マッシーパパの遠吠え

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中国毒餃子隠蔽、頭隠して尻隠さず!?

2008-08-08 20:12:21 | Weblog

表題の「頭隠して尻隠さず」だが、広辞苑で調べると、「一部の悪事を隠して、全体をうまく隠したつもりでいる愚かさをいう」とある。まさに、今回の「掘り下げんな」発言が表に出てからの首相、官房長官、高村外相の取り繕いぶりをあらわすのにぴったりの言葉だ。とりわけ、外相の言う、①(隠していたのでなく)中国から捜査に支障を来たすから公表は差し控えてほしいと言われ捜査の進展を期待して公表しなかった ②中国当局が「中国での混入の可能性は極めて低い」と発表した内容と矛盾するのに、わが国に有利な情報を提供した姿勢を評価した ③中国側からの(公表ストップの)縛りを「情報の世界の大原則」」に従い、公表しなかった ④総理もサミットでの日中首脳会談時点で情報を取得、念頭において会談で餃子問題を取り上げた等々の愚かな弁明の数々。

すなわち、①の「捜査に支障」だが、「支障」の意味がまったく理解できない。「天洋が中国国内から回収した製品で中毒を起こしたこと」がはっきりしているのなら議論は無用。日本警察の主張していたことが全面的に正しいと証明されたようなもの。むしろ捜査に支障どころか日本の協力が必要なはずだ。次に②の「中国の善意を評価!?」、いったいこの男、ホントに日本の外務大臣? いいか~、2月に日中の捜査当局が一つの真実を巡って真っ向から対立。従って、先ずそれから白黒つけるのが警察庁と外務省の役目でないのか。又、それが国益と言うのだろうが!

つまり、中国のご機嫌を伺うのが大事か、日本人の食の「安全」を守るのが先かと問うているのだ。それでも、「(中国を)多とし、評価する」と言うのなら、さっさと職を辞し、中国でも行って弁護士を開業したら・・。

さらに、③の「縛り云々だが」ものにはすべて、常識と言うものがある。中国国内で「喋らない」ならわかるが、国民は中国食品に不安を覚え、早く事実を知りたいと願っているのに、何が「縛り」だ。早い話、外務省には国益がなく、あるのは省益だけ。そして、(外務官僚の)チャイニーズスクールは中国に媚(こび)を売り、米国派はブッシュにおもねる。いわば、先日の米国原潜の放射能漏れ隠ぺい工作も同じ類の話で、外務省キャリアに国益なんて存在しないのだ。

そして、④の問題も、とってつけたように慌てて、首脳会談で話し合いましたと繕うだけのこと。だから、結果はなにも存在しない。もちろん、話していないのだから、国民に言えまいって・・。

処で、この胡散臭い高村大臣ってどんな人?と思い、Wikipediaで調べてビックリ。過去にも、①「北」の拉致問題で「数人でも帰国すれば進展」、「進展の度合いで制裁の段階的解除」を主張 ②旧日本軍の中国に残置したとする化学兵器の処理に関し、日本に有利な証拠が出てきたにもかかわらず、「日本は中国の要求に全面的に従うべき」と主張した張本人 ③「北」のよど号引渡しと交換に経済制裁の一部解除を提案などなど(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%91%E6%AD%A3%E5%BD%A6)。とんでもない、媚中派、媚朝派なのだ・・。

さて、話は変わるが、毒餃子事件に関連して、珍しく、4大新聞が社説で揃い踏みした。まず、「産経」は『ギョーザ事件 中国政府の目線では困る』と題し、サミット会談も捜査協力を確認しただけだし、事実を1ヶ月も伏せていたことは五輪を控えた中国への外交的配慮と指弾されてもしかたないと、半ば隠蔽を認める内容(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080808/plc0808080313001-n1.htm)

そして、「毎日」も『福田首相は事件解明を促せ』と、「消費者の安心より中国への配慮を優先させたのなら、”安心実現内閣”を掲げる総理に?がつく」と事件解明を強く求めている(http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080808k0000m070169000c.html)。

又、前日の社説だが、「朝日」も同様に『中国ギョーザ事実を国民に公表せよ』と隠蔽を前提にしたかのように、事件の全容解明と公表を急げと指摘している(http://www.asahi.com/paper/editorial20080807.html)。

ところが、不思議なことに「読売」だけが、『ギョーザ事件 「混入元」はやっぱり中国だった』と、ただ事件の概要を記すだけ。そして、隠蔽問題に一切触れず、白々しくも五輪開会式で会う胡錦濤氏との会談に託すとするのだ(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080806-OYT1T00948.htm)。

これって、疑いなく、マッシーパパが8月6日のブログに記したように、「読売」共犯説を立証するものである。ホント、この国は政治とマスゴミがぐるになって、国民の富を簒奪するだけでなく、「食の安全」まで、外国に売ろうとしだしたわ。もうこうなれば、野党だって、黙っておれないだろう。相手がたとえ9月末まで国会を開かないと逃げても、休会中でも開ける委員会で白黒つけるべきでは・・。♪

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