと完成しなさそうw
なので、今回はサックリ完成させたいところです。

...しかし片付けで出てきた色々なキットの誘惑もあり、前途多難です(笑)

松本を歩く

2020-07-21 06:24:36 | 日記
久しぶりの日記?
松本を散歩してみました。



丸と四角
古い建物の味を残しつつ改装された建物が多いのが嬉しい所です。

もう4年この町にいますが、まだまだ知らない細い路地もあったり。
特に目標も無く歩くと色々発見がありますね。





梅雨の夕暮れ

上高地線にも久しぶりに乗車



終点の新島々
廃止された島々への線路は留置線になっており、復刻塗装の編成が留置されていました。
ちょうどモハ10が島々からやってくるところのような雰囲気。



新村の青ガエルの居た留置線にはEDとモーターカーが置かれていました。
このスペースは青カエルには狭いようで、ちょうどいい感じの収まりです(笑



この奥の貨車の物置2両も健在。
こういう廃車体のある車庫、ホントに減りましたね・・・



梅雨の合間



梅雨明けにはまだ暫くかかりそうですが、疫病も同じくこのまま晴れて欲しいものです。



最後に大先輩の作品を拝見。
相変わらずの素晴らしい仕上がり。
なにかNも作らなくてはと思います(在庫もたくさんあるし・・・
今年は人の作品を直接見る機会が少なく、モチベーションの維持が大変です・・・

最近の色々

2019-09-01 19:26:47 | 日記


模型はまぁボチボチ好きに作っております。



ジャンクの流電を



実物では回避された通勤改造してみました。
ナンバーはクモハ52006としています。
実車は終戦直前に焼失、工場へ搬送されたものの復旧されずそのまま廃車になっています。
・・・もしも復旧されていたらというウソ電です。




また縁があり地面のベースを入手したので、林鉄ジオラマを製作すべく建物を作り出しました。
初めてのSTウッドです。

こちらはまたの機会に紹介します。




この週末は十数年ぶりのホビカトへ

http://powerele.sblo.jp/article/186500045.html

オープンサウンドデータミーティング併設の地方私鉄ミーティングへ出展



16番模型を並べさせていただきました。
お世話になった皆様ありがとうございました。





最後の〆に大先輩と乾杯
早いものでもう10年位のお付き合いになります。

・・・志向が極めて近いので、毎回話が盛り上がりますw

初?でもないケド競作というハナシも。
楽しみがまた一つ増えました。

小川路峠

2018-08-21 20:58:39 | 日記


飯田から遠山郷を結ぶ秋葉街道小川路峠を通ってきました。
これで2回目、5年ぶりくらい?
前回はヒジョーにしんどかったのですが、最近山歩きに慣れてきたせいか思いの外余裕を持って歩けました。



この道は昭和初期まで遠山郷へ向かうメインストリートとして使われており、途中に茶屋もあって栄えていたようです。飯田側の最後の集落の越久保(コイクボ)から遠山側の上町まで、20キロ近くある長大な峠道です。
近代以降、遠山へ赴任した教師や警官はこの長大な峠道に辟易して辞職したくなったことから「辞職峠」の異名もあります。

大正12年に元善光寺駅~上村程野を結ぶ「竜東索道」(物資運搬用のリフト!w)が開業して物資の輸送がこれに変わられ、昭和7年に飯田線が天龍村満島(現平岡駅)まで延びたところで人の交通もこちらに移り、峠としての役割を終えました。

明治41年に完成したという馬車規格の峠道も、今ではかなり荒廃しわずかに当時の面影を留めるのみ・・・



現在、国道256号線の指定を受けているものの国道としては建設が進んでおらず「点線国道」としてその界隈では有名ですw




道中展望はほとんどなく、十一番観音(越久保~峠までに三十三の観音様が安置されている)付近の伐採地と、トップ写真の小川路峠頂上の2カ所で見晴らしが利くのみ。


でも、個人的にはこの道は大好きで、今風に言えばパワースポットなんですよね。
・・・この表現はあまり好きではないw
秋葉神社への信仰の道、秋葉古道でもあり、遠山の人々の生命線でもあった道
ここにしかない幽玄な雰囲気があるような気がします。






道中には観音様の他にも石碑が多数あり、これは金毘羅様と奥には道標(ここから降りると野池方面)






個人的に一番のポイントは一八番観音付近の痩せ尾根
何が良いのか上手く言えませんが、真砂土の白と苔のコントラスト、広葉樹からの木洩れ日が心地よいです
※落ちたら死ぬ






『峠って何だろう。古い歴史が踏み固められているところ。人々のうらみつらみが折り重なっているところ。』
※信州の峠 市川健夫




ココが頂上、小川路峠
使ったアプリで見ると、ここの標高は1664mとのこと。
・・・スマホで見ると違う値になっているのは何でかなぁ・・・?調査中w
道端には朽ちかけた鳥居
少し上ると鉄塔か何かのコンクリ基礎が遺跡の様に鎮座していました。


なぜか定期的に行きたくなるところです。