マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

「お友達内閣」から「疑惑のオールスター内閣」へ看板かけ掛け!?

2009-06-30 07:52:22 | Weblog

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なんともよく分からない話である。

東京地検特捜部は26日、検察審査会の「起訴相当」議決を受け、一度は不起訴(起訴猶予)にした、西松建設の元社長・国沢幹雄被告(70)を政治資金規正法違反(他人名義でのパーティー券購入)の罪で追起訴したという。

但し、パーティ券を売った自民党二階派の政治団体「新しい波」の会計責任者と二階経済産業相の秘書は不起訴(嫌疑不十分)だとか・・。

だから司法の世界は国民目線からずれていると言われるのであろう。経済界では「売り」と「買い」は一対のもの。少なくとも、買ったものに犯罪の疑いがあるなら売ったものも同罪でないと世の中のことわりが、いと 怪しくなる。

しかも、この検察の追起訴も、不服審査申し立てをした「オンブズマン」が国沢被告を再び不起訴にして審査会が2回目の起訴相当の議決をした場合、改正検察審査会法の規定により強制起訴(弁護士による立件)になる可能性が高いのでそれを避けようとしたからだという。

ともあれ、法務官僚も持ちつ持たれつの国対族の二階氏だけはどうしても立件したくないという証なのかもね・・。

こんなバカが世の中に通るはずがない。天網恢恢祖にしてもらさずで、ついに、麻生政権の屋台骨である与謝野経財相にも小沢代表と全く同じ手口で、企業のダミー団体の献金疑惑が浮上したようである。

事件の概要は商品先物取引「オリエント貿易」などグループ5社の幹部社員らの給与から天引きした原資をもとに、92~05年に与謝野の資金管理団体「駿山会」に計5530万円、95~05年に渡辺の資金管理団体「温故知新の会」に計3540万円を献金したというのだ。

与謝野は「政治資金規正法上、形式的にも実質的にも問題ない。相手がダミーだとは意識していない」と説明。渡辺は「ダミーの認識はない。浄財でないと分かれば即お返しする」としていると弁明しているようだが、これを報じた日刊ゲンダイは「自民党が小沢に迫ったように与謝野には使途を明らかにしてほしいものだ」と追及している(http://news.livedoor.com/article/detail/4222851/)。

全く同感。ことに、口を開けば西松建設の小沢献金を喧伝していた細田KY幹事長の言い草が良い、「(西松建設事件と同じか)即断できない。政治資金収支報告書を調べようと思う」だって。

という本人だって、日本道路興運から1996年~2003年の間に自身の運転手給与肩代わりの形で約3100万円の違法なヤミ献金を受け取っているのだ。

処で、この日本道路興運という会社。国交省地方整備局発注の公用車の運転・管理業務の入札業者で先般、公取委のメスが入って談合の可能性が濃厚になったばかり。

その会社が小渕優子少子化担当相304万円。塩谷文科相にも913万円の秘書給与の肩代わりとパー券購入していたのだ。

いやいや、まだまだありますよ。共産党山下議員が明らかにしたものでは、佐藤勉総務相が2001年~07年の7年間に、談合事件で排除勧告を受けた企業6社から計1142万円の献金を受けていたことも判明している。尚、この大臣、(日歯連)から500万円の「う回献金」疑惑もあるようで、山下氏は。「政治資金規正法を所管する大臣としての資格があるか疑わしい」とまで厳しく断罪している(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-26/2009062601_03_1.html)。

取り締まるべき大臣がこれだから、このほかにも、河村官房長官の事務所費問題(3つの政治団体が2007年までの3年間に、元公設秘書の自宅マンションを事務所として届け出て、事務所費など計約2200万円の経費を計上していた)。

甘利行革相が消費者金融や人材派遣業者からのひも付き献金(?)と高額な事務所費計上など。

そして、野田消費者行政担当相はこれまた、蒟蒻ゼリー疑惑、アムウエーのマルチ商法献金、架空人件費計上等々。但し、事務所放火と秘書自殺で見事、事件はウヤムヤ・・。さすがわ元ヤンキーだけに手口が荒いという声も・・。

ともあれ、14閣僚のうち、マッシーぱぱの知るだけで8閣僚が何らかのお尋ねもの(?)、たたけばホコリが出てくる御仁ばっかというのだ。

まさに「疑惑のオールスター内閣」のネーミングがぴったりの有様を呈している。

そういえば、親分の麻生だって、閣下が支部長を務める自民党支部に、国から補助金(1458万円)交付されいる「麻生」企業から違法な総額650万の献金を受けていた。さらには政治団体や官僚への接待疑惑で世間を騒がせた山田洋行より献金を受けていたともいわれている。

つまり、自民党のほうこそ、不正な金まみれ。小沢代表のことを言える立場でなく、小沢だけ立件するなど、まさに国策捜査の何者でもない・・。

マッシーパパなど、政権が変わる際に検察幹部も入れければ相当、この連中の悪事が表に出てくると思っているのだが、いかがなるのか・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪


「MR.BRAIN-part6」-多重人格のトリックもいいですが、でもどっか変!?

2009-06-29 00:41:40 | Weblog

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「MR.BRAIN」の視聴率が上らないのも「毎回の殺人事件で描かれる大量の血しぶきや猟奇的な手法には「怖すぎる」「グロい」と批判があるからだという説がある。

確かに、マッシーパパも気になる処であるが、第6話(http://www.tbs.co.jp/mr-brain/story/story06.html)はどうやら、テーマが多重人格。普段の自分はおとなしいのだが(専門的には主人格という)、別の誰か(交代人格と呼ぶ)がバイオレンスなのでその解離性を強調するために必要だったというのだろう・・。

としても、茶の間に「血がドバッ」はいいものでない。因みに、なぜ、内田康夫の事件ものが人気するのかを考えれば分かる。即ち、いくら殺人を犯しても血の匂いがしないからだが、参考にしていいのかも・・。

処で、今回は前回と異なり、いきなり、犯人と犯行過程が分かった上で物語が展開される、いわゆる「倒叙(とうじょ)」という手法を取り入れたようだ。

ま~、この手のドラマでは「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」が特に有名なのだが、だからといってそこまでの複雑な推理は用意してなさそう。

毎回言っているが、あくまでもキーワードが「脳」だけに、どうしてもトリックに限界が生じてしまう。それだけに、ストーリーが雑になり、視聴者もドラマに心底、のめりこむことが出来ないのだろう。

果たして、今回はどうか。

「多重人格」という素材は良く、トリックも脳科学の色と文字の関係を利用したすばらしいアイデア。しかも、ネタ振りがなんと、前回の和音ちゃんのトイレの間違い実験にまで遡る懲りようなのである。

即ち、多重人格者は交代人格になっている間のことは一切覚えていないはずが、犯人の秋吉かなこ(仲間由紀恵)は交代人格の「俊介」しか知らない「青の扉=一般病棟の入り口」、「赤の扉=隔離病棟の入り口」の先入観で行動してしまった。

それは、九十九龍介があらかじめ、かなこに、「一般病棟を通って」来てくださいと(色を言わずに)指示したのだが、彼女は文字を見ず、「青」の扉を開けて通ってきた。九十九が「青」と「赤」の表示をすり替えていると知らずに・・。

さらに九十九は、精神鑑定の際に見せた俊介しか知らないカメラ設置のはずが、主人格のかなこもカメラ目線をした怪しいそぶりから、多重人格のウソにうすうす気づいていたというのだ。

そんなこんなの事実から、あくまでもかなこの多重人格はニセモノだと九十九の名推理で事件は解決したのである・・。

とこれで終われば、どうということはない。でも、今回もどっか引っかかるのである。

まず、かなこは、享楽的でさばけた性格の「しょうこ」、そしてかなこを青木の毒牙から救い、復讐に燃える「俊介」等、一人で何人もかねる多重人格者だが、林田はそれと違うかなこを目撃したという。

しかも、教師の殺害現場でチラミしただけで、「自分が見たのは本当の彼女でない」と・・。又、九十九も偶然、繁華街ですれ違い、見返りしただけで、林田同様に感じる。

ま~、このドラマの都合のよい偶然性は許すとして、そんな「one of them」の女性に都合よく惹かれるものか?犯人が女優の仲間由紀恵そっくりなら分からぬでもないが・・。

ドラマの中でもかなこは一切、俊介のことを知らないというのに、俊介はかなこの一部始終を知っている。10年前にヤクザの青木に誘拐された時の教師と同級生たちまで。マッシーパパなど、この時点でかなこと俊介は乖離などないと思ったのだけど(?)・・。

本来、復讐をするなら、直接、拉致した青木だけのはず。それが拉致の間接の原因(?)となった担任の教師と同級生をうらむのは逆恨みと思うのだが・・。

それも好(よし)として、なぜ、同窓会に出席していた見ず知らずのものまで無差別テロを犯すのか益々、意味不明。

又、15年も監禁されておりながら、どうして突然、脱出できたのか? 又、別の処でどうして、青木を見つけて殺人できたのかもつじつまが合わない。

納得しがたいのはこのほかにも、「よれよれのワンピースで脱出して、その後、教師犯行現場でのジーンズ、ステーキ屋での柄物のワンピース、さらに事件検証現場での白いワンピース。そして、同窓会でのジーンズ」と度々、衣装を着替えている不思議。青木に買ってもらったのか、青木から盗んだ金で途中買ったのか?・・。

10才から以降、TVだけが情報源で生育したのに、ケイタイを自由に扱い、拳銃の射撃の腕も100発百中。ありえな~いと突っ込みたいぐらい。

いくらヤクザさんでも、納屋に拳銃を不用意に置いておくだろうか? しかもたくさんの実弾と一緒に2丁も(?)・・。

そして、無意味なシーンは九十九の計画で和音を地下に残したまま、食事に出かけるが、和音に真っ暗な閉所の恐怖を実験してもらうつもりなのだろうが、それが事件の解決とどうつながるのかさっぱり分からない。などなど

ま~、きりがないのであら捜しはこのぐらいにして、いいこともひとつ書いておこう。

それは、かなこのカメラ目線を見つけた生物学者の難波丈太郎が和音から「どうして難波さんは・・」と問われていったセリフ、「批判を覚悟で言えば、俺は精神鑑定を科学と認めていない。こんなことで人がだまされるのが許せない」である。

良くぞ言ったりと、マッシーパパは思わず手を打ったよ・・。だってそう思いません。

最近の裁判は、秋田の畠山鈴香の幼児殺害や光市の少年による親子殺害等、いずれも精神鑑定で有利な判決を導こうとする風潮がはなはだしい。

刑法39条1項「心神喪失者の行為は罰しない」を我田引水しようという魂胆が丸見えなのだ。

きっと、この作者もこのドラマの深奥にその思いをこめたのでないだろうか? そう思うのはマッシーパパの考え過ぎ!?

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九十九龍介がホントに見たいのは麻生ソーリのマンガ脳では!?

2009-06-27 22:43:27 | Weblog

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九十九龍介は「MR.BRAIN第5話」で多重人格の犯人・秋吉かな子(仲間由紀恵)の脳を見てみたいと言っていたが、ホントに脳科学者が見たいのは、麻生ソーリのマンガ脳ではないのだろうか・・。

とにかく閣下は、自民党の先生方が、段々近づく総選挙のリミットに戦々恐々となっているのに本人は意に介さず。都議選さえ何とかなれば、総選挙も政権の目もまだあると思っているかのように振舞う。

この強気というか、のんきさというか、やっぱ愛読書の「ゴルゴ13」のデューク・東郷か「こち亀」の両津勘吉に教えられるものがあるのかも?・・。

ともあれ、相変わらず、閣下は意味不明のことをおっしゃっているようだ。

去る25日にも、都議選の応援で「カエルの子はカエルと言う。親の背中を見て育つのは大事なことだ。後を継いで農家をやる、大工をやる、左官をやる。正しく評価されてしかるべきだ」と述べ、政治家の世襲制限に否定的な考えを示したという。

4月15日の「世襲制限は難しい。議論しなければいけない」の慎重姿勢から一転、積極賛成に踏み込んだようだが、「カエルの子はカエル」というたとえも何か変。それに例示したのが農家、大工・左官。これって後継者難で悩んでいる職業じゃん。この大工や農家の息子さんに聞いてみるといい。「カエルの子はカエル」がなぜ継がないのかと・・。

きっと張り倒されるだろうな・・。これこそマンガ脳の浅知恵かも?

先日の党首討論で鳩山代表から「アニメの殿堂」を突っ込まれて、「日本のアニメは凄い、これからも延びる部門で何も思いつきで出たものでない」と答えたが、これまた、ピンとはずれの説明。

昨日の「スーパーモーニング」でなんと、調べれば調べるほどそのデタラメ振りが明らかになる始末。何よりも当事者の文科省が詰めの甘さを認めているぐらいで、同党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームの河野太郎氏らが事業の必要性に疑問を呈したことから、政調会長も建設計画を再提出するよう文部科学省に指示したという。

それも、おそらく書けないというからきっと、予算は決まったがその執行は中止されるのではとみられ、分かったようで分からない話なのだ。

おまけに、別途、本予算には同省キャリアがアニメ後進国の欧米に4人も視察(540万円の予算)が組まれているバカップリ。

因みに、社民党の辻元清美議員が取材に答え、「ハコモノに117億円の無駄使いするより、使わなくなった「私のしごと館」を転用すべきといっていたがまさに名案。結局このように誰でもわかる金の使い方が、ただ、一部の企業が喜ぶことしか発想できないのも自民党の末期現象なのか。それとも、これもマンガ脳のなせる業!?

「民営化された株式会社に対して政府の介入を最小限にとどめるのは当然だと私はそう思っています」と大見得切った麻生閣下。

民間会社の社長を擁護して大臣の首を切った理由がとかく詮索されているところだが、「週刊ポスト(6月22日発売)」は、『西川善文「背信パンドラの箱」が開いた!-泥沼バトルの真相を撃つ』と、西川社長解任=旧悪が暴露されとんでもない自体に発展すると記事にしている。そして、其の典型例が、日本郵政と三井住友カードの怪しい業務提携だという。

即ち、この問題は国会でも疑惑が持たれ、野党の追及にあったが、西川社長はあくまでも直接関与していないと身の潔白を証言したが、本当は自ら稟議決済していたという事実が暴露されたのである。

しかも、他の有力なセゾンカードを抑え、最もシェアの低い三井住友カードが選ばれた謎。その闇の奥にはいずれ、郵貯銀が実質民営化されれば、金融業にノウハウのない悲しさ、現在の三大メガバンクの系列に組み込まれるのは必定。それを今のうちに三井住友と結び付けようと画策してのことだと言うのである。

いやそれだけでなく、三井住友銀行の大株主である禿げたかファンドに郵貯もかんぽの資金も思うように牛耳られると心配しているのだ。

つまり、この遠大な企みこそ、小泉構造改革を隠れ蓑にしたアメリカのワナだといい、その大嘘がばれるのが怖く、何が何でも西川社長をパンドラの箱の番人にすえておきたかったのが真相だったらしい。

それを、知ってかしらずにか、のんきに越後屋の方に味方し、名お奉行を首にした閣下は所詮、マンガ脳の持ち主(?)。

こりゃやっぱ、九十九龍介に脳の中身を見てもらったほうがよいのかも。きっと、左脳も右脳もサメの脳を持つ森喜朗より小さかったりして!?・・。

【参考:エントリー】

『「サメの脳」と「マンガ脳」 軽いのはどっち!?』(08.11.28)

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独禁法に問われたセブンイレブンの食品廃棄はコンビニの経営問題だけに終わらない!?

2009-06-26 23:02:19 | Weblog

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22日、セブン―イレブン・ジャパンがフランチャイズチェーン加盟店による値引き販売を不当に制限したとされる問題で、公正取引委員会は独占禁止法違反(優越的地位の乱用)にあたると認め、取りやめるよう排除措置命令を出した。

これに対し、同社社長は、「(加盟店と本部は)対等の立場にある。公取委とは見解の相違があり、残念だ。命令内容を精査し、慎重に検討したい」と発言。

そして、打ち出された対応が翌日の、「加盟店(フランチャイズ)が廃棄処分した食品の原価の15%を本部が負担する」という発表だった。

又、その理由も「廃棄ロスを怖がるばかりに仕入れを控えたり、また今回の件(公取委からの排除措置命令)で動揺している加盟店のオーナーが少なからずいることで、消費者に十分な商品の提供ができなくなる」との懸念からとか。

一体全体、この社長、何を反省しているのか。ひたすら己の企業の利益追及、それを産み出すビジネスモデルを維持することしか頭にないのでしょうね。

ま~、確かに公取委の命令は「優越的地位の乱用」の排除だから、これで事足りるといいたいのだろうが、果たしてそれですむのか。ここにも、カネのことは金で済まそうとする大企業のエゴが透けて見えるのである。

ホントにコンビニの食品ロスはそんなレベルの問題なのだろうか。マッシーパパは何か引っかかるものがある。

①まず、この公取委の措置だが、すでに02年にコンビニ業界に対し、同様の趣旨に対し、警告していたと聞く。ならば、なぜ今まで、いたずらに放置してきたのか不思議なくらいである。つまり、公取委の威厳などあってなきが如し(?)。

②一方、コンビニ業界はスーパー、デパート業界の不況を尻目にわが世の春を謳歌してきたが、こんな弱いものいじめで富を収奪していたのかと思うと許せない。又、それを長い間、許して来た行政の責任を問いたいが、とりあえずは、フライチャイズシステムの法規制そのものを検討する必要があるのでないだろうか?

即ち、本部は対等の立場にあるといいながら、仕入れや価格付けが店舗経営者の自由にならないのでは明らかに対等といえない。そこのところを法の規制で守るのが政治というものであろう。

③コンビニのPOS(販売時点管理)システムといえば、緻密な在庫・受発注管理ができるようになるほか、複数の店舗の販売動向をリアルタイムに把握できるのが売りでなかったのか。それを、ただ、品切れだけを防ぐ目的に悪用し、無理やり過剰仕入れを強要するのではシステムを誇る意味がなくなる。

それもこれも、結局、本部は一切損をせず、フランチャイジーにそのしわ寄せをするというビジネスモデルに問題があるといえるだろう。

④又、問題が企業のエゴで終わるなら、そのエゴの部分を吐き出せばすむことだが、一番の問題はそれではなく、食品廃棄そのものにある。

「毎日」の社説は『コンビニ排除命令 大量廃棄も考え直そう』と「日本では世界の食糧援助量の3倍以上、年間2000万トン近い食品廃棄物が生み出されている。コンビニでは1店当たり年間20~30トンとも言われる」と指摘、利便性を掲げて平気で大量廃棄していいのかと強調。そして、「世界の飢餓人口が初めて10億人を超えた厳しい現実を思えば胸を張れるようなことではない」と、コンビニのビジネスモデルの見直しを迫っているのだ(http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090623k0000m070101000c.html)。

実は、この問題で農水省も、昨年10月、重い腰を上げて(?)、省内に設置した有識者会議「食品ロスの削減に向けた検討会」で食品廃棄物を減らすためのガイドライン作りに取り組んでいるようである。

そして、同会が昨年末まとめた報告書は、食品ロス発生の原因について 必要以上に短い消費・賞味期限 欠品を避けるための過剰な仕入れ 製造過程に発生する規格外品の廃棄 外食産業における食べ残し等々の問題点を指摘、食品業者ごとの食品ロスの実態や削減目標を明確にし、ロス削減目標を策定させ、可能な限り公表させる等、提案している(http://www.maff.go.jp/j/soushoku/recycle/syoku_loss/pdf/gaiyou.pdf)。

つまり、廃棄の問題は地球エコの観点から見ても、これを放置することは大罪に等しく、一企業の利益が優先するようなものでないというのだ。

だからこそ、マッシーパパは公取委の問題でふたをするのでなく、これを機会に国家レベルで食品ロスに取り組む。ひいては、「環境税:温室効果ガスの抑制のために化石燃料に課税をする」のような「食品廃棄税」のようなものを、課すべきでないかとまで考えるのである。そしてその一部を飢餓に苦しむ人たちのために使っていく。

即ち、食の輸入に頼らざるを得ない日本が世界に率先、食品ロス削減目標を掲げて、実施に取り組む。まさに、世界に冠たる、「もったいない」運動を展開することで、あわせて世界の飢餓を掬うことになるのでないだろうか・・。

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障害者郵便悪用事件に囁かれる自民党厚労族の大物の影!?

2009-06-25 21:00:04 | Weblog

「日刊ゲンダイ」によると、厚労省の現役局長の逮捕にまで発展した郵便不正事件にやっぱ自民党議員の名が出てきているという。

どうやら、逮捕された局長の当時の上司だった部長が「(民主党の)石井一議員から電話で依頼された」と話しているらしいが、ホントの黒幕は自民党大物議員だというのだ。そしてその理由は・・、

何の権限も影響力もない野党議員が電話でお願いしたところで、厚労省が動くだろうか。利にさとい役人が、野党議員のために違法行為にまで手を染めるとは考えにくい。重要法案を通したい時期だったため、野党議員の頼みをむげにできなかったという見方もあるが、倉沢容疑者らが与党の族議員に対しても“口利き”を依頼していたと考えた方が自然(ベテラン政治部記者)。

倉沢容疑者が自民党の大物議員の事務所に頻繁に出入りしていたという情報がある。労働省に強いこの議員は、省内事情にも通じ、今や厚労族のドン的な存在。厚労行政は、彼の了解がなくては動かないといわれるほど・・の二点だ(http://news.livedoor.com/article/detail/4212340/)。

処でこのスクープ、今のところ大新聞の追っかけがないから、飛ばし記事(正確な確証を得ずに、記者の憶測などで補完)の可能性はなくもないが、素直に考えても十二分にありうること。

何よりの証拠は、日刊ゲンダイが言うようにこの大物議員(厚労族のドン・津島雄二?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%B3%B6%E9%9B%84%E4%BA%8C

それとも丹羽雄哉?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%BE%BD%E9%9B%84%E5%93%89)の持ちかけ話であれば、無理にでも便宜を図らざるを得ないからである。

その凄さを証明するのが、先般の厚労省分割騒動劇。麻生閣下が読売の老害子・ナベツネの尻馬にのって、族議員の袋叩きにあったのは当ブログの『麻生ソーリの厚労省分割案とかけて「夕立の祭り提灯」と説く。その心は「出したり引っ込めたり!」』(09.5.31)の書くところ。

その立役者が実はこの両人。「東奥日報」にその顛末が詳しいが、概略を記すと、

「文教族の伊吹文明、厚労族の津島、丹羽と園田政調会長代理の4人で組んで、河村官房長や与謝野大臣らを説得、身動きできないように麻生の外堀を埋めてしまった」というのだ。

それも、「“工作”は目立たぬように電話で行うこと」と、今回のケースと全くやり方までそっくり(http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2009/0529.html)。

確かに、常識で考えても、エリート中のエリート官僚が見返りなしに危ない橋を渡るわけないわな。ましてや、この村木という御仁、出世欲の強いお人だけにやっぱ、一番ほしい見返りはカネでも仕事の達成感でもない。出世のための強力な後ろ盾であろう。

その意味でも、厚労行政は彼の了解がなくては動かないといわれるほどで、なじみの店に厚労省幹部を呼びつけて、“あーせい、こーせい”と指示することでも有名です」(厚労省関係者)と言われるぐらいだから、黒幕としてはぴったり。

ただ不正工作に自民の関与があったとしても、懸念されるのは、西松献金事件同様、検察は国策捜査もどきを平気でやらぬと限らないこと。つまり、与野党公平に取り調べるといって、立件するのは又々、民主党議員だけだったりして・・。

ハイ、そうでしたよね、二階氏も捜査するといっておきながら立件は小沢秘書だけ。

でも、さすが、世論は黙っていず、先日、大阪市の「政治資金オンブズマン」が、「ダミー団体を悪用した献金の真相を闇に葬ることになる」として、検察審査会に異議申し立て、不起訴不当と議決したばかりでしたよね。

このケースも同じこと。万歩譲って民主党議員に疑惑のあるものがいたとして、その何倍も利権の多い自民党議員が無傷などありえない話。

そこのところを国民は絶対、監視する必要があるのでないだろうか。そう、総選挙も近づいたことだし、検察とマスコミの動きは特に要注意!・・。

【参考:エントリー】

『またまた国策捜査!? 厚労省局長逮捕で二匹目のドジョウ狙いか?民主党つぶし』(09.6.16)

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東国原知事の「総裁やらせて!」は巧妙に計算しつくした”目くらまし”!?

2009-06-24 21:46:20 | Weblog

23日、自民党の古賀誠選対委員長に出馬要請された東国原知事は出馬の条件として「党総裁の候補にする」「全国知事会の分権改革策を自民党マニフェストに全て取り込む」などを提示したため、与党関係者のみならず、マスコミを巻き込んで大騒動となっている。

とにかく、よほどショックが大きかったのか、自民党議員の中には「顔を洗ってほしい」とか「あほらし」と落ち目の自党を嘆く始末。一方、野党は「知事職を投げ打ってまで政党を救う発想が県民や国民に理解されるか」と批判をして出馬をけん制している。

処で、唐突な知事の発言の意図が那辺(なへん:どこ)にあるのか、マスコミは一生懸命、専門家をゲストに招いて解明に必死である。

だが、所詮、総裁(=総理)になるには国会議員でなければならないし、マジ20人の推薦が得られるかも極めて不明である。従って、中には、「断るために高いハードルを掲げた」の「自分を高く売り込み、内閣改造で総務大臣を射止めるため」という人。はたまた、総総分離(総理と総裁を別々に決める)で彼が総裁となって選挙の顔になる」としたり顔に言う人まで出てきている。

実際、橋下知事など、一報を受けて、「マジ、いつものシャレでしょう」と信じられないようで、やっと、「度胸ありますね。本気だったら凄すぎる」と目が泳いでいた・・。

面白いのは、24日の「ひるおび」の司会者・恵氏の説。「総裁」が”つかみ”でマニフェストが”ネタ”と同じお笑い芸人としての発想に立って、分析していたっけ。

確かに、つかみ(最初に客の関心を引くギャグ)というのが一番しっくり行くのかも。でも、マニフェストはネタでない。そもそも、そのまんま東はつかみは取れてもネタのない芸人だったから、この世界で大成しなかったのだが、政界に転身してもその癖は抜けてないはず(?)・・。

だからこそ、マッシーパパはこの「総裁」発言をつかみであり、同時にネタだと考えるのだ。

それを説明する前に、昨年10月の中山文科相の舌禍事件で、同時発生した彼の国政転進騒動を思い起こしてほしい。「出る」の「出ない」の二転三転ドタバタ劇を演じたが、県民の猛反対で無理やり欲望を封印されている。

そのときのエントリー『「どげんかせんといかん」のは国政に未練たらたらの東国原知事では!』(08/10/11)に詳しく書いているが、彼の知事職も「マンゴー売りと「観光大使」では限界が近い。それに選挙で約束したマニフェスト(数値目標)は成果が今ひとつで、麻生の解散同様、このまま追い詰められてからでは人気離散も必至。

おまけに、橋下氏の予想外の政治力に、益々、「どげんかせん」も影が薄れるばっかで、人気も下降気味。

それだけに早い段階での東(トン)ズラが必要。さりとて、ほんとにトンズラになっては悲惨。つまり、国政に転ずるための「大義名文(たいぎめいぶん:行動を起こすにあたって、根拠になる正当性)」がのどから手が出るほどほしいのである。

まさにそれが、「宮崎を良くする為に国政に行く」であり、良くする方法が、知事会で纏め上げた国・地方50:50の税源配分等、要望の数々なのである。

つまり、外から声を上げても実現は絵に描いた餅だが、自分が総裁になれば完全に自民党のマニフェストに出来ると言うのだろう。又、仮にそれが無理であっても、総裁権限で、新幹線も道路も橋も思いのまま、宮崎に持ってこれるといいたいのである。

しかも、23日にわずか20分で物別れになったというがその晩にも古賀と知事は2時間も会食して親密に話し合っている。きっと、席上、「東国屋、お主も悪よのぅ!」「いえいえ、お代官様こそ!」「むふふふ」と二人で高笑いしたことでしょう!

それに何より証拠が、この「総裁よこせ!」を態々、マスコミを前にシャーシャーというのだから、騒ぎをはじめから大きくする狙いがありあり。つまり、芸能界特有の落ち目のタレントが注目を浴びるためにやる会見とそっくりじゃん。

つまり、「総裁よこせ」はマスコミ受けの”つかみ”、そして、国政転進の大義明文をとるために周到に計算された”目くらまし”です!・・。ハイ、間違いありませんって!

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日本郵政西川社長のケジメにOKした麻生ソーリのホンネとは!?

2009-06-23 23:54:55 | Weblog

日本郵政の西川社長の続投問題について、22日、政府は「自身の報酬30%を3カ月返上する処分案と同時に経営改善計画(チーム西川の4人を三井住友に戻すことを含む)」を了承し、続投を決めたという。

これに対し、内閣の要の河村官房長官は続投を批判した鳩山氏を「業務改善命令にきちっと対応する責任を果たさなかった」と批判するだけで、肝心の続投承認についてはムニャムニャと禅問答(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/269572/)。

一方、党の要の細田幹事長はというと、「落ち着くべきところに落ち着いた。改善計画が出された。(政府も)いろいろ注文も出したようだ」と人事のように評価したというのだ(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090623/stt0906231146007-n1.htm)。

いや~、麻生親分が親分なら子分も子分、甲乙つけがたいド阿呆ぶり。

面白いのは、森喜朗先生。22日の神戸の同党参院議員の政治パーティの席上で、『「チーム麻生」に苦言 内閣改造のすすめ?』を語ったという。

そして、期を一にして、この両名の人物評価をしたようだが、傑作なので紹介しておきたい。

いわく、河村氏は「本当にまじめな人。政治家なのか学者なのか…」、細田氏は「よくできるが、自分で引っ張っていくタイプではない」と(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090623/plc0906230053001-n1.htm)・・。

ま~、早い話、婉曲的に「力量不足」といっているのだが、この御仁、自身も総理としては「力不足」だったが、「月旦(げったん:人物評価)」だけは鋭(するど)いよね・・。

処で、当然、こんなケジメが世の中で通用するわけがない。実際、リスログのアンケートでも、「不十分」とするものが「十分」の4倍強に達していることを見ても明らかであろう(http://lislog.livedoor.com/r/28553)。

いや、マッシーパパなど、こういうことを「ケジメ」だと思う人がいること自体に憤りを覚える。しかも、最近、この手の人間が増えてきたのだ。

記憶に新しいところでも、日銀の福井総裁の村上ファンド投資疑惑(06年6月)の謝罪。この時も「給与30%カット6ヶ月」、そして、投資額と金利分をどっかに寄付したっけ。

又、村瀬社保庁長官もずさんな年金記録問題のおわびとして全職員約1万7千人に対し、役職に応じて6月賞与、5~50%の自主返納を呼びかけ、自身も賞与全額の約270万円、又、同省の辻哲夫事務次官も全額の約310万円を返納した。

そして、今回もそのひそみに倣って(善し悪しを考えずに人まねをする)西川氏はケジメとしたのだろう。

でも、給与が3000万円以上、退職金を億単位に貰えるものが、痛くも痒くもないこんな程度で禊(みそぎ)になると思います!?

それより、何でもカネで片がつくというやり方を国民の前に示して、果たして、教育的にもそれでいいのだろうか。マッシーパパはそういう意味でも疑問を感ずるのですが・・。

さて、話はこれで終わらない。マッシーパパも、麻生ソーリが鳩山弟切りをしたときに今日あるは十分予想されたのだが、那辺に閣下がこの「続投」を選択したのか、非常に興味があり考えてみました。それは・・、

①、「支持率まで影響すると思わなかった」という選択枝の読み違い。

、盟友を切るより、小泉一派の造反が怖かった。つまり、官邸までジュンイチローの電話の脅しに屈したという説。

ま~、①はないだろう。(閣下も)政治家になって30年、しかも小派閥の出身で総理の座を射止めたのだから政界遊泳術とサキヨミは人並み以上のはず。

又、②も、マスコミの書くほどジュンイチローの力はない。むしろ、定額給付金の造反で彼と行動をともにしたのは彼の総理秘書官を務めた小野次郎議員たった一人だったと、「過去の人」を印象付けただけ。

ただ、それでもまだ彼を利用したい中川(秀)をはじめ、チルドレン一派は健在なことには変わりはないけど・・。

だからといって、この問題で閣下がびびるほどのインパクトもないだろう。

では、真相は何かであるが、おそらく、閣下が一番怖かったのは財界の反応だったのでないか(?)。

そのことは「Businessi」に詳しく、そこには「もし、西川社長を切れば、前日本経団連会長の奥田や牛尾氏を敵に回すことになる。いやそれだけでなく、財界人がこのように使い捨てされるなら、今後なり手が出なくなると脅されているというのだ。

しかも、財界には村瀬長官が年金記録紛失問題の責任を取らされる形で辞任に追い込まれたことへの不信感がまだ消えていないとか(http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200905220138a.nwc)・・。

まあ、確かに、あたらずとも遠からずとマッシーパパも思わぬでない。だからといって、奥田や牛尾のゴタクが正論だと言うわけでもない。早い話、総選挙を経団連に人質にとられているからで、閣下にとって財界にこんなことでそっぽを向かれてしまえば、世論よりもっと怖いだろう。

カネが全ては財界の連中より閣下自身が一番感じていること。それに、元々、うぬぼれは天下一品、この御仁ほどみのほどしらずもない。何を選択しても自らの力で切り開かれると錯覚しているから一層、すくわれないのだ。

その点が、政治センスはないが、人を使う才だけあったジュンイチローと違って、麻生は人に利用されても人を使うことの出来ぬ無能をさらけだしてしまったということのようだ・・。

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ほっとけない!神戸市国民健康保険の保険料大幅アップ! あなたの町は大丈夫ですか?

2009-06-23 08:46:56 | Weblog

「何これ、メチャクチャ保険料が上っているよ」と今年度の保険料通知書と前年度分を比べてマッシーパパの家内は驚く。

いわれたとおり見比べると昨年より9万円超、一昨年より15万円以上、増えている。確か、昨年の上昇理由を、これまでの「退職者医療の交付金(政府管掌保険等から一部負担)が、後期老齢者医療制度新設で、削られた結果といっていたが、まさかそのせいでもあるまい。

あわてて、同封の説明書きと「国民健康保険ミニミニ大百科」を走り読みしたが、不徳要領を得ない。

ただ、分かったのは、保険料算出基準額が昨年は「年税額」、そして、今年が「課税所得金額」に変わっていること(「市・県民税納税通知書」の摘要欄参照)。

勿論、率も変更しているから、当然、今年と昨年を比較するには同じ条件で換算し直さないと差は出てこない。尚、マッシーパパの場合、年金は一定であるが、配当収入が毎年異なるのでそこまでの細かい比較は難しいのだが・・。

それでも、単純に計算しても、20年度の課税所得金額換算で5万円(内、医療費30千円、後期支援金20千円)、21年度分で7万円(医療費45千円、後期支援金25千円)のアップになる。尚、冒頭の今年度アップ分9万円と7万円の差額2万円は多分収入増であろう。

そこで、このあまりにも法外な値上げを糾弾する(?)ため区役所の担当に問い合わせることにした。そしてそこで分かったことは・・。

医療費の値上げ分は年々増加する医療費に対応するため値上げしたとのこと。又、後期支援の値上げも後期高齢者の医療費増に応じたものという。

ま~、後期支援はマッシーパパのエントリー『後期高齢者医療制度は落とし穴だらけ!?(08.06.26)』に、後期高齢者の医療費が増える限り、エンドレスに支援も増えると予言していたので驚かない。

問題は医療費がたった1年でこれほどにも増えるのかだが、この点は残念ながら担当者も詳細が分からないとのこと。ただ、年税額が所得額に変更したのは、「ふるさと納税」した人が控除優遇を受けて税額が減るので、その影響を受けないように改めたという。それにしても、このものすごいアップの説明には不十分である。

そこで、マッシーパパがあらかじめ情報を得ていた、「03-06年の神戸市の一般会計から国保への繰入額が50億円減っている」とのデーター(兵庫県社会保障推進協議会・神戸市協議会)と関係するのでは?と問いただすと、事実は認めるものの、詳細は分からないという。

ま~、この資料では07~08の繰り入れ額は不明だが、この06年時点でも繰入額の低さで、政令都市18の後ろから5番目なのだからこれが一番の原因であるのは間違いない・・。

つまり、空港や地下鉄赤字を補填するのにキュウキュウで医療費等にカネを回せないというのだろう。

ここにも、霞ヶ関と同じ意識。ハコモノ事業には湯水のようにカネをばら撒いても、福祉医療費はどんどん削るという、市民目線と程遠い市政が透けて見えるのである。

しかも、困ったことに、我々が選んだ市会議員が、この医療費のアップと市の繰り入れ金の削減を承認しているというから驚きです。

我々は市議会の活動といえば、選挙のときぐらいしかあまり感心がない。そして、今回のように、とんでもない結果が出て初めて驚くのかも知れません。

それに先日、エントリーで『兵庫県民が地方政治改革に無関心なのは政治音痴だから?それとも県民性!?』で書きましたが、県民性もあってか、長いものに巻かれろの傾向も少なからずあるようです。

でも、もし、このように医療費が上るから保険料も自動的に上げるとなれば、市民はたまったものでない。勿論、こんな医療制度に改悪した自公与党政権は糾弾されるべきだが、ハコモノで赤字を垂れ流し、保険料も抑制できないような市政も許せない。

レベルの低いこのような政治を続けていけば、すばらしい神戸がどんどん住みにくい街になっていくのでないでしょうか。マッシーパパはそのことに怒りを覚えるのですが・・。

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「MR.BRAIN-part4.5」ー九十九龍介は謎解きだけでなく視聴率にも力を入れています!?

2009-06-21 21:16:03 | Weblog

タイトルの「MR.BRAIN-part4.5」の意味が分かります? 今回の「MR.BRAIN(http://www.tbs.co.jp/mr-brain/story/story05.html)」は前半30分が第4話の後編。後の30分が第5話の導入編だから「第4.5話」といったのです。

でも、いくら視聴率を上げるためといえ、これは邪道ですね。ましてや推理ドラマでは絶対やっちゃいけない手法でしょう・・。

ま~、それはともかく、このエントリーで前回、マッシーパパが謎解きに挑戦したその結果から検証してみたいと思います。

まず、犯人は推理したとおりピアニストの八木仁だったのでいまさら説明はいらないでしょう。むしろ検証の必要なのは・・、

なぜ、優(まさる)の姉が彼のために罪をかぶるのか? 恋人同士?・・で、これはどうやらマッシーパパの深読みだったようです。結果は優の犯行と誤解した姉が優の罪を庇(かば)ってのことでしたよね。

でも、第三者の誰が見ても記憶障害のある優の犯行と思えないのに一番身近な姉の純が疑うのでは一寸、ストーリーに無理があるのでは・・。 

優はなぜ、五線紙に態々、音符で暗号にするのか? 「八木仁」と書けばいいものを?・・の答えは漢字で書けばその場にいる八木に覚(さと)られるからのようでした。でも考えればそれも一寸つじつまが合わないですよね。

というのは、五線紙に書いた場違いな”ドミラレ”を八木が最初に見たときに気付かず、二度目に初めて自分の名前だと気付いたというが、一流のピアニストにしてはドジですよね。しかも、優は1時間は記憶が持つのだから、八木が退出してから十分書く暇はあったと思うのですが・・。

5年前の7月5日、そして、3年前の8月20日には何があったのか・・ も前者は純が強盗に突然襲われた日、そして姉を助けようと優が強盗を殺害した日。

九十九の話では人は忘れられない記憶をしまいこむポケットが脳の中には一杯あるそうだから、感情を表すその日の楽譜を弾くと苦しみだした理由も納得できますね。

それと、後の日は八木が作曲活動に限界を感じ、優の楽譜を盗み出した日のものとか。だからこそ、優がこれを聞くとパブロフの犬よろしく「姉さんと湖 ボート 星が降る」をおもいだすのだろう。やっぱ、これも脳の隠しポケットからだろうか・・。ともかくこれは推理作家にとって、今後面白いトリックになりそうです・・。

それは白骨死体と関係するのか?・・ どうやら、白骨死体は強盗のもので、優が殺害した後、犯行を隠すため、純が細かく裁断して運ぶところを偶然、八木に見つかり脅迫されていたというようです。

そして、殺された弁護士との関係は?ひょっとしてその秘密を握っていて兄弟を脅していたのか?・・ これは完全に婚約者の弁護士木下と八木仁と混同していましたね。マッシーパパは「姉ちゃんを困らせている」と弁護士の写真についたメモを意識しすぎたようです。

ま~、これが俗に言う、推理ものの囮(おとり)というもので、まんまとひっかかった分けですね。でもひるがえって、口げんか程度と知っている純が、この程度のことで、優が木下を殺したと推定するには一層、無理があるのでないでしょうか。ともあれ、このへんは少し、トリックとしては甘いかと思うのですが・・。

さらに、エンディングで1時間前のことも忘れるはずの優が姉といっしょにうつった写真をみながら、姉のことを思いやる(?)不思議さ・・・ これは見事に九十九理論で納得させてくれましたね。しかも、由里和音が、「亡き王女のためのパヴァーヌ」を例に引き、純に「優さんにとってパヴァーヌはお姉さんなんです」と訴え、九十九が、「だからあなたは永遠なんです」とフォロー。

つまり、これが前述した、記憶障害を起こしても、「人を好きになった記憶」は大脳辺縁の隠しポケットにしまいこまれ、好きな人を見れば、ふわっと思い起こす、一例なのでしょうね・・。

いいですね。もうこの一言だけで、ところどころストーリーに甘いところがあることも許せますよね・・。

処で、後半の新しい事件の概略は、「都議会議員の 松下百合子 (大沢逸見) が、拳銃で撃たれ殺害される事件が起こる。丹原と林田 は、松下を殺害した後に犯人が現場で食べたお弁当から指紋とDNAを検出した。そこから浮上した容疑者は、15年前に起こった 『 誘拐事件 』 の被害者だった」というなんとも複雑そうな事件。

それも、九十九の推理では犯人は解離性同一性人格障害、つまり多重人格者ではないかというからいっそう、難事件なのだろう。

ま~、この感想は次週に譲るとして、それにしても、ドラマが2週連続でもかったるいのに、又々「週またぎ方式」の導入。何も視聴者を引っ張るために、どこかのワイドショーの「8時またぎ」の手法を使わなくてもよさそうなものと思うけど、よ~く考えれば同じ局!・・で、なるほど納得か!・・。

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臓器移植改正法案はひょっとして新しいビジネスモデルになる!?

2009-06-20 17:39:40 | Weblog

臓器移植法改正案は18日午後、衆院本会議で採決され、脳死を「人の死」とすることを前提に、現行では禁止されている15歳未満からの臓器提供を可能とすることを柱としたA案が賛成多数で可決された。

いや~、国民は突然、出てきた問題に混乱しているのでないだろうか。マッシーパパも分からないことだらけである。

まず、改正案がA案B案(臓器提供可能年齢を現在の15歳以上から12歳以上に引き下げる) 、C案(脳死の定義を厳格化する)、D案(15歳未満について家族の同意と第三者による審査を条件に可能とする)と複数提案されたこと。しかも共産党の棄権を除き、全政党が党議拘束をかけずに議員個人の判断に任せたという(http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090618-OYT8T00579.htm)。

ーーーどうやら、その理由はこの法案が議員提案だからか。それにしても、こんなミス・コンのようなやり方を許すのなら政党もいらなければ、議員もほんの少しでよいことになる。又、当然、国会で審議も尽くさなくとも、ロビー活動で済ませる。実際、わずか8時間の審議で、提案者の河野太郎議員がシャカリキに他の議員を説得して回ったようだ。

この法案、施行(97年10月)後3年をめどに見直すといって10年以上も棚ざらしにしていた。がWHOが臓器移植の自国内完結を促す指針を取りまとめる方向となり、15歳未満の臓器提供が禁止されている日本の小児患者は臓器移植を受ける道が閉ざされる可能性が出てきたことから、にわかに同法の改正論議が活発化したと聞く。

ーーーここにも、新学期が近づいてあわてて夏休みの宿題をするような、国会議員のいい加減さが見られる。しかも、言いだしっぺのWHOも新インフルでそれどころで無くなったというちぐはぐさ・・。

さらに不可解なのはA案に、この領域の専門家である弁護士や学会の人ほど反対が多いというから一層分かりにくいし、慎重な配慮が必要なのだろう。

つまり、①子供の脳死の判定が難しい ②虐待の児童が臓器提供の対象になる恐れがある ③何よりも法律で「脳死は死」と定義されれば今後、脳死状態の患者の医療保険適用が危ぶまれる。④救急医療現場の人手不足が深刻で、移植数の拡大に対応しきれない可能性が高い。⑤逆に臓器がほしいがために医師が患者家族に脳死を強要する可能性も否定できない、などなど・・。

ーーーこれらのいずれにも、今回は答えを用意していないのである。だからこそ拙速だといわれる所以なのかも・・。

④いえいえ、よく分からないのはこれだけでない。4大紙の社説が妙ちくりんなのだ。即ち、右派系の「産経」が『臓器移植 A案で参院成立を目指せ(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090619/plc0906190304004-n1.htm)』、

「読売」も『移植法衆院通過 臓器提供の拡大へ踏み出した(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090618-OYT1T01050.htm)』と題し、A案の積極的後押し。そして、奇妙なことに一切、問題点を掲げていない。

一方、人権・人道派の左派の「朝日」は『参院の良識で審議尽くせ(http://www.asahi.com/paper/editorial20090619.html?ref=any)』で、

「毎日」も『参院の良識で審議尽くせ(http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090619k0000m070132000c.html)』とむしろ、慎重姿勢で歩調をあわせている。

ナンじゃこりゃ! いつもと逆じゃ。となれば、何か臭いません? きっと、この法案の裏に何かが、そして、「読売」「産経」といえば、もうひとつの顔、経済界との腐れ縁ですよね。

と念のためを思って、「日経」の社説も確認したら、何とこれまで、『移植医療の海外依存から脱する一歩だ(http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090618AS1K1800318062009.html)』と、一応は個人の死生観と自国内で完結する移植医療の実現が両立する制度を目指してほしいと、バランスを装っているが中身は全面賛成に近い。

ーーーこれって、脳死をビジネスにする意図が隠されているのでないかと憶測するのはマッシーパパの勘ぐりに過ぎないのだろうか! そういえば、提案者も曲者の河野太郎でしたよね!・・。

ともあれ、衆議院はやっつけ仕事でやっちゃいました。せめて、良識の府といわれる参院だけは慎重審議を重ねてより良い答えを見つけてほしいものである・・。

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