2016年5月1日 相馬ダム
相馬ダムは青森県弘前市沢田の岩木川水系相馬川左支流作沢川にある農地防災・灌漑目的のロックフィルダムです。
農水省の補助を受けた青森県の防災ダム事業及びかんがい排水事業によって2003年(平成15年)に竣工し、完成後は青森県農林水産部が管理を受託しています。
相馬ダムは相馬川および作沢川の洪水調節と相場川沿岸のリンゴ農地および弘前市北部高杉地区の水田への灌漑用水の供給を目的としています。
県道204号線から相馬ダムの標識に従って作沢川沿いの市道を進むと、相馬ダムに到着します。
まずはダム下流へ。
ここから先は立ち入り禁止。
右岸から
左岸に管理事務所があります。
相馬ダムの特徴は縦に深い巨大な洪水吐。
真正面に岩木山が見えます。
洪水吐は大きいだけじゃなく、ちょっと複雑な形状。
天端から
やはり洪水吐の形が面白い。
天端は車両通行可
堤体上流面。
ちょっと草木が生え始めています。
左岸の斜樋
津軽ダムの陰に隠れるような位置にある相馬ダムですが、洪水吐が特徴的で岩木山も真正面に見えるロケーションです。
津軽ダムのついでに立ち寄りましたが、期待以上にも見どころ多いダムでした。
追記
相馬ダムには農地防災容量が設定されていますが、治水協定により豪雨災害が予想される場合には事前放流により洪水調節容量が確保されることになりました。
0214 相馬ダム(0352)
青森県弘前市沢田
岩木川水系作沢川
FA
R
52.4メートル
222メートル
6560千㎥/5783千㎥
青森県農林水産部
◎治水協定が締結されたダム
2003年
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