サイン会 ユノ

ユノには、たとえ会話は成立しなくとも、伝えたいことがありました。

兵役でユノがいなかった２年の間に父が亡くなるなど悲しいこともあったけど、
また元気に戻って来てくれてこうしてカムバックの応援ができてとても元気をもらえていることがありがたくて感謝してます、
っていう内容のことを伝えてお礼が言いたかったんです。

会場に向かう地下鉄の中で何度か練習してみたのだけど、
そのたびにつらかったことを思い出して涙も出るし、元気に戻って来てくれたことが嬉しくて感謝の気持ちがあふれて涙が出るしで、
地下鉄の中で私は、目に涙をいっぱいためては上を向いての繰り返しでした・・＾＾；


そしていざ、ユノと挨拶をして、「今日はユノさんにお礼を言いにきました。」と言って私の想いを伝えると、
ユノは一生懸命目を見てくれて、時に相槌を打ったりリアクションしながら聞いてくれて、
そのあたたかさにやっぱり泣きそうになって、いい大人が泣いちゃいけないと必死で涙をこらえようとする自分をどこか客観的に、

＿人人人人人人人人人人人人人＿
＞今の私の顔、絶対ブサイク　＜
￣^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

と120％確信しながらも、気持ちを伝える方を優先しました。

「また良いことがありますよ。」とユノがゆっくり優しく言葉をかけてくれたときのその表情が、
なんというか、うまく言葉にできないんですけど、人の心の痛みを知っている人の声のトーンであったり表情であって、
決して口先だけで無責任に励ますという類のものではなかったんです。

そして、今回すごく感じたのは、表面上は言葉を使って会話しているけど、実際は心で会話している、そんなふうに感じました。
絶対的に安心できて心が和らぎ、癒される存在。
マリア様か、もしくは心の傷を治す温泉のお湯、そんな存在でした、ユノさん。

ソウルコンと日産が野外コンサートなので、お天気になるよう願いをこめた小さなプレゼントと本を１冊渡し、
去り際にチャンミンと同じく「항상 행복하세요～♪」と言うと、何か長めの言葉を韓国語で言ってくれましたが悲しいかな聞き取れず＾＾；
はぁ～　本気で韓国語勉強しなきゃ・・



席に戻ってから初めてちゃんとサインを見ました。




ん？　なんだろう？
名前の上に何か書いてある。
でも何て書いてあるかわからないから、明日の朝、インガのサノクで集合したときに韓国語ペラペラのTさんに聞いてみようっと。


１時間２５分くらいでサイン会は終わり、
私はあたたかい気持ちに包まれたままサイン会の会場を後にしました。

決して浮ついて舞い上がるというのではなく、心の深いところが安定した幸せな気持ち。
この幸せな感覚をずっと覚えておきたくて、
何かを見たらこのときの気持ちを思い出せるように、会場に来る途中に見かけて可愛いと思っていたワンコのトートバックを記念に買いました。





その夜は誰にもサイン会のことは話さず、一晩ずっと自分の心の中だけに大切に閉まったまま眠りました。



翌朝、Tさんに聞いてみました。
「これ、何て書いてくれたんだろう？」




ヒムネヨ ^。^　　（力を出して。頑張って。）

でした。



ユノ、ありがとう（泣）