マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

大阪ダブル選 維新の会、勝利の功労者は意外にも既成政党!?

2011-11-30 22:50:12 | Weblog

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いや~、何なのでしょうね、この既成政党の”橋下流”へのすりより。そのなりふりかまわぬ節操のなさにはただただ、驚くばかりである。

ま~、泡沫政党の亀井静香氏が、デッドロック状態の郵政改革法案を橋下マジックでどうにかしてほしいと秋波を寄せるのはまだわからぬでもない。

だが、普段から偉そうに、「アジェンダ」が一緒でないと組まないと公言する、みんなの党の渡辺喜美代表まで、応援要請されていないのに、勝手に当選会見場に乗り込み、

「みんなの党も維新の会も生みの親は同じ。当然連携していく。国政に出ればすごいコラボができる!」と便乗アピール。

さすが、「アジェンダ」は同じでないと思っている橋下センセイに適当に扱われて、アピールどころか、体の良いピエロを演じたようである、が。

もっと、品性下劣なのは、二大政党。対立候補をたて一緒になって戦ったはずなのに、その舌の根も乾かぬうちに、

「(選挙結果を)重く受け止め、しっかり(当選した)2人を応援させていただく」と、石原自民党幹事長が持ち上げれば

負けじと、野田政権の藤村修官房長官も、「要請があればもちろん受ける」と早、ハシズムの軍門に下るかのようなヨイショ発言。

いやはや、揃いもそろって、何もわかっちゃいない。

これではまるで、源氏追討に向かった平家が水鳥の羽音に驚いて慌てて尻尾を巻いて逃げ帰ったのと同様

つまり、戦いに敗れた原因はあなた方、既成政党の国民不在の政治にあるということ。

もっと、わかりやすく言えば、

今度の選挙で大阪市民や府民が維新の会の「大阪都構想」を理解し、その成果に期待して投票したものでない。

その証拠に、TVのインタビューに答えた有権者のほとんどは「(大阪都構想は)よくわからない」と答えている。

むしろ、積極的に支持したのは橋下流。

彼が煽った、既成政党や府・市の職員等の既得権者つぶしと、府市一本化で無駄を省き、その分を経済活性化に向けて、大阪がよみがえるというアジテートに幻想を抱いたこと。

いうなれば、小泉ジュンイチローの郵政選挙の再来が起こったに過ぎないのだ。

さらに言えば、ワンイシュ(郵政改革と大阪都構想)のテーマとぶっ壊す(自民党と大阪)というキャッチフレーズで、抵抗族(敵対する派閥の長と既成政党)を改革の阻害者に演出して、ただブームを呼び込んだだけ。

にもかかわらず、一番、やってはいけない、自民・民主の地方での共闘、自ら敵の術中に嵌って敵役を買ってしまったことである。

おまけに、既得権者といわれるマスコミが選挙前の悪いタイミングで、橋下氏個人の”属性”攻撃をし、逆に、「それがどうした」と開き直られたことで、マイナスに転じ、有権者の判官びいきを誘った。

ともあれ、それやこれやで有権者は、失業率や犯罪でワーストワンの大阪を、「彼なら何とかしてくれるのではないか」、いや、たとえ、彼が大阪を壊すかもしれない、「劇薬」でも、何もしないよりまし。と究極の二者択一を選んだのである。

このことも又、TVのインタビューに答えた人の多くが、「独裁は困るが、演説を聴いてみたらそれほどでもなかった」と心の内を明かしている。

かてて加えて、彼の重石として、応援に入った石原都知事が、

「彼の言う独裁は独善のこと。暴走すれば必ず、私が必ず抑える」と担保したことにより、より一層、有権者の不安は解消されたであろう。

ま~、勝因の分析はこれまでとして、一番の問題は、既成政党がなんら「敗北」から反省も学習もせず、ただ、強い潮流になびこうと競争していること。

これこそが、橋下流の願ってもない読みどおりの展開。ハシズムを国政に拡げる絶好のチャンス到来なのである。

しかも、選挙公約に掲げた「大阪都構想」はいくら上手くいっても任期中に実現することのないのは誰よりも一番本人が知っている。

又、ぶっ壊すだけで、次の1手がない以上、ジュンイチローが政界を去った後に死屍累々、自民をぶっ壊しただけでなく、日本そのものをおかしくしてしまったのと同様、大阪の再生も期待できないのは言うまでもない。

つまり、古より、企業も自治体も、財政再建は、「出(いず)るを制する」だけでは不可能。「入るを図って」初めて達成できるのが道理。

ならば、大阪都構想より、ジュンイチローが「三位一体改革」で地方を疲弊させた根本原因に手をつけねばならぬこと。

おそらく、大阪都構想も、

大阪空港を廃し、高速リニアで関空をつなぐという関空のハブ化構想や、大阪府庁WTC移転構想同様、すぐにも飽いて、新たなる「大日本改革構想」とか、夢物語を次々語るのがオチ。

とにかく、彼はひとつのことをじっくり取り組むのは苦手(弁護士の習性)。

従って、今一番、彼が願っていることは、この”旬”の間に、衆院選を行って、彼が国政に足がかりをつけること。

だったら、「大工殺すに刃物は要らぬ(雨の三日も降ればいい)」のことわざどおり、一寸長いが、総選挙を任期満了の平成25年8月末まで引っ張ればいい。

きっと2年もたてば大阪の再生がすす進んでいないことが明らかになって、人気を維持するのも困難に・・、

そこで、次の一手はすりよる既成政党に早期解散を訴える

しかも、ジュンイチローの”刺客”をまねて与することを強要する。

なるほど、小沢一郎が選挙前に、「橋下を非難するな」と子分に下知し、ダブル選直後に、橋下氏に呼びかけた亀井静香と密かに会合、きっと、橋下氏取り込みの密談を交わしたに違いない(?)。

いやはや、いついかなるときも「政策より政局」、これでは確かに既成政党が彼に舐められるわけだわな!・・。

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提言型政策仕分けの「年金減額」は財務省の逆襲、”官”による”民”いじめ!?

2011-11-27 23:39:51 | Weblog

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「終わってみれば、迫力のある提言はなく、政府の当初方針をそのまま、なぞる内容にとどまった。今後、やり方を見直さなければ、行政刷新会議そのものが”仕分け”の対象になりかねない」

これは政府の「提言型事業仕分け」を総括した「東京新聞(24日)」の記事の一節。

確か、この会議のネーミングをしたのは野田総理と聞くが、「誰が誰に」提言するのですかね。

まさか自作自演。だったら、パフォーマンスというより、もはや、茶番劇。だからこそ、本来、味方であるマスコミにさえ、行政刷新会議そのものが”仕分け”の対象だと批判されるのですよね。

そらそうでしょう。素人目に考えても、今度の事業仕分けは目的も意味もまったくよくわからない。

100歩譲っても、まだ前3回の仕分けの方が、「無駄を削る」、なかんずく、官僚特権を糾すという大義名分がはっきりしていた分まだまし。

だがそれも、切ったはずの無駄な事業が官僚により、名を変え形を変え、ゾンビ化するにあたって、国民は一様に「???」、

いや、それどころか、(見直し、削減を)決めたものは政治主導で実現できると思ったことが、

「面従腹背」を得意とする官僚にものの見事にすかされ、なんと、「仕分けに法的な強制力がないので」と、お笑いタレントより面白いオチにびっくりさせられる始末。

さりとて、事業仕分けしかお仕事のない蓮舫センセイ、失礼、行政刷新会議でした。が、次に考え付いたのが、「政策の問題点を洗い出し改善の方向性を示す」という懲りない政治ショー。

そして、俎上に載せたのが、原子力や社会保障。中でも、目をつけたのが年金支給額の削減と生活保護者の医療費免除の見直し。

それが、いかにえげつないものかといえば、この年金支給額削減議論をわざわざインターネット視聴者の増える祝日にセット、

膨らむ社会保障費が財政を如何に圧迫しているかを強調、税と社会保障の一体改革の推進力にしよう言う思惑が見え隠れする」と「毎日」が記事にしたほどの姑息なもの。

いや、もっと言えば、インターネットを対象としたのは若者へのアピール、つまりは、年金の「世代格差」に訴えることで、提言を正当づける手の込んだやり方を使っているのである。

い~や、それだけでない。おかしいことといえば、他にもある。

①そもそも、彼らが、「過払い」という年金支給の特例水準、この政策は国会で議論された「特例措置」。歴とした目的をもって運用されたものである。

②しかも、ぜんぜん実施していないのではなく、年金受給者に無理がないよう、H18年、H23年には一部引き下げを実施している。

③いくら、今回は「無駄削減が目的でなく、政策の見直し」だというが、それならなぜ、制度そのものを抜本的に見直さず、小手先だけの「改革」でお茶を濁そうというのか? それこそが無能政治の典型。

④ましてや、国民に「痛み」を押し付けるのなら、まず、一番にやらねばならないのは、国会議員の定数や給与削減、しいては、無駄の塊の「政党交付金」の廃止、そして、官僚の天下りや国家公務員の特権ではないのか?

結局、どれもこれもやらないのは、国会議員が無能な木偶集団だという証拠。

でないとすれば、今回の事業仕分けも、ウラで糸を引いているのは財務省、何が何でも「増税」をやらかしたいための仕掛けで、

年金者を脅して、「悪いことは言わない。年金を削られたくなければ、消費税増税に賛成しなさい」という恫喝(?)。

だからこそ、財務省・厚労省に振付けられた小宮山厚生労働相が、得たりとばかり、提言された直後に記者団に対し、24年度から3年間かけて減額を実施する意向を表明したという用意周到さ。

いやはや、バカなノダ政権が続けば続くほど国民の不幸は募るばかりだろう!・・。

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国も地方も日本の政治をダメにする元凶は弁護士上がりのセンセイたち!?

2011-11-24 23:01:36 | Weblog

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突然ですが、次の発言は誰のものかわかります?

(A)・法相就任会見で、「死刑というのはいろんな欠陥を抱えた刑罰だ。国民世論や世界の大きな流れも考え、政治家として判断すべきものだ」と発言したのが物議を呼び、改めて、「欠陥というとちょっと言葉がきつすぎるので訂正したい」と撤回ー(前言撤回

  ・8月末、死刑未執行が最多の120人になるのに、「悩ましい状況に悩みながら勉強している最中。悩んでいるときに執行とはならない」と記者会見ー(開き直り)

(B)・「(宮崎県の口蹄疫に)国家的危機管理に対する危機意識があまりにもなさ過ぎる」、「(防疫措置に対しても)県の甘さがこれだけの感染と被害を生んだ」ー(責任転嫁

  ・TPP交渉参加を巡る野田総理記者会見に、「ほっとした。交渉参加表明でなく、事前協議にとどまった」「(総理は)党の提言をくんで踏みとどまってくれた」(論理のすり替え)

(C)・中国と朝鮮半島の植民地化に関する認識について地方講演で、「歴史的な必然だった」と述べたあと、「日本が植民地支配する側に回ったのはおかしいと思っている。誤解を招く発言で率直におわびする」とすぐ訂正(前言撤回)。

  ・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件をめぐり、中国を「悪しき隣人だ」などと批判したことを追求され、「直接にどこかの国をあしき隣人と言ったものではない」といわけ(詭弁)

  ・放射能漏れによる食品汚染に不安を抱く国民に「ただちに問題ない」と発言したのを後に、「”ただちに”とは万が一そういったものを一度か二度摂取しても、ただちに問題ないとくり返し申し上げたものです」といいわけ(開き直り)。

  ・TV番組で労働組合の支持を受けていて公務員削減ができるのかとの指摘に対し「国家公務員の労働組合が指示しているのは大部分が共産党です」とデマゴギー(責任転嫁)

(D)・丸山議員の中国人船長釈放秘話の暴露に対し、「最近健忘症にかかっているのか、電話で暴露されたような会話をした記憶は全くありません」「いいかげんな人のいいかげんな発言」と丸山氏を中傷(詭弁、恫喝)

  ・山本一太議員に新聞報道に基づいて事実確認をされると、「最も拙劣な質問方法だ」と揶揄して、結果はブーメラン発言とわかり謝罪(立場の入れ替え)

  ・みんなの党の要請で前国家公務員制度改革推進本部事務局審議官の古賀氏が政府参考人で出席したら、「上司として言っておきますが、こういう場に呼び出すのは彼の将来を傷つける。優秀な人だけに大変残念だ」とすごむ(恫喝

  ・「秘密書類を盗撮された」とルール違反をしていない読売新聞を恫喝し、謝罪に応じなかったが、発言は撤回(恫喝、前言撤回)

(E)・4年前のTV番組で二人の少年に殺された子どもの母に向かって、「加害者に死の恐怖を味あわせれば幸せなのですか?彼らにも犯罪を犯すにはそれなりの事情があったのですよ」と暴論ー(恫喝

  ・この発言が法相就任後に蒸し返され、改めて母親に詫びに行ったが、その直後、記者に感想を問われて、「これはお母さんが言われた言葉を受けて本当にいいんですかと事実を言っただけ」と反省は言葉だけー(開き直り)

どうです、このいい加減な発言の数々、答えはいうまでもないですよね。 

ハイ、(A)が元法相の江田五月氏、以下、(B)山田正彦元農水相、(C)枝野幸男経産相、(D)仙石由人政策調査会長代行、(E)平岡秀夫法相だが、共通するのは全て、弁護士上がりの民主党幹部。

そして、一事が万事、この手のセンセイがたは、このように、「詭弁」「論理のすりかえ」「恫喝」をすることで、政治をおもちゃにする。

つまりは、この政治手法こそが弁護士出身政治家の常套戦術だということ。

中島岳志さんのブログ「希望は、商店街(http://www.magazine9.jp/hacham/111111/)」にも、

橋下徹の言論テクニック」もまったく同じ手法、「ありえない比喩、前言撤回、吹っかけ、涙、脅し、いいわけ」を政治に応用すると、あのようになると、手の内を解説してくださっている。ぜひご一読ください。

さて、問題はこの手法を駆使する弁護士センセイ

本来なら、この種の政治手法はそれを見破ることのできる法の番人(裁判官)がいる法廷の中でのみ通じるもの。

それを、国民の幸福を実現するための国会や地方政治の場に持ち込むこと自体がすでに欺瞞、使ってはならない禁じ手なのである。

断っておくが、弁護士という出自が悪いというのでない。あくまでも、一握りのはみ出しものが政界に迷い出て、手法を誤用しているというのです。

実際、弁護士会には政治活動をするための「弁護士政治連盟」という団体があるが、その綱領にも、

「国民の基本的人権の擁護と社会正義の実現という社会的使命を、政治的に実現する崇高な目的に照らし・・」

「”法のにない手”である弁護士と、”法のつくり手”である国会との「架け橋」として、国民の視点に立って積極的に活動を展開する」とあるからして、このような輩の出現は(業界としても)本意でないだろう。

尤も、今の日本を悪くしているのはこの種のセンセイばかりでないのも又、事実。

他にも、野田総理を始め、前原誠司、玄葉光一郎、原口一博、樽床伸二、福山哲郎など、民主党幹部に名を連ねる松下政経塾出身のセンセイがたも日本の悪政に一役を担っている。

何しろ、この塾の卒業生野田ヨシヒコが今や日本のトップに君臨しているけど、その御仁を真っ先かけて批判したのは、何を言おう、松下塾の恩師のみんなの党の最高顧問、江口克彦参院議員。

「(松下は)増税は政治家でなくてもできると言っていた。教え子としてふさわしくない。総理には松下政経塾出身を名乗ってほしくない。中退だ。松下は『野田君、君、総理を辞めたまえ』と眼光鋭く睨み付けているだろう」ときつい言葉を放ったほど。

ま~、できの悪い生徒ほど、師の教えを違えるもの。

きっと、松下老が、「次代の国家指導者を育成すべく」創立した趣旨を、「(松下老が)商売の神様」だから、経団連の味方になるべしと、彼らの主張するTPPや消費税増税に飛びついたのかも。

その上、ま悪いことに、日本の国会にうじゃうじゃはびこりだしたのが、官僚上がりのセンセイがた

これまた、言葉を操ることにかけては前述のセンセイ達に負けてはいない。おまけに、氏より育ちが悪く、国益より省益。天下り、公務員宿舎など、官僚特権を守ることに汲々。

間違っても、国民に奉仕するなどありましえんって。

いやはや、類をもって集まるとはよく言ったもので、口だけ達者なセンセイがたが、かくも民主に蝟集(いしゅう)したものである。

これでは、いくら、口さきだけで、「日本のため」、「国民のため」とお題目並べても、この国はよくなるどころか、どんどん、劣化して当然であろう。

尤も、こんなセンセイがたを選んだのは、私達有権者なのだが、う~ん!・・。

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野田総理の”二枚舌”に隠されたTPPの本質、本当に怖いのは”コメ”ではなく”非関税品目”!?

2011-11-21 22:50:27 | Weblog

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参院予算委員会をTVで見るにつけ、思うのは衆院予算委の野党のセンセイの迫力のなさ。いくら、数の力で負けているからといって、もう少し、国民に訴えるものがあってもよさそうなのですが。

そこにいくと、参院予算委の山本一太・西田昌司自民党コンビの舌鋒鋭い突っ込みはいつ聞いても小気味がいい。

このコンビ、期待にそぐわず、先週もやってくれましたよね!。

勿論、西田議員による総理はじめ閣僚の黒い疑惑追及も良かったが、一太議員による、TPP参加で露呈した総理の「二枚舌」発言の突っ込みも秀逸。

尤も、山本一太本人は、ブログ、「気分はいつも直滑降」に、

「今日の質問は迫力があってよかった!」「衆議院で、ああいう攻め方が出来る政治家は見当たらない!」の賛辞に、「お世辞でも、嬉しかった」と謙遜しているが、その迫力への評価は決してお世辞でないだろう。

だからこそ、翌日の「朝ズバッ!8時またぎ」にもデカデカ、

野田首相、大丈夫なんですか? 日米でも閣内でも食い違うTPP これでも日本の国益守れますか?』と、マスコミにしては珍しい批判を呼び、

「3つの食い違い」として紹介されたのが、それは・・

閣内の食い違い

鹿野農相は、総理が交渉参加表明の際、「交渉参加に向けた協議」と述べたことについて、「交渉参加を前提としたものではないと理解している」と答弁。

これに慌てた総理が、「交渉に入る、入らないというのは前提でない」と否定するなど、閣内不一致を露呈(?)

「例外品目」対応の食い違い

総理は「国民皆保険制度を壊してまで参加しない」と明言したが、コメは「例外品目」といわず、「農村も守り抜く」と言葉を濁している

日米の食い違い

日米首脳会談で「総理が全ての品目を交渉に乗せる」と公表した米政府に日本が抗議、米政府は(口頭で)これを認めたと発言を否定。

だったら、公式に「訂正を求めるべき」という一太議員の追及に、「訂正を求めるつもりはない」と逃げの答弁、などなど。

まさに、この食い違いの酷さを見れば、野田総理の説明はもはや詭弁。言い逃れであることは歴然であろう。

実際、この後も、ホワイトハウスは野田ポチ外交の足元を見すかすかのように、「声明は野田首相とオバマ大統領の会話に基づいて作成された」と態々、念押し、声明を訂正する考えのないことを明言している。

では、この食い違い、というより「二枚舌」が何ゆえ起こりえたのか?

この番組の解説者、TBSの播磨卓士・解説委員が謎解き、

①この種、国論を二分する問題は得てして、「国内向け」と「国外向け」で言い回しが異なるのは他国でも良く見かけることで、

②そもそもが「(国内向けの)交渉参加に向けての”協議”という表現はアメリカ人にわかるわけもない」、ましてや、「TPPは全ての品目をテーブルに乗せるのは当たり前」、しかも、すでに「大枠が決まっている」現在、

あれもダメ、これもダメでは「TPPつぶし」、

ましてや、アメリカが頼んのでもなく、後から「参加させてください」と言って来た日本にその権利はない、

と言うのが国際常識。

だからこそ、一太議員も確信をもって、「二枚舌」と批判したので、総理の「こちらで言ったことと、あちらで言ったことが違うのを二枚舌という」と、いくら抗弁しても詮無い議論。

その証拠に、「交渉に入るか入らないかの前提」ですら、こんなに食い違うのだから、交渉のテーブルに着いたらもっと大変、

もう、パンドラの箱を開けたような騒動になるのは間違いない。

中でも、「非関税品目」は”コメ”など関税を撤廃する問題よりもっと深刻な結果を招来する。

その一つが、上述する「国民皆保険制度」、

総理は「保険制度を壊してまで参加しない」というが、TPP参加国の中で、唯一皆保険制度を持つのは日本だけに、これを例外品目とすることは至難の業。

しかも、アメリカが強みとする保険業界がのどから手が出るほど日本市場を狙っているだけに、米政府の対日交渉への横車は半端でないだろう。

次に狙われるのが「金融」、

間違いなく、国民の財産、「郵貯」はもとより、銀行、証券も支配され、挙句、日本のウィークポイントである為替で痛い目にあうのは必至。

そして、最も、ダメージを被るのが「人の行き来の自由」、

安い外国人労働者の日本参入が解禁。大企業は今の日本人パートより安い賃金で労働力が得られると、どんどん入れ替え。

かって、正社員の非正規社員化が燎原の火のように広がったように、流入した外国人労働者で街は溢れかえる。

まさに、「民主党、1000万人移民受け入れ」構想の正体見たりである。

又、一方で、「外国人参政権」や、「人権擁護法」を彼らのために付与することで、

対米従属議員と外資系大企業が支配する空恐ろしい日本に様変わりしないとも限らない。

以上のことがマッシーパパだけの杞憂でないのは、「サルでもわかるTPP(http://luna-organic.org/tpp/tpp-1-1.html)」をご一読いただければ納得できると思います。

一寸、長い文章ですが、ぜひお読みください・・。

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雅子さま、”プチ家出?”の次は天皇のお見舞い”ドタキャン” おまけに皇太子殿下までもが失態見せた!?

2011-11-19 07:47:40 | Weblog

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いや~、驚きましたよ。なぜか、今週発売の週刊誌がこぞって、皇室ネタ、それも東宮がらみ・・。

週刊文春:『 雅子さま、天皇のお見舞いまで「ドタキャン」の風当り 夕方から突然のご発病。その後、皇太子は一人で東大病院に・・』(11月17日発売)

週刊新潮:『愛子さまご入院に「4泊5日」プチ家出!? 「天皇陛下」お見舞いを止めた 「雅子妃」お振る舞いの非常事態!』(11月17日発売)

女性自身:『雅子さま、両陛下にも隠していた深刻すぎる「ご病状」!』(11月15日発売)

女性セブン:『天皇陛下深刻病室!皇太子さま頼み「宮中の緊迫」-39度の高熱下がらず』(11月17日発売)

週刊女性:『美智子さまご公務断行で 雅子さまに示した〈皇后への覚悟〉』(11月17日発売)

週刊ポスト:『天皇ご入院で議論百出!皇太子は「摂政」に就くべきか』(11月14日発売)

週刊朝日:『天皇陛下の「健康不安」』(11月15日発売)

サンデー毎日:『天皇陛下、流れた「重病説ー風邪による発熱と気管支炎で東大病院に入院」 』(11月15日発売)

どうです、このラインナップ、すごいでしょう。でも、本当に驚くのはこんなことも今回が始めてでないってこと。

そう、マッシーパパを応援してくださる方ならご存知のはず、

昨年6月の『「菊のカーテン」の威力? 愛子さま問題と皇太子夫妻の葛藤まで隠蔽(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/195bcd32b61937424688935f70af8506)」』に書いたのとそっくり、なんら状況は変わっていないのです。

つまり、週刊誌が一斉に、東宮一家の不祥事を取り上げるときは、決まって宮内庁・東宮の公式発表と事実が異なる時。

換言すれば、「菊のカーテン」がしかれた時に、週刊誌のスクープ合戦が勃発するのである。

では、それをわかりやすく、検証してみましょう。

まず、いつの時も、当局の公式発表を鵜呑みに書く全国紙のニュースから見てみます。

「朝日」の『天皇陛下、退院延期 宮内庁「大事をとって」』の記事によれば、

11日記者会見した小町恭士東宮大夫によると、皇太子妃雅子さまは10日夕に発熱してせきが出るなど、かぜの症状が出た。10日夜は天皇陛下を見舞った皇太子さまに同行する予定だったが、見合わせたという」と、極めて事務的に書き流している。

が、「週刊新潮」には、「『雅子妃は風邪の症状があり、同行できなかった』という、あたかも記者の機先を制するかのような、東宮職トップの用意周到な説明。そこにはある“意図”が垣間見える

しかも「(お見舞いの順番で)皇太子さまが最後というだけでも違和感を禁じ得ないのに、そのうえ雅子さま
もご同行されない。『お風邪』という発表があまりに簡明に過ぎるため、かえって不自然な感は否めない
」とバッサリ(いずれも宮内庁記者談)。

又、「週刊文春」も「妃殿下の発熱や風邪については、周囲からもそれらしい話は聞いていません。那須のご静養前からご体調はよくない様子でしたから、“ご発熱”はむしろ適応障害と関係あるのでは」とむしろ(発表を)皮肉っているのだ。

一方、「朝日」の別の記事、『愛子さま退院 学校はあと1週間ほど欠席し療養』には、

マイコプラズマ肺炎とみられる症状で1日から東大付属病院に入院していた皇太子ご夫妻の長女愛子さま(9)は5日退院し、泊まり込みで付き添った雅子さまとともに東京・元赤坂の東宮御所に戻った。宮内庁東宮職によると、愛子さまは療養のため、通学先の学習院初等科をあと1週間ほど休む予定という」とこれまた、大本営発表の三行記事。

が、これも、

「週刊新潮」は「愛子さまの入院は雅子妃の強いご希望によるもの。(入院の間一度も御所に戻らなかったという)このお振舞いについて庁内では、雅子妃が御所を飛び出された、平たく申せば”プチ家出”だと捉えられています」と種明かし。

そして、「(葉山静養)ご出発の目前で、皇太子さまと雅子妃との間に、スケジュール(※前後関係よりおそらく大仏取材のこと)を巡って”お考えの食い違い”が生じたといい、丁度お風邪の症状がみえた愛子さまに付き添われ、雅子妃は御所を出ていかれたのです」と驚きの事実を報道(いずれも宮内庁関係者)。

又、同紙は「愛子さまが退院後1週間欠席するというのも面妖、おそらく、14日実施される愛子さまのクラスの社会科見学を欠席させる目的で(雅子さまが)休ませた」。

「しかも、その理由は先の山中湖事件で雅子さまバッシングに懲りてではないか」と見ているのである。

(以上、【雅子妃】皇室における東宮問題を語りつくす【小和田家】★51ーhttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/news2/1319847913/l50ーからの転用)

つまり、このような奇行ともいえる雅子さまの行状を見て、

「女性自身」は、「雅子さまは、”適応障害”どころか深刻な病状。お一人で暗い部屋にこもり、壁にじっと頭をつけたまま、苦悶の表情を浮かべている」と、近況を伝え、

「一時も早く公表し、適切な治療が必要でないか」と危惧している。

又、「週間女性」は、天皇陛下の入院が気管支炎の治療であるのはいうまでもないが、目的は他にもある。と大胆な推理。

それは「内向きでご家庭のことばかり目を向けている皇太子ご夫妻」に対し、美智子さまが天皇の病気看護と自らの公務遂行に鞭打つことで、

「次代の天皇、皇后として自覚を促しているのだ」というのだ。

処がである。「覚悟」を問われた雅子さまは言うに及ばず、なんと、皇太子さままでもが大失態。

あろうことか、天皇名代で、山梨に向かう”お召し列車”の移動中、沿線の国民たちに、殿下は片手に持ったコンパクトカメラでパシャパシャ写真を撮りながら、もう片方の手を振られていたという。

これが真実なら、なんというダラケぶり!(まさか、雅子さまの奇行の影響?)。

ともあれ、天皇の親心、皇太子知らずとはよく言ったもので、それ故に、国民も東宮一家の振る舞いに、いささかうんざり気味。

だからこそ、もう少し、メリハリをつけてほしいと願い、週刊誌も(皇太子ご夫妻の)行き過ぎた行為に都度、警鐘を鳴らすのではないだろうか?

よし、「女性自身」の言うように、雅子さまの病状が尋常でない処まで進んでいるのなら、むしろ、それに、見てみぬ振りしている皇太子殿下と東宮職は揃いもそろって木偶同然。

逆に、雅子さまがけなげに闘病に立ち向かっているというなら、何ゆえ、これほどの国民の不信を買うことになるのか? 

少なくとも、皇太子さま自身、真摯に省みて、雅子様のお振る舞いを厳しく戒め、少なくとも、国民の目には、タダの「得手勝手な振る舞い」と見えぬよう、改めるべきでなかろうか?・・。

いづれにしても、天皇皇后両陛下が本当に由々しき事態にならないうちに、皇太子もそろそろ、「重大な決断」をする時期に来ているようである。

でないと、この先も、東宮一家の相次ぐ不祥事で、両陛下のお心は休まらず、ご不快な毎日を送り、治る病気も治らなくなるのでは・・。

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超円高にアメリカの影? 円高阻止に本気になれない日本政府のジレンマとは!?

2011-11-15 22:33:51 | Weblog

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11日の参院予算委で、公明党の西田まこと議員が、「TPPをいうなら、通商政策の両輪である、もう一方の為替対策をなおざりにしてもらっては困る」

「なぜなら、TPPで得るものが向こう10年間で2.7兆円だが、円高で輸出市場が失ったものは3年間で7.8兆円だ」と苦言を呈し、「政府として、抜本的な通商外交を構築すべき」と野田総理に迫った。

いや~、うれしいですね。マッシーパパの、「TPPに加入せず、円高対策に本気を出すほうがもっと、効果的」という主張を国会に届けてくださったとは(?)・・。

ま~、冗談はともかくも、超円高が続く中、1ドル=77円の節目で、8月に野田財務相が77円前半で4.5兆円、安住財務相が75円台の8月31日に、過去最大、8兆円規模の介入をしているのが、焼け石に水と西田議員は言いたいのだろう。

実際、来年9月には1$=72円程度まで円高が進行するとする、専門筋の予想もあるぐらいで、その為替差損は半端でない。

それでなくとも、03年~04年にかけて、小泉、竹中時代に内外の批判にもなりふりかまわず、平均110円台で40兆円ほど介入して、外貨準備高を増やしている。

しかも、途中に一度、高値があったというのに売らないまま(売れない?)、今も持ち続けているというのだ。

マッシーパパも当時のことを鮮明に記憶しているが、小泉政権はその批判にも、

「買い込んだドルを利率の高い米国債で運用している。むしろ、差損を割り引いても利益が出ており、それに、売却しない限り差損は発生しない」と強弁していた。

でも、ここまで、円高、為替差損が酷くなれば、その理屈も空論。というより、(買ったドルは)売るに売れず、益々、日本の資産が目減りしていくのは明らか。

となれば、学習能力がここでもゼロの無能政権ということになり、西田議員の抜本的対策を”バカなノダ”総理に望んでもないものねだり?

だったら、代わって、誰かが特効薬を考えてやらねばならないが、その前に、問題解決の常套手段として、原因を特定して、その原因をつぶせば、万事解決するはず。

そこで、いろいろ専門家のご意見を拾い集めてみると、

まず、一番に上げられるのが田村耕太郎氏などの説く、「世界のメジャー通貨の中で、一番安定し、信頼が置けるのが円」という、その人気が原因説。

あのリーマンショック以降、米国経済は衰退の一路、欧州も、ギリシャショックやイタリアの政治経済不安でガタガタ。

つまり、消去法で円が優位にあるという、なんともわかったようでわからない話。

でも、有名税だと無責任(?)にいわれてもね・・。

次に主たる理由に挙げられるのが、米国もユーロ圏もこの苦境から乗り出すため、輸出を増やし景気をかさ上げする方法として、「円高、ドル安、ユーロ安」を国是にしているから、日本の望む為替安定のための「強調介入」に、応じたくないとする説。

ま~、これも裏返せば、1年毎に首相が代わり、G8にも存在感を示せない政権の外交力のなさの現われともいえるのだが・・。

そして、この亜流として出ているのが中国と韓国の円高操作説。

確かに、中国が大量の日本国債を購入しているのは事実だが、その額は目下のところ、相場を左右するほどのものでもない。

又、言われるところの韓国の「ウオン安」操作が仮にあったとしても、それでもって、急な為替変動が起きるものとも思われない。

むしろ、行き過ぎたウオン安となって困るのは、対日本貿易赤字や債務を抱える韓国ではないのか。

次に有力な原因として、世界の投機の対象になっているという説。

その理由は今の相場が、震災や原発事故で青息吐息、さらに超円高で輸出企業はドつぼ、どこから見ても日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映したものと思えない。

となれば、これまでも何度も苦境を乗り切った日本の底力、ましてや阪神大震災後の経済復興の成功を見て、先物買い(?)で投機の対象になっているという理論。

勿論、これにも亜流があって、板垣英憲氏の、「アラブ人、中国人など海外勢が日本にドルを流入、円に洗浄、円がどんどん海外に流出」というのがある。

確かに、中国人が日本の土地買いに走っている事例をよく耳にする。

が、それとて、日本の企業や日本の金持ちが海外の資産に投資するスケールと比べれば、理由としては決め手を欠くものでないか。

そして、最後が何をしても反撃のできない軟弱な日本政府の外交力。なかんずく、菅政権以降、アメリカのいいままになっている通商外交力の低下に起因する説。

しかも、「第二のアメリカのポチ」と呼ばれだした野田政権。早速、アメリカのご機嫌伺いで「TPP」を土産にハワイのAPECKに参上するほど。

又、その誓いの証として、円高、実は急激なドル安抑制のために、日本の税金を献上したというものである。

つまり、表向き、経団連のご機嫌伺いに見えるが、その実は、「介入はアメリカさんのため」。

早い話、米国だって、いくらドル安歓迎でも、急激なドル安は信用不安を惹起するから困る。

ましてや、あまりに下がれば、今、世界一のドルを溜め込んでいる中国が嫌悪、万一、ドル売りに転じられては米国債の金利が一挙に上昇。

従って、日本同様に、「急激なる」ことは望まない。

だったら、日本円でドルを買わせて、しかも、米国債しか運用できない立場を悪用、「アメリカの財布」にしてしまおうというのである。

この辺のことはマッシーパパがくどくど説明するより、小笠原誠司さんのブログ、「介入は誰のため(http://news.livedoor.com/article/detail/5760263/)」を見ていただければ納得いただけるはず。

つまり、これほど、明確に原因がわかっていながら、まったく、意味のない「為替介入」に拘泥し、

「アメリカのポチ」といわれる政権ほど、顕著にその傾向が現れる。

まさに、これこそが、円高阻止に本気になれない真の理由? 

だからこそ、ポチズムの背景にアメリカの影があるという証拠では・・。

しかも、経済アナリストの多くが、円高阻止の特効薬は「日銀が貨幣供給量を増やし、復興債の日銀引受をすべき」だといい、

みんなの党も全国知事会も、円高阻止に繋がると大賛成しているのだが、政府と財務省は頑なに、インフレに繋がると拒否し続ける。

本当に彼らの言うとおり、インフレ恐怖が真意?

いや、そうではないだろう。その効果があるからこそ、そんな恐ろしいことをすればアメリカさんの逆鱗に触れる。

それよりも今までどおり、従米路線でいいままにしておれば、政権は小泉ジュンイチローのように長期も夢でない。

一方、財務省も要らぬ摩擦を起こすより、復興債を増税でまかなう今が、願ってもないチャンス。

と、ともに同床異夢を見てるに違いないのである。

そういえば、アジア回帰とばかりに中国に路線変更しかけて、ずっこけた鳩山・小沢政権に懲りたか、それ以降、外務省も財務省もチャイナスクール派からアメリカンスクール派が実権を奪還したと何かの記事でお目にかかったように思う。

いやはや、どちらの「ポチ」も御免こうむりたいもの。せめて、南極でしたたたかに生き残った、「タロ」「ジロ」を見習ってほしいものである(?)・・。

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大阪は「幸せ度」ワースト1ですよ! 「大阪都構想」をダブル選の争点にしている場合ですか?

2011-11-12 20:19:51 | Weblog

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9日、法政大学が平均寿命や出生率、犯罪発生件数など40の社会経済統計指標を10段階で「幸せ度」を評価、47都道府県の「総合平均評点」を計算しランキングした。

それによると、ランキング1位に輝いたのは「福井県」で以下、富山、石川と北陸3県がベストスリー、一方、ワースト1位が大阪府で、ワースト3位=兵庫、ワースト4位=埼玉だったとか。

要するに、地方ほど「幸せ度」が高く、東京圏・大阪圏の都市地域は低い。言うなれば、「都会より地方のほうが子ども、女性、労働者、障害者、老人に優しい」というようである・・。

尤も、これはあくまでも学問上の研究。実際、ネットに見られる「生活ガイド」の「住みたい街ランキング」では、

トップが横浜市、以下、2位=札幌市、3位=京都市、6位=大阪市、9位=神戸市、10位=福岡市と軒並み政令都市が並ぶ(http://www.seikatsu-guide.com/area_national_rank/)。

ま~、評価がま反対なのは、対象が「府県」と「市」と異なるのもさることながら評価ポイントの違いも大きい。

「住みたい街」の方は、「近所づきあい、町並みや雰囲気、愛着、安全、交通の便利さ、スーパーや店の充実」など、「住環境」重視、

なかんずく、「愛着度」となれば、「住めばどこでも都」といわれるから、人口の多いところほど、高ポイントになるのは必至。ましてや、「交通の便利さ」や「店の充実」など、なおさらのことであろう。

つまり、「幸せ」を何に求めるかで評価は分かれるが、大事なことは行政との関わり。

どちらかといえば、「住みたい街ランキング」はほとんど行政と無縁。

方や「幸せ度」ランキングは密接、案外地方政治の通知簿となりうるほどのもの。

だからこそ、橋下前知事も、関西経済同友会が10日、主催した「公開討論会」で早速、(この問題を)取り上げたのであるが、

頂けないのは、「府」の問題であるのに、あたかも平松市長の責任のように攻めていたのには驚かされる。

どうやら、これを発表した坂本教授の、「都道府県の順位付けが主目的でない。それぞれの自治体が自分たちの強さと弱さに気づいてほしい」と態々、断っている「親心」が理解できなかったようである。

ともあれ、大阪府・市民も自治体も、単に住環境が良いということに甘んずるのでなく、

なぜ、大阪が「生活保護受給者が多く、治安が悪い」のか、どうすれば改善できるのか?

それをベンチマーク(比較のために用いる指標)していく必要があるのでは?

そして、その意味でもこのダブル選は大事な岐路。

小泉郵政選挙のお株を奪うように、ワンイシューの「大阪都構想」で「劇場型」選挙に持ち込もうとする橋下流に乗って進路を誤らないよう、

橋下氏と維新の会の松井氏が勝てば、大阪がどう変わるのか? 大阪府民、大阪市民の「幸せ度」がどう向上するのか?

冷静に判断する必要がある。

又、同時に、詭弁ともいえる橋下氏の、「大阪都構想が実現すれば、今、権力を持っている既成政党や大阪市の職員から既得権益を市民に戻せる」が真実のものか? 市民の「幸せ度」が果たして向上するのか?

その検証のためには、彼の府知事時代にどのように府民が幸せになったのか冷静に検証する必要があるだろう。

確かに、彼は知事就任時に、府職員に向かって、

あなた方は破産した会社の社員」といったが、その後、見た目にも何も変わらず、

いやむしろ、借金を増やし、府庁移転問題を放り投げたままで去ったが、その折、同じ職員に、

あなた方は優良会社の社員です」と言いました。これこそ、彼の真骨頂、ウソとデマカセの人生そのものです。

どうせ、彼にとって、大阪府や大阪市は、自分の夢の「日本の国の独裁者」になるタダの踏み台?

本気で大阪を良くしようなど考えてないのに違いない。

きっと、大阪市長も府知事同様、途中でほっぽり出して、国政に出て行くのは間違いないでしょう。

気の毒なのは大阪の民、国政では詐欺師・民主政権に騙され、今又、稀代のポピュリストに弄ばれようとしている。

いや、もっと言えば、今、大阪の民度が試されていると言っても過言でないのでは・・。

だからこそ、隣の兵庫の杉良太郎さんさえも、「政治家が人気のために心地よい言葉をはいて扇動することは駄目だ」と、いてもたってもいられず、

同じく、神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんも教育現場の立場から、「ハシズムの亜流をこれ以上広げてはダメ。何とか大阪で食い止めよう」と熱いメッセージを送るのでないでしょうか?

なにわともあれ、幻想を振りまくだけの似非・改革者は小泉ジュンイチローでもうたくさん!

ハシズムは”ナニワ”で留め置きたいものだが、果たして?・・。

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韓国紙「中央日報」が橋下徹氏を「若い小泉」「第2の小沢」と持ち上げたその下心とは!?

2011-11-08 20:50:12 | Weblog

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韓国紙が日本の政治家を褒める前代未聞の椿事。

いえね、韓国三大新聞の「中央日報」が橋下氏のことを「『若い小泉』『第2の小沢』と呼び、リーダーシップ不在に悩む日本にようやく強い指導者が登場した」と評価しているのである。

一応、記事は伝聞の形態をとってはいるが、終始、好意的な賛辞で綴っている(http://japanese.joins.com/article/283/145283.html?servcode=A00§code=A00)。

おそらく、この記事を書いた意図を読み取らないと、読んだ人は「橋下流」が”韓流”の里に還流したと、過大評価しかねない。

第一に、強い指導者にたとえたのが小泉ジュンイチロウと小沢一郎氏なのだが、果たして、褒めたことになるのか?

と言うのも、かたやはポピュリズムの権化で、日本の今ある「格差社会」を生んだ張本人。

こなたは、「政治とカネ」に毒された古いタイプの政治家で、一体、どこが凄いのか、皆目理解不能。強いて言えば、ただ、「ビッグ・ネーム」と言うだけのもの。

その証拠に、よ~く読めば、「若い小泉」(と引用した)の根拠が、「朝日」の記事の、

絶叫するような演説、‘抵抗勢力’を作った後にこれを批判する政治手法は、郵政民営化を推進した小泉元首相を彷彿させる」である。

ましてや、なぜ、「第二の小沢」なのか、文脈ではただ、「カリスマが強い」という1点でこじつけているだけ。

おそらく、日本の「ビッグ・ネーム」というだけで、橋下氏を並べ、等身大の虚像を作り上げたかったのであろう。

では、どうして、橋下氏を持ち上げなければならなかったのか?

答えは簡単。特アが使ういつもの選挙前のエールにすぎない。

その例が、かってのエントリー、「なぜ今、中国漁船問題? 中国の刎頚の友・小沢一郎へのエール? それとも、ただのいいがかりhttp://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/0d74c9a33396bd88602f5cb21c41eddc)」。

今回も、「歴史的な経緯がある特別永住外国人の参政権は当然認めるべきだ」と言った橋下氏は韓国にとって強い味方。

いや、そんな程度ではない。「橋下徹 韓国」とググれば、

「韓国人被爆者の不法な要求」を認めないようにと、舛添要一厚労相」に頼まれたのに、韓国よりの決断をしたり、

「韓国の教育はすばらしい」とわざわざ、韓国に視察に行ったぐらいの韓国大好き人間と言うことがわかる。

つまりは、韓国にとって、橋下氏が「次の段階で首相の席を狙っている」のは好都合、とタイミングよくエールを送ったというのがこの記事の背景。

間違っても、「日本人は元々民度が劣るから、君たち韓国人のような優秀民族の血を日本人に入れない限り、他人やアジアに寄生して生きる害虫日本人が増えるだけだ」と言って韓国を評価した小沢一郎と比べられ、「第2の小沢」と見られてはやぶへび。

だからこそ、根拠をぼかした(?)

いえいえ、そんな生易しいものでなく、似たもの同士なのは他にもゴロゴロ。

 

まず、カネに汚い

小沢のそれは”いまさら”だが、橋下のそれも、イソ弁時代のその凄さは雇ったボス弁の証言で明らか。

言い訳の名人(開き直り)

小沢は訴訟提起されるまでは「国会でもどこでも、呼ばれれば出る」と言いいながら、実際は逃げ回り、裁判が始まったら、「法廷の場で」といい訳に終始する。

一方、橋下も週刊誌に素性を書き立てられれば、「知事の子どもでも、親と子どもは別」とププライバシーを強調する。が、その実、「感動大阪大賞」受賞者のガンバ大阪の遠藤と息子を握手させ、ちゃっかりとサイイン入りボールをゲットする公人を利用した得手勝手さ。

それも、「文句あったら、息子の父を知事にせよ」と開き直る勘違い。

他にも、大阪ワールドトレードセンターを強引に大阪市から買い取り、この大震災で使い物にならないことが発覚、「府庁移転」を断念したが、そのときの議会の追及に、「想定外」だったと、ただ、いい訳。

おそらく、大阪市長になれば、「私のお陰で、大阪市のお荷物を処分してあげた」と手柄顔にも言うつもりか?

強権者にはすりすり、気に入らないものには恫喝

橋下の個人攻撃の酷さは周知の事実。その一方で、強いものへのおべっかも小沢氏や東国原を「褒め殺し」したことで明らかだが、どうやら、これも週刊誌によれば、少年時代からの彼の性癖だったようである。

一方、小沢も同様。田中、金丸に取り入って地位を築くと、その権力を今度は「恫喝」と言う手段で維持。

へっちゃらでうそをつく

小沢の「政治とカネ」に対するウソはこれまでも例証してきたところだが、橋下のウソも天下一。

大阪府の財政を黒字化したと言ったかと思えば、外部機関にその不正手口をすっぱ抜かれてすぐに撤回。それどころか借金は逆に増やしている体たらく。

バーチャルの「豪腕」を演出し、信者の期待を煽るが成果は見えない

その証拠が国民も府民もこの二人に良くしてもらった実感がないということ。等々、

ま~、このほかにも、ともに、「数は力」を信じ、自分の意のままに動く「○○ワールド」の成立を夢見ているとか、

かたやは「ニコニコ動画」、こなたは「ツイッター」で狂信的なネットの若者を取り込むことまで瓜二つ。

いやはや、こんなお人が、マスコミの公器を使って、「若い小泉」「第2の小沢」と、よくもおだてたものである。

それともなに、やっぱ、「それでも良い。韓国のためになるならって」、うーん!

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「韓国BBS」に「日本はひん死」と侮られるのは一体、誰のせい!?

2011-11-06 21:07:23 | Weblog

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東北大震災の次はタイの大洪水と、日本の企業を狙い撃ちしたかのような、相次ぐ天災のダメージで日本企業は青息吐息。

一寸前までは、世界に冠たるトヨタやソニーで世界市場を席巻、世界第二の経済大国を誇っていたのがウソのよう。

経済成長率では今や中国に順位を譲り、自動車産業では韓国のヒュンダイグループが猛追、家電ではサムソンに日本の企業全てが後塵を拝すという具合。

いや、パナソニックが買収した三洋は今や中国に売られ、そのパナソニックもテレビパネル生産の減産のみならず、日本国内の半導体生産を来年3月末まで減産し、1000人の人員削減を発表するほどの衰退ぶり。

そこで、「読売」が『パナソニックTV「瀕死の重傷」…苦しむ日本勢(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111020-OYT1T00183.htm)』と煽ったものだから、

何でもパクルのが好きな(?)、「韓国BBS」までもが『パナソニックが半導体事業を縮小「日本はひん死」』と、なんと、「読売」記事の「日本勢」を「日本」に変えて悪乗り、

おまけに韓国で「サムスンがパナソニックなど日本の家電メーカーを枯死させた」と誇らしげにスレがたつほどである(http://news.livedoor.com/article/detail/5964572/)。

尤も、他のスレには、「日本の業界のほとんどがファブレス(工場を持たない会社のこと)になるでしょう。特に否定的なニュースではないようですね」と、冷静に見た意見もあるにはあるが・・。

ま~、家電業界にとって、「撤退」は必ずしも悲観的に捉えるものではない。

過去にも、「白もの家電」など、後進国の追い上げから一時撤退し、競争力のある付加価値をつけて再度よみがえった例もある。

むしろ、問題なのは世界の最先端をいく開発力の低下ではなかろうか?

つまり、ソニーの衰退がウォークマン以降、画期的な新製品を創出することができなくなったことにあり、逆に、ソニーのお株を奪って次々、驚くような新製品を市場に投入したアップルが繁栄した理由でもある。

これをアップルのショブズ氏は「(日本の企業が)素人の意見を聞きすぎる」といい、その理由を「経営者自体が素人、だからこそ、”顧客調査”なしでは開発にゴーが出せない」からとも。

しかも、その経営者すらサラリーマンで、「単に世渡りがうまかっただけ」と、きびしい。

尤も、禅とスシが大好きと言う日本通だけあって、なにもかもお見通し。

なにしろ、ここ数年、大企業が不祥事を起こすと決まって、実力会長が出てきて、ごますりレースでのし上がった使い勝手のいい社長のトカゲの尻尾切りで責任逃れする。

そして、こんな無能な実力会長ばっかが財界ゴッコに明け暮れる経団連。することと言えば、政府とお役所におねだりばっか。

その又、おねだりされる政治家はトップの首相からして皆目、経済に弱い、素人同然。知恵が搾り出せないから、口から出てくるのは「増税」と「TTP」。

財務相にいたっては「衰退」の諸悪の根源の「円高」に対し、「利害が一致しない協調介入は大変なことだ」と評論家気取りで処置なし。

一方、官僚はといえば、城山三郎描く、「官僚たちの夏」の、

国家の経済政策は政財界の思惑や利害に左右されてはならない」を信念に日本の発展を求めた人たちと似ても似つかず、ただ政治家を丸めて、省益や己の権益を求める。

しかも、この隙に乗じたのが、米国政府と外資。グローバル時代だと煽って、やれ市場開放だ、構造改革だと迫る。

ふと、気がつけば各企業のトップも事業もハゲタカファンドに支配され、日本の強みであった開発・研究費投資より配当だと方針まで様変わった、等々。

これでは衰退しないほうが不思議。さぞや泉下の松下幸之助や本田宗一郎、井深大氏がこの有様を見たら、どんなに歎くことやら?・・。

いやはや困ったものだが、これもあれも鼻持ちならぬ各界のエリート意識が生んだ結果。

もっと言えば、そんなバカしか教育できなかった日教組と文科省の誤った教育制度に源を発するのでは・・。

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野田首相が交渉参加を急ぐTPPのここがおかしい!?

2011-11-02 23:30:45 | Weblog

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日経新聞が、野田総理のTPP交渉参加の意向を固めた29日の翌日に、「TPP」の世論調査結果として、「『参加すべき』が45%で『参加すべきでない』の32%を13ポイント上回った」と報道している。

さすがわ経団連の応援団長、なんともタイミングの良い話、というか、復興増税に次ぐマスコミの「TPP押し?」。

だが、これは、マッシーパパの単なる勘ぐりでもなさそうで、「世に倦む日々」の管理人さんも「北海道新聞や河北新聞など地方紙が世論調査すればまったく違う結果になるはず」とおっしゃっている。

つまり、この手の世論調査はマスコミの情報提供次第で、どうとでもなり易いマター。

言うならば素人にわかりやすいように、メリットのみを強調して、できるだけ深層に横たわる問題を隠蔽すれば自在に操れるのものである。

だからこそ、賛成派は声高に、

TPPに参加しようが日本の農業は今のままではダメ」、

その農業はGDP比1.5%で、それをを守るために、残りの98.5%が犠牲になっている」、

お隣の韓国はすでに、EU、米国、豪州とEFTを結んでいる。このままでは日本だけが取り残される」等々、

国民を洗脳すれば、大概のものは「バスに乗り遅れたら大変」と賛成論に傾く。

それも、一気に結論を急がないと、復興増税が、北海道新聞の世論調査をキッカケに流れが代わったように逆転しかねないとも限らない。

ま~、それほど世論とは移ろいやすいもの。ましてや、TPPが問題だらけと分かれば、反対論が急浮上する。

だからこそ、政府関係者はメリットばかり訴えて、問題点を表に出さないのであろう。

ま、そのせいもあってか、正直、マッシーパパもなかなか是非を判断しかねていた。

なにしろ、日本の「食料自給率」を考えれば賛成しがたく、さりとて、参加しない場合の経済損失はなおさら容認しがたい・・。

とはいえ、なんとなく、重心が「反対論」に傾くのは、経済オンチで、財務省、経産省の木偶の総理がいやに、「APEC開催までの参加」結論を急ぐ胡散(うさん)臭さ

いわば、TV推理で言うところの「犯行」の匂いプンプンという奴である。

そこで、なぜ、結論を急ぐのか、マッシーパパなりに原因を探ってみました

ハイ、わかりましたよ、とんでもない事実が・・。

(1)まず、一番驚くことは「報道2001」で紹介された問題点

日本の交渉相手の米国政府は野党が過半数の議会の委任を受けていないという。

過去の例でも議会の承認なしに国際交渉を進めるのは異例、従って、交渉が終わってからも、「ここを直せ」と(議会側に)一方的修正を要求されることは十分考えられる。

又、参加国の企業から相手国に賠償請求を提起することを可としており、その場合、国内法は適用されず、非公開による第三者機関の裁定で決着される、いわゆる「ISD条約」が盛り込まれている。

実際、米韓FTAに於いてもそれがあり、韓国で「毒素条項(ISD)」をアメリカに押し付けられたとデモが起ったぐらい。

つまり、このように二国間協定のFTAでも問題が多いのに、TPPのような多国間協定なら、日本の細かい条件付けはないものねだり。

ましてや、ほぼ骨格の決まっているTPPに日本が途中参画して、要望がかなえられる余地はほとんど無い(?)。

その上、政府統一見解のように、一旦、交渉参加した以上、途中で気に入らないから抜けるなどありえず、米国のいいままになるのは必定。

又、政府の交渉方針のネガティブ方式(都合の悪いものだけ排除)だと、条約発効後、(条約に定めのない)新しいものが持ち込まれると、それを理由に拒否できない。

(2)以上のほかにも、根本的なデメリットが存在する。

その最たるが、日本の農業を崩壊させて、得られる経済利益が向こう10年間でたったの2.7兆円

年間に直せばわずか2700億円で、為替が1円、円高になると、トヨタ自動車で300億円、ホンダで150億円の営業減益になることを思うと、TPPに加入せず、円高対策に本気を出すほうがもっと、効果的。

いや、一歩譲って、TPP利益が生じたとしても、甘い汁を吸うのは輸出中心の大企業だけ。しかも、輸出企業の大半が禿げ鷹ファンドの支配する処で、回りまわって、アメリカにその利益を吸い上げられることになる。

一方、見捨てられた農業はというと、現在かろうじて39%の「食料自給率(カロリーベース)」がなんと14%に低下。

いいですか、もし、旱魃(かんばつ)とか何とかで世界的に食料不足を生じたときにどうなるでしょう。

あの中国のレアメタルのように、日中問題と引き換えに輸出をしないとなったらどうする?

いや、金を出せば、まだほかでも買える原材料はいい。しかし、世界のどこもが不足する食糧を果たして中国以外で買えるのか?

又、彼らは主張する。「TPP」は対中国への包囲網でもあると・・。

果たしてそうだろうか? TPPの条文には一切、軍事のことは書かれていない。ましてや、チリやニュージーランドなどが日本の防衛の橋頭堡であるはずがなく、

又、日米同盟深化が目的なら、他にも思いやり予算や米軍再編成の日本負担分で十分すぎるミカ締め料は払っているはず。

この上、何を貢がねばならぬというのか?

人は言う。野田佳彦はアメリカのポチだと。だからこそ、オバマの言いなり。少々、国益を損なってもオバマを喜ばすことならエンヤコラショだと・・。

実際、政府の内部文章に「日本が交渉参加を表明すれば米国は『日本の参加でTPPが本格的なFTA(自由貿易協定)となる』と表明可能になり、大統領の成果になる」趣旨の記述があるそうだが、果たして、それは日本の国益になるのか。

どうせ、次のないオバマといつ倒れてもおかしくない民主党政権で条約締結など、笑止千万な話。

そして、何よりも合点行かないのは、国民の負託を受けていない政権が、マニフェストにない「TPP」を、国民の了解を得ぬまま、見切り発車しようとする暴挙。

ご存知のように、マニフェストには似たような文言の、「米国との間に自由貿易協定(FTA)の交渉を促進し、・・」とはある。

だが、当の米国は二国間のFTAは韓国との締結でジエンド」だという。だからといって、総括協議しかできないTPPで代用するというのは無茶苦茶。

しかも、民主はマニフェストに、「緊密で対等な日米関係を築く」と、歴とした外交方針を定めている。

この野田ポチ外交のどこに、対等な関係があるというのか?

いやはや、マッシーパパとて、一国の総理をバカ呼ばわりなどしたくないのだが、やってることがこんな情けないお人だから、どうしても、「バカなノダ」総理とつい、言ってしまうノダ・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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