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本日(25日)のTV「ひるおび」の特集「党議拘束と造反議員」のゲストに菅内閣不信任決議で造反した松木謙公議員が生出演。
議員は時事通信の田崎史郎氏の、「消費税増税の造反と郵政造反に共通するものがある」の論に、
「郵政改革のときにはジュンイチロー氏の積年の思いがあったが、”シロアリ発言”に見られるように、国民を平気で騙す野田首相のそれと比べるのは納得できない」と反論。
ま~、田崎氏とすれば、かたやは「命」を掛け、こなたは「政治生命」をかけ、必死の覚悟を示した点で、”同じ”と見立てたのだろうが、どうやら、筋を通すのが政治家の「信念」と一途に思うケンコウ氏には通じなかったようである。
しかも彼は、いかに「党議拘束」がかかっていようと、自らが政治信条に反すると思えば反対するのが「政治家」、むしろ、その是非の判断は選挙民がするものと確信しているのである。
至極正論! マッシーパパなどは、政党の党議拘束こそ問題、いわんや、国民の信を踏みにじった法案に、党議拘束は大いに問題、憲法違反の疑いさえあると思っている。
即ち、看過できない問題の一つに、憲法第51条「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない」に抵触すること。
なるほど、通説では、この条文は「院外の公権力の干渉を排除する」ことが趣旨で、
「党所属の国会議員を政党内部において政党の処罰をすることは禁止されていない」と、合憲となっている(「wikipedia」ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E8%AD%B0%E6%8B%98%E6%9D%9F)。
とすれば、この条項こそが、大いに矛盾するといえる。
なんとなれば、マニフェストに堂々、増税をうたっていた自民党はともかくも、マニフェスト詐欺をした民主は直近の総選挙で、院外(の選挙民)から責任を問われること必定であるからだ。
ま~、これも、党議拘束のない国のアメリカさんから押し付けられた憲法ゆえに、
まさか、日本の国会で選挙公約と間逆の法案が党議拘束されるなど、誰も想定外だったのだろう。
次に、問題は、公職選挙法である。
そもそも、現行では比例代表議員と違って、選挙区議員は直接、国民から議員の人となりを信じて選ばれている。
卑近な例で言うと、右から左まで寄せ集めの自民や民主の候補を選ぶ際、
日頃の言動から保守系の議員と信じて選んだ人が、党議拘束がかけられたからといって、「人権救済法案」や「外国人参政権」に賛成の票を投じたのでは仰天、もはや、選挙の意味がなくなるのだ。
つまり、これでは候補者を見て選ぶ必要がなく、いっそ、全議員、党名を書いて選ぶ比例代表制に移行させるべきである。
次に、第三の問題は上掲wikipediaの説明にもあるように、日本の政党に党議拘束が連発されるその背景には、議員立法を良しとしない風潮、
その最たるものが、民主政権で、小沢氏の提唱した「内閣一元化」で議員立法を禁止した事例。
早い話、みこしは軽いほどいいが、担ぐのも頭の軽いやつがいいという、あの国会議員を「自動スタンプ認証器具」扱いした類である。
ここんところはマッシーパパのエントリ、「政権交代しても”政治主導”が進まないそのわけとは!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-16b7.html)」で明らかにしたが、
政治家が議員立法、一つ作れないようでは、歌を忘れたカナリア同然、何の価値もないのはいうまでもない。
だからこそ、党議拘束がなぜ、問題なのか、今改めて、訴えるところである。
ともあれ、民主党がこんな児戯にも等しいことがわからぬ政党に成り果てたことは哀れ!、ジ・エンドも遠からぬことであろう・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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