日曜日に漢方のセミナーを受けてきました。
今回受講したのは「舌診」。
舌質と舌苔を観察して、全身の状態を診るというものです。
みんな手鏡持参で自分の舌を診て、となりの席の人の舌も診て、
先生にも診てもらって、最後に2人ずつ前に出て舌をだしてみんなに診てもらうっていう流れでした。
いや~、参った。
思っていたよりずっと奥が深かった。
舌のこの部分がこうなってたら血が滞っていて、こうなってたら水が滞っている、というふうに、ただそういうのを暗記しておけばいいものなのかと思っていたのですが、そんな単純な話でもなかったのです・・
例えば「瘀血(おけつ)」というのは二次産物だと聞いて衝撃。
どうして血が滞るのか。
気滞が原因で血が流れないのか、血が足りないから流れないのか、はたまたそれ以外の原因なのか、など、そういうところから考えると対処法が変わってくると。
なるほど~ 気を巡らせばいいのか、血を足せばいいのか、ってとこまで考えるのが漢方なんですね。
「病気」を見るのが西洋医学、「人」を見るのが漢方とどこかで聞いたことがあるけどまさにその通りだなぁと。
今回もまたいろいろと勉強になりました。