マッシーパパの遠吠え

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”ぶって姫”ご乱心めさるな!!

2008-08-30 07:23:08 | Weblog

28日、民主党代表戦に小沢代表が出馬表明したこの時期を狙い、同党参院比例選出議員の渡辺、大江氏と岡山地方区の姫井氏の3名が造反、与党系無所属の荒井、松下両名を巻き込んで新党「改革クラブ」を結成したという。

処で、三人の造反理由だが、渡辺・大江両氏は道路整備特措法の採決に党議拘束違反、よって党員資格3ヶ月の処分を受けていたなど、党とすでに政治理念が離反。かたや姫井氏も”告白本騒動で執行部と対立していた。一方、自民党は参院選惨敗後から”ねじれ現象”を解消すべく、民主党の懐深くに手を突っ込んでいろいろ造反を画策。そんな折に、自民党の二階経済産業相が彼らと荒井、松下両氏に働きかけ、政党結成の要件である5人の国会議員の野合が成立したというのだ( 「読売http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080828-OYT1T00891.htm?from=nwla」。

ところがところが、なんと、「姫井議員、たった一日で民主党離党やーめた(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080829/stt0808291845004-n1.htm)」だって ・・。なんともお騒がせ女の面目躍如というところか。

ま~、尤も、昨日の段階から民主党のある幹部は「(参院選で注目された)姫井氏だけはなんとか留めたい」と語ったというから、この一日の間に彼女を巡って民主、自民の激しい攻防戦があったのかも。ともあれ、姫井氏の離脱で渡辺氏らの新党「改革クラブ」は政党助成金を得られる5人に満たなくなり、軍資金が絶たれる大ピンチ。とんだ「改革ごっこ」になりそうだ・・。

さて、、遇々、似非改革は頓挫した(?)わけだが、それにしても、こんな不条理(道理に反すること)が許されていいのだろうか。そもそも渡辺・大江両氏は民主党の比例議員。しかも、管さんの話では彼らの個人名での得票は最下位レベルだったとのこと。当然、管氏の言うように「議員辞職するのが政治家として国民に対する義務」ではないかと思うのだけど・・。

しかも、おかしなことに、比例議員が離党すると既成政党には転籍できないのに、新党を作れば既成政党と合併出来るという抜け道があると聞く。今回の新党結成もその意図が隠されているというのだが果たして、これで民意を反映した選挙制度といえるのだろうか? しかも、志を同じくしないでも国会議員が5人野合するだけで政党交付金が2億円ほど転がり込んでくる。それも今回のように、本来なら民主党を助成するために拠出したはずの税金がである。

もうこうなると、一体、政党交付金とは何ぞやで、また、何のために比例制度を認めてきたのか?大いに疑問がある。すなわち、前者は国民の負託にこたえられる、健全な政党を育成するために貴重な税金を使っているはず。また、後者も有権者の民意を最大限、正確に反映させようにと死に票をなくすなど、良かれと思って求めた制度であろう。となれば、このような事例を看過するようではもはややザル法といわざるを得ない。

一刻も早く、政権を交代させ、民主党の手でこれら全てのザル法を徹底的に見直してもらいたい。それこそがまさに国民の目線に立った政治といえるのではないか。ともあれ、マッシーパパもこれまで、跳ね上がりの姫井議員にはいささか不快感を抱いていたが、今回の姫の改心にはほっとしている。それにしても、変わりやすいはほんに女心じゃわぃ!・・。♪

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