10年以上前に文京区の「よみせ通り」の南にあったディスカウントストアの閉店セールで税込み490円で入手した引伸機用レンズ「富士フイルム光学:FUJINON-EP 50mmF3.5」ですが、
ようやく、レンズ交換式デジカメで使えるようになりました。
このレンズ、マウントはL39マウントなのですが、ピントを合わせるためのヘリコイドが付いていないことと、レンズのマウント面からデジカメのC-MOSまでの距離「フランジバック」が44mmと短いので、レンズアダプター等を使用してレンズ交換式デジカメに取り付けてもまともに使えません。加えて、私が持っている唯一のヘリコイド式マウントアダプター「旭光学工業:ヘリコイド接写リングK」を使って、取り付けてもピントが全く合わなくてダメです。と言うことで、入手以来、時々、思い出して、色々と試してましたが、このたび、ようやく使えるようになりました。
あ、レンズ交換式デジカメボディはフルサイズでRFマウントのミラーレス一眼デジカメ「キヤノン;EOS RP」です。これを以下のものを順に組み合わせて、RFマウントのレンズとしました。なお、その際、外れたりしないように、(1)と(2)、(3)と(4)は接着剤で付けてしまいました。
(1)Pixco:超薄型マウントアダプター M42マウントレンズ-RFマウントカメラ対応:819円
(2)Pixco:薄型ヘリコイド(12-19mm)式マウントアダプターM42マウントレンズ-M42マウントカメラ対応:2,199円
(3)無名:マウントアダプタ M39 to M42:238円
(4)富士写真光学:FUJINON-EP 50mmF3.5:490円
あ、(1)~(3)、及び、下の(5)~(7)の価格は日本amazonでの送料税込のものです。
この順番で組み合わせると、無限遠も50cm程度の近接も撮影できるレンズができます。しかしながら、この手のレンズは絞り開放で撮影したいので、光量を少なくするNDフィルターを付ける必要があります。しかしながら、(3)のフィルター径は32mmと一般的に使われていないものなので、一般的なフィルター径である52mmのものを使えるようにしました。
すなわち、
(5)マルミ:ステップアップリング 49mm→52mm:361円
の内側をヤスリで削って、ちょうど良い大きさにして、以下の写真のように接着剤で付けました。これで、52mmのフィルター等を使えるようになりました。すなわち、RFマウントの50mmF3.5のレンズが完成です。まだ、私はRFマウントのレンズは1本も持っていないので、これが唯一のRFマウントレンズと言うことになります。
EOS RPに取り付けたところです。
そして、前述のごとく、絞り開放で撮影できるようにNDフィルターを付け、そして、このレンズ、あまりコーティングの質がよくないようで、フレアが出やすいので、レンズフードを付けます。
(6)ケンコー:NDフィルター PRO ND8 52mm:1,116円
(7)エツミ:ラバーフードII 52mm ブラック:611円
この状態で、上中里駅近くの「旧古河庭園」と、駒込駅近くの「六義園」で撮影しました。勿論、全て「絞り開放」です。
使い勝手ですが、ピント合わせのためのヘリコイドの回転リング部がデジカメボディのすぐそばなのがやや使いにくいですが、液晶ビューファインダー内のピント合わせは極めてやりやすく、ピントも正確に合っています。また、写りの方ですが、ピントが合っていない部分は結構、ボケますし、ボケは汚くないのが良いです。
と言うことで、490円のレンズ本体に対し、3,600円程、かかりましたが(レンズフィルター及びレンズフードは他でも使えるので、費用に加えていません)、EOS RP用の専用レンズができて良かったです。
matsumo(http://matsumo.seesaa.net)
ようやく、レンズ交換式デジカメで使えるようになりました。
このレンズ、マウントはL39マウントなのですが、ピントを合わせるためのヘリコイドが付いていないことと、レンズのマウント面からデジカメのC-MOSまでの距離「フランジバック」が44mmと短いので、レンズアダプター等を使用してレンズ交換式デジカメに取り付けてもまともに使えません。加えて、私が持っている唯一のヘリコイド式マウントアダプター「旭光学工業:ヘリコイド接写リングK」を使って、取り付けてもピントが全く合わなくてダメです。と言うことで、入手以来、時々、思い出して、色々と試してましたが、このたび、ようやく使えるようになりました。
あ、レンズ交換式デジカメボディはフルサイズでRFマウントのミラーレス一眼デジカメ「キヤノン;EOS RP」です。これを以下のものを順に組み合わせて、RFマウントのレンズとしました。なお、その際、外れたりしないように、(1)と(2)、(3)と(4)は接着剤で付けてしまいました。
(1)Pixco:超薄型マウントアダプター M42マウントレンズ-RFマウントカメラ対応:819円
(2)Pixco:薄型ヘリコイド(12-19mm)式マウントアダプターM42マウントレンズ-M42マウントカメラ対応:2,199円
(3)無名:マウントアダプタ M39 to M42:238円
(4)富士写真光学:FUJINON-EP 50mmF3.5:490円
あ、(1)~(3)、及び、下の(5)~(7)の価格は日本amazonでの送料税込のものです。
この順番で組み合わせると、無限遠も50cm程度の近接も撮影できるレンズができます。しかしながら、この手のレンズは絞り開放で撮影したいので、光量を少なくするNDフィルターを付ける必要があります。しかしながら、(3)のフィルター径は32mmと一般的に使われていないものなので、一般的なフィルター径である52mmのものを使えるようにしました。
すなわち、
(5)マルミ:ステップアップリング 49mm→52mm:361円
の内側をヤスリで削って、ちょうど良い大きさにして、以下の写真のように接着剤で付けました。これで、52mmのフィルター等を使えるようになりました。すなわち、RFマウントの50mmF3.5のレンズが完成です。まだ、私はRFマウントのレンズは1本も持っていないので、これが唯一のRFマウントレンズと言うことになります。
EOS RPに取り付けたところです。
そして、前述のごとく、絞り開放で撮影できるようにNDフィルターを付け、そして、このレンズ、あまりコーティングの質がよくないようで、フレアが出やすいので、レンズフードを付けます。
(6)ケンコー:NDフィルター PRO ND8 52mm:1,116円
(7)エツミ:ラバーフードII 52mm ブラック:611円
この状態で、上中里駅近くの「旧古河庭園」と、駒込駅近くの「六義園」で撮影しました。勿論、全て「絞り開放」です。
使い勝手ですが、ピント合わせのためのヘリコイドの回転リング部がデジカメボディのすぐそばなのがやや使いにくいですが、液晶ビューファインダー内のピント合わせは極めてやりやすく、ピントも正確に合っています。また、写りの方ですが、ピントが合っていない部分は結構、ボケますし、ボケは汚くないのが良いです。
と言うことで、490円のレンズ本体に対し、3,600円程、かかりましたが(レンズフィルター及びレンズフードは他でも使えるので、費用に加えていません)、EOS RP用の専用レンズができて良かったです。
matsumo(http://matsumo.seesaa.net)
APS-Cやμ4/3のレンズ交換式デジカメ用のマウントアダプターも各種、持っていますが、やはり、フルサイズの方が面白いですね。
私の場合、MFのフィルムカメラ時代からカメラを始めているので、MFレンズもかなり持っています。
苦労して使えるようにしたところは凄いです。
フルサイズでしかも使えるとイイですね。
オールドレンズは最新のレンズとくらべるとレンズ性能は落ちますが、
描写的に味わいがありますね。
良い感じで撮影できてます。