マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

偏向記事?それとも捏造? ネトウヨブログが、「くらま」と韓国船衝突事件で鳩山首相叩き!?

2009-10-31 19:01:54 | Weblog

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いや~、驚きました! ネット右翼のオピニオンリーダー、マッシーパパも大先輩として一目置く、あの「アジアの真実」が又々、飛ばし記事。

ご記憶の方はこのブログのエントリー、「鳩山代表が中韓両大使に会っただけで右系ブログが大騒ぎ? 一体どうなってるの!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-b0e7.html)」で、彼の記事の行き過ぎを指摘したのをご存知ですよね。

今度は先日の、「くらま」と韓国船の衝突事件を取上げ、28日のFNN報道を鵜呑みに、一方的に韓国船の不注意から、国民の血税で作られた護衛艦が壊されたと決め込んでいるのです。

しかも、鳩山首相が、「韓国船が海上保安庁の指示に従い航路を変更していた」ことを踏まえて、「日韓関係にいささかでも差し障りがあるようなことにならないように」と慎重な対応を指示した」のに対しても、「日本国の首相が公に口にして良い言葉ではありません」と批判しているのだ(http://ameblo.jp/lancer1/entry-10375586269.html)。

よほど鳩山氏が、外交に国政に頑張っているのが面白くないのでしょうかね・・。

それにしても、このブログは十分情報を分析せずに書き急ぐ傾向があるようだ。しかも、引用する記事がいかにも偏向的。

いつもなら、彼は保守反動派の「産経」記事を引用するのだが、あいにく同日の記事は「【護衛艦衝突・炎上】狭い海峡、船の難所 任務後…イージス事故と類似?(http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/091028/dst0910280124002-n2.htm)」と、むしろこのたびは批判的。

記事にも、過日の自衛艦不祥事を例に、「なぜ、こんなことが続くのか」と書いているのでわざとスルーしたのでないだろうか?・・。

ともあれ、「毎日」でも「管制官助言後に衝突 交信が事故誘発か(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091029k0000m040133000c.html)」と交信が事故の一因になった可能性もあると韓国船の非を断じていない。

又、「読売」でさえ、「護衛艦衝突、海保誘導が原因か(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091028-OYT1T01369.htm)」と、管制官が「くらま」には衝突直前まで注意を促していなかったと報じているのだ。

幾ら、韓国が嫌いだからといっても、これで、「韓国船の不注意」と断じるのは偏見か捏造といわざるを得ない。

いや、もっとえげつないブログがある。「PJnews」の大森勇三氏は「やっぱり信頼できない韓国の新聞、護衛艦事故はスルー」と題し、

「韓国の大手新聞紙である中央日報と朝鮮日報の各日本語電子版ではまったく伝える様子がない。旗色が悪いのか、まったくのスルー状態だ(http://www.pjnews.net/news/374/20091030_5)」と、書かないのは韓国のご都合主義だといわんばかりである。

ま、推理小説で言うところの「アリバイ」を言えないのは「犯人の証拠」と決め付けるやり方と同じ手法。

犯人でなくともアリバイをいえぬ場合だっていくらでもありますよね。でも、この場合は笑っちゃういました。この記者が「日本語電子版」にあるのをただ見つけ出せなかったというだけ。

れっきと、「日本の海上で自衛隊護衛艦と韓国船舶が衝突(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=122097&servcode=400&sectcode=430)」と「中央日報」が掲載しているのである。

ま~、たかがブログとはいえ、ネトウヨ(ネット右翼)がバカを書きたてるほど、あちらさんに「そら見たことか、何でも朝鮮のことを悪く書く」と逆に攻撃材料を与えるのである。

だからこそ、鳩山首相は調査結果がでるまで「慎重に」というのであろう。

ま、ブロガーもネトウヨを煽るのもいいが、記事だけは真実を綴るようにしないと、却って、国益を損なうだけ・・。

ともあれ、海難事故の原因究明や勧告は08年10月の組織改革により海難審判所から、国土交通省運輸安全委員会に移管されたようである。勿論、事故原因の究明は第7管区海上保安本部も海自もそれぞれがあたるそうであるから、しっかりと、解明してほしいものである。

尚、究明の際にはぜひ、「くらま」の炎上鎮火になぜ、10時間半もかかったのか。もし、これが戦闘状態なら、とっくに沈没させられていただけにむしろこちらのほうがマッシーパパには大問題だと思うのだが?

そして、この事故の2日後にも、錨泊(びょうはく)中の海自掃海艇に漁船が衝突、双方の見張りが不十分だった可能性があるとみて事故原因を調べていると聞くが、北沢防衛相も軽口たたく暇があれば、自衛艦の事故防止策に頭を絞ってはどうであろう・・。

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「貴方には言われたくない」といわれないように、先ず、自民党がザンゲして過ちを悔い改めるべきでは!?

2009-10-30 20:40:28 | Weblog

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民主党の小沢幹事長は28日、自民党の谷垣総裁ら野党3人の衆院代表質問を聴き、党幹部に「再質問すればよいのに。(谷垣氏らは)根性ないなあ」と感想を漏らしたとか。

今をときめく小沢氏にとって、谷垣氏はともかくも、代表質問に立った中村康稔(やすとし)や井上義久氏はその他大勢の「ら」になるようだ・・。

なるほど、幹事長の性格からすれば、「打たれたら打ち返せ」と言いたいのだろうが、果たして、根性の問題だろうか?

小沢氏も鳩山由紀夫首相の答弁に、「ケンカを売っているようにならず、ちゃんと反論してよかった」とほめたように、むしろ、(首相に)見せ場を作った谷垣氏の質問にこそ問題があったというべきだろう。

なぜならば、首相が「あなた方に言われたくない」と繰り返した、その質問を振り返って見ればそれがよく分かる。

即ち、「100兆円にならんとする民主の予算がばら撒き」と批判すれば、当然、自公政権の「補正予算とあわせた102兆円の予算」を引きあいに出されるのは目に見えている。

又、その予算の財源を「埋蔵金に求めるのはフィクション」と言えば、「埋蔵金がないといって、飛びついたのはどこの誰か」と返されても仕方ないよね。

それにしても、どうして、自民党という先生方は、こうも学習能力が無いのだろう。

だって、あの選挙中に、麻生氏が民主のネガティブキャンペーンで、「民主のマニフェストはバラまきだ。財源の裏打ちがない」と批判した際にも、鳩山氏から「与党は財源問題をおっしゃるが、あなた方に言われたくない。無駄遣いし放題でお金を垂れ流し、足りなければ国債を発行してきているではないか」と反論されているのである(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090728/elc0907281858012-n1.htm)・・。

ましてや、(谷垣氏があえて質問したのなら)首相に同じことを言われて反論出来ないようでは、そりゃ、小沢氏から「根性なし」といわれても仕方ないかもよ。

ま~、谷垣氏というのは顔を見ても分かるように見るからに「草食系男子」。ここがもし、肉食系の河野太郎なら、「なんじゃこら」とルールにない再質問もやったかも。

そして、「戦後行政の大掃除」と大上段から政治の改革を訴えた「友愛」の鳩山首相なら、それも国会の「因習打破」かもと大いに受け入れたのでは・・。そこん処を読めないのでは、自民は出端から完敗だわな・・。

ま、それはともかくも、首相は言いました。「戦後行政の大掃除」として、「行政内部の密約や省庁間の覚書も世の中に明らかにしていきます」と・・。

そう、国民が何よりも一番知りたかったことなのです。

それを首相が、「あなた方に言われたくない」と答弁をはしょれば、国民はなんとなく、「今の負の遺産が自公政権、なかんずく小泉改革の失敗にある」と分かりはするものの、何がどう間違っていたのか、具体的なことは知るべくもないのです。

たとえば、「なぜ、かんぽの宿売却が問題だったのか」ということも、憶測は数々あっても、真相はいまだに明らかにされていません。

又、小泉・竹中改革の元になったといわれる米国の日本への「年次要望改革」がなぜ大手を振るようになったのか。そもそも、「年次要望改革」の前身だった「日米構造協議」は日米貿易不均衡の是正を目的としてスタートしたはずである。

それが、いつの間にか、米国の日本支配へと形を変え、ジュンイチローが「ブッシュの犬」に落ちぶれていった元にもなったのである。ならば、何が一体原因であったのか、自民党の凋落につながっただけに、谷垣氏ならずとも知りたいところであろう。

さらに、小沢氏の親分の金丸防衛庁長官が始めて、在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まった、「思いやり予算」がなぜ、年々、膨(ふく)らんでいったのか。

そして、今では、思いやりとは程遠い、2千万円を超えるまでになっているが、ホンとにその必要があったのか。

いや、それどころか、米軍が世界情勢に対応するため、勝手都合で再編するのになぜ、日本が3兆円に及ぶ負担をせねばならないのか。なかんずく、米軍基地一つとっても、なぜ普天間を10年以上も放置せねばならなかったのか、不可解な話ばかりである。

そして、このほかにも、外務省機密費や官房機密費など、国家の大事な税金を何を何に使ったか分けの分からないまま、のうのうと許してきたのか・・。

とにかく、不可解な問題を上げだせば切りがないほど、国民は聞きたいことだらけであるけである。

今もし、民主がこれらをつまびらかにすれば、おそらく、これからは仮に、政権党が行き過ぎた行動をしても、次の政権で徹底的に明らかにされ、手痛い目にあうというよき慣例を築くことになる。

逆に、その悪習を、民主が権力の維持に取り込もうとすと、永遠に「大掃除」等できっこないのである。

鳩山由紀夫氏が大政治家の祖父一郎氏を超えるかどうか、ひとえに「大掃除」の出来具合にかかっているのである。ぜひ、旧悪を一つ一つ明らかにしてほしい。そのことこそ、民主の長期政権が保証されるのにつながるのでないだろうか・・。

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これも官僚の抵抗? 共同通信に情報リークして民主批判を煽る!?

2009-10-29 18:55:06 | Weblog

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いや~、なんとも分からない話である。「産経」記事によると、「首相答弁 官僚に丸投げ」と題し、官邸が首相や官房長官の臨時国会での質疑について各省庁に「答弁メモ」を作成するよう、指示していたと言うのだ。

それもご丁寧に、「首相にふさわしい格調高い表現」を要求した上で「質問の趣旨を踏まえた簡潔な内容」にし、「結論を先に述べる」ようにと、文書の書き方まで指南したとか(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091027/plc0910270201004-n1.htm)・・。

どうやら、総務官室が前政権からの慣例で勝手にやっていたようで、首相も官房長官も指示を否定、早速、官房長官が改めて指示を撤回したそうな(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091027/plc0910271800021-n1.htm)。

そらそうだろう!鳩山政権は「脱官僚」を旗印に政治主導を売り物にしているのに、前政権同様、官僚におんぶに抱っこではカッコがつかない。それより何よりも、首相の「所信表明」演説は官僚の作文と決別、首相が口述したものを彼の腹心である松井孝治内閣官房副長官が文章に起こしたもの。

となれば、何ゆえ、官僚に「答弁メモ」を書かせねばならないのか、理屈に合わない話ではある。

面白いのは、この日の「朝ズバッ!」、コメンテーターが推察だと一応、断りを入れてはいるが、「記事を配給したのは共同通信だが、おそらく官僚からリークしたものと思う」と前置きし、「一発、オープンにしてやろう」と暴露したと解説している。

ま~、事実とすれば、なんとも浅ましい官僚の根性かよと驚くばかりである。

ともあれ、笑ってばかりいられない。たまたま、このケースは誤解であったけど、これから、国会で与野党熾烈な戦いをしていかねばならないのだ。

しかも、小沢幹事長が官僚の国会答弁を禁止する構えをみせるなど、間違いなく、大臣始め副大臣、政務官が官僚の助けを求めず、答弁をこなしていかねばならない。

とすれば、おのれの発言に責任を持たねばならないのに、又々、北沢防衛相が妙ちきりんな発言をしてしまった。

それは、「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)へ移設する現計画について「国外移設や県外移設という我々(民主党)の選挙公約をまったく満たしていないと認識するのは間違いだ」と述べ、容認する姿勢を改めて示唆した」と言うのだ。

いやはや、どうしょうもない御仁である。マスコミが「衆院選マニフェストで米軍再編計画について『見直しの方向で臨む』としており、現行の再編計画をそのまま認めることはこれと矛盾する」と追及するのも当然である。

これには、さすがわ、鳩山首相が、「認めたわけでない」と否定におおわらわであるが、明らかに閣内不統一のそしりは免れないだろう。

と言うより、このまま、野党の追及を受ければ、官僚の答弁を封じられているだけに大混乱。まさに修羅場となるのは間違いない。

一体全体、どうして、こんなお調子者が大臣になったのだろうか?

何のために野党時代にネクストキャビネット制度があったのか疑問に思わざるを得ない。本来なら、英国の「影の内閣」をまねて作ったものだろうが、それなら、どうして真髄をまねようとしなかったのか。

かの国では、野党の影の内閣と言えば、国会にネクストキャビネット室を設けているほど権威の高いもの。当然、政権交代すれば直ちにそのまま大臣に就任するのだ。

一方、日本の場合はどうだろう。鳩山代表の下に「次の内閣(ネクストキャビネット)」だったもので、何らかの大臣になったものはたったの6人。しかも、過去に、同じ大臣を経験したものは、原口一博(総務大臣)、長妻明(年金担当大臣)、千葉景子(法務大臣)ぐらいのものである。

件(くだん)の北澤俊美氏など、鳩山、官、岡田、小沢のどの「次の内閣」にも、選ばれなかった、いわば急造大臣なのである。

では、「次の内閣」ってなんだったのか。ベースボールでいう、ネクストバッターサークルでウォーミングアップをしていたのでなかったのか?

それとも誰も予期せぬほど、政権交代がはやまってしまったから、単なる「政権ごっこ」でお茶を濁していた付けが回ってきたとでもいうのか・・。

ともあれ、早急に内閣のタガを引き締めないと、小沢氏から、又々、閣僚に雷が落ちるのでは・・。

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官僚殺すにゃ刃物はいらぬ 「大臣命令」の一つもあればいい!?

2009-10-28 16:31:28 | Weblog

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日刊ゲンダイに「いよいよ反撃開始”長妻VS厚労官僚”バトル」と題し、「長妻昭厚労相は15日、来年度予算の概算要求で、官僚OBが在籍する天下り法人への補助金や貸付金などの支出総額(約7000億円)のうち、2割強に当たる約1600億円を削減した。決め手は“伝家の宝刀”の”大臣命令”だった」と記事にしている。

確か、以前にも日刊ゲンダイは、「厚労省の官僚たちが長妻大臣の不得手とする労働行政について、連日ブリーフィング。おかげで、大臣の頭をパニクらせて、彼の官僚攻撃を鈍らせている」と報じていたから、その意味で「反撃」とタイトルがついたのであろう。

そして尚、記事は、「大臣命令は国家行政組織法に基づき、各府省の大臣が出すことができる。 命令に逆らった場合、懲戒免職など人事権の行使が可能。菅直人副総理が厚生相の時、官僚たちが『ない』とシラを切っていた薬害エイズ資料を出させるのに使ったのもこれだ。

『長妻なんて大したことはない。決断できない“ミスター検討中”にオレたちのクビは簡単に飛ばせない』と高をくくっていた官僚は真っ青に違いない。と政治評論家の山口朝雄氏・・」と続く(http://news.livedoor.com/article/detail/4402563/)。

そういえば、あの岡田外相が就任早々、核や沖縄返還の密約をかたくなに否定していた外務省に「大臣命令」を発令し、11月末をめどに結果を報告するよう、藪中三十二外務事務次官に下命。勿論、彼もいとも簡単に協力を約したとか。

それほど、霊験新たかな「大臣命令」の根拠法である国家行政組織法とは・・。

どうやら、行政機関の組織管理のルールを定めたものらしく、その中に大臣の権限が規定されているようだ。それによると、

第10条に「大臣はその機関の事務を統括し、職員の服務について、これを統督する」とあり、

第14条2で「大臣は所管の機関及び職員に対し、訓令、又は通達を発することができる」とする。

つまり、もし、大臣の命令に従わず、若しくはサボタージュした場合、国家公務員法82条2項、「職務上の義務に違反し、又は職務を怠つた場合」に該当し、免職、停職、減給又は戒告の処分をうけるということになるのだろう。

なるほど、この手を使えば、官僚のよりどころとする「無誤謬の原則」の厚い壁も打ち破れるというもの。ましてや、官僚の首は切れまいと、民主政権の大臣を愚弄する官僚どもには恐ろしい武器になるはず・・。

処で、「朝ズバッ」のみのもんたでないが、「天下り対象法人が4504法人、天下り役人が25245人、独立法人等に交付している補助金が年間12兆6千億円」もある。

これを長妻流で、2割カットしても、補助金関係だけで2.5兆円も削ることができるのだ。となれば、行政刷新会議で態々、なれない査定をしなくても概算要求段階でもっと、絞れていたのではないか。

尤も、長妻氏は来年度予算の概算要求する前に伝家の宝刀を抜いたのだが、後から、他の大臣があわてて抜いても「遅かりし由良の助」に違いないのだが・・。

と、あきらめていたら、長妻「大臣の命令」の威力はまだ終わっていなかったようだ。

なんと、今度は提出済みの概算要求から2兆円の削減を目指すよう省内に指示したと言う。なんとなれば、厚労省の10年度概算要求がそれでも09年度予算より5.7兆円(事項要求2t兆円含む)も上回ったからとか(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091025ddm002010106000c.html)・・。

ま、それにしても、同じ鳩山内閣の大臣でもえらい違い。

このように、「脱官僚・政治主導」一つとっても、かたや、長妻大臣のように、いうことを聞かないなら聞かせましょうと、「伝家の宝刀」を抜くのもいれば、根性なしの赤松農水相のように、早々と敵の術中に陥って懐柔されてしまうのもいる。

そんなに効果があるんなら、今からでも遅くないから、山田正彦副大臣に「副大臣命令」でも出してもらうか?・・と、思ってもそうも行かないのが法律。副大臣には「伝家の宝刀」がないそうですよ・・。

ともあれ、何事もここぞと言うときにでっかいことのできる人は腹が座っているということだろう。ホンとに真剣に改革に取り組む人は窮地に陥っても自ら活路を開くと言うことか。

逆に出来ない男は、人に取り入って、その権力のおこぼれに預かるだけなのかも。ホンと、大臣もさまざまだわね・・。

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参院補選2勝にも手放しで喜べぬ「選挙の神様」の憂鬱とは!?

2009-10-27 13:51:20 | Weblog

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参院神奈川、静岡の両補選で民主が2勝した。この勝利は大きい。なんとなれば、民主党の参院議員は現在108人(江田五月議長を除く)で、これに国民新党、新党日本と無所属の一部議員を加えた統一会派は118人。

それに今度の2人を加えれば過半数の121人まで後一人である。但しこれも、与党系無所属の糸数慶子氏や川田龍平氏が一人でも会派入りすれば、文句なしの過半数になり、社民党の同意がなくても法案を成立させることが可能になるからである。

尤も、選挙至上主義の小沢幹事長はこんなことで満足していない。来年7月の参院選で、民主が単独過半を制すること。そして、その先の次期衆院選でも小沢チルドレンらの再選で初めて、彼の想いが完結するのである。

勿論、小沢氏も認めているように、参院単独過半数は容易なことでない。ましてや、衆院新人議員たちの再選は小泉チルドレンの例もあるので、いっそう困難なことである。

だからこそ、新人研修を放(ほ)って、内閣の「事業仕分け」に借り出されたことに氏は激怒したのであろう。

ま~、「選挙あっての党」「政治は数」と公言してはばからない小沢氏だけのことはあるのだが・・。

果たして、このような強引なやり方がいつまでも有権者に受け入れられるのであろうか? 

「毎日」も「威光増す小沢幹事長 次期衆院選も見据え」の記事に、「首相官邸と党の冷え冷えとした関係は、たとえ、政府・党分離のシステムが原因としても・・」と婉曲的に疑問符を投げている(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091026ddm003010108000c.html)・・。

閑話休題。処で、今回の補選の結果だが、マスコミがいうように、民主が今後の政権運営に自信をもてるほどの勝利だったのだろうか? とてもマッシーパパにはそう思えないのだが・・。

何よりも、気になるのはその補選の投票率の低さだ。神奈川で28.67%、静岡で35.64%とはちと酷すぎる。又、それぞれの当選者の得票数を全有権者数で除した得票率で見ると、神奈川が13,9%、静岡が18.4%でしかない。これではとても民意を反映したとはいえない数字なのだ。

おまけに、自民党が衆院選で惨敗したばかりで、業界・団体の自民党離れも加速。そして公明党の自主投票という“三重苦”を抱えた中での選挙戦だっただけに、民主が勝って当然。むしろ、「選挙の神様」が喜べるような成績ではないだろう。

しかも、同時に行われた地方選挙に目を向ければもっと深刻。なんと、民主が推薦した候補があちこちで惨敗しているのである。

大きなところでは宮城県知事の現職に挑んだ遠藤氏が大敗。川崎市長選の福田氏も現職にとどかず、長野市長選にも新人小林氏が惨敗を喫している(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091026-OYT1T00080.htm)。

いや、それだけでない。ほかにも民主党の推薦を受けた市長候補者の内、当選したのは熊本の玉名市と埼玉の越谷市だけ。一方、負けたのが、八戸市(青森)、にかほ市(秋田)、鶴ヶ島市、ふじみ野市(以上埼玉)、鎌倉市(神奈川)等々である(http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910250263.html)。

処で、わが町、神戸市の結果はいかがなったであろう? 勿論、「選挙の神様」と矢田候補が野合したのだから、勝って当たり前であるが、なんと、勝ちは勝ちでも、その差はたったの7800票。

しかも、興味を引くのはその差だけでない。「読売」の出口調査によると、小沢氏があれほど、選挙前に「自民の応援を貰わないね!」と単独推薦を強調したはずなのに結果はま逆。

自民党支持者層が矢田氏に投票したのは45%、樫野氏の40%を上回ったのに、肝心の民主党支持層の投票先は矢田氏45%、樫野氏の42%とほぼ互角。

又、自主投票を宣した公明党の支持層は矢田氏に4割しか投票せず、5割以上が樫野氏支持。

そして、肝心の無党派層はというと、54%が樫野氏を支持、矢田氏は30%にとどまったというのである(http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091026-OYO1T00559.htm)・・。

早い話、選挙に勝ちはしたものの、その実態は水面下で応援していた自民党市議団のおかげでかろうじて首がつながったという次第だ。

ことほど左様に、いち早く地方の流れが変わりだしたと言うことかも。あれほど総選挙前には民主が支持すると言うことだけで新人でも地方選を制したのがまるで嘘のよう。有権者が政権に距離を置きだしたかのように・・。

自民党の大島幹事長が補選敗退の感想に、「この選挙戦の前に、国会で鳩山政権と論戦することができなかったのが残念だ」と悔やんだと聞くが、全く与太話と無視できない選挙結果でもあるのだ・・。

つまり、有権者は長い間の自公政権の圧政に倦み、「政権交代」を望んだが、それが実現してしまえば、今度は政治が変わることにしか関心がない。つまり、本気になって、民主が改革に取り組まないと、選挙巧者というだけでは勝たせてもらえなくなる。

ま~、今はまだ自民党も衆院選の惨敗ショックの傷が癒えていないし、解党的出直しを図る勇気も持ち合わせていない。

従って、国政選挙はかろうじて民主候補に分があるだろうが、地方選挙はそうは行かない。地方ほど圧政の傷が深いのだ。

そのため有権者は、「自民党はもう勘弁してくれ。だからといって、候補者なら誰でもいいという民主も、なおさらご免」だと、離れていくのでないだろうか。

となれば、いずれ、自民の凋落と同じように、民主の政策が国民目線から離れていけばいくほど、同じ道をたどらないと誰も補償できないのである。

従って、民主党が来年7月の参院選までに、何か「政権交代」のおかげと思わすような結果をださない限り、いつ、潮目が変わってもおかしくないのだ。

それほど、民意とは移ろいやすいもの。だからこそ、このことはいかな「選挙の神様」でもどうにかなる問題でもない。

このことをよく理解しないと、折角、神奈川補選に当選した、有能な金子洋一氏でも、折角射止めた参院の議席が来年夏までの短命に終わりかねないのである。

ま~、マッシーパパがいうまでもなく、この結果に一番苦い思いをしているのが「選挙の神様」でないだろうか・・。

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人を公正に裁くべき法廷が時には殺人の加担者になる? もう一つの足利事件に見る司法のおごりとは!

2009-10-26 09:33:50 | Weblog

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突然ですが、マッシーパパは「最高裁判所裁判官国民審査」ほど、ばかげた制度はないと思う。何しろ、誰がどんな裁判をしたのかほとんど分からぬまま、最高裁判事を国民が審査しなければならないのだ。

だからこそ、衆院選の都度、これまで40回実施してきたが、一人として罷免されたものはいない。しかも、総選挙のついでに行われるとはいえ、1回に6億円経費がかかるそうで無駄の最たるものでないだろうか。

が、それでもやめられないのは、この制度がGHQによって日本国憲法に明記させられてしまったからだとか(wikipedia)・・。

処で、「何を今頃、マッシーパパは・・」と疑問をもたれたとお思いだが

実は数日前の報道ステーション特番で、「足利事件」の冤罪の源を作った(当時の)最高裁・亀山継夫裁判長の無責任発言を耳にしたからである・・。

事件の経緯はマッシーパパの「冤罪はなぜ起こる! 足利事件DNA型不一致の責任は誰が取るのか?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a720.html)」に譲るとして、かの御仁の傲慢さはいただけない。

この事件にいち早く疑問を持ってライフワークのように取り組んでいる元フジTVの長野智子女史が突撃取材をしたものだが、彼女が冤罪に泣かされた「菅家さんに一言侘びを」と質問をなげかけたら、なんと「何も無い」の一言。

それでも、彼女がやっとの思いで、御仁の重い口を開かせて聞き出したのが、

客観的、主観的に遺憾。だからと言って、自分が悪かったと言う問題でない 

裁判は出てきたものだけでしか判断できない。問題があるというなら警察か検事

公判廷で犯人が自白していることこそ問題(実際、菅家さんは1審で自白を認めているが、彼は法廷に取り調べた刑事が来ていると恐れてたからと告白) 

「(判事の)無誤謬の原則」の制度的にいっても謝罪すべきでない 

再審請求も証拠になる決定的なDNA鑑定が出されていなかった(冤罪の決め手になった押田教授の鑑定はすでに最高裁に提出されていたのでこれは御仁の誤解?・・)等々。

いや~、古館キャスターも怒りましたよ。マッシ^-パパもカンカン・・。

これが最高裁の判事、しかも菅家さんを冤罪に苦しめた裁判長の言葉かよと。おまけに、終始、「他人事」、下級審に責任があって、自分は直接の当事者でないとまで言いきっているのだ。

ではなぜ、こんな社会常識に外れた考えをいとも平気で言えるのだろうか。きっと、彼ら裁判官の心奥には

裁判は崇高なものだ。裁判官の役割はあくまでジャッジメントで、ジャッジに誤謬などなく、あるとすれば誤謬を引き起こした証拠に問題がある、と妄信している。 

日本の訴訟の99%が有罪という神話を信じている。つまり、検察は公訴の段階で勝ち目のないものはあげてこないと前提においているのだ。しかもこの御仁、あいにく検事出身の判事でもあるからなおさら。 

裁判官が仮に、過ちを自認しても、絶対、司法の権威のためには公にそれを口に出来ない暗黙のおきてがある(あの袴田事件の誤判に関わった熊本典道元判事は後に告白。自分はこの事件で無罪と信じたが裁判長ともう一人の判事に押されて偽りの判決をした。そのため、後になって呵責の念から職を辞し、そのことをカミングアウト。そしてその後、彼の再審請求の支援を約束したと言う)。

つまり、霞ヶ関と同じ「無誤謬の原則」という厄介な決まりが彼らの絶対的重石になっているようなのだ。

だが、100歩譲っても、今回は違う。この事件の唯一の証拠となったDNA鑑定が誤っていたのだ。しかも、DNAの権威押田教授の鑑定を最高裁に提出、再審願いを出している。

それを門前払いした責任は重く、「無誤謬の原則」や「誤判の罰則なし」を御旗に「責任なし」を主張するのでは「正義」がおかしくなってくる。いや、「最高裁の権威」が揺らぐことにもなる・・。

閑話休題。さて、DNA冤罪事件はこれだけで終わらない。マッシーパパはもっと恐ろしいものを去る8月にもTVで見ているのだ。

それは、「ザ・スクープ」の「”第二の足利事件”は国家権力による殺人か!?」である。

特番の内容をかいつまめば、「精度の低いDNA鑑定によって17年以上自由を奪われた足利事件の菅家利和さん。一方で、全く同じDNA鑑定が有力な証拠となり殺人事件の犯人とされ、死刑判決が下り、足利事件DNA再鑑定への動きが固まった直後に、刑が執行された男がいる。いわゆる「飯塚事件」の久間三千年元死刑囚だ。彼は死の直前まで一貫して無実を訴え続けていた…。」である(http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/)・・。

とにかく酷い。自白も直接証拠も一切ない事件である。あるのは制度の低いDNA鑑定。それも足利事件で信頼性を否定されたにもかかわらずである。

それを、TVが問題視するように、足利事件のDNA再鑑定が認められた直後にである。あたかも司法ぐるみで隠蔽するかのように、麻生内閣の森英介法相が抹殺(?)したのである・・。

勿論、弁護団は、「死後再審」を目指すという。ぜひ、国家犯罪を糾弾するためにも頑張ってほしいと思う。

それにしても、最近の日本の司法は何か変。検事にしろ裁判官にしろ、絶対的権力を無節操に行使しすぎるように見えてならない。

あの小沢秘書事件もそうだったが、あの微妙な時期に立件するのは国策捜査だと問題視されたがいまだに決着がついていない。

権力は大きければ大きいほど、国民のために慎重に行使されるべきである。ましてや国民の命をあぶくのようにもてあそぶのは絶対に許されない。

この亀山何がしかと言う裁判官も同様、自らの犯した罪に呵責の念を持たぬ人が最高裁判事として君臨していたかとを思うと、まさに「最高裁判所裁判官国民審査」制度の茶番劇を実感する。

ま~、憲法改正は早急に無理としても、先ず改めるべきは最高裁判所裁判官を国会同意人事にすべきでないだろうか。

きっと、これを言うと三権分立が崩れると正論をぶつ向きもあろうかと思う。が、どうせ、検事も裁判官も法務省管轄。上を目指すほど出世の亡者ばっか。このどこに「三権」の正義をかざせると言うのだろうか。

ともかくにも昨今の司法の行き過ぎは目に余る。一度、司法制度を根本から見直してみてはどうであろうか・・。

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これでも日本の新聞? アメリカのお先棒を担いで政府に隷属外交を迫るノー天気な「読売」と「産経」!

2009-10-24 20:02:19 | Weblog

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いや~、あきれるというより怒りを覚えましたね。

22日付の「読売社説」がゲーツ米国防長官が北沢防衛相を「代替施設なしで、海兵隊のグアム移転はないし、沖縄における兵員縮小と土地の返還もない」と脅したのに対し、同相が「この問題に時間を浪費する暇はない。日本側の努力がかなり重要だ」といったのをよしとし、

逆に鳩山首相が「日米政府の合意は重い」と認める一方で、「時間をかけながら良い結論を出したい」とゲーツに答えたのを批判。「先送りするな」とえらそうに説教する(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091021-OYT1T01310.htm)。

一方、「産経社説」は、このゲーツの脅しを「日米同盟が破綻しかねないから警告と受け止めるべきだ」と述べ、なんと、「この問題はマニフェスト(政権公約)の実現という国内政治の次元を超えているので日米合意実現へ調整を急ぐべきだ」とのたまう(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091022/stt0910220316003-n1.htm)。

右系の代表新聞が、なんで国益を損なうような隷属外交を政府に奨励せねばならないのか。ホンとに国を思うなら、なぜ、政府を援護する記事の一つも書けないのだろう。

米紙ワシントン・ポスト紙など、米国の国益のために、米高官の「中国より日本が困難」という発言を掲載して日本にプレッシャーを与えているではないか(http://sankei.jp.msn.com/world/america/091023/amr0910231836010-n1.htm)・・。

それを何、アメリカを怒らせないうちに早く、言うとおりにせよだと。「公約など大したことない」だって。

いくら、ジュンイチロー氏が好きだった新聞社だからといって彼のオハコを口にするようではもう、すぐにも廃業したほうがいい。

米国の国益をさせよといい、政権交代を選んだ国民を侮辱するような記事を書く新聞は存在するにあたいしないのである・・・。

処で、気になるのは北沢大臣のチキンハート。ホンとにこんな御仁に「武人」の世界を任せていて大丈夫? 

初めて会うなら、せめて、自分のカウンターパート(対応相手)の情報ぐらいよく勉強しておけよと言いたいね。

彼、ゲーツは元CIA長官でブッシュ政権の国防長官を努めてきた海千山千のつわもの(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%84)。

当然、ジュンイチロー氏の、「ブッシュの犬」を見聞きしているから、「日本は脅せばなんとでもなる」と今も思っているに違いない。

だからこそ、オバマ大統領が引き続き任用してきたのであって、ゲーツもまたそれに答えるべく、「このままでは11月の大統領訪日を危険にさらす」と、脅しの手を使ってきたのであろう。それを頭に入れず、やすやすその手にかかる大臣も大臣。

いいですか、「日米関係は従属的であってはならず、対等なパートナーシップでなくてはならない」「こうした考えを日本政府がこれまで主張してこなかったことこそが問題」だと言ったのは、誰あろう小沢幹事長が代表のときですぞ。

しかも、マニフェストに「緊密で対等な日米関係を築く」とうたい、そのためには、「主体的な外交戦略を構築した上で云々・・」とある。

さらに、「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」と明記しているのです。

それを、(ゲーツの)「グアム移転はないし、沖縄基地の縮小もない」というブラフ(こけおどし)に縮みあがるていたらくを見せるなどもってのほか。

考えてもみなさい。米軍再編は日本がお願いした話でない。アメリカ自身が時代の変化に対応して世界規模で米軍の再配置をしようというのである。

ただ、それには膨大な予算を必要とするので「核の傘」と引き換えに金満国の日本から、行きがけの駄賃にごっそり出させた上、戦略的に重要な沖縄もがっちり確保したいというだけのこと。それもすべて、ロードマップに明記されたことなのだ。

従って、鳩山首相の「政権が変わった以上、国論を無視して政治は行えない」というのが至極もっともな回答なのである。アメリカだって政権が変わればコロッと政策が変わるはず。

だからこそ、日米双方にとって、一番いい方法を、時間をかけて対等に話し合いましょうと、首相が呼びかけているのである。当然、これが自公政権でなし得なかった鳩山外交の良さと言うものでないだろうか。

そんなことも分からないで、防衛相は敵将に醜態を見せたばかりか、あたかも内閣不一致の如き印象まで露呈させてしまった。

ホンとに、この先、この御仁に「日米地位協定の改定」や「在日米軍基地の再編」を任せていていいのだろうか!?

やっぱ、防衛相は「北方領土が不法占拠されている」とロシアにはっきりものがいえる前原氏のほうが適任だったのかも・・。

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官僚の作った95兆円予算要求、いくら削減できるかで国民は政権交代を実感するでしょう!

2009-10-23 17:59:21 | Weblog

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「船頭多くして船、山に登る」ということわざがある。指図(さしず)する人が多過ぎると、却って統制が取れず、とんでもない方向に物事が進んでいくものだということだ。

ま、とんでもないかどうかは別として、鳩山政権の予算編成が今、まさにその状態を呈しているのである。

とにかく、各、所管大臣に、鳩山首相が、「無駄を削れ」「不要不急は後回し」にと号令をかけたものの、出てきた数字が前政権の09年度予算88兆円より7兆円もオーバーした過去最大の95兆円(金額の示されていない事項要求3兆円を入れると98兆円)。

その上、前政権のばら撒き補正予算の効果がなく(?)、税収も5兆円規模で減る見込みと言う。

そこで、赤字国債もやむをえないと、早々に総理が宣言したが、今度は世論が反発。その背中を押されるように内閣の削減競争(?)が始まった。

先ず、先陣を切って、仙石行政刷新担当相が18日、TVで「できたら92兆円くらいで収めたい」と発言。

これに対し、期せずして、平野官房長官と菅副総理が「政府として決めているわけではない」と否定。その上で、「もっと具体的に精査していく中で切り込んでいただきたい」と92兆円以下に予算規模を圧縮する意向を表明したという。(http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091019/fnc0910191237012-n1.htm)。

又、藤井財務相も「92兆円以下に抑えたい(18日)」と言ったり、「90兆円を切ることが望ましい(20日)」と、日替わりで異なる危うさも。

そして、一方では、古川内閣府副大臣(国家戦略室長)が17日の民放番組で、「歳入全体の枠を示し、枠の中で予算編成する」と言い、12月初めに、国家戦略室が新たな予算枠を設定すると説明する(http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091017/fnc0910172226017-n1.htm)。

一体、誰の言うのがホンとやねん?と、ツッコミを入れたくなるほど、ことほど左様に、所管部署で温度差があるのが実態だ。

そもそも、予算編成段階から、このことは懸念されていたことである。一体、予算編成を行うのは国家戦略局なのか行政刷新担当なのか内閣府なのか? どの部署がイニシャティブをとるのかが不明確だった。

勿論、それぞれの部署の目的は明確なのだからその通り、実行すれば言いだけのことであるのだがそれが上手くいかない。

本来なら、「国家戦略局(戦略室)」の任務は「予算及び外交の基本方針を決定する(wikipedia)」とあるから、その規模、赤字国債を発行するかしないか等、はじめに決めるべきなのである。

一方、「行政刷新会議」の目的は「国民的な観点から、国の予算、制度その他国の行政全般のあり方を刷新するとともに、国、地方公共団体及び民間の役割のあり方の見直しを行うことを目的としている(wikipedia)」とある。

まさに、基本方針のもとに練られた概算要求が上ってきた段階で、予算項目そのものが無駄か無駄でないのかを判定する役割なのだろう。

又、言うまでもないが、「財務省」は「健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現云々・・」とあるから、上記二つの方針の元に出てきた予算の中身を査定するという段取りになる。

処が、肝心要の「戦略局」が法的措置が出来ていないので、目下組織も「戦略室」と、開店休業状態。どちらかと言えば、「行政刷新担当相」がすべて取り仕切っておるような感じであるのだ。

マッシーパパもかって、赤字たらたらの子会社の再建に携わったことがある。憚りながらその経験を言わせて貰えば、先ず、「入るを図って出ずるを制す」で、そのためには戦略に沿った収支のコントロールが必要なのだ。

当然、思った収入が図れなければ、支出もその範囲内に、優先順位をつけて出ずるを制すほかないだろう。

つまり、いるから使うでは再建はとてもおぼつかない。限りある財源で何をしたら、一番成果が上るかを考えるのが、即ち、予算。そして予算の範囲内で執行する。ただそれだけのことだが、それが出来れば、事業再建は成功したようなものである。

国家予算も同じ。いるから使う。足らなければ赤字国債を増発するでは馬鹿でも出来る。それをやってきたのが、自公政権でないのか? 又、800兆円もの借金を積み上げてきたのではないだろうか。

そして、その恩恵をうけたものは一握りの勝ち組で、その借金を払い込んでいくのは関係ない国民である。又、それは底辺ほど負担の重い消費税という形で現れるのである。

ましてや今回は子ども手当て、農家の個別補償、高速道無料など、国民の中には何の恩恵も受けない人がたくさん存在する。そんな人たちが、後ほど、税金だけはしっかり払ってくださいといわれて納得するはずがないじゃん。

おそらく、国民はこんな思いで政権交代を選んだのではないはず。やっぱ、いまさら、「できませんでした」では、あれほど、マニフェストで、「予算の組み替えや削減で捻出(ねんしゅつ)できる」と説明してきたのがうそになってしまう。

戦略室の菅さんも、人も予算もくれないからと、他人事のように、「税収不足するならたばこ税を欧米並みに」とのんきなことを言ってないで、せめて、自公政権が21年度予算に計上した88兆円以内に抑えるぐらいの戦略を編み出すよう、頭をしぼるべきでないだろか?・・。

そうすれば、きっと、国民も「さすがわ、民主政権。政権交代したことだけはある」とこぞって評価するのだが・・。

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「脱官僚」と矛盾する社長人事ですが、「郵政改革」だけは忘れないでくださいね!

2009-10-22 16:25:00 | Weblog

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いや、驚きました・・。西川社長が更迭されたのが昨日の今日なのに、早、後任が決まったと言う。しかも、元大蔵事務次官の斎藤次郎・東京金融取引所社長(73)だとか・・。

これが、鳩山首相をして「亀井郵政改革大臣のところで素晴らしい方を考えている」と言わせしめた人なのですか? そして、官房長官が「一番適切な方を亀井郵政改革相が選任した」と評価した御仁ですか?

あれほど、日銀総裁選任の時に、財務省出身者にこだわって反対したのはなんだったのでしょうね。

いくら、当の亀井氏が「斎藤氏が旧大蔵省を辞めてからすでに10年以上が経過している」と強弁しても、原口総務相が「金融の中でしっかりとした仕事をされてきた方。最適な方に引き受けていただいた」と援護射撃を打っても一寸、無茶な話。

なぜなら、彼は次官退任後、大蔵省の指定席となっている東京金融取引所((社内役員全部が大蔵・日銀出身者))の社長に天下っているのだ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80)。

つまり、そこから再度、政府系企業に天下るのだから、これを「渡り」と言わないでなんというのでしょうか。

西川社長にケジメをつけてもらったのに、鳩山政権がこれでは何にもならない。何か仕組まれていた茶番劇にさえ見えてくるのだ。

ただ、救われるのは細川内閣の国民福祉税(構想)で斉藤氏と協働した小沢幹事長の意思でなかったことである。

そのことは、亀井大臣の口からも、「小沢さんを含め3党の幹事長には先ほど連絡した。小沢さんは『ホホーッ』と言ってました」というアリバイから、大臣の彼へのおもねりであるとマッシーパパは推察するのです。

ともあれ、決まってしまったものは仕方ない。それよりも大事なのは、「郵政民営化」を後戻りさせないことである。又、斉藤社長の下でかんぽの宿の不正問題を徹底検証してほしいのだ・・。

処で、小沢氏は豪腕だが、この亀井大臣は強引なところがあるので、まさか、国民の意思が「民営化反対。国営化に戻せ」と誤解しているのではないだろうね。

そもそも、郵政民営化が俎上に上ってきた一つには350兆円ともいう郵貯と保険の資金が野放図に国庫に貸し出され、費用対効果をあまり省みないで公共事業にタレ流されて来た弊害である。

又、一つは、特定郵便局の特権を始め、職員が親方日の丸で合理化が進まなかったこと。

それが、曲がりなりにも民営化されたことで、効率化は様代わりによくなっているのも事実である。

ただ、効率をあせる結果、国民の利便性や今回のかんぽの宿で見られたように一部腐敗も起こる結果となったのである。

従って、「民営化を見直す」ことは決して、後戻りであってはならず、スタートから現在までに判明した問題点に限るべきであろう。

間違っても、旧郵政省官僚や郵政族議員の懐を肥やすものであってはならない。又、あくまでも民営化を目指すのだから、採算を度外視し、赤字がでたら税金で穴埋めする安易な制度づくりであってもならないのだ。

その意味ではやっぱ、「民営化」のトップに「官僚」ではすわりが悪かろうとおもうのだが、果たして・・。

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西川社長が追い込まれて辞任! でもまだ首一つでは、約束は守られたことになりませんよね!

2009-10-21 12:47:38 | Weblog

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20日、日本郵政の西川善文社長は記者会見で、「政府の基本方針は私がやってきたことと大きな隔たりがある。もはや現在の職にとどまることはできない」と辞意を表明した。

あれほど頑強に居座り続けてきた西川氏も、政権交代で雲行きが変わり、今又、現実に「グループ株式の売却凍結」や「銀行、保険の金融2社の全国一律サービス」を突きつけられては、幾らなんでもやめざるを得ないだろう。

それにしても、人一人やめさせるのが、いかに難しいことか?

本来ならこの御仁、かんぽの宿問題の際に、辞任すべきであったものを、のらりくらりと逃げ回ってきたのだ。これが派遣社員なら虫けらのようにぽんぽん好きなように首切っていくのに、政府系企業のトップというだけでえらい違いである。

いや、もっと酷いのはお役人様。政権が変わったのに前の政権とズブズブのトップが堂々と居座っているのである。それも、民主の農政をこき下ろした農水省次官まで・・。

だからこそ、平成22年度予算編成も95兆円と膨らんで、挙句が削るの赤字国債だのと迷走するのではないだろうか。

そもそもお役人というのは「面従腹背」が本性。従って、「従」にも「背」にもいかようにも繕うことが出来る。まさに、接する大臣次第だと言うのである。

アメリカなど、政権が変われば、さっさと省庁の幹部も根こそぎ変えて、組織を意のままに使うようにする。

ま~、アメリカほどドラスチックにやらなくても、日本でも古来から、戦術としてれっきとした「血祭り」と言う手法があるのだ。

つまり、「戦いの手始めとして見せしめに敵を殺して気勢を揚げる」ことだが、民主も政権交代の始めに国民に次の3つ「首」を約束した。

①かんぽの財産をハグタカファンンドに売却しようとした日本郵政の西川社長 ②拙速な設置どころか、その組織まで天下りの温床にした消費者庁の長官に座った元内閣府事務次官の内田俊一氏 ③そして、前述の民主の農政をこき下ろした井出道雄次官等々だ。

あれほど、総選挙前までは政権交代したらすぐにも、首を切る勇ましい話で、勧善懲悪の好きな日本人の耳目を集めていたはず。

それがどうしたことだろう。井出農水省次官など、見事に赤松大臣にすりすりして彼を懐柔。なんと、大臣の口から「本人と話をしたが、献身的に徹底的に(赤松)大臣を支えたいということだった。歴史的和解をした」と述べ、続投させる考えを示しているのである。

これはいけません。こんなことをするから、民主党、「なにするものぞ」と舐められるのだ。

さすがわ、山田正彦副大臣は24日付の支持者らへのメールマガジンで、今年6月に民主党の農業政策を批判した井出道雄事務次官について「大臣は許しても、私は許さない」と心境を語ったとか(http://www.yamabiko2000.com/modules/wordpress/index.php?p=226)、当然のことである・・。

一方、内田消費者庁長官も、福島みずほ大臣が先日、「朝ズバッ」に生出演。みのもんたの「長官の首は」の問に、「任命権者の総理か官房長官が判断されると思います」とシラット答える無責任さ。

ま、こんな軟弱大臣では先が思いやられますが、さすが、西川社長の天敵だけあって、亀井大臣は違う。不言実行で見事首をとっている。

それにしても、国民新党の大臣ができることを民主では出来ないでは全くさまにならない・・。

とにかく、もうぼちぼち、目に見える形で、政権が変わったことを見せないと、幾ら国民でもそろそろ「???」になってしまうのでは。

聞くところによると、これぞ民主党の国民目線と言うべき、「母子加算の復活」、「障害者自立支援法」や「後期高齢者医療制度」の見直しもことごとく、先送りになるようだ。が、それでいて、

千葉景子法相と福島大臣は釈迦力になって、「夫婦別姓」法案をこの臨時国会にも上程しようとしている。それに、鳩山首相も小沢幹事長も在日の「参政権付与」を通常国会で目鼻をつけると約束したとか。

ホンに、日本国民が一番望むことを後回しにし、どうでもいいことに釈迦力になるのでは、果たして、政策に優先順位をつけたといえるのだろうか・・・。

とにかく、なんとなく、国民の望む方向と一寸ずつ、ズレがみえだしたのが気になるマッシーパパです・・。

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