フィルム式カメラ時代の1999年~2010年頃、私は東京写真連盟や全東京写真連盟が主催していた大人数低価格モデル撮影会に時々、参加して女性写真を撮っていました。特に、夏に行われる水着女性モデル撮影会にはよく参加し、三浦海岸や平塚海岸、多摩川、小野上温泉の川、船の科学館やホテルヘリテイジのプールで行われていた撮影会に参加していました。川やプールで行われる撮影会はカメラ機材に損傷を与えることは少ないですが、海岸で行われる撮影会は、潮風は勿論、波しぶきが上から降ってくるような場所でカメラを構えなければならないので(勿論、波しぶきが上から降ってきて、カメラが濡れたら、ハンカチで拭いています)、カメラやレンズに塩分や砂が付いたり、海水が中に入ってきたりすることがあります。この対処法として、私は、当時、割と安かった機械式シャッターの一眼レフ「ヤシカ:YASHICA FX-3」+レンズメーカーの標準レンズ「トキナー:RMC Tokina 35-70mmF4」の組み合わせで使用していました(普通の撮影では、機械式シャッターの一眼レフ「リコー:XR-1S」+「旭光学+smc PENTAX-M ZOOM 28-50mmF3.5-4.5」+「旭光学:smc PENTAX-M ZOOM 80-200mmF4.5」を使用していました)。しかしながら、ある時、とうとう、レンズの中に水が入ってしまい、それがいつまで経っても消えないので諦め、今度は、中古の「シグマ:SIGUMA UC ZOOM 28-70mmF3.5-4.5」を入手し、それを使うことになりました。2011年以降、この手の海岸でのモデル撮影会には行かなくなった、また、このシグマのレンズは絞りリングが固めで使い難ったことから、更に、中古の「トキナー:TOKINA SD 28-70mmF3.5-4.5」を入手し、このレンズは使わなくなりました。
と言うわけで、このシグマのレンズ、使わずにレンズ保管箱(と言っても、釣り用の保管ボックスを利用していますが)にずっと放っておいたのですが、ある時、このレンズに触ると、鏡胴部分がベタベタになっていました。すなわち、この鏡胴部分、ゴムを原料としたものが塗られていて、黒いつや消し塗装になっているのですが、それが劣化してしまったと言う訳です(この塗装方法、双眼鏡等にも使われていますが、経年劣化でひどい状態になるものが多いですね。私が持っている双眼鏡では2台ベタベタとなり、内、1つは無水アルコールで拭って落としましたが、もう1本は綺麗に取れず、結局、廃棄処分しました)。
前述のごとく、ヤシカ・コンタックスマウントのレンズをRFマウントのデジカメに取り付けるための「Urth:Y/C-RFマウントアダプター」を入手したことから、このベタベタのレンズを無水エタノールで拭ってまともな状態にして、フルサイズのレンズ交換式デジカメ「キヤノン:EOS RP」に取り付けて、撮影することにしました。
まずは、当初の「シグマ:SIGUMA UC ZOOM 28-70mmF3.5-4.5」です。
そして、これをティッシュペーパーに無水エタノールを浸みこませたもので拭くと、ベタベタは綺麗に取れたのですが、何と、ズーム目盛や距離目盛までは取れてしまい、のっぺらぼうになってしまいました! すなわち、これらの目盛は塗装の上に印刷されていたので、塗装が取れたらそれらの目盛も取れてしまうと言う訳です。この目盛が取れたレンズをマウントアダプター経由でEOS RPに取り付けた状態です。
と言う訳で使い難いのですが、それでもベタベタは取れたので、この状態で、2021. 9. 8(水)、東京駅より歩いて、「大手門」経由で「皇居東御苑」に撮影に行ってきました。この日は朝から曇り状態で、本当は晴れた日に行きたかったのですが、地下鉄「銀座駅」近くの「銀座松屋百貨店」で行われている「世界のカメラ市」が9/8(水)までだったので、そこに行くついでにと言う訳です。
9:30頃、大手門より入り、「二の丸庭園」に行きます。まずは、「ススキ」です。
「オミナエシ」です。
「キキョウ」です。
雑木林です。
matsumo(http://matsumo.seesaa.net)
と言うわけで、このシグマのレンズ、使わずにレンズ保管箱(と言っても、釣り用の保管ボックスを利用していますが)にずっと放っておいたのですが、ある時、このレンズに触ると、鏡胴部分がベタベタになっていました。すなわち、この鏡胴部分、ゴムを原料としたものが塗られていて、黒いつや消し塗装になっているのですが、それが劣化してしまったと言う訳です(この塗装方法、双眼鏡等にも使われていますが、経年劣化でひどい状態になるものが多いですね。私が持っている双眼鏡では2台ベタベタとなり、内、1つは無水アルコールで拭って落としましたが、もう1本は綺麗に取れず、結局、廃棄処分しました)。
前述のごとく、ヤシカ・コンタックスマウントのレンズをRFマウントのデジカメに取り付けるための「Urth:Y/C-RFマウントアダプター」を入手したことから、このベタベタのレンズを無水エタノールで拭ってまともな状態にして、フルサイズのレンズ交換式デジカメ「キヤノン:EOS RP」に取り付けて、撮影することにしました。
まずは、当初の「シグマ:SIGUMA UC ZOOM 28-70mmF3.5-4.5」です。
そして、これをティッシュペーパーに無水エタノールを浸みこませたもので拭くと、ベタベタは綺麗に取れたのですが、何と、ズーム目盛や距離目盛までは取れてしまい、のっぺらぼうになってしまいました! すなわち、これらの目盛は塗装の上に印刷されていたので、塗装が取れたらそれらの目盛も取れてしまうと言う訳です。この目盛が取れたレンズをマウントアダプター経由でEOS RPに取り付けた状態です。
と言う訳で使い難いのですが、それでもベタベタは取れたので、この状態で、2021. 9. 8(水)、東京駅より歩いて、「大手門」経由で「皇居東御苑」に撮影に行ってきました。この日は朝から曇り状態で、本当は晴れた日に行きたかったのですが、地下鉄「銀座駅」近くの「銀座松屋百貨店」で行われている「世界のカメラ市」が9/8(水)までだったので、そこに行くついでにと言う訳です。
9:30頃、大手門より入り、「二の丸庭園」に行きます。まずは、「ススキ」です。
「オミナエシ」です。
「キキョウ」です。
雑木林です。
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