マッシーパパの遠吠え

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舐められたのは大阪市民?出直し市長選の記者会見は詭弁、すり替え、はぐらかしと責任逃れのオンパレード! 

2014-02-04 21:07:00 | Weblog
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3日、ある民放のワイドショーで橋下氏の、「出直し市長選」について、その是非を街の人50人に問うていたが、偶然にも賛否、半々。

特徴的なのは、反対意見が、「予算の大事な時期に今、なぜなのか」「選挙費用6億はムダ」と大義を問うているのに、

賛成意見のほとんどが、「とかく橋本さんに任せておけば大阪がよくなる」と、どちらかといえば、内容より人物が好き。

せいぜい、「都構想」を論じても、「二重行政のムダが省けるから支持する」とする総論賛成論。

氏、自らも出直し選挙では「都構想を認めてくださいとは言いません。市会が反対する都構想の設計図を彼らに認めさすために民意を問うのです」と言っているのだからどれもこれも的外れ。

まさに、ナベツネ老が橋下氏を批判して言った、

選挙では国民に大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任」という「橋下流」に毒された類なのかも?

(参考:「強い者には弱く、弱いものには強い橋下徹の正体!? 」http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/af247e93407e9773145ed810e1d4c6d7)

ま~、それはともかくも彼の言う通り、任期途中の出直し選挙で民意を問うとするならば、当然、「大義」がなければならない。もし、「大義がない」のに強行すれば、それはもはや、ただの暴君でしかないはず。

その意味で、彼が「大義を得る」と2時間も熱弁したという、主張を振り返ってみよう。

(1)、「法定協議会(大阪都構想の設計図の内容を審議)で否決されたから選挙で大義を得るしかない。反対なのにすすめたら究極の独裁だ」というが、

地方自治はそもそもが議会と首長の二元政治。議会議員も市民の信託を受け、首長が提案する議案の是非を審議する重大な役割を担っている。

従って、市議会が反対するから、その都度民意を問うとあらば、そのことこそ独裁者でないのか。

「もしドラ」の岩崎夏海さんも、「ワイマール憲法の下で、公正な選挙によって政権を取り、その後も何度も国民投票を行なって民意を確認しているヒトラーより、もし何かにつけて”民意、民意”と宣うような”民意至上主義的”な政治家が現れたら、その人物こそ、一番危険視しなければならないのだ」と言っています。すなわち、橋下一流のすり替えでは。

(2)、「民意」を得る理由として、法定協議会で野党から反対されたとするが、

少なくとも、公明党は、都構想の実現で二重行政の無駄を省くということには反対しておらず。ただ、制度設計が具体的になればなるほど、当初の経済効果が減じ、市民サービスが低下するなど懸念が増している。

つまり、橋下流の「初めに結論ありき」で中身をおろそかにする手法に待ったをかけているのだが、このこと自体、むしろ、二元政治の利点でもある。ま~、これもどちらかといえば、詭弁の類。

(3)、選挙費用6億円の批判に対しては「都構想実現すれば、そんなものたいしたことはない」という。

だったら、何故、それよりずっと少ない、「文楽」など文化芸能への補助金を減らしたのか。まさに矛盾も矛盾。すり替え論ではないのか。

(4)、「他党が対抗馬を立てなければ設計図を1案に絞ることを了解したとみなす」というが、責任逃れも甚だしい。

気に食わないからただ辞めただけの出直し選挙。誰が見ても、こんな選挙に大義はない。

それを勝手に、自分のすることは正義、反対するのはみな抵抗族。その昔、どこかの誰かがやった同じ轍を踏むつもりなのだが、それも、「民意」を人質に取った姑息な手法。というか、すべて、人のせいにする責任逃れである。

よほど、選挙に自信があるのだろうが、大阪の市民も安く見られたものである。

(5)、ま~、これが、どのくらいバカげたことか、会見に同席していた松井大阪府知が記者に、「初めに出直し選挙を言い出したのは知事でしょ。なんでダブル選挙にしなかった?」と問われて、

「感情的に動くことは僕の立場ではできない。やりたかった、やりたくなかったは言いません」と答えにならない答え。

早い話、都構想に反対しているのは堺だけでなく、大阪府下でも温度差はバラバラ。

府知事を争うにはリスクが大きいからこそ、橋下氏が(松井氏の意思を)抑えて、勝ち目の確かな市長選一本に絞ったということ。つまりはダブル選にしなかった言い訳も詭弁の類。

ーことほど左様に橋下流は常に、詭弁、すり替え、はぐらかしと責任逃れで、

実は最近、維新の支持者の中でもようやく浸透、その上、彼の慰安婦発言など、失言の連発で、維新の威信を失いつつある。

だからこそ、維新の1丁目1番地の「都構想」がボシャってジ・エンドにならぬうちに、品位も体裁も構っていられず暴挙にでたのであろう。

ま、こんな姑息な手には野党も乗っかからないのが賢明、そして、大阪人もなめられることなく良識をもって是非、行動してもらいたいものである。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪


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