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1年生議員としては異例の抜擢で参院本会議の代表質問に立たせてもらい、トンチン管首相のことを「言い訳内閣」だの、「卑怯なだけでなく、うそつきだ」とボロクソにけなした浜田和幸センセイ。
直近の6月14日の自身のブログにも「菅総理の余命カウントダウン」と題し、「厚顔無恥の管総理は一向に聞く耳持たぬ」とそのKYぶりを哂ったばかりである。
それが、あろうことか、余命カウントダウン菅さんの延命に手を貸す如く、自民党を離党、総務政務官に起用されたというからびっくり。
最近はどうも政界に「ブーメラン現象」が定着した感があるが、このセンセイの場合は寸分違わぬブーメラン。
何より、嫌いなはずの「うそつき」も、世耕日記(http://blog.goo.ne.jp/newseko/d/20110628)によると、
参院幹事長室に呼んで事情聴取した際に、「離党しない」と明言していたのが簡単に反故。
又、「党派を超えて、震災復興に協力すべき」と大言をはいている割に、自民党議員団の震災支援活動には関心なし。
そして、「国際政治学の経験を活かして、支援を申し出ている国々との窓口役をやりたい」といっていたのが、総務大臣政務官で、外国との交渉には縁もゆかりもないポストである等など。
い~や、ブーメランはまだある。彼自身、卑怯な行為と認めるからか? 離党届も本人が持参せず秘書を使い、自身のブログには「国民のみなさんへ(http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10937027524.html)」と題し、
「今は国民のことを第一に考えるべき」だとなにやらおかしな「言い訳」。
さらには、自分のことを「オバマ政権の国防長官に抜擢された共和党のゲーツ」になぞられたり、古きよき時代から続いて来た「和を持って尊しと為す」を思い出してくださいと、言い訳がましい理屈を言い立てる。
ま~、この「KYぶり」にはあきれるばかりであるが、一体、この騒動の裏には何があったのか?
事件が劇的であればあるほど、必ず、それなりの深~い理由があるものである。
それにはまず、仕掛けたトンチン管側の事情をみなければならないが、ここでも、「4列目」の男・菅さんの面目躍如、
自分は手を出さず、亀井静香と元自民党参院のドン・村上正邦、そして、この手の裏仕事には必ず現れる石井一の3人に仕掛けを委ねたらしい。
このことは、昨日の「ワイドスクランブル」にゲスト出演の丸山和也議員がぶっちゃけ話として、
村上さんからは「参議院の権威を守るために」、石井氏からは「ねじれ国会を解消する党運営の観点から」、そして、亀井静香氏は「自民も民主もない。あるのは政府だけ。その一点に集中してほしい」、と口説かれたと暴露。
但し、「私はなんの権限もない政務官は性に合わず、すぐ大臣やと官僚とぶつかるから」と役不足を理由に断ったという。
しかも、彼は、一本釣りにかけられた自民党議員10人のうちの一人で、まだまだ離党予備軍がいるというのだ。
いやはや、これもびっくりだが、よ~く考えれば、人の懐に手を突っ込むやり方はかってねじれ国会に苦しんだ自民党が得意としていた手で、なるほど元自民党のこの3人組も、先祖がえりしたっていうだけのこと(?)・・。
ま~、にんじんが「ポストが」だったことはこれで、はっきりしたが一説には官房機密費から「仕度金」のうわさも・・。
こちらは、菅さんが延命のために、機密費を洗いざらい使っているという情報もまことしやかに流布していることからも真実味があって、28日の民主党両院総会で、この「毒饅頭」疑惑は話題に上がっていのでまったく的外れでもなさそう。
ともあれ、これだけの理由では、同じ参院の丸山議員が断り、浜田センセイが飛びついた理由としては中途半端。
そこで、さらに「深いい理由」を追求してみたい。
それは、この浜田センセイの性格に帰するところが大きいということ。何しろ、自分は陣笠に甘んじている「器」でない、天下国家を動かすエリートだと思い上がっている夜郎自大なところがある。
そのことは先刻、承知した、自分のことをゲーツ国防大臣になぞられたことでご納得いただけると思う。
しかも、夜郎自大はこれだけに収まらない。この非常時にこそ、自分の力で何とかしたい、できるという欲求も又、ことのほか強い。
その甘い脇に訴えたのが、件の3人、
「現在参院の勢力図(議長除く)は、自公、みんなの党、立ち上がれ日本など、菅内閣に反対の立場が121人で、民主と社民・共産を加えた管支持派が120人、ここに、造反してくれれば、逆転で、菅さんの望んでいる、第二次補正予算、公債特例法案、再生エネルギー法案が全て通る」、
そのキーマンになってほしいと口説いたのであろう。
だからといって、問題は、変節した彼のその後の行く末。
ご案内のように、彼の前任の参院鳥取地方区議員だった田村耕太郎氏が自民を離党、小沢民主党に寝返った報いで、翌年の参院選に民主党比例区から出馬して見事落選。
彼は、きっとそのことは承知のすけ(?)。むしろ、自分は、玉が違うと己のことを過信。仮に3年後(参院選に)再挑戦するとしても民主候補として十分やっていけると踏んでいるに違いない。
それほど、政務官の看板が大きいと錯覚したのかも?
いや、錯覚したというなら、むしろ高校時代に父を亡くし、県の奨学金と母の内職に支えられて苦学した彼にとって、貧乏は敵。
折角、めぐり来たった、復興の甘い汁が政務官で吸えると思ったのがホントウの錯覚。
ここにも、政治家一流の「勘違い」から「人間の道を踏み違えた」哀れなセンセイがいたということでは・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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