映画「新聞記者」。
どうしても観たくてレンタルしました。
すごい映画でした。
この映画が日本アカデミー賞2020で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を受賞したことで、
日本はまだまだ捨てたものじゃない!と思うことができました。
この映画製作に挑まれた方々と、主演を引き受けられたシムウンギョンさんと松坂桃李さんに敬意を表したいです。
いろんなところで凱旋上映もされているようだしレンタルもできるので、まだ観ていない人にはぜひ観ていただきたいです。
日本人は一人残らず全員観るべきだ、くらいに思っています。
公開が昨年の6月だったそうですが、おそらく今のこの時期に観ると、何かと怖さ10倍増しくらいのインパクトを味わえると思いますし、説得力がありすぎて本当にいろいろ考えさせられます。
自分が守りたいものをただ普通に守ることが難しい社会なんて、
誰かの権力のもとで自分の大切なものを犠牲にして生きるのが当たり前な社会なんて、
いらなくないですか?
日本人にまだ残っている正しさの感覚を完全に麻痺させてしまってはいけない。
そもそも正義と保身の間で苦しまなければならないそんな状況が存在することがおかしい。
これ以上この国の闇が深くなってはいけない。
そんなことを考えました。
この映画を観た今日、あまりにもタイムリーにこの記事が。
■「すべて佐川局長の指示です」森友事件で自殺した財務省職員「遺書」入手
https://bunshun.jp/articles/-/36667
言葉がありません・・