2016年11月26日 大代川農地防災ダム
大代川農地防災ダムは静岡県島田市の大井川水系大代川上流部にある灌漑・防災目的の重力式コンクリートダムで、1968年(昭和43年)に静岡県の農地防災事業により建設され、島田市が受託管理を行っています。
国道473号から大代川沿いに県道81号を進むと大代林道入口が現れます。
林道は車両通行禁止ですが徒歩での通行は問題ないのでここに車をおいて林道を歩きます。

林道を約1.5キロ歩くとダムに到着します。
右岸が少し湾曲したなかなか格好いい堤体で、グリーンの手すりがいいアクセントになっています。

右岸の管理事務所
堤体は立ち入り禁止。

天端。

これは放流ゲートの清掃用の施設のようです。

放流ゲートのスクリーン。
防災ダムなのでダム湖はカラカラです。

上流から
樹林が視界を遮りこれが精一杯です。

ダムの目的には『A』の灌漑も入っていますが、防災専用ダムのようにダム湖はカラカラでした。
追記
大代川農地防災ダムには農地防災容量が設定されていますが、近年頻発する豪雨災害に備えて豪雨の際に事前放流を行う治水協定が締結され、基準降雨量358ミリの雨が予想される場合には事前放流により合計61万5000立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
1169 大代川農地防災ダム(0714)
静岡県島田市大代
大井川水系大代川
FA
G
43メートル
122メートル
島田市
1968年
◎治水協定が締結されたダム