マッシーパパの遠吠え

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「大阪都」騒動! 一番の元凶と一番の功労者?

2015-05-18 13:51:34 | Weblog

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大阪都構想の住民投票は、賛成が69万4844票、反対が70万5585票で反対派が僅差で賛成派に競り勝った。

そして、「(反対派を)叩き潰す」と言って、「(反対派に)叩きつぶされた」橋下市長は今年12月の市長の任期満了をもって政界を引退するという。

いや~、まことにご同慶の至り。おそらく、彼の引退を潮に維新の迷走が始まり、いづれ政界再編につながるのではないだろうか。

勿論、そうなれば、皮肉なことに、彼が最初で最後、世の中へ貢献をしたことになるだろう(笑い)・・。

ともあれ、このたびの「騒動」。マッシーパパが、あえて「騒動」というのには理由がある。

一つは「大阪都構想」といかにも、でっかい夢を維新の彼等は描くが、果たして、もう一方の政令都市・堺が不参加では片肺飛行の都構想。所詮は欠陥商品である。

かてて加えて、市議会で一旦は否決され、都市経営の専門家までもが口を揃えて、大阪都構想の矛盾を訴えているのに、

維新のコア政策だというだけで、無理矢理、住民投票。

その揚句が、「戦後最大の詐欺」「催眠商法」とも形容される悪質なやり口によって、市民を無用の混乱に巻き込み自滅。

さらにいうと、「一票でも上回れば勝ちは勝ち」と、運動は手段をえらばず。遂には、「負ければ辞める」と市民のお情けまで乞う始末。これでは政策論争いうより、もはや人気投票。

そして、何が何でも勝つのだと、使いも使ったり政党助成金から出たと思われる広告宣伝費4億5千万円と住民投票のムダ経費がウン億円。

なるほど、こんなバカして、負けたのだから、「先を読めない政治家はフェードアウトするしかない」と彼が自嘲するわけだわ。

それにしても、一体こんな騒動になぜなったのか?

いうまでもない。そもそもの騒動の元凶は公明党。

もともと、市議会、府議会で大阪都構想の協定書は否決され、終わっていたのだが、

昨年暮れの衆院選で、橋下市長から公明党の候補者つぶしに市長、知事がこぞって立候補すると脅され、中央の党幹部は「住民投票」と「反対運動の自粛」を密約。

そうです。密約さえなければこんな騒動は初めから起こり得なかったのです。

それに反して、大阪の良識を守った反対派の自民党大阪市議団の信念と勇気。

党派の垣根を越え、民主、共産党とともに橋下催眠商法を見事に暴いてくれた。

とりわけ、柳本自民党市議団幹事長など、官邸の嫌がらせを受けても動じなかったのは敵(?)ながらあっぱれ。

そうです。アベノ「地方創生」って所詮、この程度。大阪市民のため、大阪市解体阻止に懸命の地方同志より、橋下維新の「憲法改正」票がただほしいだけ。

だからこそ、大阪都構想とアベノ野望をつぶした自民党市議団は功一等!?

まあ、それにしても、大阪の街にふたたび、平穏がよみがえったのは隣人の一人として喜ばしい限り・・。

そして、これまで、マッシーパパが指弾してきた渡辺喜美、橋下徹とフェードアウトが続けば、当然、次はあの人!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-7e5f.html)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
民主主義の勝利 (ぱとす)
2015-05-27 15:35:03
市長は否決決定後の会見で「民主主義はすばらしい」と言ってましたね。自分が蔑ろにした民主主義に負けたわけです。民主主義を誉めるあの言葉の裏に、市長の民主主義に対する疎ましい想いが透けて見えました。今後も橋下市長を真似た手法でふわっとした民意を煽る人間が登場するでしょう。油断なりませんね。庶民が知恵をつけなければ。
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まずは (Unknown)
2015-12-23 09:41:02
政治はタレント活動ではないので、日本人のミーハーな思想をどうにかしなければ、この先も有名人が何かたいそうな意見言ってるから、という理由でこんな事はいくらでも起こり得る。

あまりのやりように、TVに写ったり声が聞こえるだけで拒否反応起こす程、ワンマンで見たくなかった人でした。

嘘つきはホント消えてください
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