国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

20円の損?

2024-07-06 | 日記
土曜のお昼時にKBS京都が隔週ぐらいで放送している「鉄道ひとり旅」(ただし2〜3年遅れ)をいつも録画・視聴しています。今日は地元の近江鉄道でした。出発地は米原駅。「1日で全線乗るのはもったいないので今日は八日市までにする予定」とのことでしたが・・・・・

上は改札口でのダーリンハニー吉川氏(鉄道好き芸人)と駅員さんとの会話シーン。

 「フリーきっぷありますか?」(吉川)
 「はい、一人2000円です。」(駅員)

これを耳にして思わず「エッ?」と声を上げそうになりました。近江鉄道の1日乗車券といえば、5月の信楽訪問の記事で紹介したびわこ京阪奈フリーきっぷ(1050円)や1dayスマイルチケット(900円)がありますから。ただし前者は土日祝、後者も金土日祝限定。

これで判明した収録日(2021年12月16日)は木曜ということで、毎日発売のお~み満喫パスを購入したのでしょう。

こちらは近江鉄道(全線)に加えて近江鉄道バスと湖国バス、さらに八幡山ロープウェー(往復)も利用可能ですから、それらも乗り潰せば少々高くても元が取れる可能性は十分です。

けれども米原〜八日市の片道運賃はこの通り850円ですからね。あとは何回途中下車するか次第ですが、これで2000円分を回収できるのか他人事ながら心配になりました。そこで彼が降りるたびに運賃を計算することに。

米原→彦根(310円)→多賀大社前(310円)→スクリーン(160円)→高宮(徒歩で0円)→五箇荘(460円)→八日市(250円)ということで、乗車5回の合計は1490円。私の危惧は的中し、510円の損になってしまいました。(この時点で彼は気付いていたのだろうか?)

で、上はラストシーン。いつものように「鉄道ひとり旅、ごきげんよう」で終わるはずでした。ところがところが・・・・・



画面が突如切り替わり、なぜか武佐駅から走りに走る吉川氏。そして、「あー行ってしまう、行ってしまう」と絶叫する彼の前方には・・・・・

同行のカメラマンが辛うじて収めたドクターイエロー。収録後はそのまま帰るつもりだったのが、Twitterで運行情報を見て急遽新幹線の線路に近い武佐駅まで足を伸ばしたとのこと。

にもかかわらずシャッターチャンスを逃してガックシの吉川氏。(3年前のこの日を思い出しました。)もっとも八日市〜武佐の310円が加算されたため損失は200円にまで縮小しました。さらに武佐から終点の近江八幡まで(運賃180 円)も乗ったはずなので、結局トントンになったと思います。

追記
 武佐に寄らずともその日の内に首都圏に戻るにはどっちみちJRに乗り換えなければなりませんから、八日市から近江八幡まで(460円)か米原まで(850円)の運賃が必要でした。つまり損になったとしてもわずか50円(あるいは310円の得)。よくよく考えてみれば、鉄オタ氏に抜かりがあるはずはありません。

9月7日追記

今日の「鉄道ひとり旅」は東京モノレール編でしたが、吉川氏が「あれドクターイエローじゃないですか?」と指さした先に本当にありました。(遠方で霧が立ち込めるという悪条件ながら望遠レンズがホームに停車中の車両をしっかり収めています。)リベンジなったようで良かった良かった。
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