2017年5月5日 大正池
大正池は岡山県総社市山田にある灌漑および防災目的のアースダムです。
1924年(大正13年)に竣工し、その後2002年(平成14年)にかけて岡山県の農地防災事業で改修が行われ現在の姿になりました。
現在は総社市が管理を行っています。
大正池は県道54号沿いにありアプローチは簡単、池の左岸にスペースがあるのでここに車を止めて見学します。
下流面は犬走りを挟んで3段になっています。

大正池の概要図
2002年(平成14年)の整備によるものです。

整備によって撤去された設備の一部が展示されています
手前は水止めの角落し 奥は石樋と鋼管。

天端。

上流面
写真ではよくわかりませんが表面は石で補強されています。

左岸の斜樋。

右岸の洪水吐。

総貯水容量27万1000立米の貯水池。

下流面も表面は石が葺かれています。

洪水吐。

洪水吐導流部。

全国には9基の大正池が堤高15メートル以上のダムとしてダム便覧に掲載され、うち3基が岡山県にあります。
今回の総社市の大正池訪問により岡山県の大正池はすべて訪問したことになります。
1843 大正池(0961)
ため池コード
岡山県総社市山田
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系山田川
FA
E
24メートル
120メートル
千㎥/千㎥
総社市
1924年
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