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いや~、驚きました! ネット右翼のオピニオンリーダー、マッシーパパも大先輩として一目置く、あの「アジアの真実」が又々、飛ばし記事。
ご記憶の方はこのブログのエントリー、「鳩山代表が中韓両大使に会っただけで右系ブログが大騒ぎ? 一体どうなってるの!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-b0e7.html)」で、彼の記事の行き過ぎを指摘したのをご存知ですよね。
今度は先日の、「くらま」と韓国船の衝突事件を取上げ、28日のFNN報道を鵜呑みに、一方的に韓国船の不注意から、国民の血税で作られた護衛艦が壊されたと決め込んでいるのです。
しかも、鳩山首相が、「韓国船が海上保安庁の指示に従い航路を変更していた」ことを踏まえて、「日韓関係にいささかでも差し障りがあるようなことにならないように」と慎重な対応を指示した」のに対しても、「日本国の首相が公に口にして良い言葉ではありません」と批判しているのだ(http://ameblo.jp/lancer1/entry-10375586269.html)。
よほど鳩山氏が、外交に国政に頑張っているのが面白くないのでしょうかね・・。
それにしても、このブログは十分情報を分析せずに書き急ぐ傾向があるようだ。しかも、引用する記事がいかにも偏向的。
いつもなら、彼は保守反動派の「産経」記事を引用するのだが、あいにく同日の記事は「【護衛艦衝突・炎上】狭い海峡、船の難所 任務後…イージス事故と類似?(http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/091028/dst0910280124002-n2.htm)」と、むしろこのたびは批判的。
記事にも、過日の自衛艦不祥事を例に、「なぜ、こんなことが続くのか」と書いているのでわざとスルーしたのでないだろうか?・・。
ともあれ、「毎日」でも「管制官助言後に衝突 交信が事故誘発か(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091029k0000m040133000c.html)」と交信が事故の一因になった可能性もあると韓国船の非を断じていない。
又、「読売」でさえ、「護衛艦衝突、海保誘導が原因か(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091028-OYT1T01369.htm)」と、管制官が「くらま」には衝突直前まで注意を促していなかったと報じているのだ。
幾ら、韓国が嫌いだからといっても、これで、「韓国船の不注意」と断じるのは偏見か捏造といわざるを得ない。
いや、もっとえげつないブログがある。「PJnews」の大森勇三氏は「やっぱり信頼できない韓国の新聞、護衛艦事故はスルー」と題し、
「韓国の大手新聞紙である中央日報と朝鮮日報の各日本語電子版ではまったく伝える様子がない。旗色が悪いのか、まったくのスルー状態だ(http://www.pjnews.net/news/374/20091030_5)」と、書かないのは韓国のご都合主義だといわんばかりである。
ま、推理小説で言うところの「アリバイ」を言えないのは「犯人の証拠」と決め付けるやり方と同じ手法。
犯人でなくともアリバイをいえぬ場合だっていくらでもありますよね。でも、この場合は笑っちゃういました。この記者が「日本語電子版」にあるのをただ見つけ出せなかったというだけ。
れっきと、「日本の海上で自衛隊護衛艦と韓国船舶が衝突(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=122097&servcode=400§code=430)」と「中央日報」が掲載しているのである。
ま~、たかがブログとはいえ、ネトウヨ(ネット右翼)がバカを書きたてるほど、あちらさんに「そら見たことか、何でも朝鮮のことを悪く書く」と逆に攻撃材料を与えるのである。
だからこそ、鳩山首相は調査結果がでるまで「慎重に」というのであろう。
ま、ブロガーもネトウヨを煽るのもいいが、記事だけは真実を綴るようにしないと、却って、国益を損なうだけ・・。
ともあれ、海難事故の原因究明や勧告は08年10月の組織改革により海難審判所から、国土交通省運輸安全委員会に移管されたようである。勿論、事故原因の究明は第7管区海上保安本部も海自もそれぞれがあたるそうであるから、しっかりと、解明してほしいものである。
尚、究明の際にはぜひ、「くらま」の炎上鎮火になぜ、10時間半もかかったのか。もし、これが戦闘状態なら、とっくに沈没させられていただけにむしろこちらのほうがマッシーパパには大問題だと思うのだが?
そして、この事故の2日後にも、錨泊(びょうはく)中の海自掃海艇に漁船が衝突、双方の見張りが不十分だった可能性があるとみて事故原因を調べていると聞くが、北沢防衛相も軽口たたく暇があれば、自衛艦の事故防止策に頭を絞ってはどうであろう・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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