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漸く、中国漁船衝突ビデオが国会に提出されるようです。
それも、11月1日の衆院予算委員会で衆参予算委の理事のほか、各党の代表者ら国会議員約30人に限って視聴を認めるだけ。報道機関には公開されず、一般国民の目に触れることはない形式だという。
なんとも、わかり難いのは、「限定公開」の趣旨。
考えられるとすれば、国政調査権に基づき那覇地検に提出することを委員会が議決しているので、見せないわけにいかない。
ならば、日中関係への影響を考慮して、できるだけ穏便にしたいと与野党妥協の末に決まったのが、今回の「限定30人様」ということでないだろうか。
しかも、口の軽い(?)代議士から漏れてもいけないと、そこは巡視船「みずき」と「よなくに」2隻から取った2時間もの録画を編集。肝心な衝突映像に限った6分ものしか見せないでおこうという魂胆である。
それに、編集はあくまでも海上保安庁の責任、ビデオも那覇地検が法務省を通じ横路孝弘衆院議長へ自主的に提出、議長は中井洽予算委員長に慎重に扱うよう注文をつけて渡したと言うのだ。
いや~、この手続きもよくわからない。
国政調査権に基づいての要請なのに、何のために編集?
勝手に編集されてしまえば、それこそ、真相はよくわからない。いや、それどころか、列記とした証拠だと主張しても中国は「編集」を理由に捏造だと衝突事件のすべてを否定するのがオチ。
早速、中国外務省の馬報道局長はこのビデオ報道について、「責任を中国側に押しつけようとする企ては実現し得ない」と批判しているが、公開前でこれだから、公開してからでは何を言うか今からでも検討がつきそう。
それと、那覇地検の態度も解せない。
28日の記者会見で、鈴木次席検事が、「公益上の必要などにかんがみて相当と判断した」と勿体つけて、おまけに視聴する人の範囲を限定するなどの配慮を求める要望書も提出したという。
この意味も不明。「捜査中の事件の証拠物の提出が前例のないため、法体系を守るため」と言うが、どうせ、建前。
肝心の船長を釈放しているのでは、それこそ、やっても欠席裁判、白黒つけがたいのでは・・。
ならば、地検がなんで、かような「配慮」を求めなければならないのか。
ここにも、三権分立を犯しても政府の代わりに火の粉を被ろうとする。どうみても法務省を挙げて、政府への「借り」を返す意図にしか読み取れない。
それに、なぜ議長までもが公開方法に注文?まさか、極左政権の苦衷を察してか?
参院の西岡議長さえ、「明らかにしなければ国民が納得しないのではないか」と全面公開を勧めているのですけど・・。
ともあれ、2時間以上のビデオの中には、船長の酒酔いを証明づけるものも、又、石原慎太郎知事の人づてに聞いたという、日本の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国の漁船(の漁師が)モリで突いたという情報も無きにしも非ず(?)。
内閣がぐるになって釈迦力に穏便に抑えようとしているのもやっぱ、一段落した日中の関係を蒸し返したくない。横浜APECの日中首脳会談がつぶれてはいけないという思いがあってのことではないだろうか。
又、同時に、あの仙石由人の「船長釈放 APECのため」と自民の丸山議員が暴露したのも事実だったということにもなりかねない。
いやはや、マッシーパパの言うように、極左管内閣には「日本の国益」など、端(はな)からないのである・・。
それに、致命的なのはこの御仁たちには、国民感情の機微がわからないということ。
いえね、昔から、見せないというと余計見たくなるのが人情、それでも見せないというと、きっと、何か隠しているのではと疑うのが人の性(さが)。
そして、隠せば隠すほど、人心は離れて、またまたあなた方の支持率は下がるのですけどね。
ま~、せいぜい、虎穴に入って墓穴を掘ってもらいましょうか・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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漸く、中国漁船衝突ビデオが国会に提出されるようです。
それも、11月1日の衆院予算委員会で衆参予算委の理事のほか、各党の代表者ら国会議員約30人に限って視聴を認めるだけ。報道機関には公開されず、一般国民の目に触れることはない形式だという。
なんとも、わかり難いのは、「限定公開」の趣旨。
考えられるとすれば、国政調査権に基づき那覇地検に提出することを委員会が議決しているので、見せないわけにいかない。
ならば、日中関係への影響を考慮して、できるだけ穏便にしたいと与野党妥協の末に決まったのが、今回の「限定30人様」ということでないだろうか。
しかも、口の軽い(?)代議士から漏れてもいけないと、そこは巡視船「みずき」と「よなくに」2隻から取った2時間もの録画を編集。肝心な衝突映像に限った6分ものしか見せないでおこうという魂胆である。
それに、編集はあくまでも海上保安庁の責任、ビデオも那覇地検が法務省を通じ横路孝弘衆院議長へ自主的に提出、議長は中井洽予算委員長に慎重に扱うよう注文をつけて渡したと言うのだ。
いや~、この手続きもよくわからない。
国政調査権に基づいての要請なのに、何のために編集?
勝手に編集されてしまえば、それこそ、真相はよくわからない。いや、それどころか、列記とした証拠だと主張しても中国は「編集」を理由に捏造だと衝突事件のすべてを否定するのがオチ。
早速、中国外務省の馬報道局長はこのビデオ報道について、「責任を中国側に押しつけようとする企ては実現し得ない」と批判しているが、公開前でこれだから、公開してからでは何を言うか今からでも検討がつきそう。
それと、那覇地検の態度も解せない。
28日の記者会見で、鈴木次席検事が、「公益上の必要などにかんがみて相当と判断した」と勿体つけて、おまけに視聴する人の範囲を限定するなどの配慮を求める要望書も提出したという。
この意味も不明。「捜査中の事件の証拠物の提出が前例のないため、法体系を守るため」と言うが、どうせ、建前。
肝心の船長を釈放しているのでは、それこそ、やっても欠席裁判、白黒つけがたいのでは・・。
ならば、地検がなんで、かような「配慮」を求めなければならないのか。
ここにも、三権分立を犯しても政府の代わりに火の粉を被ろうとする。どうみても法務省を挙げて、政府への「借り」を返す意図にしか読み取れない。
それに、なぜ議長までもが公開方法に注文?まさか、極左政権の苦衷を察してか?
参院の西岡議長さえ、「明らかにしなければ国民が納得しないのではないか」と全面公開を勧めているのですけど・・。
ともあれ、2時間以上のビデオの中には、船長の酒酔いを証明づけるものも、又、石原慎太郎知事の人づてに聞いたという、日本の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国の漁船(の漁師が)モリで突いたという情報も無きにしも非ず(?)。
内閣がぐるになって釈迦力に穏便に抑えようとしているのもやっぱ、一段落した日中の関係を蒸し返したくない。横浜APECの日中首脳会談がつぶれてはいけないという思いがあってのことではないだろうか。
又、同時に、あの仙石由人の「船長釈放 APECのため」と自民の丸山議員が暴露したのも事実だったということにもなりかねない。
いやはや、マッシーパパの言うように、極左管内閣には「日本の国益」など、端(はな)からないのである・・。
それに、致命的なのはこの御仁たちには、国民感情の機微がわからないということ。
いえね、昔から、見せないというと余計見たくなるのが人情、それでも見せないというと、きっと、何か隠しているのではと疑うのが人の性(さが)。
そして、隠せば隠すほど、人心は離れて、またまたあなた方の支持率は下がるのですけどね。
ま~、せいぜい、虎穴に入って墓穴を掘ってもらいましょうか・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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