マッシーパパの遠吠え

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「中国でも天洋餃子の中毒」で幕引き図る日中のシナリオ!?

2008-08-06 23:35:25 | Weblog

昨日、今日、不可解なニュースが2本飛び込んできた。一つは日本テレビ系の記者が新疆ウイグル自治区でのテロ事件取材中に中国警察に拘束、殴打された事件。そして、もう一つは胡錦濤総書記訪日で有耶無耶になっていた天洋食品の中国毒餃子が中国でも中毒事件がおきていたことが判明。それも、「読売」のスクープということで、面白おかしく憶測が飛んでいた。

つまり、中国での中毒事件発生は6月中旬のことで、洞爺湖サミット前に、中国外務省から北京の日本大使館に通報があったというのだ。そして、福田総理がサミットの成功に水をさしては困ると、「深く掘り下げるなと」隠蔽工作をしたという。それを、中国の跳ね上がり警官が日本テレビ関係の社員を殴打したので、同系列の読売が、腹立ち紛れに協定を破って報道してしまったというのだ。勿論、面白いネタではあるが、昨日も言ったようにナベツネがそんな馬鹿なことを許すわけがない。

そこで、次にでてきたのが、「改造内閣」に敵対する勢力のリーク説。それも2つあって、一つはアンチ媚中派説。つまり、御仁を筆頭に二階堂、谷垣、古賀、伊吹等、生粋の媚中内閣・与党執行部が誕生したので危機感を持つやからが仕掛けたと。そして、今一つは与謝野、伊吹、麻生らの増税派に負けた上げ潮派からの巻き返し説だ。

ま~、これも、リークまでは認めても、記事にしたのが「読売」では説得力に弱い。そして、最後に出てきたのが、日中両政府の共同犯行説なのだ。その根拠となるのは時期が発生から半年置いた今のタイミング。しかもオリンピック開会式直前ということ。つまり、日本人の「熱し安く冷めやすい」ことと、何でも「水に流せる」性格を利用して、「そっと」だして、直後のオリンピックで盛り上がってもらって忘れてもらう段取りなのである。それに、おあつらえ向きには国会閉会中、うるさい野党の砲火にさらされることもナシ・・。

そういえば、マッシーパパも一つ引っかかることがある。それは、天洋が中国国内から回収した製品で中毒が発生したということだ。いくらななんでも、国営の工場でしかも、中国警察が徹底調査をしたとされる現場で果たして簡単に横流しが出来るのだろうか。確かに、まだ、製品流出の経路は明らかにされていないが、それだけに、眉唾物に見えて仕方ない。ま~、「それが中国さ」という見方もあるけど、ものがものだけににわかに信じがたい話だ。

だからか「産経」も、今日の記事で、「何事も中国は五輪中心、万事終わるまではもめごとは控える。そのためには日本政府も中国に配慮する」と事件の背景を分析。そして、福田総理の開会式出席と同時に予定していた温家宝首相との首脳会談にも餃子問題の責任が議論されることはないだろう。むしろ、「単なる友好確認に終わりそう」と予想。そして、事件をこれ以上うやむやにしては「消費者行政を目玉にする首相の前途」も危ないと警鐘を鳴らしているのだ(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080806/plc0808061927010-n2.htm)。

ま~、確かに、(この問題に対する)政府の答弁は煮えきらず、いまだに「(中国で混入したと)決め打ちするわけに行かない。まずは情報提供を求める」といっているそうだ。これだけ見ても、如何に間の抜けた言い訳かとわかる。すなわち、1ヶ月も前に聞いていることを認めながら、「今から情報集めをします」だって。よほど、東大出のキャリアって馬鹿の集まり? じゃー、今まで何していたの? 同じ悪巧みをするなら、もう一寸、賢いうそをつけないの!といいたい・・。

ともあれ、ここまで、中国政府に卑屈に対応する御仁には驚きを通り越す。前にも(6.25)ブログで書いたけど、福田総理はどこの国の首相!? このまま放っておいたら、終いに、「祖国」まで売りかねないのでは?・・。

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