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27日、訪中したメドベージェフロシア大統領と胡錦濤主席が会談。両首脳は「戦略的協力関係の全面深化に関する共同声明」に署名。「第二次世界大戦終結65周年に関する両国元首の共同声明」を発表することで一致した。
尚、共同声明の中に、中国は尖閣諸島、ロシアは北方領土の対日交渉を有利に進めるため、歴史・領土問題での中露の協調姿勢を打ち出すとみられている」と「毎日」は報ずる。
いや~、参った、参った。これはもはや、三国志の世界。まさに、昨日の敵が今日の友というか、「遠交近攻(遠くの相手と手を結んで近くの敵を片付ける政策)」の兵法の世界。
なるほど、先祖が兵部尚書(今日で言う国防相)の血筋を引く胡錦濤氏だけあって、見事な戦略ぶり。
日中間にあっては「戦略的互恵関係」、中露にあっては「戦略的協力関係」と唱え、それも領土問題の何もかもを含む「全面深化」と念を押す。
言葉の勉強ではないけど、中国語で「互恵(フーホイ)」とは「互いに利益を与え合う」こと、中国人の解釈では尖閣諸島も互いに利益を分かち合えと言うのだろう。
一方、「協力(シエリー)」とは「団結して事に当たる」。つまり、中露一致団結して、日本の領土を奪いましょうと言うのである。
それにしても情けないのは日本の為政者。こんな国を相手にどんな対応をしてきたと言うのか。どんな学習効果をつんできたのか。
そもそもが、隣国との間に領土問題が発生したのは北方領土が始まり。終戦のドサクサに当時のソ連軍が不法占拠して、現在に至るまで、実効支配を続けている。
一旦、実効支配されされると、正当な理由があろうともいかに領土の返還を求めることが困難なことかは、65年たった現在でも、一切の施政権が及んでいないことで明らかである。
勿論、その間、ムネオ氏がエビで鯛を釣ろうと必死で北方支援したが、えさを食われただけ。何の進展もなし。
そして、その教訓が生かされずに、今度は「竹島」が韓国の手に落ちるのである。
つまり、無人島だからまさかと油断をした隙を、韓国の軍事政権の李承晩につかれて、一方的に設定された軍事境界線を敷かれて手出しができぬようになった。
しかも、「竹島は韓国領土」と、国民に反日を煽りながら、ちゃっかりと、同島に軍事施設を設け、守備を固める。
その結果が、いつの間にか、日本に「領土問題がなかった」はずが、両国間の領土問題にまで発展させてしまった。
その教訓もまたまた日本は学習できず。三度目は、切り取り自由の「三国志」の本家・中国がこの一部始終を研究、まずは、どっからも攻め口のなかった尖閣諸島に、大陸棚の延長にあると言いがかりを付け、領海侵犯のちょっかいを出す。
次いで、靖国問題を理由に日中関係を悪化させておいて、北京五輪、上海万博を機に、「戦略的互恵関係」の策略を編み出す。
さらには、締めとして鳩山前首相の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」発言に小躍りして時は今と、侵攻計画を進めたのである。
これでわかっていただいたように、「戦略的互恵関係」は、兵法三十六計の一つ(?)。言うならば、瞞天過海(まんてんかかい)の「何食わない顔で敵を騙す計略」か、もしくは連環計(れんかんのけい)。「複数の計で大きな効果を狙う」作戦だったのだ。
どだい、外交はパワーゲーム、ましてや古来から国境は命をかけて取り合うものが決まり。つまり、三国志の世界に生きる彼らにとって、領土は力で奪うもの。
それを、日本は大人の国。話し合えばわかると、「○○は日本の領土」と唱えるだけで、「触らぬ神にたたりなし」を厳守する。
これでは、北方、竹島、尖閣どころか、韓国の狙う対馬も、中国の狙う沖縄、そしてロシアの狙う北海道と、み~んな切り取られてしまうのではないだろうか・・。
今こそ、三国志大戦に打ち勝つ日本の武将と軍師を見つけねばならない。それこそが、日本の領土を彼らから守る唯一の方法では・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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