ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

旭町第二ダム

2019-10-25 17:57:12 | 北海道
2019年10月18日 旭町第二ダム
 
旭町第二ダムは北海道夕張市旭町の石狩川水系ポンポロカベツ川にある夕張市が管理する上水道用水目的の重力式コンクリートダムです。
明治時代から炭鉱で栄えた夕張では炭鉱会社自らが専用水道の整備を行っていましたが、あくまでも炭鉱及び炭鉱従業員向けの水道でした。炭鉱の繁栄に伴い市域の拡大と人口増加が続く中夕張市は1928年(昭和3年)から公営水道の整備に着手、1941年(昭和16年)に水源地として旭町第一ダムが竣工しました。
戦後の復興を受け昭和30年代には人口が10万人を突破、これに対応するために1970年((昭和45年)に旭町第一ダム直上に建設されたのが旭町第二ダムです。
旭町第一ダム及び第二ダムで貯水された水はダム直下にある旭町浄水場を経て日量平均約1100立米の上水道用水の供給を行っています。
 
夕張警察向かいからポンポロカベツ川沿いを西に進むと旭町浄水場に到着します。
浄水場脇からさらに上流へ向かうと第二ダムがあるのですが、車両は進入禁止、職員さん曰く徒歩でも落石の恐れがあるので立ち入りはお薦めできないとのことだったので、今回は自重しました。
写真は旭町浄水場から第二ダムへ向かう林道入口です。
右手に白い看板がありますが、実はこれ車両進入禁止の警告板だそうで・・・
塗装がはがれて字が読めませんが、まあ普通にここから先に入る人などいないのでしょうね?
 
0080 旭町第二ダム 
北海道夕張市旭町
石狩川水系ポンポロカベツ川
19.6メートル
122メートル
334千㎥/300千㎥
夕張市
1970年


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