マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

夏のホラーか? 夜中の間にゾロゾロ甦る自民党落選議員の怪!?

2009-08-31 19:59:50 | Weblog

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政権選択を最大の焦点にした衆院選はご案内のようにマスコミのアナウンスメント効果もなく、大方の予想通り、民主圧勝、自民惨敗で決着がついた。

意外だったのは、「敗軍の将、兵を語らず」のはずの与党党首。

麻生閣下は「自分の責任」と認めつつも、「積年の不満をぬぐい去ることはできなかった」、「政局より政策というのは間違っていなかった」と、それでも「地球は丸い」とうそぶく。

又、公明党の太田代表も「政権交代の波が押し寄せ、生活を守り抜いてきた(公明党の)実績を浸透させられなかった」と風のせいにする。

又、刺客・田中康夫に敗れた公明の元幹事長・冬柴鉄三氏も、「敗軍の将、兵を語らずでね。兵にしてしまったら悪いけどね。人のせいにはしたくないんでね。私が負けた」と兵を語ったとか。

どうでもいいけど、これって、おかしいと思いません!

普通、「兵を語らず」の「兵」とは「兵法」、兵隊のことではないですよね。きっと、公明党の選挙だけに、学会員の人海戦力と自民の組織票頼りの癖が出た? ほんでもって、彼らの「責任」だといいたいのを、ぐっと男らしく、<私が負けた>」と抑えたのでしょう・・。

いや、おかしいのは、これだけではないですぞ。

公明党は太田代表、北側幹事長、冬柴氏党幹部はすべて、比例代表に重複立候補していないのに、自民は現職大臣、元大臣、党幹部、及び、派閥の長までオール重複。わずかに単独候補は閣下と古賀選対本部長代理のみというから酷い。

それも、有権者から小選挙区でことごとく「ノー」を突きつけられたのにゾロゾロ比例候補で復活する、なんともおかしな次第なのだ。

そして、これにもえげつないカラクリがありました!即ち、05年の郵政選挙で大挙当選した小泉チルドレン83名を犠牲にしての話とか・・。

たとえば、純粋比例の上位に掲載したのは山古志村の長島忠美とジャーナリストの近藤三津枝氏のみ。ジュンイチローとの2回の優遇約束を反故にされた猪口邦子はこれを嫌ってやむなくリタイヤしたぐらい。

又、佐藤ゆかりや鈴木馨祐氏などは強制国替え。そして、国替えも無所属で立つことも出来ぬ西本勝子氏ほか6人は比例で立つも、小選挙区候補の下に列する冷遇ぶり。

つまり、この逆風下の選挙では陣笠連中は弾除けにするという、まさにベテラン将兵を優遇する戦前の陸軍の手法を用いたのである。

なるほど、「保守の自民、真正保守」と声高に閣下が叫んでいたのはこういうことだったのか(?)・・。

おかげで、小泉チルドレン73人の立候補のうち、再選されたのはたったの10人。まさに、「一将功成って万骨枯る」の類。

とうとう、自民は将校ばっかの頭でっかち集団。汗を流す兵がいなくなったようである。

処で、マッシーパパも昨日の開票速報は8時からTVにかじりつき、小選挙区の自民の大物が、武部勤、町村信孝、額賀福志郎、与謝野馨、小池百合子、甘利明、、高市早苗、伊吹文明、野田聖子、大村秀章と、次々落選するのを目にし、(心の中で)喝采。

これこそ、数だけでなく、真の意味での圧勝だと満足して眠りについたが、なんと、翌朝、目を覚まして新聞見たら、彼ら全員が復活当選??、「・・・・」と苦虫を噛み潰した思いをしたのだ。

ルールとはいえ、こんな馬鹿が許されていいのだろうか? これでは小選挙区制を採用した意味がないではないか?

確かに、完全小選挙区制では「死に票」がでやすいというのも分かるし、少数政党が二大政党制に埋没するという危惧も理解はできる。

だからといって、「この人はいらない」と選挙民が言っているのに、「寝ている間」に甦(よみがえ)って来るのでは夏のホラーになってしまう。

大体が参院で、少数政党でも通るように二人区、三人区の中選挙区を認めたり、比例代表も設けている。考えようによっては、それで十分でないのか?

少なくとも、似たような選挙区と比例代表をともに並立するから参院も衆院も変わらなくなるのだ。そして、参院などあってもなくてもいいとねじれ国会に腹を立てた自民党の先生方の目の敵になったのではないのか?。

ともあれ、いまさら、比例代表制を廃止せよとは言わぬが、少なくとも、比例議員180名は衆院議員総数480名に比しても多すぎる。

しかも、自民の場合、比例当選者55名中、42名(76%)もが重複候補というのは酷い。又、全当選議員119名に比しても35%に及ぶのも異常。

ぜひ、民主も自民も次の総選挙から、比例議員を減らすといった、マニフェストを何よりも優先して実現してもらわねば困る。

それが、国民に約束した責務でないだろうか。そう、麻生閣下も確か記者会見で言ったよね。「国家・国民のために利益になると判断すれば当然、新政権に協力する」と・・。

【参考】

国会議員の定数削減が決定!? 後は次の国会で実施時期と人数を詰めるだけ?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/d85a3f43dbc495e8b9c1ae242b9a6558)』(09.7.30)

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な~んだ、「確かな実行力!責任ある自民党」ってこんなこと!?

2009-08-29 22:34:25 | Weblog

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麻生首相の応援選挙区ほぼ全滅!!」と29日の日刊ゲンダイ。要するに、本人だけいい気になっているが、CMに登場してはそっぽを向かれ、応援演説に出掛けて余計なことを言うので、「コイツがでてくると票が逃げる」と揶揄されているのだ。

そして、「麻生閣下が応援に入った31の選挙区のうち現時点で「優勢」はゼロ。逆に「劣勢」は23選挙区にも上り、残り8選挙区も「劣勢」に転じる可能性が高い」と、まさに彼の通ったところ、ぺんぺん草も生えない状態だと言う(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042628/1.htm)。

因みに、ぺんぺん草とは「ナズナ」の別称。夏になると枯れる、夏無(なつな)が名前の由来とか。そして、「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が、三味線の撥(ばち)によく似ていることからついたという(wikipedia)・・。

ことのついでに言うと、「三味線を弾く」には別の、「(三味線を弾くように)調子のいいことを言って惑わす」という意味もあるそうです。

いや~、その意味でも、「ベンベン草」「三味線」は閣下のトレードマークになったのか、行く先々で三味線を弾いているのにはあきれてしまう。

つい、この間まで口を開けば、民主の悪口ばっかと思っていたが、宗旨替えでもしたのか、急にCMのセリフを読むように、「私どもはいった以上やる。自民党はきちんとした責任を持って、事にあたっていく責任力がある」と強調しだした。

思わず、「ウッソー!」と突っ込みそう。

何が言ったことをやるというのだ。拉致問題は一体どうなったの? あの毒まんじゅうの結論は? あの東シナ海の問題はどうなったのか。言ったことはちっともやってないじゃん。

どこに責任力があるというのか。むしろ反対でないの?、晋三君もウフフの御仁も政権おっぽり出したじゃん。このどこに、自民党は責任力があるというのか?

これって、麻生流の三味線? 「調子のいいこといって惑わす」得意の手?

三味線といえば、「べんべん」と、遊説先で相変わらず、爪弾いているようですね。この御仁。

「実行力ある自民党だから、責任力ある自民党だからこそ、GDPがプラスに転じました。2009年4-6月期の国内総生産(GDP)が前期比プラス0,.9%、年率換算プラス3.7%となったのも私どものやった経済対策の成果です」だって。

得々と誇示するのは勝手だけど、ホンとレベル低いよな。

いいですか!昨年秋以降、100年に一度の経済不況だと大騒ぎして実に4次にわたり、約132兆円の経済対策を発動しているのですよ。そして、その効果というのが、GDP4半期で0.9%といえば、日本のGDP(年間約550兆円)のたった1兆円ほど。このどこに、成果が誇れるというのか・・。

いや、だまされては駄目ですぞ。何しろ三味線麻生ですから・・。

同じ時期に発表された、7月の完全失業率が6月より0..3ポイント悪化して5.75%となり、現在の方法で調査を始めた1953年4月以来、最悪となったという。

又、同時に、有効求人倍率(同)も、前月を0.01ポイント下回る0,42倍で3カ月連続で過去最低を更新したのです(http://www.asahi.com/business/update/0828/TKY200908280021.html)。

笑わしちゃいかんです。国民はGDPでメシを食っていません。職を失うことがどれだけ恐ろしいことなのか?

いいですか!求人倍率0.42倍ということは、2.5人に一人しか職がないということ。それも、あるのは介護かガードマン。

つまりホントに働きたい職場のないミスマッチが酷いので実質はもっと厳しい数字であるはず。

いや、これだけじゃないですよ。同時に発表された7月全国消費者物価指数だって、前年比2.2%低下し、過去最大の下落率。

これもやはり放っておけない数字。物価の下落幅拡大が続けば、企業収益の悪化をまねき、一層、景気悪化につながるのです。

つまり、ノー天気の閣下は、悪いデータはあえて知らしめず、都合のいい話だけつまみ食いする。

しかもその都合のいい話というのが、ただの一過性の数字。早い話、省エネ家電やエコカー特需の効果でGDP押し上げたのを100%景気回復と見ているけど、特需が終わるその先がどうなるのか、ひょっとして、需要の先食いかも・・。

それを、手柄だ、成果だと喧伝するけど、国民はもう慣れっこになって冷めたもの。きっと「又、麻生の三味線」だと馬鹿にしていますとも。

だからこそ、彼の行くところ、べんべん草も生えぬと日刊ゲンダイに揶揄されるのです。そして、「知らぬは亭主ばかり」で、当の麻生閣下はご機嫌に走り回っている。

ハイ、自分こそ、名宰相と思っているのだから、ホントおめでたい御仁である・・。

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マスコミの民主圧勝報道はアナウンス効果を狙った謀略というのはホント!?

2009-08-28 19:50:57 | Weblog

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『「300議席超え」「320議席獲得」など大マスコミがそろって「民主党圧勝」報道を繰り返しているが、少しは疑ってみるべきだ。この報道によって、自民党は危機バネが働き、引き締まり、一方、有権者も「これほど民主圧勝なら、わざわざ投票しなくてもいいや」といった心理が働く。その意味では謀略報道に近いものがある』と日刊ゲンダイが懸念を示す。

確か、数日前までは「トホホの自民 生き残れるのはひと握り(6.26)」「勝てる候補を数えたほうが早い(6.26)」と、「小選挙区で確実に生き残れるのは元・現閣僚が7人ほど、石原伸晃など地盤が強固な世襲議員が6人ほど、重鎮が3人。ほかに5人程度のひと握り」といってたばかり。

又、違う日にも、「選挙の敗北も読めずに国の安全は任せられない(6.25)」「あと1週間 麻生を国民の手で葬る総選挙(6.24)」と、ノー天気の麻生閣下を揶揄していたはず・・。

それが、数日を残す今になって急に心配とはなにごとか? 

ま~、勝負事は下駄を履くまで分からないというたとえもある。マッシーパパだって、そのことを危惧しないわけでもない。ことに、大新聞の世論調査、特に「読売」にはどれほど泣かされてきたか(?)、思い知るからだ。

そして、日刊ゲンダイが今回、心配したのも、選挙となるとTVに露出して口にする、白鴎大学の福岡教授の、「アナウンス効果」を恐れるからでないだろうか(?)。

確かに、先生の説では、TVでガンガン報道すると有権者はその影響を受けるとする。

つまり民主党が勝ちすぎると、小泉郵選挙の二の舞、またぞろ、暴走しそうだと、有権者の民主党支持にブレーキがかかるというのだ。

そういえば、あまりの勢いで、民主の敵ばかりか、友党の社民党党首まで、埋没に危機感募って、「民主ひとり勝ちは良くない」とまで言い出した。

いや、ネットのアンケートまで「民主党の「ひとり勝ち」は良くないと思う?」という調査をしだしたが、結果もやはり、「思う」が53%と過半数を超えている(http://research.news.livedoor.com/r/32441)・・。う~ん、微妙なところ!

でも、だからといって、ホントに揺り戻しがあるのだろうか?

こちらは、どうやら(可能性が)少ないと答える政治評論家の方が多いようである。

その一人が、マッシーパパの信頼する「毎日」の与良正男氏で、「30日の結果は分からない。しかし、少なくともこの時点での世論調査結果は本当だ。4年前の前回衆院選でもそうだったように、元々、小選挙区比例代表並立制は、2~3割程度の有権者の投票行動が変わるだけで、こうした地滑り的現象が起き得る仕組みなのだ」と明快に(揺り戻し)を否定している。

そして、自民党の負けっぷりの凄さから「次の総裁をどう選ぶのか。態勢の立て直しには相当時間がかかり、しばらく国会対応どころではなくなるかもしれない」とまで言い切っているのだ(http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20090827ddm008070005000c.html)。

又、マッシーパパも視聴したが、「朝ズバッ!」の杉尾秀哉コメンテーターも、みのの「一流紙があそこまで『民主、民主』と一面で打つと、(アナウンス効果の)影響がすごく大きくないですか」の問いに、

「アナウンス効果には、どうせなら勝ち馬に乗ろうとするバンドワゴン効果と、こんなに民主が勝っちゃまずいと自民に入れる揺り戻しの2種類あり、「(どっちに動くか)そこは読み切れない」」と答える。

そして、「マスコミは<アナウンス>するだけ。それを聞いてどう動くかは有権者の自己責任」としつつ、「世論調査がそのまま実際の投票に出るのが最近の傾向」だともいっているのだ(http://www.j-cast.com/tv/2009/08/24048001.html)。

つまり、はっきりしているのはマスコミがアナウンス効果を狙ってはいないということだ。

むしろ、問題は調査の中身であろう。各報道機関が電話で聞きただしたり、期日前投票した人の投票動向を調べているというが、おそらく、与良氏の言う「2~3割」、即ち、無党派層をしっかり、把握できているのかがキーになる。

無党派層がホントに投票に行くのか、民主党に投票するのかが、数字に現れていないと、与良氏の言うとおり、30日の結果は分からない・・。

それと、今ひとつ気になるのは、「ダイヤモンド・オンライン」の上杉隆氏の、「全国選挙区で肌で感じた自民への失望、そして民主圧勝への熱狂の不在」のレポート。

上杉氏が沖縄をのぞく全国を候補者と一緒に路地裏まで回って肌で感じたことは、かっての自民党支持者の間に自民党への懲罰的な意識を持っているのが分かるという。が、だからといって、民主党の現場に300議席を伺う熱気はなかったというのだ。

そして、氏はその謎を、「現在の小選挙区比例代表制では、有権者は2票の投票権を行使する。ひとつは候補者名、もうひとつは政党名を記す。そのために、候補者名と政党名でバランスをとる有権者もおり、総じて、世論調査の数字よりも低く出る可能性が高くなるのだ」と解いてみせるのである(http://diamond.jp/series/uesugi/10091/?page=3)。

この人の政治分析はいつも鋭く、確かに、このレポートにも考えさせられる処が少なくない。

でも、マッシーパパ的には、どちらかといえば、今度は何もかもがこれまでと違うと思うのである。

確かに、現場を歩けば上杉氏のいうとおりかも知れないが、有権者が常に現場にいるわけでない。

むしろ、お茶の間にいて、ありとあらゆる情報を頭の中にインプットしている場合が多いはず。となれば、自分の周りに写る自公政権のウソには、もうアキアキしているのでないだろうか?

そして、とにかく、一度政権交代するしかないと腹を決めているから、誰がいかにアナウンスしようとも、それほど揺り戻しは起きないと思うのだ。勿論、結果が地すべり的勝利か比較第一党に終わる程度かは分からないが、とにかく大きな揺り戻しはありえないと思う。

そのことを一番、今感じているのは、当の麻生ソーリでないだろうか。そして、もっと早く、解散総選挙をやっておれば、こんな解党的惨敗を心配しなくてよかったのだと思っているのでは・・。

ま~案外、日刊ゲンダイの心配は杞憂に終わるのでないだろうかと思うのだが、そう思うほうが甘いのか?いずれにしても、結果はすぐに出るのだ・・。

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「スマートグリッド」「LED」「家電下郷、以旧換新」、全部分かります!?

2009-08-27 19:11:22 | Weblog

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表題は落語の三題噺でない。今、一番、ホットなキーワードとか。特に、株の世界では知らないと遅れをとりそう。

でも、正直、マッシーパパが理解できるのは「LED」まで。「スマートグリッド」など、ちんぷんかんぷん。せいぜい、「家電下郷(ジアディエンシアシアン)」が「家電を農村に」、「以旧換新(イージウホアンシン)」は「古いのを新しいのに換える」と中国語の意味が分かる程度。それも、株の世界でどういう意味を持つのかトンと分からない。

実は、これらの言葉をはじめて耳にしたのが、昨日(26日)のみずほ証券のセミナー「2009年後半 注目される投資テーマ(講師:投資サポート室新村室長)」の中。

このところ、マッシーパパもブログが忙しく、株もやったりやらなかったり。でも、気になっているのは7月から一本調子にあげている日経平均のダウ、10600円から「どう動くのか」である。

そんなところへ、担当者からセミナーのお誘い。渡りに船と出かけたのが、思わぬ拾い物。株に興味のない方も結構、勉強になると思うので、しばし、お付き合いのほどを願います・・。

さてスマートグリッド」だが、直訳すれば、「賢い送電網」というらしい。もう少し平たく言うと、「電力の安定供給と環境保全をより効率的に考えたシステム」というところか。

現在、電力供給は電力会社から消費者に一方向に流れているが、これを停電や断線から自力で立ち直り、消費者から電力会社への「売り返し」を可能にするなど、双方向の流れに変えるという遠大な計画らしい。

一番イメージしやすいのは、夏の甲子園の電力事情。猫も杓子もクーラーをガンガン、TVをつけっぱなしで電力消費量がピークになって、毎年電力会社をひやひやさせる。

それが、各家庭、各会社に「スマートメーター」を設置することで、一定期間ごとの使用量を把握できるようになるので、その情報を元に、コントロールが可能になるというのだ。

ま、説明不足のところは、「IBM」の「スマートメーター・スマートグリッド」で補足いただきたい(http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g71101c04j.pdf)。

次にLED(発光ダイオード)」だが、今なぜかの感がしないでもない。でも、ちゃんとした買い目があるという。

それは、何しろ光源としては指向性が強く光が拡散しないから信号機とか非常灯に重宝。しかも、色再現が鮮やかなので液晶テレビにもってこい。

そして、耐用時間がつけっぱなしで4万時間というから、夜だけ10時間つけても11年間持つという耐久性に優れ且つ、電力使用量が白熱電灯の1/8というすぐれもの。

従って、米国の政府機関建築物のエネルギー効率化を進めているのにぴったりで、早速、国防総省がLED照明を採用したとか。

因みに、世界の光市場が8-11兆円、LEDだけでも2兆円はあるとみなされているそうです。そして、①と違って、近未来というのも魅力がある。

尚、これも説明不足のところは「LED照明推進協議会」の「LEDの基礎知識(http://www.led.or.jp/about/about.htm)」を参照してください・・。

そして、今ひとつが家電下郷、以旧換新」、これは中国の経済対策の一環だが、早い話、中国版、エコカー減税、エコポイント家電だと思えばいい。

「家電下郷」が農村向け。TV、冷蔵庫、洗濯機、パソコン、エアコンなど10品目を購入する際に13%の補助金がつく。又、「以旧換新」は都市部、沿岸部対象で前記5品目を買い替える場合に10%補助する制度。

一方、汽車(日本語で自動車のこと。日本語の汽車は中国語で火車と書く)は一定の条件に限って、購入税を10~5%引き下げるものである。

従って、投資対象となるのは家電メーカーの中国株はもとより、日本から中国に素材を輸出するいわゆる中国関連株も買い目だというのだ。

これも説明不足のところは「NSJ日本証券新聞」の「コラム」(http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=169989&dt=2009-07-31)」を参照のこと・・。

ともあれ、みずほの講師はいう。「賢者は歴史に学ぶ」という教えに従えば、1937年の恐慌、1974年のオイルショックそして、今度のリーマンショックに共通するのは、「1年に5割も下げて底入れした場合、その後に50~60%上昇している」と・・、

となれば、「7000円まで下げた日経平均もそこから50%アップで10500円、60%なら11200円の戻しがあってもおかしくない」とも。

又、「外人買いの視点から見れば、05年の郵政選挙のあと、日本株が米株を上回ったように、今回の政権交代選挙も、日本が変わると外人が日本株に注目するのでないだろうか」と選挙後の外人買いに期待を寄せる。

但し、10月は投資信託の決算月だから例年だと9、10月は動きの弱いつきだけにもみ合い相場で仕掛けるのがむずかいかもと念を押しつつ、それでも注目すべきは前述する3つのテーマだと上手にまとめるのだった。

いや~、分かりやすい解説にほとほと感服。勿論、各テーマごとに、参考銘柄も例示されたのだが、そちらのほうは、みずほ証券投資情報部の「8月の市場展望と参考銘柄(http://www.mizuho-sc.com/service/movie/pdf/seminar0908PDF.pdf)」に掲載されているので参照してください。但し、あくまでも投資判断は自己責任でお願いします・・。

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「上から目線」の麻生ソーリが庶民の味方に絶対なれない理由が分かりました!

2009-08-26 18:14:00 | Weblog

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「日本を守る、責任力 自民党」とやたら、麻生ソーリがTVで訴えていますよね。なるほど、これが、日刊ゲンダイの言うところの「自民党の金満選挙 どうせ下野だから全部使っちゃえ」とCMだけでも30億~40億円を投じるという奴なんでしょう!

それにしても、酷いものである。日刊ゲンダイなど「あのCMを見るだけでムシズが走る」と、浜矩子同志社大教授の言を借りて、「漢字を間違えたり、失言を繰り返してだれかを傷つけたりすれば、普通は反省して胸が痛むものです。ところが麻生首相には恥入るという感受性がない」と酷評しているのだ(ゲンダイ的考察日記参照)。

確かに、先生の指摘するCM、「日本に宣言 安心」編は酷いものである。まるで、小学生が学芸会のセリフをいうように、「私たちが目指す安心社会とは、子供に夢を、若者に安心を、そして、高齢者には安心を・・」と棒読みする(http://www.youtube.com/watch?v=QXhkuRNDtAY&feature=channel)

別に口をひん曲げていうのをどうこういうのでない。その中身に真実味がこもっていないから問題なのである。へたな流行歌の歌詞でもないのに、やたら、「夢」、「希望」を並べる。彼の政策のどこに、

「子供に夢」があり、「若者に希望」なのか・・。

やってることは子供に夢を与えるどころか、少子化対策すらロクに手も打てない。挙句、民主党の「子供手当て」に噛み付いては、ばら撒きだと、おのれのしたことを棚にあげる。

健やかに育てと子供に26000円の夢を与えることすらイチャモンつける人がそのどこに、「子供に夢を」といえるのだ。

又、「若者に希望」も同様。なにが、「金がねえなら結婚しない方がいい」だと! 大きなお世話というものだ。

どこの誰が、彼らを非正規社員に追い詰めて結婚できないようにしたのだろ。

ほんとに若者に夢を見せたいのなら、「どうして、彼らの幸せな家庭作りに協力しよう」といわないのか。なぜ、ねずみ先生まで一緒になって、「年越し派遣村」批判をせねばならないのかである。

みんなみんな、自公与党のまいた種でないの。

それに、なにが、「高齢者に安心」なのか?

そもそも、年寄りを労わる心など微塵もないことは、麻生ソーリの言辞(言葉使い)を見れば分かる。時に、「アルツハイマー」をバカにしたり、「年寄りは働くことしか才能がない」「年取って遊びや手習いを覚えても遅い」とおちょくる姿勢で明らかであろう。

いや、「後期高齢者医療制度」など、まるで姥捨て山のごとく老人医療をないがしろにする。この年寄りいじめのどこに、安心を約束する党なのか?

面白いのは最後にくくる、「日本を守る責任力 自民党」。思わず、「日本」は言いそこ間違い、ほんとうに守りたいのは、「財界」?それとも「官僚」でないのかと、おもわず突っ込みたくなるよね・・。

ともあれ、いくら、閣下が、TVで訴え続けようと、もう有権者は「上から目線」の金持ち麻生では庶民の味方になれないとお見とおし!。

なるほど、「MONEYzine」にも「富裕層のウソとデマにだまされるな お金持ちは決して下流に同情しない」とそう書いているのだ。

いわく、「お金持ちは平気でウソをつき、お金持ちのタニマチは、本当のようなデマを流す」だって。そして、

▽選挙前に政府は、「景気が底を打った」とデマをいう。と・・。

つまり、政府は都合のいい指標を持ち出して、「底打ち宣言」をするが、庶民の実感とはるか遠いのが現実。

結局、戦後最大のいざなぎ景気も、そのカラクリは正社員を派遣社員に置き換えて、賃金や部品などの単価を抑えることで、輸出企業が大儲けしただけの底の浅いものだったと・・。又、

▽「人件費が経営を圧迫している」というデマ・・。

日本の一流メーカーの大半が人件費は高々経費の10%に過ぎないという。むしろ、一般労働者の賃金を下げれば下げるほど、格差が広がり、その分購買力は下がって、安物しか売れなくなるのだと、記者はその弊害を訴える。そして、

▽「格差のない社会は、悪平等で活力のない社会」というデマ・・。

これこそ、「市場原理」至上主義の小泉、竹中改革の結果を見れば明らかであると・・。

格差拡大、負の遺産の後遺症で、それこそ、自民党を崩壊させた元凶であるのだが、今頃になって彼らもセーフティネットを作るというが、時遅しである。

つまり、一握りの富裕層に富を集めても経済は上手く回らず、総中流社会のほうが、経済は活性化するという現実であるというのである。そして最後が、

▽「小さな政府はよい政府」というデマ・・。

民間にできることは民間でやったほうが効率的で、競争力も養えるし、経済にも好影響をもたらしてくれるという理論。

しかし、民営化すれば、資本の論理が優先するので、格差は広がり、弱肉強食の社会が浸透し多だけであるのはいまさら説明はいらないだろう、とこの記者は結ぶ(http://moneyzine.jp/article/detail/168961)。

いや~、全くその通りである。小泉以降、麻生政権にいたるまで、人のよい国民を嘘八百並べて虚仮(こけ:あなどり)にしてきたのである。それが、今ことごとく、化けの皮がはげたものだから、もう、誰も、自公政権のいうことを信用しません。

いくら、TVで閣下が、奇麗ごとを並べようと、すべて、「ウソ」とおみとおし、むしろ、麻生首相がエラソーに語りかけるCMを見るたびに、国民は何サマなのかと思うし、心の中から怒りが湧き上がる。

そして、その結果、議席が減り、政権交代が進むだけなのだが、知らないのはソーリだけ。

いまだに、麻生ソーリは与党の劣勢に対し「先週よりは今週、昨日よりは今日と手応えがだんだんよくなっている」と反論、「(自民支持の)トレンドは上がってきている。1日2日あれば全然変わる」と、残り1週間の選挙戦で挽回(ばんかい)可能との考えを示しているとか。

ま~、ここまで、国民の気持ちが分からないようでは初めから総理になるべきでなかったお人なのかも・・。

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なぜ芸能界に「タトゥー」が人気しているの!どうしてそれが合法なの!?

2009-08-25 12:49:00 | Weblog

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「J-CASTニュース」に、『高相・酒井だけじゃない「タトゥー」 芸能界から一般人まで人気広がる』と題し、芸能界では「安室、浜崎あゆみさん、オセロの松嶋?」、そして、「ミクシィでは参加者1万3000人のコミュニティー」と、タトゥーの広がりを報じている(http://news.livedoor.com/article/detail/4309384/)。

又、「日刊ゲンダイ」にも、『「タトゥーあり」の芸能人はたくさんいる』との同じ趣旨の記事。

但し、こちらは、「酒井法子、押尾学の関係者全員がタトゥーを入れているのだ」と意味深に、「左足首に入れている工藤静香や松島尚美、お尻は押尾の元妻・矢田亜希子が有名だ」と綴る。そして、ほかにもたくさんいると、倖田來未、上原さくら、中島美嘉の名をあげる(http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20090824/Gendai_22631.html)。

尤も、両記事とも、「今も入れたままか、シールなのかは不明だが」と一応、断りは入れているのだが・・。

ともあれ、押尾学が背中一面に、離婚した矢田亜希子が臀部(おしり)。一方、高相は20才の時に背中に入れたタトゥーを皮切りに胸や腕に毎年入れれば、妻の酒井も指と足首に、そして、性器にと増やしていく。ホンと、どっちも似たもの夫婦というには一寸、マニアックだけど・・。

処で、気になるのが酒井や押尾の関係者と名指しされたキムタク妻の工藤静香と反町の妻の松島尚美。

どうやら、静香はキムタクと結婚する前に高相とサーフィン仲間、そして酒井夫婦とも家族ぐるみの付き合いだったとか(「内外タイムス」http://npn.co.jp/article/detail/02679158/)。

又、松島夫婦も押尾、矢田夫妻の出来ちゃった婚の見届け人で家族ぐるみの交際。しかも、松島は酒井ともNHK大河ドラマ共演を機にこれ又、家族ぐるみの付き合いという(「内外タイムス」http://news.livedoor.com/article/detail/4309220/)。

いや~、それにしても芸能界ってなんとも不思議な世界だよね。結局、ヤクもタトゥーもなにかファッションのように軽い乗りでやってるみたい。

それも、かっこいい、男や女がやるものだから、どんどんまねするやからが出る。特にタトゥーなど一般の若者にまで、影響を与えているのでないだろうか?

こんなこと、マッシーパパの世代では考えられなかったこと。ま、「身体髪膚これ父母に受く 敢えて毀傷せざるは、孝の始めなり」と古いことわざを持ち出すまでもないが、やっぱ、刺青に抱くイメージは「やくざもん」の世界。

所詮、「タトゥー」と横文字に言い換えても入れる「墨」を「インク」に変えただけ、「彫り物」に変わりはない。それが証拠に人前で堂々と見せられない。むしろ、これ見よがしに見せているのは本物の893やさんだけじゃん。

だからこそ、世間では温泉、プールに等に入場制限している処が多いのである。勿論、素人で彫り物しても、ルールはルールで断られるのは間違いないでしょうけど・・。

ここに面白い動画があるので、少し、中休みのつもりでリラックスしてください(http://www.youtube.com/watch?v=14L3ZCS2aTI)。

閑話休題。それにしても、驚くのはネットで「タトゥー」を検索すると、営業しているスタジオがヒットすること!その多さ。

ということは、立派(?)な職業ということだが、ネットだけに広告があるというのもなんとも怪しげ!?

そこで、念のため、wikipediaの「法的側面」を引くと、「刺青に対する法的規制は、敗戦後の1948年(昭和23年)の新軽犯罪法の公布とともに解かれたため、現在の日本では刺青そのものに対する規制は存在しない(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E3%82%8C%E5%A2%A8)」とある。

ただ、wikiにも「各都道府県・自治体の青少年保護育成条例等によって、未成年者に刺青を施す行為が禁止されており、発覚した場合には彫師が処罰される」と但し書きする。

又、「司法当局は刺青の有無を当人の社会的スタンスを示す明確な指標として認識しており、逮捕された者は留置施設において刺青の有無確認とその写真を撮影される」、

あるいは、「刺青が原因で勤務先からマイナス評価を与えられたり、懲戒解雇の対象とされたり、コンプライアンスの観点から業務契約を破棄される」こともあると記述する・・。

そして、「msn相談箱」には、はっきりと厚生労働省から刺青メーク、アートメイクについては医師法違反との明確な通達が出ていると解説している(http://questionbox.jp.msn.com/qa2229676.html)。

但し、エステのレーザー脱毛に行政指導はあるが、タトゥーはその例がないとか。やっぱ、ジュンイチローの祖父のようにもんもんを背中に彫った国会議員がいたぐらいだから、日本の社会は案外刺青に甘いのかも・・。

ともあれ、「若気の至り」で、「タトゥー」を入れ、後になって、消しにくる人も又、たくさんあると聞くから、やっぱ、あまり、ほめたことでないのでは。

ともあれ、もし、レザー脱毛同様、タトゥー業界でも、事故やトラブル増加となれば、法的に医師法違反と通達が出ている以上、行政指導もありかと思うが果たしてどうだろうか・・。

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若者は希望を失っています!政権交代で努力の報われる世の中に・・

2009-08-24 08:21:51 | Weblog

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「産経」によると、大学生の79%は「日本を競争社会」と考えながらも、「努力が報われる社会と思っている」人は43%にすぎないことがベネッセコーポレーションの調査で分かったという。尚、このほかにも、調査結果で分かったことは、

▽「仕事を通じて社会に貢献することは大切」と答えた学生は84%

▽「仕事より自分の趣味や自由時間を大切にすべきだ」と回答した人も75%

▽大学生活で身についたこととして「人と協力しながらものごとを進める」が67%を占め、「自ら先頭に立ってグループをまとめる」は37%

▽授業の出席率は87%で、1週間の平均通学日数は4.4日、一方、週に3時間以上「授業の予復習をする」と答えた学生は27%、「授業以外の自主的な勉強をする」は19%などなど(http://sankei.jp.msn.com/life/education/090821/edc0908211007002-n1.htm)・・。

いや~、思ったより今時の学生さんは「まじめ」なんですね。でも、そんな人たちの半数以上が「日本の社会」は「努力が報われない」とあきらめているというのだから深刻ですよね。

きっと、まじめに勉強しても、どんどん正規社員の採用は減っているし、折角、一流企業の採用試験に受かっても、今春のように数千人に及ぶ「内定取り消し」や「自宅待機(入社日の延期)」の目にあえば、あきらめる人も増えるよな。

そういえば、確か、この子達の高校時代にも(財)日本青少年研究所が発表した調査データに厳しい報告がありましたね。

06年3月の日本、米国、中国、韓国の4カ国の高校生の生活意識に関する調査には、「享楽的で、人並み意識が強く、意欲が少ない」。こんな日本の高校生像が報告されていましたよね。

そして、 他の3カ国と、日本の高校生の回答が大きく違ったのは、「現在、一番大事にしていることは」という設問で、ほかの国が「希望」に丸をつけたのに、日本の生徒は、「やりたいことがない」という結果だった(http://j.peopledaily.com.cn/2006/03/02/jp20060302_57885.html)。

又、07年4月の調査でも「偉くなりたいか」という問いに、米国22.3%、中国34.4%、韓国22.9%に対し、日本はただの8%と、いかにも破棄がない(http://www1.odn.ne.jp/youth-study/reserch/2007/gaiyo2.pdf)。

一方、08年4月の、日米中韓4か国の高校生の消費に関する調査では、「携帯電話を持っている」と答えた人は日本の高校生の96.5%がトップ、以下、韓国では86.1%、米国で79.6%、中国では63.4%だった。

そして、「ブランドや流行」についての意識調査でも、「「私はテレビ、雑誌、新聞の広告に影響されるほうだ」「「最新流行のファッションを一度はしてみたいほうだ」そして「「気にいるものであれば、値段が高くても買うほう」がなんとすべてトップである(http://www1.odn.ne.jp/youth-study/reserch/2008/gaiyo.pdf)。

いや~、実にはっきりしている。将来に望みが持てない分、せつな的享楽に関心が高いのである。しかも、この傾向は、低学年にも浸透しているようで、

09年2月に発表された「中学生・高校生の生活と意識ー日米中韓の比較ー」にも顕著にその傾向が見られるようだ。

即ち、「自己に対する認識」も「私は人並みの能力がある」「自分はダメな人間だと思う」「自分の意思をもって行
動できるほうだ」では、日本の中高生は、他の国に比較して、自分の能力に対する信頼や自信に欠けているという。

又、勉強時間も日本では1 日の平均は中学生で2 時間、高校生で1時間半ほど減少しているのだ(http://www1.odn.ne.jp/youth-study/reserch/2009/gaiyo.pdf)。

なんとも、情けない調査結果がでたものである。

俗に、子供は親の背中を見て育つと言われるが、その親自身が、自公政権の負の遺産で、努力しても実らぬと嘆く。おそらく、その背中を見た子の中に、仕事より私生活、勉強よりファッションと、段々、「夢」のない世界に逃避していくものが増えたのかもしれない。

やっぱ、国が発展するためにも、若い力が大事だが、その彼らに「努力すれば報われる社会」を用意してあげるのが大人の責務。

そのためには、議員の世襲制やキャリア制度からまず、ぶっ壊さないと、いくら、奇麗ごとを言っても始まらないとおもう。

そして、政権交代によってこの閉塞した社会をぶっ壊し、ぜひ、子供たちが夢をもてる社会を作ってほしいものである・・。

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靖国参拝問題に終止符? 政権交代で国立追悼施設が現実に!

2009-08-22 22:43:32 | Weblog

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「産経」によると、「民主党は13日、次期衆院選後に政権を獲得した場合、靖国神社に代わる新たな国立戦没者追悼施設の建設を目指す方針を固めた」という。

勿論、自民党を除く、公明、共産、社民のすべてが異論のないところで、「民主党政権が発足すれば、一気に実現が近づくことになる」とか(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090813/elc0908132359017-n2.htm)。

処で、この問題は06年7月に日経新聞が、「昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示していた」という仰天スクープ記事を書いた際にも天皇が安心して参拝出来る追悼施設の必要性が議論されている。

要するに、戦争で国のために命をささげた英霊を誰に遠慮なく参れる施設を設けるべきだというのだが、保守派はかたくなに「追悼施設を作っても靖国は靖国」と建設に反対してきた。

そこで、折衷派(?)の古賀誠遺族会会長などは「A級戦犯を祭っているのが問題、分祀すればいい」と言い出したが、今度は靖国神社側が神道の教義ををたてに反対する始末。

つまり、そんなこんなの不毛の論争も、これで終止符が打たれるかもというのだ・・。

さて、いい機会だからこの靖国問題をマッシーパパなりに少し掘り下げてみたい。

この問題は、大きく2点に絞れると思うが、それは、自民党のタカ派がなぜ、「靖国」の参拝に拘るのかと、なぜA級戦犯の合祀が問題になるのかであろう。

先ず、の問題だが、かって、靖国参拝にこだわった小泉元総理が、▽行く行かないは隣国から指図されるものでなく心の問題 ▽戦争犠牲者を参るのは我々(残されたもの)の当然の責務だ、と主張したことがある。

果たして、こんなケツをめくったいいようでは、説得力がないに等しいだろう。

いや寧ろ、参拝にこだわる彼らの目的は、日本遺族会の100万世帯の票と最近、右傾向化してきた世論に阿(おもね)ているのが透けて見え、却って痛々しい。

一方、タカ派と自他共に任ずる人たちは、「教科書を考える会」を中心とした「東京裁判史観」により、参拝を否定することがA級戦犯の非を認めることになるので、あえて、参拝にこだわるのである。その典型が、お祖父さんの岸元首相を戦犯にしたくないシンゾー君などである。

彼らは敗戦後、戦勝国が一方的にしかも、法律の原則にそむく「事後法」で裁いた「東京裁判」は無効であると、従って、A級戦犯など存在しないと主張する人たちなのだ。

だからといって、仮にこの裁判が無効としても、無条件降伏の張本人であるA級戦犯が無罪であるわけがない。いや、何百万の市民と兵士を殺し、日本の莫大な財産を失わせた責任は、もし日本の人民裁判にかけられたとしたら万死に値するのは間違いない。

この大事なことが戦後64年たった今も一度も総括されていないことこそ問題と言えるのだ。

の問題は「合祀」の経緯が極めて不明朗であることだ。この点は、まさに昭和天皇が「不快」を示し、今上天皇すら「善し」としない理由である。

それは、時の厚生省官僚(旧軍人)と松平宮司(同)が天皇の反対を押し切って図った暴挙であるからだ。

その為、天皇の参拝が途絶えたが、その代わりとして首相などの参拝を権威付けに使ってきたのだが、それこそ問題の始まりであった。

又、何よりもおかしいのは、(イ)靖国はその昔、東京招魂社といわれ、戊辰戦争、西南の役以来今次世界大戦迄の、天皇(戦後は国家)の為に戦死した人を祭るのが原則であるのに、松岡洋介(外相)、東郷茂徳(外相)の様に獄死したものまで祭っている。

(ロ)そして又、明らかに戦争の犠牲になったとみなされない(軍人でない)松岡、東郷、白鳥敏夫(駐伊大使)、広田弘毅(首相)なども合祀されていること。

しかも、広田氏に至っては唯一生存している身内(首相の長男)が合祀を許可しないのに勝手に祭られたと訴え、今も合祀に反対しているそうな。

つまり、合祀そのものが噴飯もので、よからぬもの達の「為にする」陰謀であったことが明らかなのである。

確かに、マッシーパパの好きな作家、渡辺昇一氏や井沢元彦氏の説く「東京裁判史観」は理の通っていることが多いと思う。が、だからといって、決して国際的には認められるものではないだろう。

何故なら、日本人の様に、「死んでしまえば誰でも仏様」と言って、どんな大罪でも許してしまうのでは諸外国を納得させられまい。又、中韓の言うように「いずれ、日本は軍国主義に走る」と思われても仕方ないのでは・・。

ともあれ、靖国問題が時の政府の怠慢でこれほどまで、こじらせてしまった以上、いまさら、近隣諸国にいくら理屈を振り回しても、いきがってもせんないこと。

それより、新たな追悼施設で過去のしがらみを断ち切り、犠牲になった人たちに、「戦争に導いた人たちの過ちを弾劾し、二度と戦争を起こしません」と誓うほうがよほど大事なことでないだろうか? まさに覆水盆に返らずの故事に従うべきかも・・。

結局、それが近隣諸国の信を得ることにもつながり、世界に平和をアピールする国の歩む道ではないかと思うのだが・・。

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「アマルフィ 女神の報酬」の女神とは、報酬とは!?

2009-08-21 21:31:35 | Weblog

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「いや~、映画ってほんとにいいですね!」

これは御存知、映画評論家の淀川長治氏の名セリフですが、「アマルフィー」を見てやっとその意味が分かったような気がします(年のせいだって、うーん!)。

何しろフジテレビ開局50周年を飾る映画だけに、主役の織田裕二、天海祐希をはじめ、脇を固める佐藤浩市、佐野史郎戸田恵梨香等の豪華キャスト、おまけに舞台は美しいイタリア。そして、本格的ミステリーと、三拍子揃って魅せてくれます。

まだ見ていない人のために簡単にストーリーを紹介すると、「G8会場になったイタリアに観光に来た娘と母親紗江子(天海祐希)、そして日本の外務大臣一行のアテンドに追われる日本大使館職員。

その中でも主人公の黒田書記官(織田裕二)がふとしたことから、その日本人観光客の娘の誘拐に巻き込まれてしまう。そして、犯人から指定されるままに紗江子と二人、テルミニ駅、サンタジェロ城、そしてスペイン広場といざなわれるのである。

だが、途中、イタリア警察のチョンボから犯人との取引は中断。そして、一向に進展しない捜査に悩む紗江子に、黒田は独断で捜査することを決意する。そんな彼の行動に対し、外交官に捜査権限がないと抗議する現地警察と職務権限外だと批判する大使館の仲間たち。

それでも、「邦人を守るのが自分の仕事」と本来の任務を超えて捜査続行。最後の取引舞台、アマルフィーに乗り込むのであった(http://www.amalfi50.jp/story.html)・・。

ま~、上映時間125分では紙面が足らなくなるので結論を急ごう。要するに、犯人は某国テロリストで、誘拐は本来の目的でなく、テロリストを監視するセキュリティシステムの破壊が真の目的。つまり、娘の人質は紗江子を協力者に仕立てるための手段などなど・・。

処で、これ以上は映画館で見てもらわないと営業妨害としかられそうだから終えるが、よく出来たストーリーである・・。

と見終わって、余韻を楽しんでいたら、突然、家内が「どうして彼女の娘を誘拐してまで犯行に及ぶの?」と問う。確かに納得。

身代金誘拐かテロリストかはテーマとして面白いが、観光客を拉致してまで目的を達するストーリーはちっとばかし無理があるのかも!?・・。

そういえば、タイトルの「女神の報酬」も意味不明!?

と考え出したらいつものように??が出て来だした。それは・・

犯人からの連絡がどうして紗江子の携帯? 又、どうして、親子が美術館に出かけることを犯人が知っていた?・・。そこのところを地元警察も調べないのかが変!

特に、ローマに季節外れの雪が降ったというのをヒントに、テロリストに目をつける頭のさえた黒田が気付かなかったのが又、不思議でもある。

紗江子がセキュリテイ会社に入って突然、気が狂ったように、ハイジャックの行動にでるが、藤井とどういう交渉があったのか? 「娘を救う為」にしても極めて不自然すぎる。

それに、日本の外交官が、本来の仕事を放棄してまで犯人探しにのめりこむものか?、紗江子に惚れたわけでもないだけに一寸、無理があるのでは。むしろ、福山雅治の演じた敏腕記者とか商社マンの方が素直かも。

そして、一番分からないのはタイトルの「女神の報酬」の意味??

どうやら、考えることは誰も一緒のようですね。ヤフー知恵袋に、「アマルフィー」の副題「女神の報酬」は何を意味するのでしょうか」って質問がありましたよ!

そして、その「ベストアンサー」が、「本来なら目的達成とともに命を絶つべきを思いとどまった藤井の命そのもの」だと・・。そして、「悲しみを背負っている生きる人間が必死に努力することへの報酬だ」と説明する。

一寸かっこよすぎますが、でも、この映画の公式サイトには説明がないからそれが正解というわけでもないようです。

ただ、女神は妖精アマルフィーであることに誰も異論はないでしょう。

そして、問題の「報酬」ですが、やはり見た人それぞれの解釈でいいのではないかと思う。

因みにマッシーパパは、「必死に努力することが報酬なら、テロリスト藤井や某国の政権が無垢の市民を殺害するのに加担した外務大臣が対象ではないと思う。

やはり、報酬は必死に娘の救出に努めた紗江子とそれを献身的にサポートした黒田へさずけられるべきだろう。

だが、紗江子には無事娘が与えられたが黒田は逆に左遷という皮肉な結果が・・。

これが世に言うところの、「運命のいたずら。時に女神は気ままを起こす」というやつかも・・。

いや、ひょっとして、あまりに黒田がかっこいいので、女神の恋人・ヘラクレスが嫉妬して女神の報酬に横槍を入れたのかも(笑い)・・。

ともあれ、こんなスマートな外交官はマジ、今の外務省にはいないでしょうね!・・。

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タクシードライバーは眠れるようになったの!?

2009-08-20 19:03:03 | Weblog

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「J-CASTニュース」に『「無法」客待ちタクシー 警視庁が取り締まり強化』とある。

要するに、「都内繁華街やターミナル駅周辺での客待ちタクシーが渋滞や事故を増やしているとして警視庁が違法駐車などの取り締まり強化に乗り出す」というのだ。

又、「警視庁によると、深夜の110番は、タクシーを巡るゴタゴタや駐車違反などの問題が多いという。しかも、取り締まりの警官も、その駐車のつながりぶりやドライバーの吐く暴言などに手を焼いているらしい」、とも。

そして、記事は「02年2月の道路運送法改正で規制が緩和されてから、タクシーが都内で1万台ほど増えている」と指摘。「無法客待ちタクシーの原因は、供給過剰?良質ドライバー不足?」と問いかけているのである(http://news.livedoor.com/article/detail/4297446/)・・。

実は、わが町でも「無法」とまで行かないが、最近、地下鉄「西神中央駅」のターミナルからあふれ出たタクシーが向かい側の道路べりに不法駐車で鈴なり。多いときで、10数台に及び、隔日ごと駅まで家内を送るのに迷惑している(下手な運転のせい?)。

どうやらターミナルに駐車できるのは20台程度だから、日中の時間では雨の日以外、客回転が悪いのかオーバーフローするのだろう。従って、1台駐車場があくたびに、遠くに待っている仲間に見えるように、さおの先につけた旗を振って合図しているのである・・。

ま~、これも結局、需要と供給のミスマッチのせいだろうが、決して広い道路でないから何時、事故が起こらないか保障がないだけに心配でもある。

処で、「タクシーの供給過剰問題」は今に始まったわけでない。最近でも昨年9月、タクシー激戦区の大阪で「タクシー業界危機突破総決起集会」と銘打って2000人によるデモ行進と、タクシー50台を連ねたパレードがあった。

彼らは、小泉改革による規制緩和で生じたタクシー車両と運転手の増加で、増えないタクシー客の争奪戦を演じた結果、値下げ競争を招き、挙句の原油高で生活できないと訴えているのだ。

いや、それだけでなく、大阪のタクシー運転手4人が、規制緩和による過度な増車等によって収入が低下、労働条件の悪化と交通事故の増加を招いたなどとして、増車・運賃値下げの許認可取り消しと、1人当たり約50万円の損害賠償を国に対し求める訴訟提起もしている(05年10月)。

尤も、今年3月の地裁判決では、「規制緩和があったからといって、供給過多や極端な運転手の給与水準の低下があったとは認められない」と、訴えを棄却されてはいるが(以上wikipedia)・・。

それほど、この業界の酷さは有名で、かってTVでも、「タクシードライバーは眠れない」ととりあげたぐらいである(http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/documentary/2008/05/post_a536.html)

ともあれ、ここにも、小泉改革の負の遺産が見られるのだが、そもそも、ジュンイチローと竹中平蔵氏の進めたアメリカ型の市場原理がその原因。

一見、「健全な市場競争を妨げている仕組みを改革しましょう」という大儀は立派だったのだが、所詮、資本家、なかんずく投資家が儲けるように組み替えられてしまった。

つまり、タクシー改革も誰でも自由にやれるということで、カネのある資本家がどんどん増車。後は、ドライバーも二種免許さえあれば誰でも可と、折からの失業率増加とあいまって、粗製濫造。

そして、増えないパイをめぐる争奪競争が待つだけの消滅戦に突入していったという次第。

規制緩和はこのほかにも、禁じ手だったはずの製造業界への派遣社員まで許してしまったので、どんどん大企業が右倣え。おかげで、気付いたときには正社員はガタ減り、非正規社員が1000万人を超える社会に転換。

結局、競争という錦の御旗で、資本家や大企業の好き勝手が出来る社会に変貌してしまったのである。

それでも、市場原理派は、非正規社員が増えようが、タクシー業界の熾烈な競争があろうとも、反面、失業した労働者や受け皿のない老齢者の働き口を広げたと自画自賛する。

又、派遣労働についても、この制度があるから、大企業は国際競争に伍していけるので、これが駄目だと海外に逃避すると屁理屈をこねる。

ほんとにそんな詭弁が通るとでも思っているのか。その証拠に、海外競争力があるのないのとえらそうなことを言っても、アメリカや中国が風邪を引いてしまえば、「国際企業です」とえらそうな口をたたいているのが、一転、青息吐息。

結局、彼らが屁理屈こねているのももとをただせば、安い賃金で社員をこき使うことで利益を出しているだけの無能な経営にすぎない。もっといえば、世界の低賃金国を捜し求めて「渡り」歩くだけの低付加価値経営に原因があるのである。

いやそれだけにとどまらない。優良企業だの、国際企業のと言われるのもほとんどが外資系資本が牛耳っているので当然、儲けた利益はがっぽりとアメリカ流に資本家に吸い上げられているだけ。

これが市場原理といわれるもので、このタクシー問題なり、派遣労働の所得を減らしてきた元凶であるのは間違いないだろう。

そして、これまでの世の中がすべてそれを是として来たのだから、裁判所も、「規制緩和のせいでない」と言わざるを得ないよな!

でも、ほんとにそれでよいのだろうか? このタクシー問題をもう一度、じっくり考えてみるのも、明日の日本を再生するのに役立つのでないだろうか・・。

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