ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

御庄川ダム

2017-05-13 02:08:47 | 山口県
2017年5月6日 御庄川ダム
 
御庄川ダムは山口県岩国市柱野の錦川水系御庄川にある防災専用の重力式コンクリートダムです。
錦川水系では1945年(昭和20年)の枕崎台風、1950年(昭和25年)のキジア台風、1951年(昭和26年)のルース台風と立て続けに台風の被害を支流の御庄川流域でも甚大な被害が発生しました。
御庄川ダムはルース台風による災害復旧工事の一環として1957年(昭和32年)に着工、1960年(昭和35年)に竣工しました。当初はラジアルゲートを装備していたようですがその後の改修で撤去されています。
 
県道19号の柱野交差点を東に折れ、乗馬クラブを過ぎるとすぐに御庄川ダムに到着します。
天端はゲート部手前までは立ち入りできます。
 
ゲートピアは立入禁止。
 
ダム湖(五瀬ノ湖)
ずいぶん堆砂が進んでいます。
 
下流面
階段で堤体直下に降りることができます。
 
クレストは自由越流式洪水吐が1門
両側に2つの穴があり流水量をそのまま流化させていまる、いわゆる穴あきダムです。
ゲートピアはかつてラジアルゲートがあった痕跡を残しています。
 
 
2069 御庄川ダム(0980)
山口県岩国市柱野
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
錦川水系御庄川
 
21.8メートル
101.5メートル
㎥/㎥
山口県
1958年


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